ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2017年12月08日(金) 母は三山ひろしが好きでたまらない

真夜中に時雨れていたのかしっとりと雨の匂う夜明け前。

昨夜あまりにも早寝をし過ぎて2時に目が覚めてしまった。

さすがに起床するわけにもいかず3時過ぎまで布団で温もる。


幸い胃痛は治まっていて夜明けの前のコーヒーが美味し。

朝ごはんもいつも通りに食べられてお腹一杯になる。


孫たちを保育園に送り届けてから今日も仕事。

何から手を付けていいのか机の上はいっぱいだった。

同僚も一生懸命に頑張っている。私も頑張らなくちゃ。


午後2時前、母から「もう退院したから」と連絡がある。

そうして病院の近くのレストランで昼食を食べているとの事。

転院はまったくする気がなさそう。それよりも大切なのが

三山ひろしのコンサートなのだそうだ。思わず苦笑い。

そのチケットをレストランまで持って来て欲しいと言う。


ちょうど帰り道だったので事務所の引き出しに入れてあったのを

持って行くと「ありゃ、まだ一週間先だった」と。

今週末と勘違いをしていたようで、それで退院を急いだのか。

笑い話のようなこと。すっかり呆れてしまって一緒に笑い合う。

少しやつれていたけれど笑顔の母に会えて良かった。

三山ひろしのコンサートが終わったらまた入院してくれるのかな。

どうかそれまで体調が悪くなりませんように。

なんだか胸騒ぎもしていたけれど、きっと大丈夫だと信じたい。



帰宅して今日もばたんきゅう。炬燵にもぐりこんでコタツムリ。

孫たちが保育園から帰って来ると一気に笑顔の花が満開になって

今日も穏やかに暮れていきました。



2017年12月07日(木) ちいさなてのひらが嬉しい

二十四節気の「大雪」暦通り冷え込みの厳しい朝。

今季初の氷点下になり車のフロントガラスも真っ白だった。


でも日中は風もなく穏やかな小春日和となる。

冬のおひさまはほんとうにありがたいものだ。


仕事は今日も忙しく昼食のパンをかじる暇もないほど。

知らず知らずのうちに老体にムチを打っていたのか

帰宅するなり背中の痛みと胃痛に悩まされていた。


ふうふうふう。孫たちが帰って来ても夕散歩も行けない。

お大師堂も気になりながら今日も行けなかった。

弱音を吐きそうになっては「ダメダメ」と自分に言い聞かす。

はしゃぎまわる孫たちの笑顔に癒されながら

元気なおばあちゃんでいなくてはとこころに誓う。


お風呂上がり、じいちゃんに手伝ってもらってめいちゃんが

背中にサロンパスを貼ってくれた。ちいさな手のひらが嬉しい。



2017年12月06日(水) 冬のおひさまはとてもやさしい

冷え込みの厳しい朝だったけれど、日中はほっと暖かくなる。

おひさまのありがたいこと。冬のおひさまはとても優しい。



毎週楽しみにしている3B体操のある日だったけれど

潔く諦めてもう年内はお休みすることにした。

そのぶん仕事に精を出す。今日も独楽鼠さんになって頑張る。

なんのこれしきと思っていてもやはり身体に堪えてしまって

そんな情けさも受け止めてしまえば「こんなもんさ」と思える。


帰宅が遅くなったけれど、お休みだった娘が家事を手伝ってくれて

食後の後片付けも全部してくれて「お風呂に入ったや」って

ほんとうにありがたいこと。おかげで早々と焼酎タイム。


先ほど入院中の母から電話。土曜日に退院するのだと言って聞かない。

転院を勧められていると言うのに「もう入院はしない」と言い張る。

私もついつい荒い口調になってしまってなんとも複雑な気分。

「もう好きなようにすれば」と言って電話を切ったところ。

心配しているのがうまく伝わらない。なんとももどかしいこと。


なるようになるのだろう。もう思い悩むのはやめよう。



今日もそれなりに平穏無事。孫たちの笑顔に癒されて暮れていった。



2017年12月05日(火) 冷たい北風にも立ち向かって行こう

時雨れが今にも雪に変わりそうな寒い一日。

寒気が南下しているようで明日はもっと冷え込みそうだ。



孫たちと保育園に向かう朝。

「おばあちゃんはこなくていいよ」とあやちゃん。

クルマの中からふたりの姿を見守っていた。

めいちゃんの着替え袋をあやちゃんが持ってくれて

ふたりで仲良く門をくぐって行った。

お姉ちゃんらしくなったなあととても頼もしく感じる。



仕事は今日も忙しく独楽鼠のように働く。

ホワイトボードには車検の予約がいっぱいで

嬉しい悲鳴をあげている。お客様はほんとうに神様。

明日も予定がぎっしりでもう体操どころではなかった。

もう自分の楽しみを優先するわけにはいかない。

きっぱりとそう決めると気分もすっきりとしてくるものだ。

そうしてやる気が出てくる。精一杯やれるだけのことをしよう。



近くの病院へ入院している母は高知市内の病院へ転院することに。

まだ日にちは決まっていないけれどそのほうが安心なのかもしれない。

どんなにか心細いことだろうと思いつつ今日も会いに行けなかった。

せめて新聞を届けてあげたいけれどそれさえも出来ず。


あしたはあしたの風が吹くのか。冷たい北風にも立ち向かって行こう。

なにごともなるようになる。そう自分に言い聞かせながら

今夜も現実逃避のようにほろ酔いつつこれを記す。


めいちゃんとお風呂。やっと髪を洗わせてくれてとてもいい匂い。



2017年12月04日(月) いい人生だなあって思った日

夜明け前の月がとても綺麗だった。なんとも優しい月明り。

そうして夜が明けると雨が降り出してびっくりだった。


昨夜は某SNSで仲良くなったご夫婦と忘年会。

会うのは3度目だけれど昔からの友達のように感じる。

そんなご縁もありがたく楽しい夜を過ごさせてもらった。

60歳最後の夜だった。前夜祭だよとお祝いもいただき嬉しい限り。


ぐっすりと眠って目覚めるともう61歳になっていた。

ふと過ぎ去った人生を振り返る、そんな年頃になったのか。

「いい人生」だなあって心からそう思える。

もっともっと長生きをしたい欲は捨てられないけれど

与えられた一日を全うしながら大切にしていきたいものだ。



仕事が忙しく独楽鼠のように働く。少し疲れたけれど

元気に働けることはとてもありがたいことだと思った。

しばらくは忙しい日々が続きそう。でももうもがくことはしない。

精一杯自分に出来ることをして母の帰りを待とうと思う。


いつもより遅い帰宅。娘が思いがけずにケーキを買って来てくれていた。

じいちゃんの友達が「落ち鮎」を届けてくれたりそれが今夜のご馳走。


今日も平穏無事。それが何よりの幸せに思う。

めいちゃんとお風呂に入ってとても楽しかった。







2017年12月02日(土) 笑顔だったり泣き顔だったり

午前4時、川向の西の山に沈みかけた月がとてもきれい。

オレンジ色というよりほうずき色と呼びたくなるような。

そうして月明かりがなくなると今度はオリオン座がくっきりときれい。


かなり冷え込んでいた朝だったけれど、夜明け前のひと時を

とても穏やかなきもちでほっこりとたのしんでいた。



どうしても外せない急ぎの仕事があり今日も山里の職場へ。

土曜日に出勤するなんて何年ぶりだろうか。ずいぶんと昔のこと。

とても忙しかったけれどなんとか午後一時には終えられて

入院した母に必要なものをそろえに母のアパートまで走る。

母の住まいに訪れることはめったになくてなんだかドキドキした。

台所に食べ残したカップうどん。手をつけていない稲荷寿司。

食欲もなかったのだろうと思うと憐れに思えて胸が痛む。

脱衣所には洗濯物がたくさん。それは家まで持ち帰ることに。

足らないものを病院の近くて買ってやっと母の病室へ。

そこにはいつもの気丈な母の姿がなかった。

なんとも弱々しく横たわっていて点滴の管も痛々しく見えた。

さすがにもう口喧嘩は出来ない。でも優しくも出来なくてごめんね。

今回も長期入院になりそうなことを告げて早々と病室を後にした。

「明日も来てくれる?」と母。「明日は無理だよ」と薄情な娘。


気がつけば朝から休みなく動き回っていてどっと疲れが襲ってくる。

なんとか買い物を済ませて帰宅すると、めいちゃんが跳び出してきて

「おばあちゃんおかえりぃ」ってその一言がとても嬉しかった。

娘も仕事だったので、今日はお昼からおじいちゃんと過ごしていた孫達。

おやつになんと「ふりかけご飯」を食べたのだそうだ。

炊飯器の中を見てびっくり。夕食のご飯が無くなっていて慌てて炊く。


あやちゃんのリクエストでポテトサラダを作る。

お昼寝をしなかっためいちゃんは眠くなって泣きながら夕食。

笑顔だったり泣き顔だったり。そうしてほっこりと暮れた一日。



2017年12月01日(金) なんとかなる。なるようになるのか。

少し冷え込んだ朝。ああもう師走なのだなとあらためて思う。

空気が澄み渡っていたのだろう。夜明け前のオリオン座がとても綺麗。



仕事は今日も忙しくばたばたと走り回っていた。

新聞を読み終えた母がやっと重い腰をあげて病院へ。

午後になり連絡があってそのまま入院になってしまった。

心不全再発とのこと、どんなにかしんどかったことだろう。

ずっと我慢をしていたのかと思うとなんとも憐れでならない。

私の代わりに義父が病院へ行ってくれる。

幸い命に別状はないようで安静にしていたら元気になるようだ。

そう聞いても何とも言えない胸騒ぎがしてざわざわと落ち着かない夜。


薄情な娘のうえにこの先の不安ばかりを募らせている。

やはり身勝手としか言いようがない。もう非常勤ではいられないとか

母が出来ないのならば私がやるしかないと仕事のことを考えたり。

母の身体のことを思う前に自分の都合ばかり考えているのだった。


なんとかなる。なるようになるといつも口癖のように

自分に言い聞かせているけれど、いったいどうなるのだろうか。


ふう、あれこれと考えるのも疲れてしまって

いつものように焼酎を飲み始めてしまった。

とにかく酔いつぶれて寝るっきゃない。

明日のことはあしたの風にまかせてみようか。




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