| 2017年12月22日(金) |
柚子風呂でぽっかぽか |
今朝も冷え込みの厳しい朝。そんな寒さにも慣れてしまって
夜明け前の星空を眺めるのがもう日課になった。
満天の星空。オリオン座がとてもきれい。
日中は小春日和となりずいぶんと暖かく感じる。
年内に片づけたい仕事がまだたくさん残っていて
同僚も社長も一緒にみんなで精一杯がんばる。
明日も祭日返上で仕事をすることにした。
「疲れた」と口に出さないでいるとまだまだ元気でいられる。
山里の地場産店で柚子を買って帰る。
10個入って百円。さすが柚子の産地だなあと嬉しい。
帰宅は遅くなったけれどしっかりと柚子風呂。
一番風呂に入ったじいちゃんが「今日は冬至かよ」と忘れていたみたい。
めいちゃんが早くお風呂に入りたがって「おばあちゃんとはいる」と
湯船の中で大はしゃぎ。柚子を胸に当てて「おちち」と言ったり
とても楽しいお風呂だった。めいちゃんありがとうね。
ぽっかぽかにあたたまってほっこりさんと焼酎。
まだ8時前なのにもう眠くなってきたところ。
| 2017年12月21日(木) |
どんな日もありがたく |
今朝は少しだけ寒気が緩む。日中もほっこりと暖かくなった。
しばらく孫たちと保育園に行っていないなあと思いつつ
今朝も急ぎ足で山里の職場に向かった。
国道沿いから川面をきらきらと照らす朝陽を見た。
水鳥がたくさん戯れていてこころが和む風景だった。
仕事は少し中休み。午前中に村内で住宅火災があって
消防団の同僚が出動してしまった。工場は開店休業となる。
午後2時頃やっと鎮火。独り暮らしのおばあちゃんが行方不明との事。
帰って来た同僚がおそらく焼死しているだろうと。なんとも無残。
夕方のローカルニュースでも未だ行方不明と言っていた。
こころが痛む。ひとは死に方を選べない。現実はとても厳しい。
午後3時、同僚に留守を任せて帰らせてもらった。
久しぶりにゆっくりと買い物。あやちゃんのパジャマを買ったり。
帰宅すると娘が洗濯物をたたんでくれていた。
めいちゃんが「おばあちゃんおかえりなさい」と言ってくれて
ほっこりと嬉しかった。夕食の支度まで10分ほどコタツムリ。
あやちゃんの好きな肉じゃがを作る。
それから麻婆豆腐も。喜んでたくさん食べてくれて嬉しかった。
おかげでおばあちゃんは今夜も元気に焼酎を飲んでいます。
| 2017年12月20日(水) |
ひだまりの猫になりたい |
連日の氷点下にもすっかり慣れてしまったよう。
むしろ寒さを冬を楽しんでいるような自分。
日中はおひさまが微笑んでくれてずいぶんと暖かく感じた。
仕事のことなど忘れてひだまりの猫になりたい気分。
でも忘れるわけにはいかない。今日も山積みの仕事。
先日支払日を間違えてしまった隣町のお得意さんに集金。
お歳暮もしっかり渡して小切手をもらってにんまりする。
駐車場でパンをかじった。ほんの5分のお昼休み。
午後も来客多く思うように仕事がはかどらなかったけれど
お客様と世間話をするのも大切な仕事だと思う。
そろそろ帰らせてもらおうかなと思っていたらまた来客。
ああ母がいてくれたらなあとふと思ったりした。
帰宅がすっかり遅くなってしまったけれど
家路を急ぎながら四万十大橋を渡ると
ちょうど夕陽が沈むところだった。
ああきれい。土手の道に車を停めて沈む夕陽を眺める。
おひさまも急いでいるんだなって思った。
もっともっとゆっくりとしていたいね。
夕飯はまたまた手抜き料理だったけれど娘が手伝ってくれる。
おかげでいつも通りの時間に夕食を食べることが出来た。
あやちゃんの食欲がすごい。お腹が空いていたのかな。
こまねずみさんもまったり。今夜もほろ酔ってこれを記す。
「ああ疲れた」とは決して口にしないこまねずみさんだった。
| 2017年12月19日(火) |
どすこい、どすこいの気持ちで |
ゆっくりと走って行きたいのに
なんだか背中を押されてついつい急ぎ足になっているような。
師走とはよく言ったものだ。師でもなんでもないただのおばあちゃん。
7時間休みなくの仕事を終えて、息子のマンションへ。
ちょっとした野暮用が長引きすっかり帰宅が遅くなる。
いつもなら娘がいてくれて夕飯の支度を手伝ってくれるのだけれど
今日は夕方から閉店までの仕事でもう出掛けてしまっていた。
鰹のタタキだけ急いで作る。後は出来合いの物で済ます。
それなりに美味しく、たまにはこんな日も良いなと思ったり。
疲れているはずなのだけれど、気が張っているのだろうか。
まだまだこれからじゃないかと自分を励ましてみたり。
お相撲さんではないけれど「どすこい、どすこい」の気持ち。
今日も精一杯の一日だった。えらいえらいよくやったと自分をほめる。
ご褒美の焼酎でほろ酔ってこれを記す。
| 2017年12月18日(月) |
あわてん坊のサンタさんみたいに |
氷点下の朝。クルマのフロントガラスは真っ白に凍っていた。
川仕事も一段落して気を取り直すように山里の職場へ。
一面の霜。朝陽が射してきらきらと眩しい風景。
仕事は山積みでまあぼちぼちと思うだけ思って
結局ばたばたとあわてん坊のサンタさんみたい。
そそっかしいのでうっかりミスもあったりで
それが我ながら可笑しくて事務所で独り笑っていた。
年末までの持久走だ。とにかくゆっくりと走って行こう。
午後3時、同僚に留守番を頼んで帰路に着く。
帰り道の自販機でまたジョージアのコーヒー。
とても美味しい。ふぅっと肩の力が抜けるよう。
娘が遅番だったので孫たちは延長保育をお願いしていた。
じいちゃんが洗濯物を入れてくれていて大助かり。
ちょこんと座って孫たちの可愛いのを微笑みながらたたむ。
夕飯は手抜き料理だったけれど誰も文句も言わず
美味しそうに食べてくれてほっと嬉しかった。
出来る事を精一杯。決して頑張り過ぎないのが良い。
お風呂上がりの焼酎をご褒美のように飲みながら
母に電話したらとても穏やかな声が聴けて嬉しかった。
しばらくは喧嘩もお預けねって、優しさに優しさが返って来る。
今日も平穏無事。疲れも感じずとても元気な自分が嬉しい。
| 2017年12月17日(日) |
生きて来たんだなとしみじみとおもう |
氷点下ではなかったけれど冷え込みの厳しい朝。
いつものことで3時過ぎにはもう起き出して
夜明け前のひと時を静かに心穏やかに過ごす。
ふと去年の今頃はどうしていたかしらと
2016年12月の日記を読み始めていた。
平凡でささやかな日常の事でもなんだか懐かしく
ああそうそう、こんなこともあったなと思い出していた。
この「ゆらゆら日記」を書き始めてもう15年。
あっという間に歳月が流れてしまったように思う。
そうして私もひとりの女からすっかりおばあちゃんになった。
生きて来たんだなとしみじみと自分の人生をかみしめる。
そうして今も生きている。あたらしい朝を迎えるありがたさ。
夜が明けて今日も川仕事へ。いよいよラストの日。
一時間ほどですべての海苔網を張り終える。
なんとも心地良い達成感だった。
あとは早春の収穫を待つばかり。どうかどうかと天に祈る。
海苔の赤ちゃんが順調に育ってくれますように。
午後、入院中の母に電話。その前に弟から電話があって
思いがけず母の肋骨が骨折していることを知らされていた。
その骨折が治るまで心臓の手術は出来ないのだそうだ。
どんなにかしょげているだろうと思い電話してみたのだけれど
あんのじょう弱々しい声で母らしくもなく弱音を吐いているばかり。
あれこれと宥めながらとにかく「きっと治るから」と母を励ます。
年末の仕事の事も心配していて「頼むね」と言ってくれた。
「だいじょうぶよ」と応える。うんきっと大丈夫と自分にも言い聞かす。
寒い夜になり今夜は「ちゃんこ鍋」みんなでわいわいと鍋を囲んだ。
気がつけばめいちゃんがパンツを履いていなくて大笑い。
食後の後片付けを娘に任せて、めいちゃんとお風呂に入った。
今日も歌をうたってくれる。可愛らしい声がこだまするお風呂。
あれこれと心配事はあるけれど今日も笑顔でいられてありがたいこと。
| 2017年12月16日(土) |
いつもと変わらない平凡なこと |
曇り日。今朝は少し寒さが和らいでいたけれど
また寒波到来とかで夕方から強い北風が吹き始めた。
明日の朝はまたぐんと冷え込みそう。もう慣れてしまったけれど。
今日も早朝から川仕事。あと少しで終わりのところ
保育園のお迎えがあって明日に残して帰って来た。
漁場に張り巡られた海苔網を見渡しながら
どうかどうかこのまま順調に育ってくれますように。
毎年の事だけれど不安と希望が交錯するばかり。
孫たちを保育園に迎えに行ってから
めいちゃんとコインランドリーと買い物へ。
あやちゃんはおじいちゃんとお留守番。
どうやらお目当てはタブレットの独り占めのよう。
あんのじょう帰宅するなりタブレットの取り合い。
お姉ちゃんが見せてくれないと大泣きのめいちゃんだった。
おばあちゃんは眠くて眠くてしょうがない。
孫たちをじいちゃんに任せたまま眠り込んでいた。
目を覚ましたら隣でめいちゃんもすやすやお昼寝をしていた。
「泣き疲れて寝たぞ」と苦笑いのじいちゃんだった。
そのまま夕方まで怠惰に過ごす。お散歩も行く気にならず。
娘も帰って来てくれていたのでよっこらしょと夕飯の仕度。
娘が手際よくトンカツを揚げてくれた。
私は大根とイカの煮物だけ。なんとも楽ちんなこと。
夕食後はめいちゃんとお風呂。歌をうたってくれたり楽しい。
そうして笑顔のままで今日も暮れて行った。
いつもと変わらない平凡なことが何よりの幸せに思う。
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