ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2016年02月23日(火) 椿が落ちる

ぽつぽつと肌寒い雨。どんよりとした空はなんだか寂しい。


今朝は手首の痛みがずいぶんと楽になっていた。

綾菜の貼ってくれた湿布が効いたのだと思う。ありがたいこと。



仕事はぼちぼちの忙しさで少し残業をして帰路に着く。

帰り道に2人のお遍路さんを見つけて嬉しかった。


帰宅が遅くなってしまったけれど、やはり気になってしまってお大師堂へ。

しっとりと濡れた小道に椿の花がたくさん落ちていた。

潔く散れない花のせつなさよ。落ちて朽ちる儚いいのちだった。

桜だろうか椿だろうかとふと思う。まだまだ生きていたいけれど。



夕方からじいちゃんの体調が悪くなってしまって

今夜は夕食も食べられずに早々と床についてしまった。

「じいちゃん、じいちゃん」と芽奈がしきりに呼んでいた。

悪寒と吐き気があるようで流行りの風邪かもしれない。

どうか大事に至りませんように。ただただ祈っている夜。


昨日と同じくどんな日もあるけれど

今日もそれなりに穏やかな一日をありがとうございました。





2016年02月22日(月) どんな日もありがたく

なんだか春霞のようなぼんやりとした青空だった。

気がつけば雑草も青々とし始めてオオイヌノフグリも可愛い。


仕事中になんだか息苦しくなってしまってちょっと庭へ

つかの間の日向ぼっこのつもりだったけれどそそっかしくて

どしんと尻餅をつくほどに転んでしまったドジなわたくし。

その時からだを支えてくれた右手首を少し痛めてしまったようだ。

昨年の足首の事もあり、とにかく転べばどこかが壊れる老体になりにけり。

なさけないことだけれど「用心しなさい」と天からの声が聞こえる。


今日は娘がお休みだったので夕食の支度や後片付けを手伝ってくれる。

それが涙が出るほど嬉しかった。持つべきものは娘かななんて。

「はようお風呂入って湿布したや」と言ってくれてその言葉に甘える。

その湿布を綾菜が貼ってくれた。優しくて小さな手がほっこりと嬉しい。


幸い指先は痛みもなくちゃんと動くのでこうして日記を綴ることも出来る。

どんな日もあってよしと思って今日も「ありがとうございました」


そうそう、今日は6人ものお遍路さんを見かけたのだった。

「春だなあ」って思った。あしたも楽しみにしていよう。



2016年02月21日(日) ほっこりほっこり日曜日

風は強かったけれどおひさまが頑張ってくれたおかげで

ずいぶんと暖かく過ごしやすい一日だった。

洗濯物がよく乾く。それだけで幸せな気分になれる。


午前中に買い物を済ませてからお大師堂へ。

先日から気になっていたトイレ掃除をやっと済ます。

お参り仲間のSさんが、「とにかく綺麗にしていたら汚されない」と

その言葉を思い出しながらせっせと便器を磨いていた。

ささやかなことだけれど自分にできることをこれからも続けたいと思う。



出掛けていた娘たちがお昼過ぎに帰って来て

車の中で寝てしまった芽奈をそのまま茶の間に寝かせていた。

そんな芽奈の寝息が耳に心地よくじいちゃんとふたりでうたた寝。

なんとも穏やかな午後であった。ゆっくりゆっくりと時が流れる。

綾菜も一緒に帰って来ているはずだったけど姿は見えず声だけ聞こえる。

会いたいなあと思いつつとろけるような睡魔にとらわれてしまっていた。



さあもう晩御飯の支度、今夜は「ちゃんこ鍋」にした。

娘たちが海老や牡蠣を買ってきてくれていて予定よりも豪華な鍋になった。

みんなの美味しい顔が嬉しい。家族っていいなってつくづく思った。



今日もありがとうございました。ほっこりほっこり生きています。







2016年02月20日(土) 雨音が耳に心地よく

またまた春の嵐か、朝からどしゃ降りの雨にみまわれる。

リズミカルな雨音を聞きながらまったりと過ごす土曜日。


綾菜も芽奈も無事に保育園へ。

綾菜は久しぶりにお父さんのお迎えで喜んでいた。

午後はそのまま下田のおばあちゃんちへ行って今夜はお泊り。


芽奈は延長保育をお願いしていて夕方娘と一緒に帰宅する。

保育園でも熱は出なかったようでもう大丈夫のようだ。

今夜も晩御飯をわしわしと食べてすこぶる元気でいる。


土曜日の午後はいつも綾菜と一緒だったから

今日はあまりの静けさにじいちゃんとふたり気が抜けたようになる。

テレビを見たりお昼寝をしたりなんともゆっくりとくつろいでしまった。



午後四時頃、やっと雨がやんで空が明るくなってきた。

お大師堂が気になってちょっこりお参りに行ってくる。

お参り仲間のSさんが今日はお休みしたらしく日めくりの暦が昨日のまま。

お遍路さんの姿もなくひっそりと静かなお大師堂だった。

ちょうど西日が差し始めてほっこりほっこりとあたたかい。

お供えのおせんべいをひとついただいてしばしぼんやりとしていた。

なんだかふっとどこか違う世界に来たような錯覚を覚える。


いろいろとかんがえることはあるけれど思い悩むほどのことはない。

何事もなるようになるのかなとばくぜんと思っている自分がいた。



今日も穏やかな一日をありがとうございました。

二杯目の焼酎もカラになり三杯目をおかわりするけんね。



2016年02月19日(金) 春の陽気に

朝は寒かったけれど日中はとても暖かくなる。

三月中旬頃の気温だったそうだ。すっかり春の陽気。



今朝は芽奈がまた熱を出していて仕方なく仕事を休むことに。

仕事の予定が詰まっていてあれこれと大変だったけれど

母に無理やり押し付けてしまってなんとかやり過ごす。

今月は今日を入れて三日。母に負担をかけてばかりいる。


幸い、芽奈の熱は微熱でお昼には平熱になりほっとひと安心。

病院へ行くほどの事はないかなと明日まで様子を見ることにした。

どうかもう熱が出ませんように。ただただ祈るばかりである。


午後、芽奈がすぐにお昼寝をしてくれてとても助かる。

じいちゃんにまかせて買い物に行ったりお大師堂へ行ったり。

綾菜は延長保育をお願いしていたので夕方娘と一緒に帰って来た。


わいわいわいと今夜も賑やかな食卓。綾菜も芽奈ももりもりとよく食べる。

今日もありがとうございました。どんな日もそう言える自分が好き。


お風呂上がりの焼酎を三杯も飲み干して、まったりさんとこれを記す。



2016年02月18日(木) 同志たちと

今朝は氷点下の冷え込み。愛車のフロントガラスも真っ白。

雪みたいなねと綾菜としばらく車を温めてから保育園へ向かう。

ばあちゃんは寒さで縮こまっているけれど綾菜はぜんぜん平気。

よういどんするみたいに元気に走って門をくぐって行った。



仕事はさほど忙しくもなくぼちぼちの感じで一日を終える。

帰り道にご夫婦かなと思われるお遍路さんの二人連れ。

定時に帰るのは久しぶりでゆっくりと買い物が出来て良かった。



帰宅してお大師堂へ。ちょうどお参り仲間のいとこと一緒になった。

いとこがお参りをしているあいだ外で待っていたら

またまたお参り仲間のSさんが犬を連れてやって来て一緒になる。


三人が一緒になるのは初めてではないだろうか。これもお大師さんのご縁。

あれこれと積もる話もあって西日を浴びながらしばし語り合う。

毎日お参りに来ているのは三人だけではないだろうかと

亡くなってしまった人、老人ホームに入居した人

かつての「お大師組」はもう跡形もなくなってしまったように思う。

残された自分たちが出来ることをしながら守り続けたいことがある。

そうしてまた未来へと繋がることが出来たらどんなに良いだろうか。



今日も穏やかな一日をありがとうございました。

今夜もほろ酔ってまったりまったりとこれを記す。





2016年02月17日(水) じんせいいろいろ?

今にも雪に変わりそうな時雨。冷たい風をなだめるように

時折ほっとするような陽ざしが降り注ぎ嬉しかった。


今日は自転車のお遍路さんがひとり

冷たい風に立ち向かうように颯爽と通り過ぎて行った。



仕事を少し早めに終わらせてもらってダイハツへ。

やっと愛車が直ったと連絡があり引き取りに行く。

それが故障ではなくロアアームに石が挟まっていたのだそうだ。

ダイハツでも前例がなくとても珍しい事らしくびっくりぽんだった。

五日ぶりの愛車が嬉しい。ガソリンを満タンにして家に帰る。



今夜もにぎやかな食卓。ふっと綾菜が「ねえおばあちゃんじんせいってなあに?」

三歳の幼子からそんな質問を受けるなんて思ってもいなかった。

なんと応えてあげれば良いのかわからなくてとまどっていたら

「いっつもおばあちゃんがうたいよるじんせいよ」と言う。

そうか、そのことか。毎朝見ているNHKの朝ドラの主題歌だった。

芽奈がとても気に入っていて毎朝一緒に歌うのが日課になっていた。

「じんせいはかみひこうき〜」そうね、確かに「じんせい」だよね。

「じんせいはね、ひとがうまれてからしぬまでのことやよ」とおしえる。

「ふ〜ん」と綾菜。そうして「じんせいがかみひこうきってややこしいね」

それにはみんなで大笑いした。それが純真な三歳児の素直な感想であった。


そんな会話も楽しく今日も穏やかに暮れていく。

お風呂上がりの焼酎も美味しく、今夜もまったりとこれを記す。







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