ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2016年03月27日(日) 笑顔の日曜日

お天気は下り坂の予報だったけれど、思いがけずによく晴れる。

毎日順調に海苔を干すことが出来てほんとにありがたいこと。


今日も忙しくてくたくたに疲れてしまったけれど

お昼に川から戻ってくると作業場の庭に娘たちが来ていた。

レジャーシートを広げてお弁当を食べるのだと言って

「きょうもピクニック」と孫たちも大喜びしていた。

じいちゃんも、ばあちゃんもとすっかりその気になっていたら

なんとちゃっかりしていて我々のお弁当は用意してないとのこと。

がっかりするじいちゃんに慌ててコンビニに走るばあちゃんであった。


楽しそうに走り回る孫たちに微笑みながら作業をする。

日曜日ならではのこと。忙しい作業もずいぶんと楽しい。


午後二時、やっと海苔を干し終えてひと休み出来るかなと思っても

夕飯の買い出しにも行かねばならず今日も綾菜と一緒に出掛ける。

娘と芽奈はお昼寝。じいちゃんも茶の間でとろとろしていた。


買い物もけっこう疲れる。日曜日で人も多く駐車場もいっぱいだった。

それでも綾菜と一緒にいると笑顔にもなれてありがたいこと。


午後四時には干していた海苔を取り入れる。綾菜も芽奈も一緒に行く。

ふたりとも作業場の庭がとても気に入っているようだ。

おかげで笑顔の日曜日だったけれど、身体はくたくたに疲れていた。

お大師さん今日はおやすみ。気になりながらお参りに行けなかった。


けれどもどんなに疲れていても今日もほっこりと穏やかでいられた。

ありがとうございました。夕焼け空に手を合わす。

あしたのことはまたあした。今夜もほろ酔ってぐっすりと眠ろう。



2016年03月26日(土) がんばったらできるけん

今朝も真冬並みの寒さだったけれど、日中は春らしくなる。

綾菜を保育園に送り届けてから川仕事に向かう。

今日は卒園式とのこと、年長組のお友達も一年生になるのだな。


娘が仕事だったのでお昼前に綾菜をお迎えに行く。

川から戻って大急ぎで行ったのだけれど、園児の姿がもう誰もいなくて

ぽつんと綾菜が独りぼっちで待っていた。なんとも可哀そうなことをした。

保育士さんに聞けば殆どの父兄が卒園式に出席していたとのこと。

知らなかったとはいえ綾菜にとても寂しい思いをさせてしまった。


コンビニでお昼ご飯を買って「今日はピクニックよ」と作業場へ行く。

作業をしているあいだもおりこうさんで庭で遊んでいた。

昔々の子供たちの姿と重なる。息子も娘もそうして大きくなったっけ。


やっと作業が終わってお約束のお買い物に行っていた。

今日は娘の働いているショピングセンターへ。「おかあさんのおみせ」と

母親を見つけるとそれは嬉しそうに話しかけていた。

「おかあさんおしごとがんばってね」いっぱいタッチをして別れる。


さあ晩御飯は何にしようかね。「あやちゃんはシチューがたべたい」と。

「おばあちゃんしんどいけんむりかも」と言ったら

「がんばったらできるけん」と励ましてくれた。うん頑張ろうかね。

おかげで美味しいシチューが出来た。今夜もみんな笑顔でごちそうさま。


今日も忙しい一日だったけれど、綾菜にたくさん元気をもらった気がする。

穏やかな一日をありがとさん。今夜もほっこりとほろ酔ってこれを記す。



2016年03月25日(金) 花の首飾り

花冷えだろうか。桜が咲くと必ず寒い日がやってくるものだ。

よく晴れて陽射しは春のようでいて冬の名残の風が冷たい。


今日も相変わらずの忙しさ。朝から夕方まで休みなく働く。

疲れがたまってもう限界のように思えるけれど

やれば出来ることがまだまだあるのだなと感心してみたりする。


娘が遅番だったので作業着のまま保育園へ急ぐ午後四時。

やり残した作業がまだあり綾菜も「おてつだい」と一緒に作業場へ。

やっとこさ今日の仕事が終わる。「おだいしさん行く?」と問うと

「うん、いく」と言ってくれて今日も一緒にお大師堂へ。


ふたりでお参りを済ませてからまたお菓子をごちそうになる。

「おいしいねー」うんほんとに美味しい。あごが落ちてしまいそう。


そうして帰り道でお約束の花の首飾りを作った。

まだ咲いたばかりのしろつめ草を惜しげもなく千切るのは可哀想だけれど

出来上がった首飾りをお姫様みたいに喜ぶ綾菜の笑顔がとても嬉しい。


夕焼け小焼けで日が暮れて山のお寺の鐘が鳴る。歌いながらお家へ帰る。


どんなに忙しくてもほっとする瞬間はきっとあるもの。

そんな瞬間を大切に愛しみたいなとつくづく思ったりした。


今日も穏やかな一日をありがとうございました。

今夜は芽奈と一緒にお風呂に入って、まったりさんとまた焼酎なり。



2016年03月24日(木) 桜咲く

高知城の桜がやっと咲いたそうだ。ほっと嬉しいニュース。


今日も相変わらずの川仕事。ありがたいことに

日に日に収穫量が増えていて忙しさに嬉しい悲鳴をあげている。

作業が終わったのが午後一時、作業場でお弁当を食べたけれど

もう箱詰め作業をする気力もなくなりそのままお休みすることに。

じいちゃんとふたりまるで死んだように眠っていた。

一度横になってしまうと起きられないほどに疲れていた。


娘がお休みだったので洗濯物をたたんでくれる。

もう四時、そろそろ孫たちが保育園から帰って来る時間。

よっこらしょとなんとか起き上がって近くの地場産店で買い物を済ます。

ちょうど白身魚のすり身があって良かった。今夜はそれを揚げよう。



お大師堂はお休みするつもりだったけれど、娘たちが「行こうよ」って

みんなでお散歩がてらお参りに行く。お賽銭の巾着袋は綾菜が持って。

「なむだいしへんじょうこんごう」孫たちの小さな手のひらが可愛い。

そうしてみんなでお菓子をいただく。かりかりぽりぽり楽しいひと時。


帰り道でしろつめ草の花を摘む。娘が指輪を作って孫たちが大喜び。

今度は首飾りを作ろうね。ゆびきりげんまんの帰り道だった。


ばあちゃんひとりでは今日はお参りも出来なかったと思う。

みんなが一緒に来てくれてほんとうに良かったなって思った。


とてもとても疲れた一日だったけれど、こうして穏やかな夜。

今日もありがとうございました。ほっこりとほっこり生きています。






2016年03月23日(水) おかえりなさい

寒かったり暖かだったり。寒の戻りを繰り返しながら

季節はたしかな春へと突き進もうとしている。



さきほど綾菜が五日ぶりに帰って来たのだけれど

「まだ帰りたくなかった」と駄々をこねて玄関で泣き続けている。

娘たちは決して叱らない。ほんとうにそれで良いのかと考える。

下田のおばあちゃんが買ってくれた玩具がそれはたくさん。

甘えさすのも大切なことなのかもしれないけれど

本気で「叱る」ことのほうがもっと大切に思えてしかたない。

娘たちの子育てに口をはさまないと決めているけれど

昔の子育てとはあまりにも違いすぎて戸惑うことが多い。




今日も忙しい一日だったけれど、夕方のお大師堂でまた

初対面のお遍路さんと出会った。眼鏡をかけた60歳代くらいの

ほんの挨拶程度しか出来なかったけれど満面の笑顔が嬉しかった。

もうすぐ川辺の桜が。そしてまたお遍路さんに会えますように。



やっと綾菜が泣き止んだよう。玄関でおしっこをお漏らししたらしい。

「やれやれ」という感じ。泣いたからすがきっと笑いますように。

明日からまた保育園。どうか元気な日常が始まりますように。


いろいろあっても今日も穏やかな一日をありがとうございました。

ついさっきまでざわざわとしていたけれど、今はほっこりとほろ酔っている。



2016年03月22日(火) 山桜とうぐいすと

今朝は真冬並みの冷え込みだったけれど

日中は良く晴れて暖かくなりほっとする。

ソメイヨシノの開花は少し遅れているようだけれど

山桜はもう咲き始めていてほんのりと染まる桜色に心が和む。

そしてうぐいすの可愛らしい声。とてものどかな気分になれた。


今日も早朝から川仕事に精を出す。ちょうどよいくらいの寒さ。

収穫は二時間ほどで終るのだけれどその後の作業はお昼までかかる。

そして午後は箱詰め作業に追われていた。ラジオを聴きながら

「しまいつけるか」とじいちゃん。「うんやっつけようよ」と私。

午後四時までかかって今度は天日干しの海苔を取り入れる。


ふたりともくたくたに疲れていたけれど、そんな疲れが心地よい。

洗濯物を急いで取り入れてからお大師堂に行っていた。

今日は水の補給をしなければいけなくてお休みするわけにはいかない。

ペットボトル二本の水を抱えて行くとお遍路さんが到着していた。

良かった、お水が間に合った。水道が無くて不便をかけることを詫びて

少しだけおしゃべりをしながらお参りを済ます。

初対面のお遍路さんだったけれど以前にも一度泊まったことがあるそう。

今回はご縁があったのだなと嬉しく思う。とても愛想のよいお遍路さん。


お大師堂の桜の木を二人で仰いだ。もう少しですねって微笑みあった。

忙しい一日だったけれどほっとくつろいでいる自分がいた。


今日も穏やかな一日をありがとうございました。

むしょうに豆大福が食べたくてたまらないけれどぐっと我慢している夜。




2016年03月21日(月) もなかひとつ

朝は少しひんやりとしていたけれど日中は春らしくなる。

今日も早朝から川仕事。朝の川風がなんとも心地よい。



娘婿のおばあちゃんが亡くなって昨夜はお通夜だった。

明日はお葬式で娘たちがざわざわと気忙しくしている。

綾菜は土曜日からずっと下田に行ったきりで今日も帰らず。

お葬式が終わったら帰って来るだろう。なんだかとても恋しい。



今日も忙しく夕方になりやっとお大師堂へ。

3月21日、お大師さんの入定の日であった。

参拝者も多かったのか、誰かが最中をお供えしてくれていた。

ごくんとなんだか無性に甘い物が食べたくなってしまって

お参りを済ませてから最中をひとつだけいただくことにする。

ごちそうさま。ありがとうございました。最中の甘さがとても優しい。


西に傾き始めたおひさまが川面を染めてきらきらとまぶしい。

一日の疲れが癒されていく。まるで身体ごとおひさまのように。


今日も穏やかな一日をありがとうございました。

お風呂上がりの焼酎をまったり飲みつつこれを記す。


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