今日も穏やかな晴天。ああ春だなあとつくづく思う。
熊本地震から一年。決して忘れてはいけないこと。
熊本城の桜が心に沁みる。桜もきっと祈っている事だろう。
２月にじいちゃんが熊本に視察旅行へ行った時に
ホテルの宴会場でわいわいとお酒を飲むのが不謹慎に思えたのに
ホテルの従業員の人達が「たくさん飲んで大騒ぎして下さい」と
言ってくれたのだそうだ。それが応援につながるんですよって。
今夜は夕食時にそんな話をしてくれたじいちゃんだった。
今日も午前中は川仕事。一晩のうちに海苔は瀕死の状態。
もう胞子が出始めているのだそうだ。お魚の産卵と一緒で
胞子を出し切ると死んでしまうのだった。
なんとも憐れでならないけれど、少しでも収穫してあげなければ
今日はとても複雑な思いでいっぱいになった。
「まだ終わりじゃないぞ」と口癖みたいにじいちゃんは言う。
明日もやれるだけ頑張ってみよう。決して諦めてはいけない。
午後は少しでも休みたかったけれどあれこれと用事があって
銀行へ行ったり、肺がん検診のレントゲンも撮りに行ったり。
あっという間に海苔を取り入れる時間になっていて忙しかった。
保育園から帰った孫たちが作業場まで来てくれて
今日こそはお散歩にと土手の道を少し歩く。
しろつめ草の花で冠や指輪を作って遊んだ。
忙しい一日だったけれど孫たちと過ごす時間はほんとうに癒される。
今日も笑顔で穏かな一日をありがとうございました。
| 2017年04月13日(木) |
散るならば桜のように |
素晴らしく晴れて爽やかな一日。
満開になっていた桜が少しずつ散り始めてしまった。
はらはらはらと儚いけれどそんな潔さが好きだった。
散るならば桜のようにといつも思う。
椿のようにぽとんと落ちるのは嫌だな。
今日も午前中は川仕事。海が凪いでくれたおかげで
漁場も荒れることなく今日は収穫に専念することが出来た。
今期でいちばん多い収穫量だった。ふうふうふうとお疲れさま。
ばたんきゅうと倒れ込んでしまいそうだったけれど
急ぎの仕事があって午後は山里の職場へ駆けつける。
掛け持ちはもうほんとに限界だった。とてもしんどい。
けれども自分を必要としてくれていることに感謝。
やれるだけのことを。なんだか自分を試すように。
午後四時、作業場まで帰り着き天日干しの海苔を取り入れる。
春の陽射しはすごいなあと驚く。とてもよく乾いていて嬉しかった。
孫たちも保育園から帰って来て作業場の庭でしばらく遊ぶ。
今日はお散歩は無理かなのおばあちゃんでごめんね。
くたくたに疲れてしまったけれど今日も穏やかな一日をありがとうです。
今夜は何を思ったかあやちゃんが「おばあちゃんのしゃしんをみたい」って
押し入れから古いアルバムを出してあげたら喜んで見ていた。
写真を撮るのがとても好きだった父のおかげで
赤ちゃんの時のおばあちゃん。保育園の時のおばあちゃんがいっぱい。
お父ちゃんありがとうねって父の遺影に手を合わしている夜。
| 2017年04月12日(水) |
ありのままで良いのだよ |
少しひんやりの朝だったけれど日中はよく晴れて暖かくなる。
洗濯物と海苔が乾くのはほんとにありがたくて嬉しい。
ＮＨＫの朝ドラを見てからぼちぼちと川仕事へ。
大潮なのですごい勢いで潮がひいていく。
あらまあ、昨日修復したばかりの漁場がまた杭が抜けていた。
とにかく少しでも海苔網を軽くしなくてはとせっせと収穫。
それからまた修復作業でじいちゃんとふたりくたくたになって帰る。
例年並みだとあと二週間ほどで海苔が死んでしまう。
「もうすぐ終わるのに」と私がぼやいていたら
「ちゃんと直しておかんといかん！」とじいちゃんに叱られてしまった。
めんどくさがりですぐに投げやりになってしまう私の悪い癖だった。
明日もまた同じことの繰り返しかもしれないけれど
最後まで諦めずに頑張らなくてはと肝に命じる。
午後はゆっくりと買い物。カートを押しながらまるでご老人。
身体中が重くて颯爽と歩くことなどとても無理だった。
スーパーで小学校の時の同級生を見かけた。
すぐ近くにいたのにどうしても声をかけられず。
すらっと伸びた長い足。髪には白髪も見えずとても若々しかった。
教職に就いていたからもう定年後のスローライフを送っているのだろう。
懐かしい幼馴染だというのに声もかけられない自分が情けない。
老いを認めその老いにどっぷりと自ら飛び込んでいる自分。
人それぞれなのかもしれないけれどそれが私の「生き方」かなと思う。
そんな自分をゆるしてあげたい。ありのままで良いのだよって。
今日もそれなりに笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。
保育園から帰った孫たちと今日も土手の道を散歩する。
私は私なりの「ばあちゃんライフ」を楽しんでいますよ。
| 2017年04月11日(火) |
雨あがりの風が心地よい |
昨夜から雨と風が強くまるで春の嵐。
深夜には突然の停電があってびっくり。
朝までに復旧するのかと気になって眠れなかった。
幸い一時間ほどで復旧。ほっとして少し眠っていたけれど
炊飯器のタイマーがくるっていないか気になってまた起きてしまった。
良かった。ちゃんと５時半にご飯が炊けました。
つくづくと電気のありがたさを感じた朝だった。
今朝は８時を過ぎてからゆっくりと川仕事へ。
その頃には雨も小降りになっていて風も治まっていた。
けれども波浪警報が出ていたせいだろうか
河口付近の漁場が大変なことになっていた。
海苔網を支えている杭が何本も抜けていて大ショック。
今日はとにかく修復に忙しく収穫は二の次になってしまった。
自然相手のこと。まあたまにはこんなアクシデントもある。
午後には少し空が明るくなって夕方近くなりやっと青空。
保育園から帰った孫たちと土手の道を散歩する。
雨あがりの風が心地よい。明日は朝から晴れそうだ。
今日もそれなりに穏やかな一日をありがとうございました。
孫たちは久しぶりにじいちゃんとお風呂。
おかげで夕食後の気忙しさもなくずいぶんと助かった。
そうそう昨日大騒ぎしていたじいちゃんのクルマの鍵が見つかった。
めいちゃんがお母さんの鍵と間違えて持ち出していたらしく
娘の車の後部座席にありました。よかった、よかった。
昨日の夏日が嘘のように今日は肌寒い雨。
「花冷え」と言う言葉があるけれどまさにそんな感じ。
幸い朝のうちはまだ小雨でなんとか川仕事を終える。
日に日に弱っている海苔に追い打ちをかけるような雨。
明日も雨の予報で、ほんとうに天に任せるしかない。
午後、消防団のお付き合いでお葬式に出掛けるじいちゃんが大騒ぎ。
車の鍵がどこにも見当たらないのだった。もう時間がないぞ
仕方なくスペアキーで出掛けたけれど気になってしょうがない。
玄関はもちろんのことお風呂の脱衣所、寝室と探し回ったけれど
どこにも見つからない。いったいどこに隠れてしまったのだろう。
今週末まで見つからなかったらダイハツへ行って注文することにした。
娘が早めに帰って来てくれて一緒に保育園へお迎えに。
あやちゃんが今朝から目が痛いと言っていたので
念のために眼科へ。思った通りメーボが出来ていた。
私も子供の頃にはしょっちゅう出来ていて似たのかなって思ったり。
初めての眼科で緊張しまくっていたあやちゃんよくがんばりました。
今日もそれなりに穏やかな一日をありがとうございました。
夕食後、めいちゃんとお風呂。髪を洗うのに大暴れで大変だったけれど
なんとか洗えました。ほうらシャンプーのいい匂いするね。
| 2017年04月09日(日) |
うさぎさんとかめさん |
久しぶりの青空。ぐんぐんと気温が高くなって
今年初の夏日だったようですっかり初夏の陽気となる。
幸い川仕事は早朝だったのでまだ涼しいうちに終えられたけれど
作業場に帰ってから暑くなりついに扇風機をまわす。
また明日は雨になりそうでつかの間の天日干しだった。
この陽気で桜もほぼ満開となる。午後はお花見かと思うだけで
桜の名所などには行く事が出来なかったけれど
お大師堂の桜がとても綺麗で「これがお花見ね」って満足。
毎日お花見が出来るなんてとてもありがたいこと。
孫たちが今日もお昼寝をしなくて娘夫婦が困っていた。
そのうち両親が寝てしまって階下におりてくる孫たち。
「おとうさんもおかあさんもねてしもうた」あらまあ。
じゃあおばあちゃんとお散歩行こうかねと歩き始める。
汗ばむほどの陽気の中を三人で楽しくお散歩。
孫たちがウサギさんならおばあちゃんはカメさんだった。
足がすぐに痛くなる。思うように歩けなくてしんどかったけれど
孫たちの笑顔に救われるようにいっしょうけんめいに歩いた。
とにかく毎日少しずつでも歩いていないと大変なことになりそう。
５年後には杖をついているかもしれないおばあちゃんだった。
今日も笑顔で穏かな一日をありがとうございました。
いとこが今年も「たらの芽」を持って来てくれて嬉しい。
今夜は天ぷら。なんともいえない風味でとても美味しかった。
雨がやみそうでやまなくてずっとずっと雨ばかり。
幸い今日は小雨で優しい「春雨」だった。
明日は少し晴れ間が見えそう。桜も喜ぶことだろう。
今日も早朝から川仕事。ぼちぼちとやれるだけ頑張ってみる。
日に日に弱っている海苔を助けてあげることもできず
ただ黙々と収穫するのみ。あとは天に任すかしかない。
午前１０時には作業終了。大急ぎで買い物に行っていた。
スーパーの敷地内にあるコインランドリーがいっぱいで
仕方なく近くのランドリーへと走る。なんとも気忙しい。
ふうふうふうとなんとか保育園のお迎えに間に合った。
午後は孫三昧。茶の間のテレビは占領されてしまって
仕方なくタブレットをいじっていたらそれも占領されてしまった。
ふたりともお昼寝をしてくれなくて午後からの時間の長いこと。
気分転換にお散歩へ。みんなで傘をさして土手の道を歩く。
野アザミの花が咲き始めていてなんとも可愛かった。
しろつめ草もたくさん咲いた。雨粒が真珠のように光っていた。
ゆっくりまったりとはいかなかったけれど
今日も笑顔で穏かな一日をありがとうございました。
ふたりの孫と一緒にお風呂。眠くなっためいちゃん大泣き。
自分でからだを洗いたかったのだそうだ。「おばあちゃんだいきらい」って
ほんとは好きなくせになんて思いつつ愉快なお風呂だった。
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