相変わらずの猛暑だったけれど
夜になれば秋の虫たちの声が聞こえるようになった。
処暑までもう少し。しっかりと夏を見送ってあげたい。
昨夜のお通夜、今日はお葬式と慌ただしく過ぎる。
家族が亡くなるってほんとうに大変なことだなと思った。
夕方お向かいのご夫婦が挨拶に来てくれた。
助け合うのは当然のこと。今度はうちがお世話になる番。
ばたばたと気忙しい一日だったけれど
今日は娘の35歳の誕生日でもあった。
お葬式が終わってから握り寿司を買いに走る。
娘婿がステーキ肉を買って来てくれてとても助かる。
ケーキは娘の職場からプレゼント、それもとても助かった。
ほんとにささやかではあったけれど娘の誕生日をお祝いする。
娘が生まれたのは35年前のちょうど今頃。7時半過ぎだった。
ずいぶんと歳月が流れてしまったけれど決して忘れることはない。
今は二人の子供のお母さん。可愛い孫たちを生んでくれた娘。
ありがとうね。おかげで母は幸せなおばあちゃんでいられます。
今日から仕事のはずだったのだけれど
なぜか同僚が出勤して来ず。
毎年16日までお盆休みなので勘違いしたのかも。
特に急いだ仕事もなかったので電話もせずそっとしておく。
お昼前にじいちゃんから連絡があって
お向かいのおばあちゃんが亡くなったとのこと。
訃報はいつも突然に舞い込む。
なんとも落ち着かず早目に帰宅してお向かいへ。
明日はお通夜、明後日は告別式と忙しくなりそうだ。
出来る限りお手伝いをしてあげたい。
いつも仲良くしてもらっているご近所さんだもの。
夕飯は冷しゃぶにしたのだけれどまた作り過ぎてしまった。
柔らかくて美味しい豚肉だったのだけれど
ポン酢で食べるのが苦手だったのか孫たちは一口も食べず。
じいちゃんも少しだけ、娘婿も一口も食べてくれなかった。
娘とふたりでいっしょうけんめいに食べたけれどたくさん残る。
なんだか悲しい。たまにこんな日もある。気にしない気にしない。
今日もそれなりに穏やかな一日をありがとうございました。
暑い暑いと言いながら怠惰に過ごす。
オリンピックはあまり興味がないのだけれど
さすがに今日は卓球の愛ちゃんを応援していた。
孫たちは保育園へ。なんとも静かな一日。
プチ旅の疲れが出てしまったのか午後は昼寝ばかり。
お盆休みもあっという間に終わってしまってまた明日からお仕事だ。
気の重い事もたくさんあるけれどすくっと前を向かなければ。
自分に与えられた日常をまっとうしなければいけない。
何事もなんとかなってなるようになるのだろう。
今日も穏やかな一日をありがとうございました。
ポテトサラダをたくさん作ったら芽奈がいっぱい食べてくれて嬉しかった。
同窓会はなんとも楽しゅうございました。
あれこれと迷っていたけれど行ってほんとうに良かったと思う。
懐かしい旧友たち。中には中学卒業以来会っていなかった友もいて
遠く北海道から、関西や九州から遠路はるばる来てくれてのだった。
あまりの懐かしさに目頭が熱くなるほど感動的な再会となる。
何よりも嬉しかったのは恩師の先生方がまだとても元気でいてくれて
特に86歳の先生は二次会まで付き合ってくれて深夜まで。
みんなの手を握ってひとりひとりに声をかけてくれた。
それがどれほど励みになったことだろう。60歳はまだまだこれから
先生からいただいた言葉がとても胸に沁みわたるようだった。
なんとしても長生きをしよう。残された人生をもっともっと楽しもう。
いつも弱音ばかり吐いている自分がとても情けなく思えたりした。
残念ながらすでに亡くなってしまった友が7人もいた。
みんなで黙とうをする。目に浮かぶのはきらきら眩しい少年と少女。
病魔と闘いながら出席できなかった友もいる。失明してしまった友もいる。
みんなの顔が見えないと言うのになんて素晴らしい笑顔だったことだろう。
ほんとうにかけがえのない一日をいただいたのだと思う。
ありがとうございました。また前を向いてすくっと歩みだして行こう。
今日もかなりの暑さ。猛暑にもすっかり慣れてきたこの頃。
芽奈を保育園に送り届けてから少し掃除をしていたけれど
すぐに汗びっしょりになってしまって早々とギブアップ。
同窓会がいよいよ明日になってなんだかそわそわと落ち着かない。
まるで修学旅行の前日のような気分だった。
楽しみよりもどうしてか不安な気持ちが勝り自分でも情けない。
列車の時刻表を眺めながら乗り換えがちゃんと出来るだろうかとか
とにかく無事に目的地に着ける自信がまるでないのだった。
あれこれと考えていたら不安は果てしなく広がるばかりで
もし大地震が起こったらどうしよう。そのまま帰れなくなってしまうのでは
もうもうほんとうにどうしようもない自分になっていくばかり。
懐かしい旧友たちに会える楽しみも少しはあるのだけれど
「あの可愛かったミカちゃんが」とみんなに笑われてしまうことだろう。
醜態をさらけ出す勇気が今一つわいてこない。
特に好きだった男の子とは会いたくない。もうこの世の終わりだ。
なんちゃって、もうぐじぐじ思い悩むのはやめようかね。
せっかくの同窓会を自分で台無しにしてはいけないなと思いなおす。
とにかく行って来ます。無事に行って無事に帰って来ますから。
明日は11時過ぎの列車に乗って高知駅で乗り換え
3時前に目的地の「奈半利」に着く予定。
| 2016年08月11日(木) |
お盆には帰ってきてね |
今日もかなりの暑さ、処暑までもうしばらくの辛抱だろうか。
朝から庭にビニールプールを出して孫たちは水遊びを始める。
きゃあきゃあとはしゃぎ声。聞いているだけで楽しくなる。
午後からじいちゃんと、義妹と三人でお墓掃除に行っていた。
夏でも枯れ葉が積もり夏草はもちろん生い茂っていた。
ちょうど山の木陰になっていて吹き抜ける風のありがたいこと。
おかげで掃除もはかどりなんとかそれなりに綺麗になる。
「お盆には帰って来てね」みんなで手を合わせて亡き父に声をかける。
お馬さんに乗って急いで帰ってきて牛に乗ってゆっくり帰るのだそうだ。
帰宅すると義妹がちょっとビールを飲もうよと言い出して
じいちゃんと一緒にごちそうになる。昼間っからもうお盆モード。
ほんのコップ一杯のビールの効いたこと。夕方までごろごろしていた。
今日も穏やかな一日をありがとうございました。
ばたばたしているようでまったりとしていた一日だった。
お風呂上がりの焼酎が美味し、今夜もほろ酔ってこれを記す。
| 2016年08月10日(水) |
ありがたやありがたや |
今日も残暑が厳しく猛暑日となる。何もかもとろけるような暑さ。
山里ではあちらこちらで稲刈りが始まりコンバインの音が響く。
稲刈りのことを「秋」と言う呼び方をするのだけれど
どんなに暑くても「秋」と聞くとなんだかほっとする。
明日は「山の日」とか、いつのまにか今年からそんな祝日が出来ていた。
社長が「もう12日も休もうぜ」と言ってくれて
思いがけず明日から5日間のお盆休みをいただくことになった。
緊張感が一気に薄れてなんだか肩の力が抜けるようだった。
ありがたやありがたや。同窓会もあるのですっかり夏休みモード。
自分なりにまったりゆったりと過ごしたいなと思っている。
夕食後、芽奈とお風呂。シャンプーをする時に頭にお湯をかけると
「きもちええ」と言ってうっとりしている顔がとても可愛かった。
おしゃべりがとても達者になってもう何でもわかるようになっている。
来月にはもう2歳。ほんとうに早いものである。
今日もみんな笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。
焼酎ロック三杯目を飲み干しほろ酔ってこれを記す。
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