ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2016年04月21日(木) 明日はきっと晴れ

予報通りの大雨となる。怖いほどの雨だった。


どしゃ降りの雨のなか孫たちを保育園にお迎えに行っていた。

じいちゃんも一緒に行ってくれたのでとても助かる。

可愛らしいレインコートと雨靴。子供たちは雨を楽しんでいた。



娘が遅番だったので孫たちと先に夕食を食べていたのだけれど

芽奈が牛乳の入ったコップを床にぶちまけてしまった。

それとほぼ同時に綾菜がおしっこをお漏らししてしまう。

夕食どころではなくなってじいちゃんと二人でてんやわんや。

孫たちを叱ってはいけないとわかっていてもついつい声を荒げてしまう。

母親の帰りが遅いとやはり寂しいのだろうかとはっと感じたことだった。


あれこれあっても今日も平穏無事に暮れて行く。

そんな平穏がほんとに心苦しくてならない日々が続いている。

自分たちがどれほど恵まれているか、そればかり考えている。


今夜は芽奈と一緒にお風呂に入った。抱っこして湯船に肩まで浸かる。

ぎゅっと抱きしめたいほど愛しいはだかんぼうさん。


夕方のニュースで避難所の乳幼児たちがやっとお風呂に入れたと聞く。

幼子を抱いて涙を流しているお母さんの姿にもらい泣きしてしまった。






2016年04月20日(水) 笑顔でいれば

朝は晴れていたけれどすぐに曇り空になった。

今日は穀雨。明日は大雨の予報が流れる。

被災地にとってはなんとも辛い雨になってしまいそうだ。

どうかもうこれ以上の被害がありませんように。

これでもか、これでもかと天や大地が荒れ狂っているとしか思えない。

みんなが手を合わせて祈っている。この祈りがどうか天に届きますように。



今日も平穏無事。なんと恵まれていることだろうか。

孫たちの笑顔を宝物のように思って日々を抱きしめるように生きている。

きっと長生きをと思っていてもやはり不安はつのるばかり。

そんな不安に負けないように精一杯の笑顔で過ごしたいものだ。


笑顔でいればなんだって乗り越えられそうな気がする。

悲観すればするほど「しあわせ」は逃げて行くのだと思う。


今日も穏やかな一日をありがとうございました。

どうか今夜も何事もなく穏やかな朝を迎えられますように。



2016年04月19日(火) ふっと希望が

肌寒い朝。まだまだ暖房が必要だった。

電気のありがたさ。水道のありがたさ。温かいご飯のありがたさ。

それが決して当たり前のことではないことを日に日に思い知る。

心苦しさはつのるばかりだけれど、そんな日々を大切に暮らしていきたい。



今日も早朝から川仕事、残り少ない海苔もほんとうにわずかになった。

今日はなんとかなったけれど明日はどうしようかと頭を悩ましている。

せめて今月いっぱいはと欲なことを思ってみたり

あれこれ考えてもすべて天にまかせるしかないのだろう。



今日は娘がお休みだったので洗濯物を干してくれていて大助かり。

保育園のお迎えも二人で行ったら孫たちが大喜びしてくれた。

「おだいしさんいく〜」と綾菜。「おだいちしゃんいく〜」と芽奈。

西日の差し込むひだまりでみんなでお菓子をごちそうになる。


「ねえ、お母さんにもしものことがあったら」と娘に語りかける。

お大師堂が荒れ果ててしまいそうで娘に後を託したかったのだ。

娘は笑いながら「あやが毎日お参りに来るろう」と言い放つ。

そうねおばあちゃんがうんと長生きをしたら綾菜に後を託せるのかな。

ふっと希望がふくらんできた。あと20年したら綾菜は24歳だ。

なんとしても長生きをしなければと心に誓う。



夕飯の支度も娘が手伝ってくれてほんとに大助かりだった。

そろそろ食べ納めかなと「青さ海苔の天ぷら」を作る。


今日も平穏無事な一日をありがとうございました。

ほっこりほっこり生きていました。




2016年04月18日(月) 笑顔の夜に

ぽつぽつと小雨の降る一日。昨日よりも10℃も気温が下がる。

被災地も肌寒いのではないだろうか。せめておひさまの光を

どんなにか不安で心細い避難生活を送っていることだろうか。

心を痛めるばかりで何もできないでいる無力さがとても心苦しい。



今日も早朝から川仕事、今の自分に与えられたことを精一杯に。

ある日突然にと思う気持ちは日に日に強くなって来ているけれど

自分はどうなってもいい。家族だけはなんとしても守りたいと強く思う。



午後、お大師堂へ。顔なじみのお遍路さん二人と再会する。

一人は昨年の父の命日にお経をあげてくれたお遍路さん。

もう一人は自転車でずっと旅を続けているお遍路さんだった。

二人とも福岡の出身、それがすぐ近隣の町の出身だとわかったのだそうだ。

すっかり意気投合して故郷の話で盛り上がっているところだった。

九州は大変なことになっているけれど二人の笑顔にとてもほっとした。



娘が遅番だったのでじいちゃんと二人で孫たちを迎えに行く。

晩御飯の支度も大変だったけれど、なんとか四人で夕食を済ます。

芽奈が大好物の枝豆をすごい食べた。それは大人並みの食欲。


そうして家族がみなそろいわいわいわいとにぎやかな夜になった。

みんなが笑顔でいられる。それがどれほどありがたいことだろうか。


今日も平穏無事をありがとうございました。

どうかどうか何事もなく無事に朝を迎えられますように。



2016年04月17日(日) 雨のち晴れて

春の嵐が一転して青空にかわる。まぶしいほどのおひさま。

早朝から川仕事に行っていたのだけれど

あまりの悪天候に参ってしまって早々と帰って来た。

するとそれを待っていたかのように一気に晴れたのだった。

じいちゃんと苦笑い。まあこんな時もあってよしとしよう。


午前中に作業を終えて山里の職場に向かう。

日曜日で職場はお休みなのだけれど急ぎの仕事があった。

母も来てくれて「すまんねえ」と労ってくれる。

サンドイッチと缶コーヒーを買って来てくれていた。

朝食が早かったので喜んでごちそうになる。


二時間ほどで仕事を終えて母を残したまま帰宅する。

母もゆっくりと休ませてあげたかったのだけれど。

その後も事故車が入庫したりして忙しい目に遭わせてしまった。



午後はすっかり夏日となり、孫たちが半袖で水遊びをしたり。

はしゃぎ声を聞きながら茶の間でうたた寝をしていた。

なんて平和なのだろう。なんだか夢を見ているような気がした。


今日も平穏無事、ほんとにほんとにありがたいことである。

この平穏がどうかずっと続きますように。ひたすら祈っている夜。



2016年04月16日(土) 穏やかに暮らすこと

深夜に緊急地震速報。揺れはすぐにやって来てかなり揺れて怖かった。

震度4でも恐怖心でいっぱいになるのだから

被災地や揺れの大きかった大分や各地の方々はどれほど怖かった事だろう。

ほんとに他人事ではなく心を痛めている。そしてとても申し訳なくて。

それは東日本大震災の時と同じ気持ちで、平穏な朝を迎える心苦しさ。

そうしてそんな平穏を綴る事がとても不謹慎なことに思えるのだった。


けれどもあの時の友の言葉を思い出している。

「普通にしていればいいよ」その言葉にどれほど救われた事だろう。

そんな大切な友とも音信不通になってしまったけれど

ワタシフツウニシテイルヨ、チャントオダヤカニクラシテイルヨ。



今日も早朝から川仕事、お仲間さんと寝不足やねと言い合ったり。

そうして今日も残り少ない海苔をせっせと収穫して帰る。

午前中に作業を終えてそろそろ保育園のお迎えに行こうとしていたら

またまた緊急地震速報だった。震源地が日向灘、これは大きいぞと

じいちゃんに抱き付くようにしてじっと身構えていたのだけれど

誤報だったのだろうか、幸いにして少しも揺れずに済んだ。

保育園の孫たちが心配でならず大急ぎでお迎えに行っていた。

笑顔で飛び出して来る孫たちの笑顔にほっとほっとこころが和む。


帰宅して芽奈はすぐにお昼寝。綾菜とお大師堂へお参りに行く。

昨日のフランス人のお遍路さんがお札を残してくれていて嬉しかった。

地震で眠れない夜を過ごした事だろう。どうか無事に旅を続けて欲しい。


綾菜のお楽しみのお菓子を二人でごちそうになって帰る。

「なむだいしへんじょうこんごう」今日も平穏な一日をありがとうございました。



2016年04月15日(金) グッドラック

熊本の地震のニュースでざわざわと落ち着かない朝。

被災地の様子を目の当たりにして恐怖心でいっぱいになる。

たくさんの人が眠れない夜を過ごしたことだろう。

どうか一日も早い復旧を、無力な自分はただ祈ることしか出来ない。


高知県西部は震度3の揺れで何事もなく平穏な朝を迎える。

そんな平穏が身に沁みる。それがどんなにか恵まれていることか。


今日も早朝から川仕事に行っていたけれど潮の影響で思うように収穫出来ず

ほんの少しだけ収穫して早々と帰って来た。どんな日もあるものだ。

帰宅すると孫たちがまだ居てばあちゃんと保育園に行きたいと言う。

ご機嫌でクルマに乗ったものの、芽奈は保育園に着くなり大泣きだった。


夕方お迎えに行くとふたりとも元気いっぱい。泣き虫めいちゃんも

昼間は泣くこともなく今日もご飯をいっぱい食べたと聞きほっとする。

綾奈が「おだいしさんいく」と言ってくれてみんなでお参りに。

するとお遍路さんが二人、なんと外人さんの男女でびっくりぽんだった。

「ハロー」と挨拶したり「グッドラック」と笑顔で別れたのだけれど

帰り道でお参り仲間のSさんに会って「フランス人やと」と聞く。

「ボンジュールやけんな」Sさんと大笑いしたことだった。

そしてそこにもう一人のお遍路さんが到着。若い30代位の男性。

今夜はにぎやかなお大師堂になった。お大師さんも喜んでいることだろう。


今日もこうして穏やかな一日をありがとうございました。

平穏無事がどれほどありがたいことだろう。いつもいつも奇跡のように思う。

どうかこのまま無事に穏やかな朝を迎えられますように。


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