ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2016年12月15日(木) ささやかな夢を

今朝はこの冬いちばんの冷え込みだったようだ。

日中は風が少し冷たかったけれど心地よいほどの青空。


午前中に川仕事を終え後は収穫を待つばかりとなる。

順調に生育してくれたら立春を過ぎた頃だろうか。

希望と不安が入り混じっているけれどとにかく希望をと思う。

悪いことばかり考えていたら果てがなく、少しは夢を持ちたい。


肩の力が抜けてしまったのか午後からどんと疲れが襲ってくる。

例のごとく炬燵に横になったらもう起き上がれないほどだった。

そのまま寝入ってしまって目覚めるともう3時を過ぎていた。

大急ぎで洗濯物を取り入れてちいちゃくて可愛いのを微笑みながらたたむ。


保育園へお迎えに行って「今日はお大師さん行こうかね」って

綾菜も芽奈もうなずいてくれて久しぶりにお大師堂へ行っていた。

ほっとしたのは手水鉢の水を入れ替えてくれていたこと。

そうして日めくりの暦もちゃんと今日になっていたこと。

Sさんやお参り仲間のいとこ達のおかげである。ほんとうに助かる。


みんなでお菓子をごちそうになって銀杏の落ち葉を踏みながら帰る。

夕陽が川面を照らしきらきらとまぶしいほどに輝いていた。


今日も笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。

ほっこりさんまったりさんとほろ酔って今夜もこれを記す。



2016年12月14日(水) 月明かりで目が覚める

月明かりで目が覚める。時計を見るとまだ3時半だった。

じいちゃんも一緒に目を覚ましてすっかり寝過ごしたと思ったらしい。

「お月さんやね」って笑い合ってまた二度寝をする二人だった。



川仕事も終盤、今日で120枚の海苔網を張り終えたけれど

予備の海苔網がまだ少し残っていて明日整理をすることに。

ほんとは今日済ましておきたかったのだけれど

大潮で川の水がすっかり引いてしまって作業が出来なかった。



午後、また職場から電話。今日は社長から直々に。

「いつから来れそうなぞ?」と少し困り果てたような声だった。

自分がそれなりに必要とされていることが嬉しくもあり

少し戸惑いもある。まだまだ辞めるわけにはいかないのだなと思った。

同じ年の友人たちは次々に定年退職を迎えているけれど

自分には縁のない事かなと思う。なんだか気が遠くなるばかり。



痛い足と腰を引き摺りながら買い物を済ませると

今日も炬燵に潜り込んで一時間ほどうたた寝をしていた。

娘が遅番だったので保育園は延長保育をお願いしていて大助かり。

おじいちゃんも久しぶりに独りでまったりとお風呂に入れたようだ。


今日もそれなりに穏やかな一日をありがとうございました。

気がつけばお大師堂参りもおさぼりばかり。お大師さんごめんなさい。





2016年12月13日(火) それなりにできることだけ

今日もおひさまかくれんぼ。お昼前から雨が本降りになる。


雨合羽を着て川仕事に行っていたけれど動き難く

空を見上げながらだいじょうぶやねと脱ぎ捨てていた。

海苔網を張っていたら足元にチヌ(黒鯛)が寄って来た。

すいすいと気持ちよさそうに泳いでいてなんとも可愛い。

最初は一匹だったけれどそれが三匹になって歓声をあげる。

あらためて川の中なのだなと思ったり。当たり前の事だけれど。

なんだか自分たちが自然と一体化しているような感動を覚えた。



雨が本降りになる前に今日のノルマを達成して帰宅。

昨日頑張り過ぎたので今日は20枚だった。

無理せずやれるだけのことを。それなりの達成感がある。



午後は買い物に行ってから炬燵でうたた寝をしていた。

少し横になっただけで疲れが和らぐ。まだまだ元気なのが嬉しい。


山里の職場の同僚から電話。やはり私がいないと困ることもあるらしく

パソコンの操作などあれこれと教えてその場をしのぐことが出来た。

明後日には職場に顔を出せそうなのでもう少し待っていてねと伝える。


若い頃のように午後から職場に行くような気力も体力もない。

まあそれなりに今を乗り越えて行こうと思っている。



今日も穏やかな一日をありがとうございました。

あしたはおひさまに会えそう。日中は暖かくなるかな。



2016年12月12日(月) あんずの命日

おひさまかくれんぼでなんとも肌寒い一日。

午後から冷たい雨がぽつぽつ。久しぶりに聴く雨音だった。



今日も早朝から川仕事、一生懸命がんばって30枚。

順調に行けばあと二日で張り終えられそうだけれど

明日は雨の予報でどうなることやら。雨が降っても槍がふっても

「やらんといかんな」とじいちゃんに励まされたり。



あんずの命日だったので午後からお墓参りをする予定が

ぐったりと疲れてしまって手を合わすことも出来なかった。

あんちゃんごめんね。でも母さんは決して忘れてないからね。

今日もじいちゃんと思い出話をいっぱいした。

思い出すことがいちばんの供養になるのかもしれない。

もう三年、あんずはいつまでも私たち家族の心に生き続けている。




娘がお休みだったのでコインランドリーへ行ってくれたり

夕食の買い物もしてきてくれてなんともありがたく嬉しかった。

今夜もにぎやかに夕食。ワンタンスープでほっこりと温まる。


今日も笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。

師走の気忙しさもあるけれど、ゆっくりゆっくり生きていました。



2016年12月11日(日) うん、まだまだいける

朝の寒さが嘘のように今日も日中はぽかぽか日和。

空を仰げばおひさまに抱かれたような気分になる。



今日も早朝から川仕事。午前7時にはもう川の中。

今朝はまだ潮が残っていてずいぶんと楽だった。

浮力があると重い海苔網もスムーズに張ることが出来る。

おかけで今日は25枚、よく頑張りました賞をあげよう。


それでもやっぱり疲れてしまったけれど「昨日よりましやな」と

じいちゃんと微笑みあってお互いを労りあったかどうかはさておき。



午後は買い物を済ませてから炬燵に潜り込んで少しうたた寝。

芽奈が眠くなっていたので子守歌など歌いつつ添い寝のつもりが

自分だけ寝てしまったようで芽奈はけっきょく夕方まで起きていた。

そして綾菜とどんちゃん騒ぎ。茶の間はおもちゃだらけになる。


ふうふうふうと。それでも少しのうたた寝でずいぶんと疲れがとれる。

けっこう元気なのが嬉しくて、うんまだまだいけると自分を励ましていた。



今日も笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。

今夜も程よい疲れを楽しみながらほろ酔ってこれを記す。

まいにちほんとうにささやかなこ。かけなくなったらもうおしまいやね。



2016年12月10日(土) 海苔が芽吹く

今日も日中は暖かくなる。ほんにありがたいこと。


早朝から川仕事に行っていた。

緑に染まった海苔網を漁場に張る作業。

まだ5ミリくらいだろうか。芽吹いた海苔がとても愛しい。

全部で120枚ほど、今日は初日でなんとか20枚がんばる。

潮が引き過ぎてしまって大変な重労働だったけれど

朝の寒さが嘘のように薄っすらと気持ちよく汗を流す。

どうか順調に生育してくれますようにとひたすら祈るばかり。



娘は仕事だったけれどお婿さんがお休みだったので

孫たちを保育園にお迎えに行ってくれて大助かりだった。

午後も娘が帰宅するまでずっと見ていてくれていた。

お昼寝をしそびれてしまった芽奈が夕食時にこっくりこっくり。

そのまま寝てしまってなんとも可愛らしい寝顔。

じいちゃんと一番風呂に入った後だったので良かったなと思う。


今日も笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。

程よい疲れを楽しみながら今夜もほろ酔ってこれを記す。



2016年12月09日(金) エビフライ記念日

今日も日中は暖かくなりほっこりと過ごす。

北風さんもどこへやら。ある日突然に大暴れするのかもしれない。



仕事がとても忙しくばたばたと走り回っていた。

30分のお昼休みもとれずに楽しみにしていたバイキングを諦める。

けれども忙しいのがとても心地よくなんだか活き活きとしていた。


少し残業になり大急ぎで帰宅する。今日はお大師さんもお休み。

保育園に孫たちを迎えに行くとふたりの笑顔にとても癒される。

「ねえねえ、おばあちゃんきょうのばんごはんはなあに」


孫たちの好きなエビフライをみんなで作ることになった。

芽奈はまだ無理かなと思ったけれど駄目だと言えばきっと泣くだろう。

まずは海老の皮をむく。うんうん綾菜はさすがに上手に出来る。

芽奈もけっこう上手に出来たけれど海老が千切れてしまったり。

小麦粉つけて卵にくぐらせパン粉をつける。ふたりの手は

まるで指フライみたいになってそれはそれは愉快な光景だった。

とにかく何事もやらせてみること。そうして子供は成長していく。


揚げるのはおばあちゃんに任せてさっそく味見するふたりだった。

自分たちで作ったのだと誇らしげにそれは美味しそうに食べていた。


今日もそうして笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。

金曜日の夜はとてもほっとしていちばん好きだなって思う。


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