ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2016年10月21日(金) ささやかに笑顔で

曇り日、午後からぽつぽつと雨が降り始める。


鳥取で大きな地震があったとのこと。

高知県西部も少し揺れたようだけれど

ちょうど帰り道で運転していて全く気付かなかった。

突然の地震は避けようがなくほんとうに怖ろしいものだ。

熊本、鳥取、次は高知かもしれないとじいちゃんが言う。

いつだって明日は我が身。不安な気持ちは募るばかりである。


保育園ではちょうど午前中に避難訓練があったらしく

園児たちがお昼寝中に本物の地震があって驚いたようだ。

幸い小さな揺れで収まったけれど大きな地震だったらと思うと

ぞっとして身体ががくがくと震えそうになるほど怖ろしい。


平穏無事、それがどれほどありがたいことか思い知ったような一日。


娘がお休みだったので一緒に保育園へお迎えに行って

芽奈の予防接種があったので小児科へ行っていた。

待ち時間の間に綾菜とコインランドリーへ行って

その待ち時間の間に綾菜が2歳まで通っていた保育園へ。

園庭の近くに車を停めて「なつかしいね」と綾菜はまだしっかりと憶えていた。

そうしたら「あやちゃん?あやちゃんよね?」と当時の担任だった保育士さん。

2年も経ってすっかり大きくなっているのにまだ憶えていてくれたのだ。

綾菜もちゃんと憶えていてすごく嬉しそうな顔をしていた。

その笑顔がこころにやきつくようにとてもとても感動の一瞬。

おぼえていてくれるってほんとに嬉しいことだなと思った。


今日もささやかだけれど穏やかな一日をありがとうございました。

こんなささやかさが好き。こんなささやかな日々が愛しくてならない。



2016年10月20日(木) 美味しいミカン

ほんの少しの涼しさ。まだまだ夏日が続いているけれど。


今日は保育園のミカン狩りがあって孫たちはおおはしゃぎ。

めずらしく「おばあちゃんといく」と言ってくれて嬉しかった。

綾菜たちは徒歩で、芽奈たちはバスでミカン農園まで。

お天気に恵まれてほんとうに良かったなと思う。


孫たちを送り届けて笑顔のままで山里の職場へ向かった。

今朝もたくさんのお遍路さん。山道ではご夫婦らしいふたりに

声をかけることが出来た。「ありがとうございます」と笑顔。

おかげでなんとも清々しい気持ちになれてこちらこそありがとう。


仕事はぼちぼちのつもりが、10時前から社長に捉まってしまって

ちょっと不慣れなワードで大切な書類を作らなくてはいけなくて

横からあれこれと言われてちょっとパニック状態になっていた。

いつもの早弁も出来ずにお昼過ぎになってやっとおっけいが出る。


お腹が空き過ぎてめまいがしそうだった。やれやれと大きなため息。

けれどもちょっとした達成感。仕事は決して嫌いではなかった。


一段落したので少し早目に仕事を終わらせてもらって

ゆっくりと買い物を済ませてお大師堂へお参りに。

綺麗好きのSさんが今日も絨毯と座布団を干していた。

「絨毯入れたよ」とメールしたらすぐに返信があって

「ありがとさん」って。そんなささやかなやりとりが嬉しい。


帰宅して洗濯物をたたんでいたら娘と孫たちが帰って来る。

ふたりともリュックにたくさんのミカンを持ち帰っていた。

さっそくごちそうになる。とても甘くて美味しいミカンだった。


今日も笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。

ちょこっと扇風機。涼しい夜風はどこに行ったのやら。

秋の虫たちもこころなしか元気がないのだけれど

こんな夜も良いものだなと今夜もほろ酔ってこれを記す。



2016年10月19日(水) どちらさまですか?

曇り日。空の色に自分のこころをかざしてみたり。

元気なんだけれどちょっぴりのグレーをもてあましていた。


朝の道で今日も数人のお遍路さんを見かける。

逆打ちのお遍路さんも多くてそっと会釈を繰り返す。


ぼちぼちの仕事で必要以上に張り切らず

与えられたことだけそれなりにこなす。


いつもお昼休みはないのだけれど一昨日から

そっと事務所を抜け出してクルマの中でお弁当を食べている。

今日も11時前に早弁。食べる事だけが楽しみになってきた。

カーラジオを聴きながら風に吹かれながら空を見上げながら

つかの間の昼休み。そんな10分間がとてもありがたい。


帰り道に集金があってお得意様の動物病院へ寄っていた。

そうしたらもう来年のカレンダーをいただきとても嬉しかった。

あんずが生きていた頃にはお世話になっていた病院なので

毎年カレンダーをいただいていたのだけれど

それがぷつんと途切れてしまってよけいに寂しかった。

孫たちが喜びそうなとても可愛い犬や猫のカレンダー。


気が付けば10月も半分を過ぎすぐに11月がやって来る。

一年の早さに戸惑いつつもあらあらと言う間に日々が流れている。



帰宅したら残念ながら洗濯物がよく乾いていなくて

大急ぎでコインランドリーに走った。100円で乾くかな。

待っていると娘から電話があって少し残業になりそうだということ

保育園のお迎えに困って急きょじいちゃんに行ってもらうことに。


じいちゃんがお迎えに行ったら芽奈の担任の保育士さんが

「どちらさまですか?」と訊いたらしくそれも笑い話になった。



今日もそれなりに穏やかな一日をありがとうございます。

今夜も例のごとくほろ酔ってほっこりさんまったりさんとこれを記す。







2016年10月18日(火) はんにゃしんぎょう

昨日ほど気温は高くなかったけれどとても蒸し暑くて

今朝は扇風機をつけて朝食。急いで片づけてなくて良かった。

天気予報では遠くにある台風の影響で暖気が流れ込んでいるとの事。

水温もかなり高くなっているようで海苔の生育が心配であった。


朝からどうしたことかひどい無気力に襲われていた。

まるでこころが眠っているよう。仕事に行くのが憂鬱でならない。

しぶしぶと山里の職場に向かっていたらSさんからメール。

すごいハイテンションのメールで一気に気分が明るくなった。


昨日お大師堂で眠っていたお遍路さんはイギリス人だったとの事。

「にほんごすこしだけ」と言ってSさんに「はんにゃしんぎょう」

一緒に唱えて欲しいとお願いされたそうで、照れ屋のSさんらしく

「ノーノー」と必死で首を横に振ってなんとか断ることが出来たらしい。


その光景が目に見えるようで思わずくすくすと笑ってしまった。

私ならどうしただろう。調子に乗って一緒に唱えたかもしれない。

聴きたかったなとすごく思った。イギリス人の般若心経。


おかげで穏やかな気持ちのまま仕事をすることが出来て

ああ今日もなんとかなったのだなとほっとくつろいでいる夜。

このままずっとずっと穏やかな気持ちでいられそうな気もする。


今日もありがとうございました。ほっこりさんまったりさん。

今夜もほろ酔ってこれを記す。





2016年10月17日(月) まあるくまあるく

10月も半分を過ぎたと言うのにまさかの真夏日。

あまりの暑さにとまどう。夏はまだ潔く去れないのか。



昨夜は義妹宅でちょっとした宴会だった。

義弟一家もそろってみんなでわいわいとにぎやかに集う。

言語障害があり殆どしゃべれない姑さんも嬉しそうに笑っていた。

小っちゃい子たちも走り回ってとても楽しいひと時を過ごす。

娘夫婦が遅くまでいとこ達と酒盛りをしていたので

孫たちと一緒に寝る。芽奈はじいちゃんと綾菜はばあちゃんと。


そして穏やかな朝を迎えるありがたさ。

仕事の事を思うとついつい憂鬱になってしまうけれど

苛々したり腹を立てたりすればすればするほど自分を追いつめているような。

そんな気がして気分一新。のほほんと気楽に行こうと心に誓う。


まあそれなりに。なんとかまあるくおさまった一日だった。

明日の事はわからない。けれどもきっとなるようになるだろう。


今日も穏やかな一日をありがとうございました。

お大師堂にはお遍路さんが来ていてぐっすりと眠っていた。

起こしては可哀想と今日も外からそっと手を合わせて帰る。


なむだいしへんじょうこんごう。ぐっすりぐっすりおやすみなさい。



2016年10月15日(土) のほほんと

朝はかなり冷え込んでいたけれど日中はぽかぽか日和。

抜けるような青空がまぶしいほどの秋晴れとなった。


朝のうちにちょこっと川仕事。

種付けの済んだ海苔網を今日ですべて張り終える。

後はひたすら芽が出てくれるのをじっと待つのみ。

期待半分、不安半分の天と運に任せるようなきもち。



あまりにも良いお天気だったので歩いてみたくなって

お休みだった娘と一緒にお散歩がてら保育園へお迎えに。

帰り道も孫たちとお散歩を楽しみにしていたのだけれど

芽奈がすでに眠くなっていておんぶや抱っことちょっと大変だった。

保育園までの往復は近いようでけっこう距離があって

またまた足腰の弱さを実感するばあちゃんであった。

ほんの数年前まではジョギングの真似事も出来ていたのだけれど

このところの運動不足のせいか、それとも年のせいだろうか。

じいちゃんには「太りすぎだろ」と笑われてしまったけれど。


午後は芽奈がすぐに寝てくれて一緒にお昼寝をする。

とろりんとろりんと心地よい眠りだった。

夢か現実かわからないような夢をみていた。

確かに綾菜がそばに来ていたのに目を覚ましたら居なかった。

やはり夢だったのか、娘と一緒に出掛けていたらしい。


芽奈も目を覚ましてまたお散歩に行くことに。

そうしたらちょうど娘たちも帰ってきて土手でしばらく遊ぶ。


今日も笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。

孫たちのおかげでのほほんと過ごせるありがたさ。

今夜もまったりとほろ酔ってこれを記す。



※読み返していたらとてもなつかしくって

10年前の10月の日記



2016年10月14日(金) さらりさらりと

曇り日。さほど肌寒くもなく過ごしやすかった。

あちらこちらにコスモスがたくさん咲いていて

自分がいちばん好きな花だったなと思い出す。

気が付けばゆったりと花を愛でる時間もなく

なんだかコスモスに申し訳ないきもち。


仕事は今日も相変わらずで書いてしまえば愚痴になるので

さらりさらりと水に流して今週のお仕事はおしまい。


お昼休みを30分だけいただいて「やまびこカフェ」へ。

金曜日はバイキングなのでとても楽しみにしていた。

炊き込みご飯、野菜を中心にした田舎料理などなど

食欲の秋とばかりに今日もがつがつとよく食べる。

12時前だったけれどほぼ満席でお遍路さんの姿もあった。

美味しそうに食べてくれていてなんだかとても嬉しかった。


午後から宿毛市へ。帰宅が少し遅くなってしまって

お大師堂をお休みして大急ぎで保育園へお迎えに。

娘が遅番だったので延長保育をお願いしても良かったのだけれど

孫たちと散歩に行くのが楽しみでいつも通りに連れて帰る。


今日も三輪車と自転車。じいちゃんも一緒に行ってくれて助かる。

土手に上がる坂道では「おして〜おして〜」とそれはにぎやか。


夕暮れ間近。そよ吹く風はすっかり秋の風だった。

今日も笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。

今夜も焼酎のお湯割りでほっこりほこほことこれを記す。


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