晴れのち曇り。今日は夕焼けさんもおやすみ。
まだ外は薄明るくてほんとうに日が長くなったこと。
今日は山里の職場へ。特に急ぎの仕事もなかったのだけれど
ずっと休んでいるわけにもいかずちらっと顔出し。
「非常勤」を良いことにこれからも気の向くままに
そんな日々が続くのかもしれない。ゆるしてあげようか。
母の顔をまともに見られずなんとも心苦しいけれど
自分の決めたこと。母も認めてくれたことと
「これでいいのだよ」と何度も自分にいい聞かす。
それも限界になってしまってお昼で終わらせてもらった。
逃げるように帰路につく。一気に心が晴れてくるのを感じる。
ゆっくりと買い物を済ませてからお大師堂へ。
お遍路さんが到着していてお昼寝をしていたのを
起こしてしまってごめんなさい。
高知の遍路道が一番好きだと言ってくれてとても嬉しかった。
海が好きなのだそうだ。癒されて無心になって歩けるらしい。
あまり長話も出来ずに別れてしまったけれど
笑顔でとても穏やかなお遍路さんだった。
そんな穏やかさをわけてもらえたのか、今日も平穏無事。
孫たちを保育園にお迎えに行ってまた笑顔の花が咲く。
ああ自分はほんとうに幸せ者だなあって思える夜。
まったりとほろ酔ってこれを記す。
今日も真夏日だったのだろうか。
午前中からかなりの暑さ。
昨日は出来なかった作業を今日はやっと。
じいちゃんが研いだ竹杭を20本ずつ束ねる作業。
汗びっしょりになってなんとかやり遂げる。
少し辛い作業だったけれど、なんとも心地良い汗。
毎日こんな仕事がしたいなあってじいちゃんに言ったら
「アホか、ぶっ倒れて死ぬぞ」って笑っていた。
でもやはり私は肉体労働が好きだなって思った。
山里の職場の事も気になりながら
もうこれからは無理して行かなくてもいいのだなって
思うとほんとうに気が楽になって肩の荷が下りたよう。
同僚からも母からも着信がなくほっと胸を撫で下ろす。
午後はゆっくりと買物に行ったり
お大師堂にもお参りに行って手を合わす。
誰かがカーネンションの花を活けてくれていた。
ほっとこころが和む。お大師さんも嬉しそう。
今日も笑顔で穏かな一日をありがとうございました。
孫たちが保育園から帰って来ると一気に賑やかになって
「今日は何して遊んだの?」「おやつは何を食べたの?」
おしゃべりの花が咲いて我が家はまるでひまわり畑のよう。
| 2017年05月21日(日) |
長生きがしたいなあって |
爽やかな五月の風。暑さも昨日ほどではなくて
ずいぶんと過ごしやすく感じた日曜日だった。
息子夫婦が仕事のため、けい君を預かることに。
8時にはもう息子が連れて来て我が家は一気に保育園となる。
じいちゃんが今朝も作業をしていたので
みんなでお散歩がてら作業場まで歩く。
あやちゃんがけい君と手を繋いでくれてさすがおねえちゃん。
土手の道には数年前から咲き始めた外来種と思われる黄色い花が
それはたくさん咲いていてなんとも可愛らしいこと。
その花のまわりをモンシロチョウが飛んでいて
「ちょうちょ、ちょうちょ」と追い掛け回す孫たち。
娘夫婦はお休みだったのでそのあと買い物に出掛けてしまった。
けい君も一緒にとはさすがに言い出せなくて
ばあちゃんと一緒に近くのサニーマートへ。
お菓子が欲しいとか玩具が欲しいとかいっさい言わないけい君。
なんだか幼い頃の息子を思い出して胸が熱くなった。
帰宅してもおとなしくじっとめいちゃん達を待っていた。
娘達が帰って来ると一気に笑顔になって
「めいちゃ〜ん」と玄関に走り出る姿も微笑ましくて。
午後はまた保育園状態。娘がいてくれてとても助かった。
砂遊びの後は水遊び、そしてママごと遊びもして笑顔がいっぱい。
夕方、息子のお嫁さんが迎えに来てくれたけれど
「おうちはいや、かえりたくない」と駄々をこねて困らせる。
なんとか宥めてクルマに乗せたものの、大泣きになってしまって
泣きながら帰って行った。なんとも後ろ髪を引かれる思い。
けい君、またいつでも遊びにおいでねって
今度はお泊りもしてみようかねって
愛しさが込み上げてくる夕暮れ時だった。
今日も笑顔で穏かな一日をありがとうございました。
孫たちに癒されながら、つくづくと長生きがしたいなあって
願いながら手を合わせている夜です。
| 2017年05月20日(土) |
のんびりまったり久しぶり |
爽やかな晴天と思いきや
日中は真夏日になってしまってなんとも暑い一日だった。
今朝は少し肌寒く温風ヒーターをつけていたのに
今日はもうついに扇風機を出してしまった。
川仕事の後始末で、じいちゃんは撤収してきた竹杭を
朝からせっせと研いでいた。じいちゃんにしか出来ない仕事で
ばあちゃんはゆっくりと買物に行ったり保育園のお迎えに行ったり。
午後も孫たちとのんびりと過ごす。ありがたや、ありがたや。
ごろりんと横になって孫たちの声を聞きながらとろりんとろりん。
めいちゃんはもう自分でトイレに行けるようになってえらいな。
ちちちちちっと玄関先で燕さんの鳴き声。
新しい巣を作り始めたのだけれど、それが玄関ドアのすぐ真上。
そこだけは駄目よと心を鬼にしてくっ付いた土を洗い流す。
それはまるでイタチごっこのようで、またすぐに土を運んでくる。
何かいい策はないかしらと頭を悩ませながら
玄関ドアの真上にアルミホイルを張り付けてみた。
ごめんね。ごめんねとその声が届いたのだろうか。
しばらくは嘆くように鳴き続けていたけれど
以前からあるもう一つの古巣へやっと移動してくれたみたい。
夕暮れてそっと覗いてみると、ああ良かった、ちゃんといてくれた。
今度こそ無事に子燕が育ちますように、ひたすら願っている。
今日も笑顔で穏かな一日をありがとうございました。
どっと川仕事の疲れが出て来たのか、だらりんとしながら
まったりとほろ酔ってこれを記す。
| 2017年05月19日(金) |
お互いをいたわる年になりにけり |
ひんやりの朝だったけれど日中は暑いくらいの陽気。
ラジオから「五月晴れですね」と声が聴こえる。
今朝も4時前にはもう目が覚めてしまって
すっかり早起きのお年寄りになってしまったよう。
早目に朝食を終えて6時にはもう川に向かっていた。
めいちゃん保育園に行けそうになくて大急ぎで川仕事。
やっと撤収作業が終わる。「やったね〜」とじいちゃん。
これで今季の川仕事がすべて終わったことになる。
ふたりともやれるだけの事をよくがんばったと思う。
じいちゃんおつかれさま。ばあちゃんもおつかれさま。
お互いを労われる年になったのだなあとしみじみと感じた。
帰宅して山里の職場で急ぎの仕事。
めいちゃんはじいちゃんが見てくれることになって大助かり。
娘も早めに帰って来れそうで心配なく仕事に行けた。
とにかく急ぎの仕事だけを済ませて逃げるように帰って来た。
必要とされることはありがたい事と思えるようになった気がする。
今日もそれなりに笑顔で穏かな一日をありがとうございました。
めいちゃんお熱も平熱になりもうすっかり元気。
玄関先のツバメさん達がまた新しい巣を作り始めている。
| 2017年05月18日(木) |
明日のことはまたあした |
そろそろ午後7時半。まだ薄っすらと明るくて
茜色の空がとても綺麗だ。「ほうずき色」と
そんな空をそう呼んでいた友はどうしているのだろうか。
音信不通になってからもう随分と歳月が経ってしまった。
早朝から川仕事。撤収作業も大詰めで
今日で終われるかなと意気込んでいたけれど
少しだけ残ってしまってまた明日頑張ることに。
無理の出来ない年になったなあとじいちゃんと苦笑い。
川仕事を終えて帰宅すると玄関先の燕の巣が大変なことに
椋鳥だろうか、悪さをしたらしく巣は無残に壊されていて
孵化する寸前だったと思われる卵が落ちて全部割れてしまっていた。
あまりのむごさに呆然と立ち尽くす。
卵の中の雛はもちろん死んでいてなんとも憐れなこと。
しばらくして帰ってきた親鳥が悲しそうに鳴いていた。
どうすることも出来なくてただただ嘆くばかりの出来事だった。
お昼前に保育園から電話。もしや?と思った通りで
今度はめいちゃんが高熱でぐったりしているとのこと
大急ぎでお迎えに行ってそのまま小児科へ走る。
あやちゃんの症状とまったく同じで扁桃炎のようだった。
あやちゃんが元気になったら今度はめいちゃん。
仲良しの姉妹だから「一緒だね」と思うことに。
いろんなことがあったけれど今日もそれなりに
穏やかな一日をありがとうございました。
これを記しているうちにもうすっかり夜になる。
解熱剤が効いたのか、めいちゃんのはしゃぎ声が聞こえる。
| 2017年05月17日(水) |
ありのままのじぶんをゆるしてあげたい |
少しひんやりの朝。まだ暖房がひつよう。
早寝のせいかこのところずっと3時頃には目が覚める。
じいちゃんを起こさないようこっそりと起きだして
自室でコーヒーを飲みながら夜明けを待つ日々。
ふくろうの鳴き声が聞こえたり
一番鶏の鳴き声が聞こえたり
早起きもなかなか良いものだと思う。
夜が明けると燕さんたちが一斉に鳴きだす。
今朝はあやちゃんも早起きをして階下へ
じいちゃんのお布団に潜り込んで二度寝していた。
お熱はどうかな?良かったぁ、もう大丈夫みたい。
保育園に行きたがっていたけれど
娘がお休みだったので今日は様子見をすることに
川仕事から帰って来るともう元気いっぱいになっていて
「あああたいくつや〜」とぼやいてばかり。
午後は一緒にテレビを見たりタブレットで遊んだり。
川仕事もあと少し、明日には終われるかもしれない。
山里の職場も気になりながら今日もやれるだけのことを。
先日、母と話し合ってこれからは非常勤にさせてもらえることに。
「休みたいときに休みなさい」と言ってもらえて
ずいぶんと気が楽になった。そのぶん母に負担をかけてしまうけれど
母の言葉に甘えさせてもらうのがいちばんに思える。
辞めることも逃げることもできないの。とことん立ち向かって
いく気力はもうほとんどなくて情けないことだけれど。
ありのままのじぶんをゆるしてあげたい。
もうじゅうぶんに頑張ったと思う。肩の力を抜いていいよ。
今日もそれなりに笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。
例のごとくほろ酔ってこれを記す。
あしたのことはまたあした。
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