ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2017年08月18日(金) おひさまのにおい

連日の猛暑日。心地よいほどの暑さだった。


夜明け前の三日月。秋の虫の声もして爽やかな風が。

そんな風に吹かれながらゆっくりと夜明けを待っていた。


今日はあやちゃんのプール参観。

仕事を休ませてもらってそれを優先する。

さすが5歳ともなるとイルカ泳ぎも上手になって

すごいなあ、えらいなあと思わず拍手をしていた。

小麦色の笑顔がまぶしい。そしてとても嬉しかった。



そして今日は娘の誕生日。もう36歳になったのか。

どんなに歳月が流れても生まれてくれた日を忘れられない。

夏に生まれた子はおひさまのにおいがする。ほんとうにそう。

どんな時も明るい笑顔でずっと我が家のおひさまでいてくれた。

さっちゃんありがとうね。私はあなたの母でいられて幸せです。

今はあやちゃんめいちゃんのお母さん。宝物を授けてもらいました。


家族みんなでささやかにお祝い。今日も笑顔で暮れていきました。



2017年08月17日(木) もうすぐ日が暮れる

今日も猛暑日。うだるような暑さだったけれど

木陰に入ると思いがけないほどの涼風が吹いていた。

処暑も近くなり夏は何度も振り向きながら遠ざかって行くのだろうか。

秋の気配にほっとしながら去りゆく夏にふとさびしさをおぼえたり。


お盆休みも終わって久しぶりに山里の職場へ。

いつもの峠道で見上げた空のなんと青く澄み渡っていたことか。

山里に着くと稲刈りを終えた田んぼがちらほらと見えた。


仕事は思ったよりも忙しくなく急ぎの仕事だけ済ませて帰路につく。

久しぶりに会った母がおしゃべりをしたかったのだろうか

「もう帰るの」と少し寂しそうに見送ってくれた。


帰宅して少しひと休み。暑さのせいにしてお大師堂はおやすみ。

洗濯物をたたんでから保育園にお迎えに行っていた。

孫たちの笑顔にほっとする。今日もたくさんのおしゃべりが楽しい。


ほんのりと茜色に染まった夕空をながめながらこれを記す。

ツクツクボウシがいっしょうけんめいに鳴いています。



2017年08月16日(水) ピースサイン

本日も猛暑なり。けれどもツクツクボウシの声が聴こえてきて

ああ夏も残り少なくなったのだなとふと思ったりした。



昨日は久しぶりに友人に会ってランチ。

いつもいつも会うたびに刺激をもらっていて

定年退職後の日々を謳歌している彼女がとても眩しかった。

私は私なりにとつよく思う。与えられた日々を全う出来れば

それで良いのだとあらためて思ったり。欲を言えばきりがないもの。


夜は姑さんを囲んで身内がみな集まりお盆の宴会となる。

息子もけい君を連れて来てくれた。なんとにぎやかな夜。

姑さんもとても嬉しそう。何よりも亡き義父がどんなに喜んだことか。

そんなお盆らしさ。孫たちが仏壇の鐘をひっきりなしにちんちんと。



今日はけい君のプール参観があって、息子夫婦が仕事のため

お嫁さんの実家のお母さんと一緒に保育園へ。

去年までは水を怖がってプールにも入れなかったけい君が

すごい頑張ってワニ泳ぎをして見せてくれた。

ピースサインもしたり、そんな成長がとても嬉しくおもう。

他の子よりも成長が遅れていることをずっと案じていたけれど

今日のけい君を見て「もうだいじょうぶ」って思った。



今夜は送り火を焚いて「また来年も帰って来てね」と皆で手を合わす。

とても穏やかな夕暮れ時だった。今日もありがとうございます。



2017年08月14日(月) いつまでも「ふるさと」

猛暑も和らぎ過ごしやすい一日だった。

夜明け前はずいぶんと涼しく秋の虫の声も聴こえる。



朝のうちに地区の初盆のお宅にお供えを届けた。

今年は今までにないほど多く10軒のお宅へ。

すぐご近所が2軒、遺影に手を合わすとしんみりと

懐かしさが込み上げてきて胸が熱くなった。

みんなみんなかえってきてくれているんだな。



娘夫婦もお休みで孫たちも保育園をお休みしていた。

家族でどこかにでかけるらしく、じいちゃんと自分達もと

少しだけドライブに行っていた。ほんの4時間足らず。

暑さで有名になった「江川崎」へ行き、四万十町窪川経由で帰宅。

江川崎は生まれてから9歳まで過ごした私にとっては「ふるさと」

のどかな山里も今では観光客が押し寄せて大混雑だった。

昨年出来た道の駅で田舎寿司を買って食べる。とても美味しい。


父もいて母もいて弟もいて、私にとってはいつまでも「ふるさと」

なんだか亡き父も一緒にいてくれたような気がしてほっと嬉しかった。



今日も笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。

いつものようにほっこりさんまったりさんとほろ酔ってこれを記す。





2017年08月13日(日) 迎え火を焚く

今朝は少し涼しい風が。日中も猛暑が和らぎ随分と過ごしやすかった。

朝のうちにめいちゃんとお大師堂へ。土手に咲いていた百合の花を

お供えしてふたりで手を合わせる。めいちゃんの小さな手に

私の手を合わせて「なむだいしへんじょうこんごう」


お盆。母の実家に置き去りにされている亡き祖父母の霊をおもう。

数年前に母がお位牌を持って行ってしまったのだった。

誰も住んでいない空き家同然の実家にどうしてそんなことを。

せめて母が健在でいるうちはそばに置いてあげてほしかった。

かたくなにそれを拒む母。母には母の考えがあるのだとしても

いまだにそれを認められないまま今年もお盆になってしまった。

もちろん迎え火も焚いてあげられない。おじいちゃんおばあちゃん

ほんとうにごめんなさい。帰りたくても帰って来れないでしょう。

お大師堂で手を合わせながらこらえきれず涙が出てしまっていた。




我が家では家族みんなで迎え火を焚く。

夕陽を背に義父が大急ぎで帰って来てくれたような。

「ひいじいちゃんおかえりなさい」孫たちも仏壇に手を合わせて

ほっこりと穏やかな夕暮れ時だった。


今日もそうして日が暮れる。ほんとうにありがたいこと。



2017年08月12日(土) 平凡こそが幸せかと

連日の猛暑日。がんばっているおひさまをついつい応援したくなったり。

暑い暑いと言いながらやはり夏らしさを楽しんでいる自分がいた。



娘夫婦がお仕事だったので午後は孫たちと過ごす。

眠くなっているのにお昼寝をしないめいちゃん。

あやちゃんはずっとタブレットで「くれよんしんちゃん」

ばあちゃんは眠くてたまらなくて少しうたた寝をしていた。

めいちゃんをなんとか眠らそうとじいちゃんがドライブに。

「やっと寝たぞ」と抱っこして帰って来るかなと思っていたら

すっかり元気溌剌でハイテンションのめいちゃんだった。


仕事を終えた娘が帰宅。やっとお守から解放されるじじとばば。

汗びっしょりになりながら洗濯物をたたんだり。

夕飯の支度は娘が手伝ってくれてとても助かった。


夕食後、めずらしくめいちゃんが「おばあちゃんとおふろ」と。

久しぶりに一緒に入る。おしゃべりしながらとても楽しかった。

シャンプーをしながら、身体を洗いながら、ああ大きくなったなって。

ぎゅっと抱きしめたくなるほど愛しかった。



今日も笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。

特に何も変わったことのない平凡な一日が

いちばんの幸せなのだとつくづくと思います。



2017年08月11日(金) 夕焼け小焼けで日が暮れて

連日の猛暑。立秋を過ぎたとはいえまだまだ夏はがんばっている。


ありがたいことに今日から16日までお盆休み。

ふとこのまま仕事を辞めることが出来たならと

無理なことを考えてしまう愚かな私だった。


「山の日」だそうで保育園はお休み。

娘もお休みだったので家族みんなでお墓掃除に行っていた。

春のお彼岸以来で夏草が生い茂っていたのを

みんなで力を合わせて草引きをしてずいぶんと綺麗になる。

暑さで汗びっしょりになっていたけれど

孫たちも顔を真っ赤にしながら手伝ってくれた。


「ひいじいちゃんかえってきてね」小さな手を合わせる姿。

天国のひいじいちゃんもどんなにか喜んでくれたことだろう。

義父が亡くなってもう35年目の夏なのかと感慨深く思う。

家族もたくさん増えてみんなで帰りを待っていますよ。



今日も平穏無事、笑顔の一日をありがとうございました。

夕焼けがあまりにもきれいで少し夕散歩に出かけてみたり。

今夜もほっこりまったりとほろ酔ってこれを記す。


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