ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2016年09月15日(木) お月様はかくれんぼ

今日も曇り時々雨の予報だったけれど薄日が差してくれて

洗濯物もよく乾く。おひさまありがとうさん。


川仕事は暑かったけれど今日も順調にはかどる。

大潮で川の水があっという間に引いてしまって

まるで有明海のムツゴロウみたいになっていた。

汗びっしょりになってくたくたに疲れて帰宅する。

そんな疲れが心地よい。なんだか身体が活き活きとしている。


午後からお大師堂に行くつもりだったけれど

今日は諦める。お参り仲間のいとこからの情報で

常連のお遍路さんが昨日から逗留しているとのこと。

私も昨日会ったけれど昼間っからお酒の匂いがしていて

愛想笑いはしたもののなんだかとても不謹慎に思えた。

いとこも今日はやめておいたほうが良いと言ってくれて

後のことは管理者でもあるSさんに任すことにした。

角を立てずにやんわりと事が運ぶことを願うばかり。


もう何年も歩き続けているお遍路さんにとっては

まるで我が家のように思えてくつろげるお堂なのかもしれない。

その気持ちがわかるだけになんだかとても複雑な気分になった。



今夜は十五夜お月さん。孫たちが楽しみにしていたけれど

残念ながら雲にかくれんぼしてしまって月が見えない。

もしかしたら明日の夜は見えるかな。十六夜の月が満月らしい。


今日も穏やかな一日をありがとうございました。

隣室から孫たちのはしゃぎ声。聞いているだけで顔がほころぶ。



2016年09月14日(水) めいちゃん2歳の誕生日

天気予報は曇り時々雨だったけれど、薄日が差して蒸し暑い一日だった。

孫たちは運動会の総練習。体操服を着てはしゃぐ朝。

今度の日曜日に小学校と合同の運動会がある。

お天気が心配だけれどどうか予定通りに出来ますように。


そして今日も川仕事。機械の調子も良く順調にはかどる。

川の水が引いてしまうとさすがに暑くて汗びっしょりになった。

じいちゃんとふたりくたくたになって帰って来た。


昼食後、仕事で気になることがあり母に電話する。

穏やかに話しかけたつもりだったけれどなんとも機嫌の悪い母。

「言われなくてもわかっている」と言わんばかりで

ああ電話しなければ良かったととても後味が悪かった。

母は母なりに一人で切り盛りしようと張り切っているのだろう。

それも元気な証拠だと思って嫌な気分はさらりと水に流すことに。



今日は芽奈の2歳の誕生日。今夜は家族でささやかにお祝いする。

手巻き寿司と鶏のから揚げ。綾菜はイクラで芽奈はシーチキンが好き。

ふたりとも美味しそうに食べてくれてとても嬉しかった。

ケーキは特注で「トトロのケーキ」食べるのがもったいないほど可愛い。

ローソクを2本立てて芽奈がお口をふくらませて上手に消した。

みんなで大拍手。芽奈の照れくさそうな笑顔がなんとも微笑ましい。


もう2歳。ほんとうに早いものである。

これからも元気にすくすくと成長してくれることを願うばかり。


今日も笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。

今夜もほっこりさんまったりさんとほろ酔ってこれを記す。





2016年09月13日(火) もらっていただく

今日も雨の予報だったけれど思いがけず晴れ間が見えた。

午前七時から川仕事へ。さあ今日も頑張ろうかねと

作業を始めようとしたら杭を打つ機械が動かない。

じいちゃんが船の上であれこれと試してみたけれど

これは駄目だなと急きょ修理に持って行くことになった。


いつもお世話になっている農機具屋さんで修理してもらって

また大急ぎで川に戻ってなんとか杭を打つことが出来た。

まあどんな時もあるものだ。機械さまさまだなとつくづく思う。



午後は内科の通院日だったので時間待ちをしていたところ

「こんにちは」と大きな声で呼ぶ声がする。

するとなんと玄関先に白装束のお遍路さんが立っていた。

真っ黒に日焼けした顔に真っ白な長いお髭。

なんだか仙人のように見えるお遍路さんだった。

「角打ち」と言うのだろうか。家々を回りながらお経を唱えて修行する。

最近では迷惑がるお宅も多いと聞くけれど

我が家は大歓迎であった。それはとてもありがたいこと。

お経をしっかりと聞いていればわかる。とても心がこもったお経だった。


こころばかりのお布施をもらっていただいて

少し立ち話をしたのだけれど、なんとお遍路歴20年ということ。

顔なじみのお遍路さんの名前を言うとみんな仲間だと喜んでいた。

お大師堂にも数年前に泊まったことがあるらしいのだけれど

私は初対面だった。こんなこともあるのなだと不思議な気持ち。

聞けばなるべく野宿を心がけていて今はお堂等に泊まることは殆ど無いらしい。

橋の下がいちばん好きですよと笑顔で話してくれたのが印象的だった。


職業遍路さんと言っても良いのか。偏見を持つ人も多いけれど

私は決してそうは思はない。分け隔てなく接したいといつも思う。


お布施は「あげる」のではなく「もらっていただくもの」だと学んだ。

誰にでもあるだろう「欲」をもらっていただくものなのだそうだ。


決して裕福ではない我が身だけれど、なんとも清々しい気持ちになれた。


今日もそうして穏やかな一日をありがとうございました。

朝からバタバタと気忙しい一日だったけれど、心はとても穏やかでした。






2016年09月12日(月) 秋雨前線かな

雨の音で目が覚める午前四時。そのまま二度寝は出来ず。

秋雨前線の影響だろうか今週は雨の日が続きそうだ。


早朝から川仕事の予定だったけれど

幸いにも雨がやんでくれて今のうちと急いで出掛ける。

午前6時半、潮はもう引き始めていて水は膝下あたり。

最初は冷たいけれどすぐに慣れて川の中を歩き回る。

漁場にロープを張って竹の杭を打っていく作業だった。

「これがいちばんキツイね」とじいちゃんと笑い合ったり。


午前9時には今日のノルマを達成して家路を急ぐ。

今日はどうしても急ぎの仕事があって山里の職場に向かう。

若い頃にはへっちゃらだった掛け持ちも今はとてもしんどい。

早弁だけが楽しみで今日も11時前に「チキン南蛮弁当」


午後も仕事が忙しくなんとかやっつけて帰路に着いた。

3B体操のある日だったけれどそれどころではなくて

ゆとりも余裕もないわが身がなんだかみじめに思えてくる。


ハードな一日だったけれど、なんだか活き活きとしていて

こんな自分も好きだなと思った。程よい疲れもまた心地よくて。


今日も穏やかな一日をありがとうございました。

早めにお風呂に入っている間に、娘が食器を洗ってくれていて嬉しかった。


明日も早朝から川仕事の予定。どうか雨がやんでくれていますように。



2016年09月11日(日) チャルメラ美味し

夏の名残の残暑とちいさな秋を楽しむ。

娘夫婦がお休みだったのでお守りも免れのんびりと日曜日。

じいちゃんも今日は消防団の訓練があって朝から出かけていた。


朝のうちに買い物を済ませてからお大師堂へ。

連泊していたお遍路さんは今朝旅立ったようだった。

ゴミひとつも残さずとても綺麗にしてくれていた。


先日から気になっていた手水鉢の水をやっと入れ替える。

水道がないのでバケツに川の水を汲んで運んだ。

汽水域なので少し塩分があるけれどとても清らかな水。


娘たちも出掛けていてじいちゃんも留守なので

お昼は独りでラーメンを作って食べた。

チャルメラ美味し。ああ秋だなあと独り言。


午後は録画してあった番組を片っ端から見る。

「行列」とか「鑑定団」とか「青空レストラン」とか。

ちょっと昔は殆ど見ることもなかったテレビも今は楽しみとなった。



午後7時過ぎ、プチ旅から綾菜が帰ってくる。

ばあちゃんがぎゅっとする前に娘に抱きつく綾菜だった。

やはり母親がいちばんなのだな。まだまだ甘えん坊の姿が微笑ましい。


階下から家族水いらずの団欒の声を聴きながら

ばあちゃんは今夜も焼酎を飲みつつほっこりとこれを記す。

穏やかな一日をありがとうございました。





2016年09月10日(土) 穏やかにゆったりと

爽やかな秋晴れ。朝晩はずいぶんと涼しくなった。

今朝は芽奈が機嫌よく保育園に送り届ける。

クルマから降りて保育園までかけっこ。

「よういどん」とちょこちょこ走る姿がとても可愛い。


たくさんの洗濯物を干して買い物に出掛ける。

休日はゆっくりと買い物が出来てとても楽しい。

開店したばかりのスーパーは半額商品が多くわくわくする。

とにかく半額の食材をゲットしてからメニューを決めるのが定番。


午前中にお大師堂へ行くつもりだったけれど今日はお休みすることに。

Sさんからメールがあって昨夜泊まっていたお遍路さんが寛いでいるとの事。

もう常連のお遍路さんなのだけれど、なんとなく躊躇してしまった。

何か差し入れをと思ったけれど今回は「ごめんなさい」と手を合わす。

久しぶりにお大師堂に来てくれたお遍路さんなのに本当に申し訳ない。



お昼前に息子が圭人を連れて来てくれて、一緒に芽奈を迎えに行く。

芽奈は大喜びで帰宅してしばらくは圭人と一緒に遊んでいけれど

息子が用事があって一時間ほどで急いで帰ってしまった。

「けいとくんかえる?」とてもしょんぼりと寂しそうな芽奈だった。


午後は芽奈もお昼寝。じいちゃんもばあちゃんもお昼寝。

なんともゆったりとした時間をのんびりと楽しんでいた。


今日もみんな笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。

6時半にはもう日が暮れる。ずいぶんと日が短くなった。

お風呂に入って今夜も焼酎タイムを楽しんでいます。



2016年09月09日(金) 腹を立てず気はながく

昨夜からずいぶんと涼しくなって爽やかな朝。

空にはうろこ雲、「秋の空やね」と孫たちと見上げる。



綾菜が今日から下田のおばあちゃんとプチ旅。

昨夜からリュックに荷物を詰め込んでとても楽しみにしていた。

保育園はお休みすることになっていたのだけれど

芽奈がそれを察して行きたがらず駄々をこねる。

なんでもお姉ちゃんと一緒じゃないと気が済まない。

仕方なく綾菜も一緒に保育園まで行ってもらって

なんとか芽奈を送り届けたのだけれど大泣きで可哀想だった。


綾菜をまた家に連れて帰ってから山里の職場に向かう。

「おばあちゃん、あやがおらんとさびしい?」と訊くので

「おばあちゃんはさびしくて泣きそうな」と応える。

それは本音で綾菜がいないとほんとうに寂しい。



今日もぼちぼちと仕事。自分次第なのだなと思って

母になるべく優しく接しようと心がける。

昨夜ネットで認知症のページを検索して読んでいたら

やはり怒りっぽくなるのが初期症状でもあるらしい。

暴言を吐いたり攻撃的になるのもその症状のひとつ。

対策としては「まわりの優しさ」がいちばんであるとのこと。

やはりそうであったかと心当たりがたくさんあった。

「腹を立てず気はながく」である。肝に命じようと心に誓う。


親が老いていくのはどうしようもないこと。

自分も老いていくけれど母はもっともっと老いていく。


なんとか穏やかに仕事を終えて帰路に着く。

ちょうど庭に出ていた母が手をふってくれた。

私も手をふる。それはとても懐かしく忘れていた光景でもあった。



今日も穏やかな一日をありがとうございました。

今夜もほっこりさんとまったりさんに寄りそうようにほろ酔ってこれを記す。





 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加