今日も五月晴れの爽やかな一日。
もう「立夏」春は急ぎ足で去って行ったようだ。
相変わらず早朝から川仕事。潮がすごい勢いで引いていく。
大潮になると海苔の胞子が出始めるのだそうで
目には見えないけれどなんだかとても神秘的に思える。
海苔にも命がありその命をまるで卵のように産んでいるのだった。
午後はまったくお昼寝をしない綾菜と過ごす。
海苔の箱詰め作業が少しあり一緒に作業場へ。
販売機でジュースを買ってあげたのだけれど
「のまんでもええ」と言って作業場の冷蔵庫に入れていた。
理由を訊くと「おじいちゃんもおばあちゃんものまんけん」と応える。
自分一人だけ飲むわけにはいかないと思ったのだろう。
そんな優しさが嬉しかった。ごめんねあやちゃんジュース飲みたかったね。
作業を終えてからお大師堂へ行っていた。
すると突然「おばあちゃんもははなが?」と問う。
はは?一瞬何のことかなと思ったけれどすぐに母のことだとわかる。
「おばあちゃんはね、あやちゃんのおかあさんのははよ」って教える。
「あやちゃんのははがおかあさんよ」って。
母の日が近いせいだろうか、幼い心は「はは」でいっぱいだったようだ。
お大師堂で「なむだいしへんじょうこんごう」ちゃんとして
お楽しみのお菓子をもらって大喜びで帰って来た。
今日もこんなに穏やかな一日をありがとうございました。
娘が夕方からの仕事だったのでいつも以上に忙しかったけれど
ばあちゃんは今夜もほっこりと生きています。
爽やかな五月晴れ。まさに風薫る五月であった。
今日も早朝から川仕事、朝の川風がなんとも心地良い。
9時にはもう作業場まで帰っておりまたまた孫たちのお守りを引き受ける。
帰宅すると息子も圭人を連れて遊びに来てくれてまるで保育園状態。
夜勤明けだと言う息子を少しでも休ませてあげたくて
孫たちを外で遊ばせていたのだけれど一人では手におえない。
じいちゃんにも手伝ってもらって走り回る孫たちを追いかけていた。
芽奈と圭人は一緒に遊ぶのだけれど、綾菜は単独行動をしたがる。
お姉ちゃんなのだけれど「お姉ちゃんでしょ」と言われるのが苦手なよう。
幼い心にも葛藤がある。自由気ままにと願望もあるのだと感じた。
お昼は綾菜のリクエストでピザを頼むことに。
宅配は時間がかかるというのでお店まで取りに行っていた。
そうしたらジュースのサービスがあって思いがけず嬉しかった。
みんなでにぎやかに美味しいピザを食べる。綾菜の嬉しそうな顔。
午後もしばらく外遊び。その間に息子も仮眠が出来たようで良かった。
綾菜は元気はつらつなのだけれど、芽奈と圭人が眠くなる。
息子たちが帰ってからぐずる芽奈をやっと寝かしつけた。
じいちゃんもうたた寝。ばあちゃんはまだ買い物にも行っていない。
孫たちと過ごすのはとても楽しいけれど、なんとも疲れるものである。
娘が遅番だったのですっかり手抜き料理の夕食だったけれど
誰も文句も言わず食べてくれたのが嬉しかった。
今日も平穏無事、笑顔の一日をほんとにありがとうございました。
お風呂上がりの焼酎をまったりと飲みつつこれを記す。
午後から大荒れのお天気になり雨も風も強し。
午前中に何人かのお遍路さんを見かけたけれど
無事に目的地まで着いているだろうかと気がかりだった。
朝のうちに川仕事を終えた。風が強かったけれど雨にならずに助かる。
収穫と撤収作業の日々もあと少しもう少しで終わりそうだ。
今日は綾菜の4歳のお誕生日、早いものだなと感慨深い。
今夜はみんなでお祝いをしようとあれこれ準備をしていたのだけれど
綾菜がとても深刻な顔をして「おばあちゃんおねがいがある」って言う。
昨日は保育園でみんなにお祝いしてもらってとても嬉しかったけれど
「はずかしいけん、おうちではもういやなが」って言う。
「おめでとうっていわんとって、おねがいやけん」って。
嬉しいお誕生日のはずだけれど幼い心は少し複雑だったようだ。
なんだかそれがすごい成長したように思えてならないひとこまであった。
だから今夜は「ありがとう」ってお祝いをする。
生まれてきてくれてほんとにありがとうね。あやちゃん大好きだよ。
今日もこんなに穏やかな一日をありがとうございました。
ほっこりほっこりそんな穏やかさをかみしめている夜。
| 2016年05月02日(月) |
はいはい今行きますよ〜 |
今日も汗ばむほどの陽気。
早朝からの川仕事も汗だくになって帰って来た。
明日は雨だったら休もうなとじいちゃんが言ってくれる。
娘が遅番だったので保育園にお迎えに行って
そのまま耳鼻科に直行する。
芽奈の薬が切れてしまってまた鼻水がひどくなっていた。
案の定また中耳炎になっていて「またか」とため息をつく。
やはり県立病院でちゃんと診てもらった方が良いのかもしれない。
病院が混んでいたので帰宅がすっかり遅くなってしまって
夕飯の支度もそこそこに。おそうめんをゆがいてみんなでちゅるちゅる。
やっとこさお風呂の順番が来て湯船に浸かれば一気に肩の力が抜けた。
ああなんて忙しい一日だったのだろう。けれどもそれも「しあわせ」
今日も平穏無事をありがとうございました。
隣室から芽奈が「ばあちゃーん」って呼んでくれている。
はいはい今行きますよ。今夜はゆっくり焼酎どころではなさそうだ。
| 2016年05月01日(日) |
野ばらが咲いてもう五月 |
すっかり初夏の陽気。ああもう5月なのだなと眩しい空を仰ぐ。
川辺には野ばらの花が群がるように咲いている。
雑草と名付けるには可哀想なくらい純白の可憐な花である。
今日も早朝から川仕事、9時には作業場まで帰っていたので
芽奈のお守りを引き受けて遊ばせながら作業をしていた。
「あちゅい」と言って上着を自分で脱いでしまって
上半身はだかになって走り回る姿も微笑ましい。
娘が仕事だったので午後も芽奈と過ごす。
綾菜は下田のおばあちゃんちへ遊びに行っており
お守りも一人だけだとずいぶんと楽に感じた。
じいちゃんもばあちゃんも一緒にお昼寝。
なんともまったりとした時間を過ごさせてもらった。
そして今日も「おだいちしゃん」お賽銭の入った巾着袋を離さない。
さあどうするかなと見ているとちゃんとお賽銭箱に5円玉を入れていた。
大人やお姉ちゃんのする事を見て色んなことを覚えてくれるのが嬉しい。
夕方には綾菜も帰ってきて今夜もにぎやかに食卓をかこむ。
春雨の酢の物をちゅるちゅる。二人とも美味しそうに食べてくれた。
今日もこんなに穏やかな一日をありがとうございました。
うしないたくないといつもいつもおもうにちじょう。
この穏やかさがずっとっずっと続いてくれますように。
ひんやりとした朝だったけれど、日中はよく晴れて暖かくなる。
気がつけば4月も最後の日、ほんとうにあっという間に走り抜けたような。
今日も早朝より川仕事、午前6時にはもう川の中に居た。
あと一週間ぐらいだろうか、とうとうゴールが見えてきた感じ。
やれるだけのことをやったのでもう悔いはない。もうひとふんばり頑張れ。
午前中に作業を終えてお昼前に保育園へお迎えに。
芽奈が眠くなっていたのでじいちゃんの運転で少しドライブ。
よほど眠かったのだろう。すぐにすやすやと寝息を立て始めた。
綾菜はちっとも寝てくれなくて一緒にお大師堂へ行っていた。
今日はお線香を立てるのに初挑戦。ろうそくの火におそるおそる。
それがなかなか上手くいかない。やっとお線香に火がついて
小さな手のひらであおいで消したので、教えたっけとおどろいた。
いつも私のすることをちゃんと見ていたのだなと感心したことだった。
芽奈がお昼寝から目を覚ましてからがちょっと大変だった。
綾菜が外で遊びたがればもちろん芽奈もお姉ちゃんと一緒。
庭で砂遊びをしていたのだけれど、いつのまにか水遊びになっていた。
二人ともびしょ濡れになってしまってやっとこさ家の中に入ってくれる。
楽しい午後だったけれどちょっぴりお疲れさんのばあちゃんであった。
今日もこうして穏やかな一日をありがとうございました。
いただいた一日をぎゅっと抱きしめながら夜が更けていきます。
少しひんやりとした朝。日中も風がとても強かったけれど
おひさまがいっぱい微笑んでくれてありがたいこと。
お昼前から川仕事に行ってほんの少しだけ収穫してくる。
まさか三番海苔の収穫が出来るとは夢にも思っていなかったので
わずかの量でもほんとうにありがたいことだと思う。
収穫が終わった網から撤去する。よく頑張ってくれました。
帰宅してちょうど孫たちがお昼寝から起きたところ。
洗濯物を取り入れるのを二人して手伝ってくれた。
芽奈が綾菜のすることをちゃんと見ていてすごいなと感心する。
洗濯物を抱えて縁側までせっせと運んでくれた。
それからお大師堂へ行こうかなと思っていたら
綾菜はおじいちゃんとテレビを見るのだと言う。
「めいちゃんは?」と訊くと「おだいちしゃんいく」と応える。
芽奈の口から初めて聞く「おだいちしゃん」だった。
なんだかすごく嬉しくなって娘と三人でお大師堂へ。
きらきらと眩しい川面。吹き抜ける風がなんとも心地良い。
お座布団にちゃんと正座をして小さな手を合わせる芽奈。
まだ一歳七か月とはとても思えない成長にほんとにおどろく。
今日もこんなに穏やかな一日をありがとうございました。
すごくすごく恵まれ過ぎているのだなといつも感じている。
被災地の事を思うと心苦しくてならないけれど
これが自分に与えられた日常。ただただ感謝するばかりである。
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