きらきらと眩しいほどの青空。気温も高くなり夏日となる。
桜の花とお別れしたら今度は藤の花が咲き始めている。
そんなバトンタッチが嬉しい。すっかり春爛漫のこの頃。
今日も早朝から川仕事、午前六時にはもう川のなか。
わずかに残った海苔をせっせと収穫する日々が続いている。
海苔はまだ生きていてくれる。なんとありがたいことだろうか。
午前中に作業を終えたので一週間ぶりに山里の職場へ。
先週残していた仕事もやっと片づけることが出来た。
常連さんのお客さんが突然亡くなって昨日お葬式だったとのこと。
一週間前にも会っておりとても信じられない気持ちだった。
65歳、やはりひとは突然に死ぬのだなと漠然と思う。
明日は我が身と思わずにいられない出来事であった。
帰り道、大橋のたもとで6人のお遍路さん。
今日は合計で11人のお遍路さんを見かけたことになる。
ほっこりと嬉しくてその足でお大師堂へお参りに行っていた。
そろそろ花枝を新しくしなくてはと気になっていたのだけれど
誰かが新しくしてくれていてほっと嬉しく思う。
そうして今日も孫たちが元気に保育園から帰って来る。
娘と夕飯の支度をしていたら綾菜がまた一人でお風呂に入ると言う。
芽奈に見つからないようこっそりね。今夜はおじいちゃんが監視役。
芽奈は食卓でチーズを食べていた。「ちーじゅ、ちょーだい」
なんと三個も平らげてその後の夕飯もしっかりとよく食べる。
今日も穏やかな一日をありがとうございました。
ちょっぴり忙しい一日だったけれどあまり疲れを感じずにいる。
忙しさに身体が慣れてきたのかなと思う。元気でよろしいこと。
焼酎のお湯割りはさすがに暑くて、焼酎ロックにてこれを記す。
午後から雨がぽつぽつと降り始める。夜になり本降りとなった。
桜がとうとう葉桜になって、季節は新緑の季節へと向かおうとしている。
午前中は川仕事、今日もわずかに残った海苔を収穫する。
次の出荷日が26日に決まったけれど少しでも出荷したいものだ。
嘆くよりも努力をと思う。日々のこつこつはきっと報われると信じたい。
作業を終えてお大師堂へ。お供えのお菓子を補充する。
そうしてふたりの孫にひとつずつお菓子をいただいて帰る。
保育園から帰った綾菜が「おだいしさんのおかしがある」と喜んでいた。
「おだいしさんがおうちまでもってきてくれたがよ」って言うと
「ピンポーンってならしたが」と不思議そうな顔をしていてちょっと愉快。
今日は娘がお休みだったので一緒に夕食の支度をしてくれて大助かり。
あいかわらずの芽奈の「まんま攻撃」にもほらほらと枝豆を差し出す。
今夜もとてもにぎやかな夕食。食べ終わるなり綾菜がお風呂に入ると言う。
「ひとりではいるけん」と言っていても芽奈もとことことお風呂場へ。
仕方なくばあちゃんが追いかけて行って一緒に入ることになった。
綾菜は自分で髪も洗って身体もちゃんと洗えるのだけれど
芽奈は浴槽で溺れる心配もあって目が離せずそれは大変。
お湯をかけるなり「あちゅい」と言って大泣きになったりだった。
ふうふうふう、肌寒い夜だったけれどばあちゃんは汗びっしょりに。
けれどもそれも楽しいひと時。もしかしたら明日もかなとちょっと楽しみ。
今日もそんなこんなで穏やかな一日をありがとうございました。
雨音が耳に心地よい夜。焼酎のお湯割りを三杯も飲み干してこれを記す。
全国的に冷え込んだようで高知も肌寒い朝だった。
日中も風が冷たくこの春最後の寒の戻りかもしれない。
まだまだ諦めたらいかんぞ。じいちゃんに励まされて川へ行く。
今日もわずかに残った海苔を必死になって収穫した。
昨日出荷した海苔の入札があり例年よりも少しだけ高値。
それがどれほど励みになったことだろう。とても嬉しかった。
とにかく最後までやれるだけのことをしようと改めて思う。
これからのことはその時になってまた考えようと思った。
悲観すればするほど悪い方へ向かってしまうような気がする。
もっともっと楽観的な生き方をしたいものだ。やればできる。
娘が遅番だったので孫たちを保育園にお迎えに行っていた。
今朝は大泣きだった芽奈もご機嫌で部屋から飛び出して来る。
担任の保育士さんが「めいちゃんすごい食べますね」って笑っていた。
今日は綾菜がお大師堂に行きたがらず「おだいしさんおやすみ」
無理やり連れて行ってもお大師さんは喜ばないだろう。
ばたばたと夕飯の支度。綾菜がじいちゃんとお風呂に入ると言い出し
お風呂場に向かえば芽奈も付いて行ってもう服を脱ぎだしていた。
「ふたりもかよ」じいちゃんは困っていたけれど頑張ったもよう。
はだかんぼうのふたりがお風呂から出て走り回るのを追いかける。
もう晩御飯の支度もそこそこ。それどころではない夕暮れ時だった。
やっとパジャマを着せたら芽奈の「まんま攻撃」が始まる。
娘夫婦の帰宅を待ち切れず四人で先に夕食を済ませた。
なんとにぎやかな夜だこと。そうしてたくさんの笑顔があふれる。
今日も穏やかな一日をありがとうございました。
あれこれと思い悩まず、今夜もほっこりとほろ酔っておりまする。
晴れているのだけれどぼんやりと霞がかった空。
桜は散り急がずにいてくれてまだ少し花を残す。
若草色の葉とのコントラストもまた良いものだった。
海苔の初出荷、「お嫁入り」はやはり嬉しくてならない。
軽トラックがひっくり返りそうな位の荷を積んで漁協へ向かう。
毎年のことだけれどお仲間さんと競う気持ちは全くないのだけれど
今年も出荷量がトップだったようでそれはとても励みになった。
さあ今日もやれるだけ頑張ろうと出荷を終えて川へ向かう。
気持ちはもう次の出荷に向かっており目の前はとても明るかったのだけれど
川へ行ってからびっくり。一昨日まであった海苔が殆ど無くなっていた。
かなり弱っていた海苔が大潮の影響で流されてしまったのだろうと思う。
さすがにショックで一気に目の前が真っ暗になってしまった。
わずかに残った海苔を必死の思いで収穫して帰る。
もうじゅうぶんだとはどうしても思えない。不作だった昨年の半分もない。
この先どうやって暮らしていけばよいのか。すっかりどん底の気分だった。
けれどもこれも天の与えてくれた試練だと思って感謝しなければ。
「なんとかなるけん」じいちゃんはいつだって私の「希望」だった。
夕方になり孫たちが保育園から帰ってくるとまた笑顔の花が咲いてくれる。
この笑顔がたからもの。なんとしても守り続けたいとこころに誓う。
今日もありがとうございました。だいじょうぶほっこりと生きています。
おひさまはかくれんぼ。まだまだ花曇りとしよう。
玄関先のツバメさん達が古巣の修復に忙しそう。
人懐っこくて目が合ったりするととても可愛い。
明日が海苔の初出荷なので、朝のうちに箱詰め作業を完了する。
目標よりもずいぶんと多くなった箱が努力の賜物だろうか。
やったらやっただけのことはあるのだなと達成感が込み上げてくる。
午後は久しぶりのテレビ三昧。録画してあった番組をやっと見れた。
「ケンミンショー」と「青空レストラン」どちらも大好きな番組。
徳島ラーメンを無性に食べたくなった。徳島にきっと行こうと思う。
午後三時になっても洗濯物が乾いておらず、コインランドリーへ。
クルマで5分位の近くに新しいお店が出来てとても助かっている。
すぐ近くにダイソーがあるので洗濯物が乾くまで店内をうろうろ。
見ているだけのつもりでも何かを買ってしまうものだった。
ふっかふかに乾いた洗濯物をたたむ。ラジオの音がなんとも和やか。
夕飯はすっかり煮しまっていたタケノコを天ぷらにして食べる。
これがとても美味しい。みなさんにおすすめの一品である。
さあお風呂の時間、今夜は綾菜が一人でお風呂に入ると言う。
監視役がいるけれどちゃんと髪も洗ってすごいなあと感心する。
来月にはもう4歳なのだ。日に日に成長している姿がとても頼もしい。
今日もこうして穏やかな一日をありがとうございました。
ある日突然という不安はいつもいつも付いてまわるけれど
そんな不安に負けないように愛しい日々を抱きしめている。
今日もやわらかな春の陽射し。ほんわかと暖かい。
玄関先にツバメの姿。今年も帰ってきてくれてありがとう。
可愛い雛の姿を見られるのもそう遠くないと思う。
孫たちに見せてあげたいな。どんなにか喜ぶことだろう。
今日も午前中は川仕事、土曜日なのでお昼前には孫たちを迎えに行く。
まだ作業の途中で大急ぎで駆けつけたのだけれど
もうみんな帰ってしまっていて綾菜と芽奈のふたりきりだった。
ばあちゃん遅いねと待ちかねていたことだろう。遅くなってごめんね。
コンビニで昼食を買って作業場の庭でピクニックをする。
ひだまりのなかでなんともほっこりとしたひと時であった。
孫たちの姿に微笑みながらやっとこさ作業を終える。
午後はなんとか芽奈が寝てくれてほっとひと息、綾菜とお買い物に。
おりこうさんでいてくれたご褒美にお母さんの居るショッピングセンターへ。
娘はとても忙しそうに働いていたけれど、綾菜としっかりタッチをする。
「お客さんがいる時はいかんよ」と言い聞かせていたら
レジの近くまで行ってしばらく待っている姿がとてもいじらしかった。
幼い子供の目に働いている母親の姿ってどんな風に映っていたのだろう。
そのまま家には帰らずお大師堂へお参りに行っていた。
今日もお菓子をたくさんごちそうになって「なむだいしへんじょうこんごう」
川にはアヒルさんはいなかったけれど川向にたくさんの鴨が群れ泳いでいた。
「お〜い、お〜い、こっちへおいで」大きな声で呼ぶ綾菜。
「かもさんはあひるさんみたいににんげんになれていないから」と教える。
そうしたら「ねえ、にんげんってなあに」思わず、ん?と困るばあちゃん。
「あやちゃんも、おばあちゃんもにんげんながよ」
「けんどとりさんやいぬさんやねこさんはどうぶつっていうが」
「じゃあおかあさんもにんげん?おとうさんも、おじいちゃんも?」
そうそう、「にんげんっていいな〜」ってお歌があるもんね。
綾菜との会話はこんなふうに楽しい。いつもいつも好奇心で満ちている。
そうしておとながちゃんと教えてあげたら子供は成長するのだと思う。
今日もこうして穏やかな一日をありがとうございました。
ほっこりまったり、あとはぐっすりが待っている夜。
曇り日、まだ桜が咲いてくれているので花曇りとしよう。
早朝からタケノコを掘りに行っていたといとこが届けてくれる。
毎年届けてくれるのでそろそろかなと待ちわびていたところだった。
午前中は川仕事、今日から二番海苔の収穫を始める。
一番海苔の収穫からまだひと月も経っていないのによく成長している。
今年の二番海苔は無理かもしれないと諦めかけていたけれど
これも天の恵み、ほんとにありがたいことであった、
先日から雨の日が多くて海苔もかなり弱っているのだけれど
最後の最後まで大切に収穫したいとこころに誓う。
午後は箱詰め作業がなかったおかげで久しぶりにのんびり出来た。
ゆっくりと買い物に行ってからお大師堂にも足を運ぶ。
桜がまだずいぶんと残ってくれていた。なんとも嬉しいこと。
雨にも負けず風にも負けずである。精一杯に咲き誇る桜が愛しい。
農協に米ぬかをもらいに行ってからタケノコを湯がいた。
我が家で一番大きな鍋でぐつぐつと湯がく。とても柔らかなタケノコだった。
しばらく水にさらしてからサバ缶のダシで味をつける。
ちょこちょこ味見。ひとつがふたつになってそれはそれは美味しかった。
今日もこんなに穏やかな一日をありがとうございました。
今夜もほっこりほっこりほろ酔ってこれを記す。
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