朝は寒かったけれど日中はぽかぽかと暖かくなる。
いつものように忙しい朝。芽奈の検温をしたところ
少し微熱があり保育園に行けそうになかった。
今日はどうしても急ぎの仕事があり朝のうちに山里の職場へ。
大急ぎで仕事を済ませてとんぼがえりする。
その間はじいちゃんがお守りをしてくれていて大助かりだった。
先日の熱の名残かなと思ったけれど念のためにまた小児科へ。
そうしたら「溶連菌感染症」という喉の病気だとわかる。
幸い症状は軽いけれど合併症を起こしやすい病気だと聞きおどろく。
しばらく抗生剤で様子見。食欲もあり元気なのできっと大丈夫だろう。
芽奈がお昼寝をしている間に買物を済ませお大師堂へ。
顔なじみのお遍路さんM君と再会する。
息子と同い年、弟と同じ名前のお遍路さんだ。
あまりゆっくりとは話せずなんとなく気にながら帰宅したのだけれど
もしかしたらと思い夕方になって食料を差し入れる。
それと靴下。ちょうど息子が残して行っていた新品のがあったから。
「どうしてわかったんですか?」とびっくりと喜ぶM君。
ささやかなことだけれど役に立ててとても嬉しかった。
会うたびに息子のように弟のように思えてならないお遍路さんだった。
気忙しい一日だったけれど今日はM君をはじめ4人のお遍路さん。
立春を過ぎ少しずつお遍路さんが増えてくれそうな気がしている。
今日もそれなりに穏やかな一日。ありがとうございました。
今夜も例のごとくの焼酎でまったりまったりこれを記す。
立春。春は名のみの風の寒さやと歌われているけれど
今日のおひさまはとても優しくてほっこりと春らしさを感じた。
朝の道の菜の花。そして梅の花。心の中にも花が咲きそう。
仕事は今日も忙しくまたバタバタと走り回っていた。
そんな活気が嬉しい。独楽鼠のような自分が楽しい。
母とは相変わらずぶつかることが多いけれど
それだけ母が元気になったのだろうと思うことにした。
どうかこのままずっと元気でいて欲しいと願ってやまない。
帰宅してお大師堂へ。今日はお参り仲間のSさんに久しぶりに会った。
「またやられた〜」とSさん。お賽銭箱の中の50円玉が無くなっていた。
わずかの事だけれどやはりとても残念でならなかった。
私が管理をしていた時もそうだっけれど、Sさんも毎日気にかけてくれている。
「そのうちバチが当たるけんな」とSさん。「そうよそうよ」と私も応える。
その時には二人とも笑い合っていて、些細なことになって流れて行った。
夕暮れて茜色の空を眺めれば、一日の疲れもほんのりと空にとける。
孫たちのはしゃぎ声を聞きながらまったりと焼酎を飲む夜。
今日もありがとうございました。ほっこりほっこり生きています。
朝は冷え込んでいたけれど日中は少し暖かくなる。
梅の花が咲き始めた。ほっこりと春の便りが嬉しい。
今日も仕事が忙しくバタバタとしていたけれど
お客さんの車を納車に行っていたら外国人のお遍路さんがふたり
男女の二人連れはたまに見かけるけれど男性の二人連れはちょっと珍しい。
旅は道連れで途中で仲良くなったのかもしれないなと思った。
どこの国から来てくれたのだろう。すれ違いざまにそっと会釈をする午後。
少し残業になり急いで帰宅する。今日は娘が遅番なので
久しぶりに綾菜をお迎えに行っていた。
保育園にも赤鬼さんと青鬼さんが来て大暴れしたとのこと
みんな泣きながら必死で豆まきをしたそうだ。
興奮気味の綾菜が「おにさんやっつけたが」と話してくれる。
夕食後、我が家にも鬼さんがやって来る。ちょっとした鬼ばばあ。
暗い庭から窓をダンダンと叩いて「鬼だぞ〜出てこい」と叫ぶ。
戸を開けた綾菜のそれは真剣な顔。最初は笑っていたけれど
鬼ばばあがだんだん怖くなってとうとう泣き出してしまった。
笑ったり泣いたりそれはそれは楽しい豆まきだった。
今日もありがとうございました。この穏やかさがたからもの。
| 2016年02月02日(火) |
もういいかい もういいよ |
少し風が冷たかったけれどよく晴れてうれしい青空。
そうして芽奈の熱も一気に下がっていてびっくりするほど。
長期戦を覚悟していただけになんだか奇跡みたいに思えた。
間違いじゃない?娘に言われて何度も熱を測って確かめる朝。
とりあえず保育園に行かせてみることにする。
もしまた熱が出たら迎えに行く段取りをして娘も私も仕事に行く。
どうかどうかと祈りながら仕事。今日も忙しくてバタバタと走り回る。
ざわざわと落ち着かずにいたところ職場の前の道をお遍路さんが歩いていた。
ひとり、ふたり、ふっと肩の力が抜けて穏やかさを取り戻すことが出来た。
いつもこころに余裕をとあらためて思った日。お遍路さんに会えて良かった。
少し残業になり帰宅。そうして娘と孫たちが元気に帰って来る。
良かった。芽奈は保育園でも平熱でずっと元気でいてくれたようだ。
綾菜は明日の節分の事で頭がいっぱいのようで「おにさんがくる」って
そうね、どんなに怖い鬼が来ても豆まきをしてやっつけようね。
今日も穏やかな夕暮れ。ありがとうございましたと手を合わす。
ぐっすりと眠ってまたあしたのとびらをそっと開こう。
| 2016年02月01日(月) |
もういいかい まあだだよ |
曇り日、気温は高めだったけれど肌寒さを感じる。
おひさまがかくれんぼするとやはりさびしい寒さ。
芽奈、今朝も40℃の高熱。心配するおとなたちをよそに
ご飯にちりめんじゃこをのせてわしわしと食べる。
玉子焼きもウィンナーもいつもと変わらない旺盛な食欲だった。
お薬が残り少なくなっていたのでまた小児科へ連れて行っていたけれど
病院でもじっとしておらず走り回るのを追いかけていた。
お医者さんも首をかしげるくらいの元気でほんとにびっくりぽんだった。
前回は扁桃腺の熱だったけれど、今回はちょっと違うようだ。
また二日後に診せてほしいと言われて今回も長期戦になりそうな気配。
午後はお昼寝をするのでじいちゃんにまかせて仕事に行こうと思って
母に電話したら「来なくても良い」と言う。喜んでいいのか複雑な気分。
結局は芽奈が思うようには寝てくれず休ませてもらって良かったのだけれど。
ばたばたの一日でお大師堂にも行けなかった。
毎日の日課だけれどたまにはこんな日もあってよしとしよう。
あしたのことはまたあした。どんな風が吹くのだろうか。
かくれんぼしていたおひさまがにっこりと微笑んでくれますように。
先日の寒波が嘘のような小春日和となる。
雲ひとつない青空。なんて優しいおひさまなのだろう。
そうして寒かった一月が終わる。立春もすぐそこ。
芽奈の熱は相変わらずで今朝も39℃を越えていた。
それなのにとても元気。朝ごはんもたくさん食べる。
娘たちが出掛けて行ってじいちゃんがちょっとご機嫌ななめ。
ぶつぶつと文句を言いながらも芽奈の相手を楽しんでいる様子。
午後はお薬のせいか3時間も昼寝してくれて助かった。
ばあちゃんも添い寝。我ながらよく寝たものだと思うくらい。
お散歩が大好きな芽奈におひさまの光をたくさん浴びさせてあげたい。
どうかどうか早く熱が下がりますように。お大師堂でも手を合わせていた。
問題はあした。娘は仕事が休めなくてもしまだ熱があれば仕方がない。
ばあちゃんが休むことになったけれど仕事の事がとても気掛かりだった。
でもまあなんとかなるだろうと、もう思い悩まずに眠りたいと思う。
あしたのことはまたあした。なにごともなるようになるものです。
「めいちゃん寝たよ」今夜も娘が報せてくれてまったりとこれを記す。
どんよりとした曇り日。寒くもなく過ごしやすい一日だった。
目覚めたばかりの芽奈がまた高熱。娘がお休みの日で助かる。
幸いインフルエンザではなさそうで食欲もありほっとしている。
ただ少しご機嫌ななめで抱っこを「あっこ」と言って甘えてばかり。
病院のお薬を嫌がって飲んでくれなくて困り果てていたけれど
今夜はやっと飲んでくれて娘と二人で拍手して涙ぐんでしまった。
また数日は熱を覚悟でしばらくは様子見の日々が続くことだろう。
仕事は休みだったけれど、昨日のトラブルをひこずっていて落ち着かず
今日は午前中に走り回ってなんとか解決することが出来た。
おかげでほっと肩の力が抜けて午後は炬燵に入るなり寝入ってしまっていた。
何事もやってやれないことはないのか。「どんとこい」の気持ちが大切なのか。
若い頃のように溌剌と立ち向かっていけない「老い」を感じるこの頃。
出来ることを精一杯に。出来ないことは仕方ないと思い始めている。
午後八時、「めいちゃん寝たよ」と娘が報せてくれた。
穏やかな夜のありがたいこと。六花亭のバターサンドと焼酎が美味し。
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