ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2016年01月22日(金) ありがとうとごちそうさま

今日は寒さが少し和らいでほっとしていたけれど

明日の朝はまた雪になるらしい。

10年ぶりの大寒波だとか、なんだか恐ろしくなってしまう。

ずいぶんと臆病になったものだなと思う。これも年のせいだろうか。



仕事が忙しく少し残業をして帰路に着く。

今日は朝の道でも帰り道でもお遍路さんの姿がなかった。

やはり冬のお遍路さんは少ないのだなと思った。


お大師堂もひっそりと静か。また新しいお菓子をお供えする。

そうしておせんべいをぽりぽり。ありがとうとごちそうさま。



今日は晩御飯の支度がいつも以上に忙しくて大変だった。

じいちゃんが用事があって芽奈の相手をしてくれる人がいなくて

5時から芽奈が「まんま、まんま〜」と台所で大騒ぎする。

娘と二人でてんやわんや「とにかくエサをやらないと」と笑い合って

まるで動物園のチンパンジーみたいな芽奈に竹輪を与えてその場をしのぐ。


やっと出来ました。あんかけ豆腐、スパサラダ、エビマヨをほれほれ。

みんなでわいわい。今夜もそれはそれはにぎやかな食卓。



忙しい一日だったけれどお風呂に入ればまったりまったり。

今日も穏やかな一日をありがとうございました。



2016年01月21日(木) 初大師

氷点下の朝。しんしんとした冷たさはさすがに身体に堪えるけれど

冬らしさを楽しもうとしゃきっと胸をはってみたりする。


親戚のおばちゃんが孫たちにと毛糸の帽子を編んでくれた。

それがとても気に入った綾菜がさっそく被って保育園へ。

雪だろうと霜だろうと子供は純粋に冬を楽しんでいる。

週末にはまた雪の予報。どんなにか喜ぶことだろうか。



二日ぶりの仕事は少し忙しくばたばたしたり苛々したり。

どうしても母とぶつかってしまう。お豆腐のように柔らかくなりたい。

崩れてしまった方がどんなに気が楽だろうかと思ったりした。



帰宅してお大師堂へ。今日は「初大師」の日だった。

ゆっくりお参りをしようと思っていたけれど先客がいる様子。

外で待っていたら扉が開いて顔なじみのお遍路さんが微笑んでいた。


昨年の父の命日にお経をあげてくれたお遍路さんだった。

約二ヶ月ぶりの再会。ただただ感謝の気持ちを伝える。

この二ヶ月の間に四国を巡って来たのだと思うと感慨深かった。


私がのほほんと暮らしている日々を歩き続けているいる人がいる。

そう思うとどんな日々も大切に生きなければと思うのだった。


一歩いっぽ。明日も与えられた日常を全うしようとこころに誓う。



寒い一日だったけれど今夜もほっこりほっこりとこれを記す。







2016年01月20日(水) 雪の朝

ひんやりと静かな朝。そっと窓をあけると雪が積もっていた。

めずらしく早起きをした綾菜が大喜びする。

「雪だるまつくるがや〜」と喜び勇んで保育園に行く。


早朝は道路がかなり凍結していて怖かったけれど

青空のおかげで雪もあっという間にとけてしまった。

今日は川向の伯父の三回忌でじいちゃんの運転で大橋を渡って行く。

もう丸二年が経ったのかほんとに早いものである。

いとこのところにも夏に初孫が生まれるそうで嬉しいニュースも。

伯父も生きていればひ孫を抱けただろうに。もっと長生きをさせてあげたかった。


いとこばかりの法事はそれぞれの孫の話ばかりでそれはにぎやか。

じいちゃんたちはよく飲み、ばあちゃんたちはよく食べた。

にぎやかなのが好きだった伯父もきっと嬉しかったことだろう。



今日もそうして穏やかな夕暮れ。雪の名残で今夜も冷え込んでいるけれど

お風呂で温まって焼酎のお湯割りでまったりとしているところ。


ありがとうございました。みんなみんな笑顔でいます。



2016年01月19日(火) 雪が舞って

予報通りの雪になる。風も強く吹き荒れなんとも寒い一日だった。

積雪を気にしながら念のために仕事を休もうかと思案していたところ

いつも姑さんのリハビリに付き添ってくれている弟嫁が

今日はどうしても行けなくなったと連絡がある。

とっさに「私が行くから大丈夫」と応えてしまった。



姑さんにはずっと不義理を重ねていてすごく気になっていたから

今日こそはと思う。少しは嫁らしいことをしてあげたかった。

小雪が舞うなかをじいちゃんの運転で市民病院へ向かった。

後部座席で姑さんの細い身体を抱きかかえるようにして行く。


もう二年も前の事なのか。私が一緒に来ていた頃は

まだ歩行器で歩くことが出来ていた姑は、もうそれすら出来なくなっていた。

身体が硬くなってしまって膝を曲げることもままならない状態。

なんとせつないことだろう。なんだか涙が出そうなくらい哀しかった。


辛かったけれど今日は一緒に来てほんとうに良かったと思う。

「知らなかった」では済まされない。もっともっと現実を見なければ。

そうしてこれからは今までの不義理を少しでも挽回したいと心に誓う。



午後、お大師堂で手を合わせながらまだ歩くことが出来た頃の姑を思い出す。

毎朝必ずお参りを欠かさなかったこと。今もどんなにか心残りだろうか。


強い西風にあおられて白波の立つ川面をながめながら

私はわたしに出来ることをこれからも精一杯やりとげたいと思った。



2016年01月18日(月) 初雪ちらちら

昨夜からの風が今朝はもっと強くなり寒波到来。

山里では初雪が舞う寒い一日だった。

明日はもっと冷え込むようで平野部も雪になるかもしれないと

夕方の天気予報で聞き、なんだかそわそわと落ち着かなくなった。


子供の頃から雪は大好きだったけれど

雪道の車の運転だけはただただ恐怖に思えてならない。

昔の追突事故がトラウマになっているのかもしれない。

雪を楽しみにしている孫たちに怒られてしまいそうなばあちゃんだった。



今日は仕事が忙しく一時間ほど残業して帰路に着く。

朝も帰り道もお遍路さんの姿はなく寂しい遍路道だった。

お大師堂もひっそりと静か。ただ川面を吹き抜ける風の音がするばかり。

新しいお菓子をお供えして古いお菓子をごちそうになる。

何も考えずひたすら無心に子供のようにお菓子を食べていた。



娘と孫たちが帰って来て今夜もにぎやかに夕食。

食後に綾菜が「ぷぅ」っとおならをして大笑い。

「ちょっとうんこしてくる」と一人でトイレにも行けるようになった。


芽奈は日に日におしゃべりが上手になって

ばあちゃんのことを「ばっちゃん」って呼んでくれるようになった。


うんうん、ばっちゃんは今日も楽しかったよ。すごい幸せやったよ。


今夜もありがとさんの焼酎でほろ酔ってこれを記す。






2016年01月17日(日) 雨音を聴きながら

曇り日、夕方から冷たい雨が降り始める。

寒いけれど久しぶりの雨音が耳に心地よく届く。



今日は娘たちと買い物に行って綾菜にトレーナーを買ったり。

芽奈にも買ってあげたかったけれどお姉ちゃんのおさがりがいっぱい。

もう少し大きくなったら「おねえちゃんのおさがりはいや」って言うかな。

ばあちゃんのお財布はいつも寂しいけれどお買い物は福ふくと楽しい。



午後はまたトドになって炬燵でごろごろと過ごす。

録画してあったサスペンスドラマを見ていた。

いつもは途中で寝てしまうけれど今日は面白くて最後まで見た。



ゆったりゆったりと時間が流れる。

あれこれと思い悩むこともなくなんとも穏やかな一日だった。


今日もありがとうございました。手を合わせてぐっすりと眠ろう。



2016年01月16日(土) さくら草

今朝は氷点下の寒さ。この冬いちばんの冷え込みだったようだ。

綾菜の保育園のまわりも霜で真っ白くなっていて

「これはゆきじゃなくてしもだよ」とおしえる。


そんな寒さも日中には和らぎ、風もなくずいぶんと暖かくなる。

洗濯物が嬉しそうにおひさまの光のなかで微笑んでいた。



午前中に買物。久しぶりに歩いて近くの「彩市場」まで行く。

店先にならぶ「さくら草」の花が可愛くて二鉢買った。

帰ってさっそく玄関先に植える。ほっこりほっこり春が咲いたよう。



お昼には綾菜をお迎えに行って午後はじいちゃんと三人で過ごす。

炬燵でトドのように寝転ぶばあちゃんをよそにじいちゃんと遊んでいた。

ばあちゃんはお昼寝。じいちゃんと綾菜はドライブに出掛ける。

気が付けばもう三時。洗濯物を取り入れるのを綾菜が手伝ってくれた。

そうして一緒にたたむ。芽奈の服もちゃんとタンスに入れてくれる。


今日も穏やかな夕暮れ。娘と芽奈が帰って来てわいわいと夕食。

今夜もすごい食欲の芽奈。ご飯もおかわりしてがっつりと食べてくれる。


平凡な一日だったけれどこれ以上の幸せはないだろう。

ありがとうございました。今夜もほろ酔ってこれを記す。


 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加