ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2017年12月29日(金) おひさまは沈んではまた昇る

今日も日中は暖かくなる。優しいおひさまのありがたいこと。


とうとうここまでこぎつけたかと感慨深く思うほどの仕事納め。

30年この仕事をしてきて今日ほど心地よい達成感を感じた事はない。

母のいない年末も初めての事だったけれど、なんとかなった。

すべて自分に任されている責任感も大きかったけれど

やれるだけのことを精一杯頑張れたのだと思う。

もう嫌だ、逃げ出したいとどれほど弱音を吐き続けてきたことか。

やはり仕事が好きなのだろう。いや好きなんだと改めて思った日。



午後、母から着信あり。「帰りたいよ」と弱々しい声だった。

同室の入院患者さん達が次々に一時帰宅をしているのだそうだ。

よほどの重体では無い限りみんな自宅で新年を迎えたいことだろう。

母の気持ちもすごくわかったけれどそのまま病院に居るようにすすめる。

帰ったところで独り暮らし。待っている家族もいない。そんな現実。

なんと薄情な娘だときっと思っただろう。今にも泣きそうな声で

「はい、わかりました」そう言って電話を切った母だった。

私もとてもせつない。もっと優しく言ってあげれば良かったと悔やむ。




気を取り直すように事務所の掃除をし終わり帰路に着いた。

四万十大橋を渡っていたらルームミラーにほうずき色の夕陽が映る。

おひさまは沈んではまた昇る。決して消えてしまうのでなない。

そんなことをふと思ってみたり。玄関のドアをあけて「ただいまあ」


そうして笑顔にかこまれ笑顔でいっぱいになった夕暮れ時のこと。







2017年12月28日(木) あしたの風に吹かれてみようかな

氷点下の朝。そんな寒さも苦にならず夜明け前の星空がきれい。

早起きをしていつものように穏やかなひと時を過ごす。

最近はじいちゃんもすっかり早起きになって

新聞が届くのを待ちかねていたり。すっかり老夫婦らしくなる。



8時半には山里の職場に着いていてせっせと仕事。

今日で仕事が一段落したのでなんとか明日で終われそう。

お客様への年賀状も出し終えてほっと肩の荷をおろす。



帰宅が遅くなってしまったけれど先に娘が帰っていて

洗濯物をたたんでくれていたり、お風呂の準備もしてくれていたり。

そうしてすぐに夕食の支度も手際よく手伝ってくれてありがたい。


夕食後は孫たちとお風呂。わいわいと賑やかにとても楽しかった。

じいちゃんは今夜から消防団の年末警戒で「火の用心」

娘は職場の棚卸で7時過ぎに出掛けて行った。

ふたりとも10時頃まで帰れそうになくてほんとにご苦労さま。

孫たちは娘婿にお任せ。おかげで今夜もまったりと焼酎を飲んでいる。



今年も残り少なくなった。ほんとうにあっという間の一年だった。

感慨深く思うこともたくさんあるけれど

とにかくあしたの風に吹かれてみようかなと思う。




2017年12月27日(水) 忙しさも苦にならずむしろ楽しい

おひさまも精一杯。北風小僧さんも精一杯の一日。

寒さにもすっかり慣れてしまって冬をたのしんでいるこの頃。


今年の仕事もあと少し。29日には終われそうになってきた。

ゴールを目指して今日もみんなで精一杯がんばる。

私は仕事が楽しくてたまらない。忙しさが少しも苦にならず。

母に電話をする余裕もないけれど、きっと解ってくれているだろう。


午後、娘から着信。まためいちゃんが熱ではと一瞬どきっとする。

「ちがう、ちがう」と娘。急きょ残業になってしまったのだそうだ。

私も遅くなりそうだったので保育園に延長保育をお願いておく。


夕陽が沈みかけた頃、やっと保育園へ。ふたりとも待ちかねていた。

「おばあちゃ〜ん」と大きな声で呼びながら跳び出して来た。

めいちゃん特に変わった様子もなくとても元気だったそう。


「こんやはパスタよ」って言うと「やったぁ!」と喜ぶ。

後は出来合いの物でじいちゃんと4人で夕食。

娘が帰って来ると「おかあさんだ!」と玄関へお迎えに行く。


夕食後の後片付けを娘に任せてめいちゃんとお風呂。

リカちゃんも一緒にとあれこれおしゃべりをしながら楽しかった。

おばあちゃんが突然のおなら。泡がぶくぶくと浮かんで愉快なこと。

「もういっかいやって」とめいちゃん。さすがにもう出ないよ。


今夜も笑顔でいっぱい。お風呂上がりの焼酎も楽しみ。

8時を過ぎるともう眠くなる。あくびをしながらこれを記す。



2017年12月26日(火) ほっとしながらほっこりの夜

冷え込みの厳しい朝。夜明け前の空に星がひとつきらり。

それだけでこころがほっこりとあたたかくなる。


いつもと変わらない穏やかな朝のありがたいこと。

7時になれば孫たちが起きて一気ににぎやかになる。


孫たちは娘にお任せして山里の職場へ。

あれもこれもと山積みの仕事をひとつずつこなしていく。

それが順調にはかどり午後には少しだけほっとしていた。

そんな時に娘から着信。めいちゃんが保育園で熱が出ているとのこと。

取り急ぎじいちゃんに迎えに行ってもらって

娘が早退して病院へ連れて行くことになった。

だいじょうぶかな。インフルエンザではないかな。

気になりながら私も少し早目に仕事を終わらせてもらって帰る。


帰宅したらあらまあ。いつもと変わらない元気なめいちゃん。

病院へ行った時にはもう熱が下がっていたのだそうだ。

風邪でもなさそうでいったい何の熱だったのだろう。

とにかく元気でいてくれて何よりだった。

明日も保育園に行けそう。だいじょうぶね、めいちゃん。


今日も平穏無事としよう。あたふたすることもあっておっけい。

程よい疲れを楽しみながら今夜もほろ酔ってこれを記す。



2017年12月25日(月) 沈む夕陽を追いかけながら

真夜中、ものすごい風が吹いていた。ひゅるひゅるがたがた。

風の音で一度目を覚ましてから二度寝。4時までぐっすり眠る。

そうしていつものように夜明け前の穏やかな時間を過ごしていた。


娘が早起きをしてばたばた。職場の開店前に大掃除があるそう。

なんとか孫たちの朝ごはんを食べさせてから急いで出掛ける。

「きょうはおばあちゃんとほいくえんにいこうかね」

おりこうさんで準備をする孫たち。久しぶりの保育園だった。


仕事はいよいよラストスパート。みんなで精一杯頑張る。

大晦日までになんとか終わらせたい。とにかく走ろう。



帰宅が遅くなり、沈む夕陽を追いかけるように家路を急ぐ。

「待って、待って」とおひさまもとても急いでいた。

玄関のドアをあけるなりめいちゃんが跳び出して来て

「おばあちゃんおかえりなさい」って言ってくれて嬉しかった。

疲れも忘れてにっこりと微笑む。めいちゃんありがとうね。


娘が洗濯物をたたんでくれていたり、夕飯の支度も手伝ってくれて

ほんにほんにありがたいこと。みんなで牛丼を美味しく食べる。


気がつけば思い悩むことがなにもない。いつのまに消えたのか。

ただあたえられた一日を精一杯全うしているように思う。


今日も平穏無事。笑顔のままで暮れて行く一日にただただ感謝。



2017年12月24日(日) 久しぶりに聴く雨音

午後から雨になる。久しぶりに聴く雨音が耳に心地よい。


雨にならないうちにと午前中に歩いてお大師堂へ。

一週間ぶりだった。なんとご無沙汰していたことか。

ちょうどお参り仲間のいとこと一緒になって嬉しい。

あれこれと話し込んでいるうちにSさんの話も。

そうしたらそのSさんもひょっこり来てくれて

噂をすればなんとやらで三人で大いに盛り上がる。

お大師堂の新年を迎える準備をSさんに任せる。

日捲りの暦ももう買ってくれているそうだ。

お供えのお餅も買って来てくれるってとても助かる。

以前はどれも私のしていたことだけれど

今年はとても出来そうになくてついつい甘えてしまった。

こうして三人が顔を合わすのはめったにないことで

お大師さんが会わせてくれたのかもと皆で微笑み合った。



午後は少しだけコタツムリ。録画してあった「コウノドリ」を見る。

もう最終回で残念。「こんなドラマが良いのにな」とじいちゃんも。

短いあいだだったけれど感動をありがとうです。



「大掃除はしなくても正月は来るぞ」とじいちゃんが言ってくれたけれど

なんとなくそわそわと落ち着かなくて夕方まで小掃除をする。

今年は思い切って断捨離をしたので、もう捨てるものはないかなと

思っていたけれど、片づけていたらまだまだ捨てるものがたくさん。

きりがないので程々に、また来年になって捨ててしまえばいいかな。


夕食はささやかにクリスマスイブ。孫たちが歌をうたってくれる。

ケーキも食べてみんなでわいわいと楽しかった。

穏かな「いい日」でした。ありがとうございます。





2017年12月23日(土) あわてんぼうのサンタさんが来るのだそうです

今朝も冷え込んでいたけれど、日中はぽかぽかと暖かくなる。

お天気は下り坂。午後から曇り明日は雨になりそう。


娘がお休みだったので家事を任せて山里の職場へ向かう。

山里は8時半の気温が1℃でいちめんの霜だった。


仕事は祭日で来客もなくとにかく急ぎの仕事を。

年賀状の準備もしたりですることはたくさんあったけれど

あとは月曜日にしようと早目に帰らせてもらった。


帰宅して久しぶりにコタツムリ。録画してあった先週の「陸王」

やっと見る事が出来た。昨夜の「コウノドリ」は明日見よう。



クリスマスイブは明日だけれど、我が家には今夜サンタさんが来るそう。

孫たちがわくわくと楽しみにしている。

「どうして?」と娘に訊いたら日曜日の朝の方が遊ぶのに良いそう。

きっとまた高価な玩具をネットで買ってあるのだろう。

去年のプレゼントにはもう見向きもしない。贅沢な世になったこと。

じじばばがあれこれ口を出す訳にもいかず娘夫婦にお任せする。

サンタさんが来てくれると信じている孫たちの夢もこわしたくないな。

じじばばはあえて何も買わず。こころだけはサンタさんのきもち。



食後の後片付けも娘がしてくれて「ばあちゃんお風呂に入ったや」と

なんとありがたいことだろう。おかげで今夜もまったりと

ほろ酔ってこれを記す。それが何よりのプレゼントに思える。


 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加