ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2016年02月26日(金) おかげさま

今朝はいちだんと冷え込んでいたけれど、日中は少し暖かくなる。

元気なおひさまのおかげ。ほんとうにありがたいことだ。


今日は6人のお遍路さん。いや7人だったかも。

メモっておかないと忘れてしまいそうになるほど多くなった。

今年はうるう年のせいか逆打ちのお遍路さんもぼちぼち見かける。

正面からしっかりと会釈が出来るのがなんだか嬉しくてたまらない。


仕事は今日もぼちぼちの忙しさだったけれど定時で終らせてもらった。

ちょうど常連のお客さんが来てくれていて「気をつけて帰れよ」と

そんな一言にほっこりと「ありがとう」と言って微笑みながら帰る。


帰宅するとお休みだった娘が洗濯物をちゃんとたたんでくれていた。

晩御飯の支度も手際よく殆ど作ってくれてほんとにありがたい。

すっかり元気になったじいちゃんが晩酌を始めると

食いしん坊の芽奈も待ち切れず「まんま、まんま」と騒ぎ出す。


今日もこんなに穏やかな一日をありがとうございました。

おかげさまでほっこりと生きています。焼酎も美味しゅうございます。





2016年02月25日(木) 白木蓮の咲く頃

朝の道で大好きな白木蓮の花を見つける。

毎朝通る道なのにどうして今まで気づかなかったのだろう。

ほっこりほっこりこころがなごむ。なんて清々しい朝だろうか。



お遍路さんも三人、このところの寒さのせいか皆さん防寒着。

金剛杖のおかげでお遍路さんだとわかる。

颯爽と歩く姿に元気をもらって山里の職場に向かった。


今日もぼちぼちの仕事。同じことを何度も訊く母。

苛立ってはいけないと思っていてもついつい言葉が荒くなる。

例年なら母が一人で頑張っている頃なのだなあと思ったり。

「おねえちゃんが何もかもしてくれるけんお母さんはすることがない」

などと言って笑わせてくれたりもするのだけれど。



今日は残業なしで定時に帰路に着く。久しぶりにゆっくりと買い物。

お大師堂にお供えするお菓子も買ってさっそくお供えをする。

西日にすっぽりと包まれたお堂のひだまりでおせんべいをいただいた。

すごくすごく平和だなって思った。今日もほっこりと生きている。


心配していたじいちゃんも少し元気になって、今夜はちょこっとビール。

おうどんを作ってあげたらそれは美味しそうにお汁まで飲み干してくれた。

そんなささやかなことがとても嬉しいばあちゃんであった。


今日も穏やかな一日をありがとうございました。

隣室からの孫たちのはしゃぎ声を聞きながらほろ酔ってこれを記す。



2016年02月24日(水) がんばれじいちゃん

風は少し冷たかったけれど元気なおひさまがありがたい。

ひだまりで猫のようにとろんとろんとしていたかった。


昨夜は夜中に熱が出てしまったじいちゃんが

「おい、5時過ぎたぞ」と起こしてくれた朝。

熱は下がっていたけれど食欲がなくお味噌汁だけの朝食。

娘がお休みだったので「お昼におうどんを作ってあげてね」と頼み

気になりながら山里の職場に向かったのだった。


帰宅するとちょっと元気だけれどお腹の調子が悪いとのこと。

なんとお昼にカップヌードルを食べたとのこと。

娘は友達と外食に行ってしまっておうどんどころではなかったそうだ。

なんとも可哀そうなじいちゃん。娘を責めるわけにもいかなかったけれど。


今夜は「ちょっと雑炊」を作る。早めに作り過ぎて「ちょっとおじや」

けれどもそれを「うまいな」と言って食べてくれたのでとても嬉しかった。

少しづつ食欲も出てくるだろう。もう少しがんばれがんばれじいちゃん。



家族みんなが健康で、いつもいつも願っているけれど

そうそう神様は大サービスをしてくれるわけではなかった。

いろんな試練を与えてくれるのが神様。それをありがたく受けとめていたい。


今日もありがとうございました。みんなほっこりと微笑んでいます。



2016年02月23日(火) 椿が落ちる

ぽつぽつと肌寒い雨。どんよりとした空はなんだか寂しい。


今朝は手首の痛みがずいぶんと楽になっていた。

綾菜の貼ってくれた湿布が効いたのだと思う。ありがたいこと。



仕事はぼちぼちの忙しさで少し残業をして帰路に着く。

帰り道に2人のお遍路さんを見つけて嬉しかった。


帰宅が遅くなってしまったけれど、やはり気になってしまってお大師堂へ。

しっとりと濡れた小道に椿の花がたくさん落ちていた。

潔く散れない花のせつなさよ。落ちて朽ちる儚いいのちだった。

桜だろうか椿だろうかとふと思う。まだまだ生きていたいけれど。



夕方からじいちゃんの体調が悪くなってしまって

今夜は夕食も食べられずに早々と床についてしまった。

「じいちゃん、じいちゃん」と芽奈がしきりに呼んでいた。

悪寒と吐き気があるようで流行りの風邪かもしれない。

どうか大事に至りませんように。ただただ祈っている夜。


昨日と同じくどんな日もあるけれど

今日もそれなりに穏やかな一日をありがとうございました。





2016年02月22日(月) どんな日もありがたく

なんだか春霞のようなぼんやりとした青空だった。

気がつけば雑草も青々とし始めてオオイヌノフグリも可愛い。


仕事中になんだか息苦しくなってしまってちょっと庭へ

つかの間の日向ぼっこのつもりだったけれどそそっかしくて

どしんと尻餅をつくほどに転んでしまったドジなわたくし。

その時からだを支えてくれた右手首を少し痛めてしまったようだ。

昨年の足首の事もあり、とにかく転べばどこかが壊れる老体になりにけり。

なさけないことだけれど「用心しなさい」と天からの声が聞こえる。


今日は娘がお休みだったので夕食の支度や後片付けを手伝ってくれる。

それが涙が出るほど嬉しかった。持つべきものは娘かななんて。

「はようお風呂入って湿布したや」と言ってくれてその言葉に甘える。

その湿布を綾菜が貼ってくれた。優しくて小さな手がほっこりと嬉しい。


幸い指先は痛みもなくちゃんと動くのでこうして日記を綴ることも出来る。

どんな日もあってよしと思って今日も「ありがとうございました」


そうそう、今日は6人ものお遍路さんを見かけたのだった。

「春だなあ」って思った。あしたも楽しみにしていよう。



2016年02月21日(日) ほっこりほっこり日曜日

風は強かったけれどおひさまが頑張ってくれたおかげで

ずいぶんと暖かく過ごしやすい一日だった。

洗濯物がよく乾く。それだけで幸せな気分になれる。


午前中に買い物を済ませてからお大師堂へ。

先日から気になっていたトイレ掃除をやっと済ます。

お参り仲間のSさんが、「とにかく綺麗にしていたら汚されない」と

その言葉を思い出しながらせっせと便器を磨いていた。

ささやかなことだけれど自分にできることをこれからも続けたいと思う。



出掛けていた娘たちがお昼過ぎに帰って来て

車の中で寝てしまった芽奈をそのまま茶の間に寝かせていた。

そんな芽奈の寝息が耳に心地よくじいちゃんとふたりでうたた寝。

なんとも穏やかな午後であった。ゆっくりゆっくりと時が流れる。

綾菜も一緒に帰って来ているはずだったけど姿は見えず声だけ聞こえる。

会いたいなあと思いつつとろけるような睡魔にとらわれてしまっていた。



さあもう晩御飯の支度、今夜は「ちゃんこ鍋」にした。

娘たちが海老や牡蠣を買ってきてくれていて予定よりも豪華な鍋になった。

みんなの美味しい顔が嬉しい。家族っていいなってつくづく思った。



今日もありがとうございました。ほっこりほっこり生きています。







2016年02月20日(土) 雨音が耳に心地よく

またまた春の嵐か、朝からどしゃ降りの雨にみまわれる。

リズミカルな雨音を聞きながらまったりと過ごす土曜日。


綾菜も芽奈も無事に保育園へ。

綾菜は久しぶりにお父さんのお迎えで喜んでいた。

午後はそのまま下田のおばあちゃんちへ行って今夜はお泊り。


芽奈は延長保育をお願いしていて夕方娘と一緒に帰宅する。

保育園でも熱は出なかったようでもう大丈夫のようだ。

今夜も晩御飯をわしわしと食べてすこぶる元気でいる。


土曜日の午後はいつも綾菜と一緒だったから

今日はあまりの静けさにじいちゃんとふたり気が抜けたようになる。

テレビを見たりお昼寝をしたりなんともゆっくりとくつろいでしまった。



午後四時頃、やっと雨がやんで空が明るくなってきた。

お大師堂が気になってちょっこりお参りに行ってくる。

お参り仲間のSさんが今日はお休みしたらしく日めくりの暦が昨日のまま。

お遍路さんの姿もなくひっそりと静かなお大師堂だった。

ちょうど西日が差し始めてほっこりほっこりとあたたかい。

お供えのおせんべいをひとついただいてしばしぼんやりとしていた。

なんだかふっとどこか違う世界に来たような錯覚を覚える。


いろいろとかんがえることはあるけれど思い悩むほどのことはない。

何事もなるようになるのかなとばくぜんと思っている自分がいた。



今日も穏やかな一日をありがとうございました。

二杯目の焼酎もカラになり三杯目をおかわりするけんね。


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