ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2016年03月04日(金) つくしの坊やがこんにちは

今日もほっとするような暖かさ。

四万十川の土手にもつくしの坊やがこんにちは。

そう綾菜がおしえてくれる。

保育園のみんなとお散歩に行っていたのだそうだ。

お散歩いいな。ばあちゃんも一緒に行きたかったな。



今日は7人のお遍路さん。朝の山道で声をかけたのは

白髪頭の70歳ぐらいのお遍路さんだった。

道ばたに腰をおろしてひと休みしているところで

ほんの挨拶程度だったけれど話すことが出来てとても嬉しかった。

おかげで今日も清々しく穏やかな気持ちのまま過ごすことが出来た。



帰宅して朗報。海苔の様子を見に行っていたじいちゃんが

「あと二週間ぐらいかな」と。なんとか収穫までこぎつけそうだ。

収穫量はあまり期待出来ないけれど、少しでもじゅうぶんだと思う。

あとは天にまかそう。だいじょうぶ、きっとなんとかなるから。


こころはちょっぴり忙しいけれど、今日もほっこり生きていました。

穏やかな一日をありがとうございました。焼酎も三杯目を飲み干す。




2016年03月03日(木) 微笑みがえし

雲ひとつない青空。おひさまがたくさん微笑んでくれる。

そんなおひさまに微笑みがえし。まるで鏡のような空だった。



朝の山道でお遍路さんの後姿。今朝はちゃんと声をかけることが出来た。

自分と同年代かなと思える女性のお遍路さんだった。

国道から山道に入って心細く不安だったとのこと。

声をかけるのもささやかなお接待なのかなと思った。

「歩けますか?」と問うと「はい、歩きますよ」と元気に応えてくれた。

そうしてこちらも元気をいただく。とてもとても清々しい朝だった。




今日はおひな祭りなので孫たちの好きなイクラをゲットして帰宅。

保育園から帰って来ると二人とも着物を着ておおはしゃぎだった。

イクラばかりの手巻き寿司、芽奈はひたすらイクラをつまんで食べる。

わいわいわいといつも以上ににぎやかな夕食となった。


どうかこれからも健やかに。孫たちの成長が生きがいのように思える。

今日も穏やかな一日をありがとうございました。

今夜もほっこりほっこり。生きているってほんとにありがたいこと。








2016年03月02日(水) 遠足日和

今朝は氷点下の寒さだったけれど、日中はとても暖かくなる。

綾菜の遠足。娘が早起きをして可愛いお弁当を作っていた。

遠足を楽しみにしている綾菜を保育園に送り届けて山里に向かう。


四万十大橋を渡るお遍路さんがふたり。

それから国道でも三人のお遍路さんを見つけて嬉しかった。

帰り道でもふたりのお遍路さんを見つけて、今日は7人のお遍路さん。

ああ今日はいい日だなって思った。たくさんの元気をいただいた日。



今日もご近所で不幸があって少し早目に帰宅する。

息子や娘の同級生のおばあちゃんが亡くなってしまったのだった。

子供たちが保育園の頃からの長いつきあいでなんだかしんみりとする。

家族を亡くすのはほんとうに寂しくて辛い事だなとつくづく思った。



娘が遅番だったので綾菜も延長保育をお願いしていたのだけれど

帰宅するなり「おばあちゃんのおむかえがよかった」とご機嫌ななめ。

遠足の話など訊いているうちにすっかり笑顔になってたくさん話してくれる。


わいわいわいと今夜もにぎやかな夕食。両手に春巻の芽奈も楽しい。

今日もこんなに穏やかな一日をありがとうございました。

ほっこりほっこり生きています。今夜の焼酎も美味しい。



2016年03月01日(火) 弥生の雪に

昨夜からの雪が今朝は薄っすらと積もっていた。

幸い道路は凍結しておらずほっと山里の職場に向かう。

雪化粧をした木々に朝陽があたってなんとも綺麗だった。

弥生三月の雪。ふっと冬の後姿を見たような気がする。



ラジオから卒業式の話題が流れていた。

高知県下の公立高校は今日が卒業式だったようだ。

もう40年以上も昔の事を鮮明に思い出す。

自分にとってはとてもとても特別な日であった。

卒業と同時に決心し行動したことがもしなかったら

今の自分は存在しない。まったく別の人生を送っていたことになる。


わたしはもうゆるされているのだろうか。

そのこたえをきくのがいまでもこわい。




多忙だった仕事を終えて帰宅。

今日はひとりもお遍路さんを見かけなかった日だった。

お大師堂のひだまりでいつものように手を合わす。

そう、いつものように。それが何よりも平穏だった。


今日も穏やかな一日をありがとうございました。

あたえられた人生をどうかまっとうできますように。







2016年02月29日(月) 白い月

雨の音で目覚める。どうやらつかの間の雨だったようだ。

夜があけた頃には雨も止んでいて名残りの月がほんのりと白い。

暖かい朝だったけれど日中はどんどんと寒くなり夕方には雪がチラつく。

春のようだったり冬のようだったり、そして二月も最後の日。



山里では三人のお遍路さん。最初のお遍路さんは母が見つける。

職場の前の道を颯爽と通り過ぎて行った。ちりんちりんと鈴の音。

「お遍路さんはえらいね〜」と母が感慨深そうにつぶやいていた。

その後も立て続けに二人のお遍路さんに元気をいただいた日。



今日はご近所で不幸があって少し早目に帰宅する。

午後四時、自宅を出棺してお通夜の葬儀場に向かうのだった。

地区の人達がたくさん集まってみんなで手を合わせ見送る。

喪主は娘さんで亡くなったお母さんと二人きりの家族だったそうだ。

家族がもう誰もいない。なんとも寂しいお見送りであった。


自分はどれほど恵まれている事だろうとつくづく思った。

欲を言えばきりがなく孫だけでなくひ孫もと最期の日を思い浮かべていた。


ほっこりとこうして生きているのが奇跡のように思える。

今日も穏やかな一日をありがとうございました。



2016年02月28日(日) 小春日和に

ほっこりほっこりと暖かな小春日和。

まだまだ寒い日があるだろうけれどすっかり春の気分。



午前中に買い物を済ませてお大師堂へ。

お参り仲間のいとこと一緒になった。

青さ海苔漁のお仲間さんでもあるのだけれど

やはり今年はとても厳しそうだと語り合う。

いったいどうなることだろうとまた不安がつのるけれど

ほんの少しでも希望があればなんとかなりそうな気がする。

決して諦めてはいけないと強く思う。大丈夫、きっとだいじょうぶ。


いとこと別れてから今度はまたお参り仲間のSさんに会った。

お供えのお菓子が一晩で無くなってしまうのが不思議だねなどど

一昨日も全部無くなっていて昨日補充したばかりだった。

けれどもそれはほんとうに些細な事。今日もSさんと笑いあった。



お昼までまだ時間があったので思い立って髪を切りに行く。

最近出来たばかりの激安の美容院へ初めて行ってみることに。

それがなかなか良かった。カットも上手でなんと980円の安さ。

すごい得をした気分でウキウキしながら帰る。さっぱりといい気持。



午後は芽奈と一緒にお昼寝。なんともゆるやかなひと時であった。


今日も穏やかな一日をありがとうございました。

まったりまったりと生きています。ぐっすりと眠りましょうね。



2016年02月27日(土) 青虫さんが蝶々になって

ありがたいことに今日も青空。優しいおひさまにただただ感謝。


今日は綾菜の保育園で「発表会」があってみんなで観に行く。

歌やリズム体操など最後に劇もあってとても楽しかった。

劇は青虫の役だったけれど大きな声でセリフもちゃんと言える。

そして最後に黄色い蝶々になった。なんとも可愛らしい姿。

去年はまだ大勢の人の前で歌ったり踊ったりが出来ずに

お友達の後ろに隠れるようにして恥ずかしがっていたのだけれど

この一年でものすごく成長したのだなと感動を覚える。

えらかったね、あやちゃん、ほんとによく頑張ったね。


頑張ったごほうびに大好きなイクラのお寿司。

芽奈を残して娘たちはスシローに走る。例のごとくちゃっかりしている。

残された三人はありあわせの昼食を終え、芽奈をなんとか寝かしつけた。

あとはじいちゃんに任せて買い物に行ったりお大師堂へ行ったり。



お大師堂で以前の「お大師組」の一員だったというご婦人と初めて会った。

70歳位だろうか、市内に住んでいて今でも度々お参りに来てくれているそうだ。

我が家の姑さんの事もよく知っていて「お元気ですか?」と気遣ってくれた。


今の姑さんの様子を話すとなんだかすごくせつなくてたまらない。

車いすを押しながら一度連れてきてあげたいとすごく思った。


そんな出会いもあって今日も穏やかなままに暮れていく。

みんなが笑顔でいられてほんとにありがたいこと。

今日もほっこりと生きています。ありがとうございました。


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