| 2016年05月01日(日) |
野ばらが咲いてもう五月 |
すっかり初夏の陽気。ああもう5月なのだなと眩しい空を仰ぐ。
川辺には野ばらの花が群がるように咲いている。
雑草と名付けるには可哀想なくらい純白の可憐な花である。
今日も早朝から川仕事、9時には作業場まで帰っていたので
芽奈のお守りを引き受けて遊ばせながら作業をしていた。
「あちゅい」と言って上着を自分で脱いでしまって
上半身はだかになって走り回る姿も微笑ましい。
娘が仕事だったので午後も芽奈と過ごす。
綾菜は下田のおばあちゃんちへ遊びに行っており
お守りも一人だけだとずいぶんと楽に感じた。
じいちゃんもばあちゃんも一緒にお昼寝。
なんともまったりとした時間を過ごさせてもらった。
そして今日も「おだいちしゃん」お賽銭の入った巾着袋を離さない。
さあどうするかなと見ているとちゃんとお賽銭箱に5円玉を入れていた。
大人やお姉ちゃんのする事を見て色んなことを覚えてくれるのが嬉しい。
夕方には綾菜も帰ってきて今夜もにぎやかに食卓をかこむ。
春雨の酢の物をちゅるちゅる。二人とも美味しそうに食べてくれた。
今日もこんなに穏やかな一日をありがとうございました。
うしないたくないといつもいつもおもうにちじょう。
この穏やかさがずっとっずっと続いてくれますように。
ひんやりとした朝だったけれど、日中はよく晴れて暖かくなる。
気がつけば4月も最後の日、ほんとうにあっという間に走り抜けたような。
今日も早朝より川仕事、午前6時にはもう川の中に居た。
あと一週間ぐらいだろうか、とうとうゴールが見えてきた感じ。
やれるだけのことをやったのでもう悔いはない。もうひとふんばり頑張れ。
午前中に作業を終えてお昼前に保育園へお迎えに。
芽奈が眠くなっていたのでじいちゃんの運転で少しドライブ。
よほど眠かったのだろう。すぐにすやすやと寝息を立て始めた。
綾菜はちっとも寝てくれなくて一緒にお大師堂へ行っていた。
今日はお線香を立てるのに初挑戦。ろうそくの火におそるおそる。
それがなかなか上手くいかない。やっとお線香に火がついて
小さな手のひらであおいで消したので、教えたっけとおどろいた。
いつも私のすることをちゃんと見ていたのだなと感心したことだった。
芽奈がお昼寝から目を覚ましてからがちょっと大変だった。
綾菜が外で遊びたがればもちろん芽奈もお姉ちゃんと一緒。
庭で砂遊びをしていたのだけれど、いつのまにか水遊びになっていた。
二人ともびしょ濡れになってしまってやっとこさ家の中に入ってくれる。
楽しい午後だったけれどちょっぴりお疲れさんのばあちゃんであった。
今日もこうして穏やかな一日をありがとうございました。
いただいた一日をぎゅっと抱きしめながら夜が更けていきます。
少しひんやりとした朝。日中も風がとても強かったけれど
おひさまがいっぱい微笑んでくれてありがたいこと。
お昼前から川仕事に行ってほんの少しだけ収穫してくる。
まさか三番海苔の収穫が出来るとは夢にも思っていなかったので
わずかの量でもほんとうにありがたいことだと思う。
収穫が終わった網から撤去する。よく頑張ってくれました。
帰宅してちょうど孫たちがお昼寝から起きたところ。
洗濯物を取り入れるのを二人して手伝ってくれた。
芽奈が綾菜のすることをちゃんと見ていてすごいなと感心する。
洗濯物を抱えて縁側までせっせと運んでくれた。
それからお大師堂へ行こうかなと思っていたら
綾菜はおじいちゃんとテレビを見るのだと言う。
「めいちゃんは?」と訊くと「おだいちしゃんいく」と応える。
芽奈の口から初めて聞く「おだいちしゃん」だった。
なんだかすごく嬉しくなって娘と三人でお大師堂へ。
きらきらと眩しい川面。吹き抜ける風がなんとも心地良い。
お座布団にちゃんと正座をして小さな手を合わせる芽奈。
まだ一歳七か月とはとても思えない成長にほんとにおどろく。
今日もこんなに穏やかな一日をありがとうございました。
すごくすごく恵まれ過ぎているのだなといつも感じている。
被災地の事を思うと心苦しくてならないけれど
これが自分に与えられた日常。ただただ感謝するばかりである。
曇りのち晴れ。おひさまのなんとありがたいこと。
きらきらとまぶしい空を仰げばなんてちっぽけな自分だこと。
けれどもそんな自分にちょこっと惚れている。
今日も山里の職場へ。さあ月末の支払いをと少し緊張していたのだけれど
「まだ月末じゃないけん」母の一言ですっかりやる気をなくす。
あれこれ言い合っていても喧嘩になるだけなので
もう何も言わない。月末になるといつもいつも仕事を辞めたくなる。
定時で逃げるように退散。帰り道で二人のお遍路さんを見かけた。
苛立っていた自分を恥ずかしく思う。お遍路さんに会えてほんとに良かった。
帰宅して洗濯物をたたんでいたら娘から電話があって
急な残業になったとのこと。急いで孫たちを迎えに行っていた。
ふたりともご機嫌、「お母さんは?」とも訊かなかった。
わいわいわいと今夜もにぎやかに夕食。家族団らんそのものである。
今日も平穏無事をありがとうございました。毎日が宝物のように思える。
思い煩うほどでもないけれど、あれこれと心は忙しい毎日。
そんな心をいつも癒してくれる家族みんなに感謝している。
夜明け前から降り始めた雨が今も降り続いている。
やまない雨はないけれど、なんだかふっと心細くなる。
悪天候の中、今日は三人のお遍路さんを見かけた。
声もかけられず追い越しながら頭が下がる思いであった。
明日は雨がやみますように。そうして気持ちよく歩けますように。
山里の職場は今日は開店休業状態だった。
同僚がお休みしていたので母が出勤してくるまで独りぼっち。
急いだ仕事も特になくしばしのあいだ本を読んでいた。
先日ふっと北海道のネット友のサイトを久しぶりに訪れたところ
昨年の夏に本を出版していたことが分かったのだった。
びっくりと嬉しくてすぐにアマゾンで注文する。
それが昨日届いてもうすぐにでも読みたくてうずうずしていたのだった。
その友と出会ったのはもう14年ほど前のことだけれど
難病と闘っていることを知りずっと応援し続けていた。
それなのに一年近くも遠ざかっていた事を詫びなければいけない。
その本を一気に読み終えなんともいえないパワーを貰った気がする。
この爽快感はなんだろう。思わず本を胸にぎゅっと抱きしめていた。
ありがとうね、ほんまにありがとうね。それ以外の言葉が見つからない。
加藤慎司「大丈夫、じゃない」文芸社
どうかひとりでも多くの人に読んでもらいたいお薦めの一冊です。
五月晴れにはまだ少し早いけれど爽やかな快晴となる。
木々の緑が目に沁みるように鮮やかだった。
芽奈と一緒に保育園へ向かう朝。トトロの歌を聴きながら行く。
綾菜はこのところ「ぐずぐず病」になってしまって
服を着替えなかったり歯磨きをしなかったりと少し手をやいている。
芽奈よりも30分ほど遅れて登園している日々が続いている。
お姉ちゃんなのだけれどちょっと赤ちゃん返りをしているようだ。
今日は海苔の二回目の出荷日だったけれど初回よりもずっと少なく
じいちゃんが一人で運んでくれて、私は今日も山里の職場へ。
連休前のせいか今日も忙しくばたばたと走り回っていた。
朝の道でお遍路さんが三人。今日は昨日よりもぐんと少ない。
帰り道でも一人も見つけられずちょっぴり寂しい遍路道だった。
帰宅するとじいちゃんが洗濯物を取り入れてくれていた。
おひさまの匂いのする洗濯物をたたむのがとても嬉しかった。
そして朗報。もう収穫は終わったと諦めていた海苔が
ほんのわずかだけれどまだ成長しているらしいのだ。
少しでも収穫してみようとじいちゃんが言うのですっかりその気になっている。
とにかくやれるだけのことを。最後の最後まで頑張ってみようではないか。
今日も平穏無事、穏やかな一日をほんとにありがとうございます。
焼酎ロックで今にも踊り出しそうな夜になりました。
| 2016年04月25日(月) |
ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらん |
お昼頃からまた雨が降り出す。なんとも肌寒い雨だった。
今日からぼつぼつと漁場の撤収作業を始めようとしていたのだけれど
じいちゃんが一人で良いと言ってくれて山里の職場へ行くことが出来た。
忙しい月曜日となりばたばたと走り回る。ほっとした様子の母の姿。
朝の道で10人のお遍路さん。帰り道でも3人のお遍路さんを見かける。
家にいる時よりもずっと多くのお遍路さんに会える嬉しい遍路道だった。
帰宅が少し遅くなりお大師堂には行けなかったけれど
そろそろお水の補給も気になり明日こそはと思っている。
午後四時前、レインコートと雨靴を提げて保育園にお迎えに行っていた。
綾菜は傘をさせるけれど芽奈はレインコートのままで水たまりへ。
ぴちぴちちゃぷちゃぷして遊ぶのがとても気に入っているようだった。
おとなにとってはうんざりするような雨も子供にとっては楽しい雨らしい。
あれこれと思うことはあるけれど、今日も穏やかな一日だった。
ありがとうございます。この穏やかさが宝物のように思う。
さっきから芽奈がわんわんと泣いているので今から抱っこしに行くね。
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