ぽつぽつと雨の朝。静かな雨音に秋の虫たちがささやいていた。
最近はずっと早寝のせいか、今朝も4時過ぎにはもう目が覚める。
午前5時には「おはよう」の声が飛び交うネットのとある場所。
顔は見えないけれど仲間たちとふれあうひと時がとても楽しい。
早目に朝食を済ませてからちょこっと川仕事に行っていた。
海苔網を少しだけ張って自然の種付けを試みる。
毎年ほとんどが人工種だけれど自然の種も頼りにしている。
種まきをしなくても芽が出る植物があるのとよく似ている。
午前中にコインランドリーと買い物。
サニーマートで息子のお嫁さんと圭人にばったり会った。
息子が運動会の体操服を準備しないといけないと言っていたので
「体操服を買ってね」と少しだけカンパ。貧乏なおばあちゃんでごめんね。
息子は今日も仕事との事。いつもいつも憐れに思えてならない。
午後は芽奈がお昼寝から起きてからまたお散歩に行っていた。
四万十川の土手をかけっこ。芽奈の走りっぷりはやはりすごい。
野菊を見つけた綾菜が手折ろうとしていたので
「お花がかわいそうなよ」って言うとそっと手を離した。
野菊がにっこりと微笑んだような優しいひと時だった。
今日もみんな笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。
毎日をぎゅっとぎゅっと抱きしめるように過ごしている。
あしたのことはまたあした。どうか穏やかな朝でありますように。
晴れのち曇り。風があってずいぶんと涼しく感じた。
今朝はお散歩がてら孫たちと歩いて保育園へ。
ふたりともとても元気にてくてくと歩く。
ばあちゃんはすぐにふうふう。足腰の弱さを痛感。
けれどもとても楽しい朝の道だった。
孫たちを送り届けてから、ご近所のパパさんが声をかけてくれた。
クルマに乗せて帰ってくれるとの事。大助かりだった。
お昼前には保育園で避難訓練があって娘と参加する。
最初に大地震の音声が流れて子供達はみな頭を抱えてうずくまっていた。
ごうごう、どんどんと大人でも怖くなるような大きな音が鳴り響く。
怖くて泣いている子もいた。綾菜は?芽奈は?とはらはらと姿をさがす。
地震がおさまって今度は大津波。各自子供達と手を繋いで隣の小学校へ。
屋上まで上がるととてもほっとした。まさに本番さながらの訓練だった。
今日は保護者も参加したけれど、普段から度々訓練をしているとのこと。
幼い頃から「身を守る」大切さを教えてくれているのだった。
午後はお昼寝を済ませてからお散歩へ。川風がとても心地よい散歩道。
嬉しそうに走り回る孫たち。猫じゃらしや野菊も風に揺れていた。
夕方、娘婿が大分から無事に帰宅する。お土産がいっぱい。
ひそかに焼酎を期待していたけれど、別府の地獄ラーメンとか。
福岡の明太子とか長崎のカステラまであってびっくりぽんだった。
「とーたん、だっこ」芽奈は父親にべったりと甘えながらの夕食。
今日も平穏無事、みんな笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。
いつもいつもささやかなことだけれど、今夜もほっこりとこれを記す。
曇りのち晴れ。夏の名残の蒸し暑さはあったけれど
空にはうろこ雲が見えて、ああ秋なんだなあって思った。
仕事は忙しかったけれど、ちょっと抜け出して昼食。
今日もお楽しみのバイキングでとにかくお腹一杯に食べる。
山里の「やまびこカフェ」はなかなかの盛況のようで
今日もたくさんのお客さんだったようだ。
12時になると混むので11時半に行くのが私らしさ。
田舎料理だけれどそれがとても美味しくてたまらない。
食欲の秋だと理由をつけて体重はどんどん増えていくばかり。
今夜はオムライス。綾菜が白いご飯が良かったと言って食べない。
娘が「お米の神様が泣いているよ」と叱って少しだけ食べてくれた。
「おばあちゃんごめんなさい、あやはもうたべれんけん」と
「半分食べたけんじょうとう!えらかったね」とほめてあげる。
子供のしつけって難しいなと思った。昔のようにはいかないことが多い。
とーたん大好きの芽奈はちょっと寂しそう。
娘婿は大分に出張で今夜のフェリーに乗る予定だったのだけれど
宿毛佐伯フェリーが船の故障で欠航になってしまったそうだ。
八幡浜まで向かっているとのことでほんとうにご苦労な事である。
どうか無事に大分に着いて明日は元気に帰って来てくれますように。
仕事ではちょっといろいろあって心身ともに疲れてしまったけれど
今日もみんな笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。
嫌なことはさらりさらりと焼酎に流しつつほっこりとこれを記す。
ぽつぽつの雨もすぐにやんでくれて曇り空。
秋のお彼岸の中日で秋分の日でもあった。
そして大好きだった祖母の命日でもある。
亡き祖母を偲びつつ孫三昧をさせてもらっていた。
ちょうど還暦の歳に脳卒中で半身不随になった祖母。
その歳に私もなってしまったのだなと感慨深く思う。
孫たちとふれあいながらなんとしても健康でありたいと願う。
午前中は郊外にあるショッピングモールへ出掛けて
孫たちはゲームセンターではしゃぎまわっていた。
娘が一緒でなければばあちゃんはくたばっていたことだろう。
パワフルな孫たちにすっかり圧倒されていた。
けれどもいっぱいの笑顔。そうして元気をもらったのだ。
帰宅して久しぶりにみんなでお大師堂へ。
綾菜が「なむだいしへんじょうこんごう」忘れていなくて
びっくりと嬉しかった。芽奈も一緒に小さな手のひらを合わす。
お大師さんからご褒美のお菓子をもらって喜んで食べていた。
芽奈が「かーたんもばーたんもたべたや」と言ってくれて
誰に似たのかよく気のつく子だなと微笑ましく愉快なひと時。
午後、芽奈はすぐに眠くなってお昼寝をしていたけれど
綾菜はお昼寝をせずにいて、晩御飯の直前になって食卓でそのまま
うつぶせになって眠ってしまったのだった。
遊び疲れていたのだろう。なんとも微笑ましい夕暮れ時の事。
今日も笑顔がいっぱい。穏やかな一日をありがとうございました。
こうしてほっこりとまったりと過ごす夜がいつも奇跡のように思える。
あたり前のようでいて決してあたり前ではないのだな。
いつものように焼酎を飲みつつほろ酔ってこれを記す。
曇り日。台風一過の青空もつかの間だったようだ。
今朝になり昨日の台風の被害が大きかったことを知る。
市内やお隣の宿毛市では床上浸水をしたお宅がかなりあったよう。
我が家は難を逃れることが出来たけれどとても他人事には思えない。
山里の職場に向かう山道も落石や土砂が流れている箇所がかなりあった。
作業員の人達が懸命に道路を整備してくれていて頭が下がる思い。
お遍路さんにも会って声をかけるとにっこりと微笑んでくれた。
ふっと先日会った野宿のお遍路さんのことを思い出していた。
もう伊予路かもしれないけれど、どんなにか大変だったことだろう。
長いこと職場をほったらかしにしていたせいか今日はとても忙しかった。
母に「顔がひきつっている」と言われてドキリとする。
自分では一生懸命仕事をこなしているつもりだったけれど
母はいつも私の顔色をうかがっているのかもしれない。
もしかしたらお互いに。私も母の顔色ばかり気にしている。
仕事が長引き一時間ほど残業をして急いで帰路についた。
お大師堂はお休みにして帰宅すると娘が家にいて
今日はお休みだったとのこと、まったく知らなかった。
洗濯物もたたんでくれていて思いがけずに嬉しかった。
娘と一緒に保育園へお迎え。孫たちの笑顔にはほんとうに癒される。
今日は9月生まれの誕生日会でみんなにお祝いしてもらった芽奈。
再来週の土曜日には敬老会があるそうだ。ばあちゃんめっちゃ楽しみ。
今日も笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。
今夜もほっこりさんまったりさんとほろ酔ってこれを記す。
午前三時頃から雨が降り始めて明け方には風も強くなった。
夜が明けた頃に暴風圏内に入り大荒れの朝となる。
保育園は昨夜から休園が決まっていたけれど
娘夫婦は仕事で暴風雨のなかを出掛けて行ってなんとも心配。
じいちゃんも消防団の召集があって勇ましく出掛けて行った。
さあなにをして遊ぼうかね。孫たちと部屋中おもちゃだらけにして過ごす。
仲良く遊んでいるかと思えば喧嘩もしたりでそれはそれはにぎやか。
幸いなことに台風の直撃は免れ午前10時頃には雨も小降りになった。
けれども市内のあちらこちらで道路が冠水していたらしい。
改めて雨の恐ろしさを感じる。とにかくもの凄い雨だった。
午後は台風一過。青空が見えてほんとうにほっとする。
孫たちと散歩に行って堤防から濁流の流れる四万十川を見た。
川沿いにあるお大師堂は大丈夫だろうか。
一昨年だったろうか床下浸水をしたことを思い出す。
娘婿が早目に帰宅してくれて孫たちを任せてから
おそるおそるお大師堂へ行ってみた。
よかった、なんとかぎりぎりのところで無事だった。
ごうごうと濁流の音に負けないように大きな声でお経を唱える。
平穏無事のありがたさをつくづく感じながら
今日も笑顔でいられてほんとうにありがとうございました。
手を合わすとなんだか涙ぐんでしまいそうなひと時だった。
雨が降ったりやんだりだったけれど、今夜は嵐の前の静けさ。
秋の虫たちがのどかに歌っていて穏やかな夜のありがたいこと。
台風16号は不気味に近づいていて、明日の早朝から暴風圏内に
入るとの予報。やはり台風は怖くて不安で身構えている。
じいちゃんは川船を安全な場所に避難させたり
夕方には家中の雨戸を閉めて早目の用心に越したことはない。
「敬老の日」今日は孫三昧をさせてもらっていた。
息子も圭人を連れて遊びに来てくれて、我が家はまたまた保育園状態。
孫たちのおかげでにぎやかで楽しい一日を過ごさせてもらった。
息子たちが帰る時に「ひぃばあちゃんのこと忘れていたね」
みんなで遊びに行ってあげたらどんなにか喜んだことだろうに。
息子も「敬老の日」をすっかり忘れていたそうで苦笑いしながら帰って行った。
私もうっかりしていたなと反省。なんのための「敬老の日」だったのか。
日々の事で精一杯で大切な事を疎かにすることが多くなったこの頃。
あれこれと考えていたら果てがなく、今日も平穏無事に暮れて行く。
綾菜が久しぶりに一緒にお風呂に入ってくれて嬉しかった。
今夜もまったりさんとほっこりさんと焼酎を飲みつつこれを記す。
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