ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2016年01月19日(火) 雪が舞って

予報通りの雪になる。風も強く吹き荒れなんとも寒い一日だった。

積雪を気にしながら念のために仕事を休もうかと思案していたところ

いつも姑さんのリハビリに付き添ってくれている弟嫁が

今日はどうしても行けなくなったと連絡がある。

とっさに「私が行くから大丈夫」と応えてしまった。



姑さんにはずっと不義理を重ねていてすごく気になっていたから

今日こそはと思う。少しは嫁らしいことをしてあげたかった。

小雪が舞うなかをじいちゃんの運転で市民病院へ向かった。

後部座席で姑さんの細い身体を抱きかかえるようにして行く。


もう二年も前の事なのか。私が一緒に来ていた頃は

まだ歩行器で歩くことが出来ていた姑は、もうそれすら出来なくなっていた。

身体が硬くなってしまって膝を曲げることもままならない状態。

なんとせつないことだろう。なんだか涙が出そうなくらい哀しかった。


辛かったけれど今日は一緒に来てほんとうに良かったと思う。

「知らなかった」では済まされない。もっともっと現実を見なければ。

そうしてこれからは今までの不義理を少しでも挽回したいと心に誓う。



午後、お大師堂で手を合わせながらまだ歩くことが出来た頃の姑を思い出す。

毎朝必ずお参りを欠かさなかったこと。今もどんなにか心残りだろうか。


強い西風にあおられて白波の立つ川面をながめながら

私はわたしに出来ることをこれからも精一杯やりとげたいと思った。



2016年01月18日(月) 初雪ちらちら

昨夜からの風が今朝はもっと強くなり寒波到来。

山里では初雪が舞う寒い一日だった。

明日はもっと冷え込むようで平野部も雪になるかもしれないと

夕方の天気予報で聞き、なんだかそわそわと落ち着かなくなった。


子供の頃から雪は大好きだったけれど

雪道の車の運転だけはただただ恐怖に思えてならない。

昔の追突事故がトラウマになっているのかもしれない。

雪を楽しみにしている孫たちに怒られてしまいそうなばあちゃんだった。



今日は仕事が忙しく一時間ほど残業して帰路に着く。

朝も帰り道もお遍路さんの姿はなく寂しい遍路道だった。

お大師堂もひっそりと静か。ただ川面を吹き抜ける風の音がするばかり。

新しいお菓子をお供えして古いお菓子をごちそうになる。

何も考えずひたすら無心に子供のようにお菓子を食べていた。



娘と孫たちが帰って来て今夜もにぎやかに夕食。

食後に綾菜が「ぷぅ」っとおならをして大笑い。

「ちょっとうんこしてくる」と一人でトイレにも行けるようになった。


芽奈は日に日におしゃべりが上手になって

ばあちゃんのことを「ばっちゃん」って呼んでくれるようになった。


うんうん、ばっちゃんは今日も楽しかったよ。すごい幸せやったよ。


今夜もありがとさんの焼酎でほろ酔ってこれを記す。






2016年01月17日(日) 雨音を聴きながら

曇り日、夕方から冷たい雨が降り始める。

寒いけれど久しぶりの雨音が耳に心地よく届く。



今日は娘たちと買い物に行って綾菜にトレーナーを買ったり。

芽奈にも買ってあげたかったけれどお姉ちゃんのおさがりがいっぱい。

もう少し大きくなったら「おねえちゃんのおさがりはいや」って言うかな。

ばあちゃんのお財布はいつも寂しいけれどお買い物は福ふくと楽しい。



午後はまたトドになって炬燵でごろごろと過ごす。

録画してあったサスペンスドラマを見ていた。

いつもは途中で寝てしまうけれど今日は面白くて最後まで見た。



ゆったりゆったりと時間が流れる。

あれこれと思い悩むこともなくなんとも穏やかな一日だった。


今日もありがとうございました。手を合わせてぐっすりと眠ろう。



2016年01月16日(土) さくら草

今朝は氷点下の寒さ。この冬いちばんの冷え込みだったようだ。

綾菜の保育園のまわりも霜で真っ白くなっていて

「これはゆきじゃなくてしもだよ」とおしえる。


そんな寒さも日中には和らぎ、風もなくずいぶんと暖かくなる。

洗濯物が嬉しそうにおひさまの光のなかで微笑んでいた。



午前中に買物。久しぶりに歩いて近くの「彩市場」まで行く。

店先にならぶ「さくら草」の花が可愛くて二鉢買った。

帰ってさっそく玄関先に植える。ほっこりほっこり春が咲いたよう。



お昼には綾菜をお迎えに行って午後はじいちゃんと三人で過ごす。

炬燵でトドのように寝転ぶばあちゃんをよそにじいちゃんと遊んでいた。

ばあちゃんはお昼寝。じいちゃんと綾菜はドライブに出掛ける。

気が付けばもう三時。洗濯物を取り入れるのを綾菜が手伝ってくれた。

そうして一緒にたたむ。芽奈の服もちゃんとタンスに入れてくれる。


今日も穏やかな夕暮れ。娘と芽奈が帰って来てわいわいと夕食。

今夜もすごい食欲の芽奈。ご飯もおかわりしてがっつりと食べてくれる。


平凡な一日だったけれどこれ以上の幸せはないだろう。

ありがとうございました。今夜もほろ酔ってこれを記す。



2016年01月15日(金) 日向ぼっこ

冬のおひさまのありがたいこと。こころもからだも日向ぼっこ。


今朝は芽奈の調子も完璧でやっとこさ保育園へ。

保育園でも熱は出なかったようで元気に帰って来てくれてほっとした。



今日は嬉しい再会がふたつ。

仕事帰りに買物をしていたらバドミントン仲間のM君に会った。

時々電話で話すことはあったけれど、会うのは5年ぶり位だろうか。

もう31歳になっていてびっくり。知り合った頃はまだ20歳だった。

身体に障害があるけれど人一倍頑張り屋さんだった事を懐かしく思い出す。

就職が決まった時も真っ先に報せてくれた。そして失業した時も・・。

ただただ励ますことしか出来なかったけれどずっと気になっていた。

とにかく諦めないこと。積極的に就活をすること。そんな助言が

少しでも役に立ってくれたらと願わずにいられない。


障害があるからと言って若者の未来を踏みにじるような事があってはならない。

いつもいつもそう思う。明るい光はきっときっと届くと信じている。




お大師堂では昨年12月に山里の蛍湖で一年ぶりに再会したお遍路さん。

お賽銭泥棒の事で心を痛めさせていたのでとても気になっていた。

ちょうどひと月ぶりの再会が叶いとても嬉しく思う。

晩御飯の支度をしていた。美味しそうな卵焼きが出来上がったところ。

「ちょっと待ちよってね」大急ぎで家に帰りビールを差し入れた。


満面の笑顔。そうしてこんな私にも手を合わせてくれる人がいる。

手を合わすのは私のほうなのに、なんだかとても照れ臭かった。



ほっこりほっこり今夜もありがたく焼酎をいただいている。

いただいたご縁を疎かにしてはいけないなと改めて思った一日。



2016年01月14日(木) 慌ただしくも穏やかに

今朝も冬らしい寒さ。きりりっと身が引き締まるようだった。

外が明るくなるのを待ちかねて洗濯物を干す。

どんなに寒くても洗濯物を干すのが大好きだった。



今日は芽奈も久しぶりに保育園に行けそうでほっとひと安心。

一足先に綾菜を送って行って山里の職場に向かう。

そうしたらタイムカードを押すなり娘から着信があった。

今朝は平熱だった芽奈が登園時間になって微熱が出ているとのこと。

どんなに元気でも保育園は預かってくれず仕方なく大急ぎで帰宅した。


慌ただしい一日だったけれど、それなりに穏やかな一日。

芽奈のパワーは全開でどんちゃんとはしゃいで元気に遊ぶ。

扁桃腺の熱は長引くと言うけれどもう少しあと少しだろうか。


夕飯は芽奈の好きな春巻き、ポテトサラダなどなど。

ほんとに気持ちが良いほどがっつりとよく食べてくれる。

今夜は綾菜も勝負に出ていつもよりたくさん食べてくれて嬉しかった。


今日もありがとうございました。今夜もほっこりさんと焼酎タイム。

ばあちゃんはばあちゃんでいられることがいちばんの幸せ。



追記、慌ただしい一日だったけれど今日は2人のお遍路さんに会えた。



2016年01月13日(水) 冬らしい一日

おひさまも北風も元気で冬らしい一日。


今朝は芽奈の熱が下がっていてほっとひと安心。

娘が休みだったので今日は様子を見ることにして保育園はお休み。

どうか熱がぶり返しませんようにと祈りつつ仕事をしていた。


ぼちぼちの忙しさ。難破船のような職場だけれど

みんなが笑顔でいられるのが奇跡のように思える。



定時に帰路に着く。今日は朝から一人もお遍路さんを見つけられなかった。

寂しい遍路道に枯葉がころころと舞うばかり。



帰宅してお大師堂へ。西日がいっぱいに差し込んでなんとも暖かい。

年末に誰かが活けてくれていた百合の花がほっこりと咲いていた。

お参りを済ませてからまたおせんべいをいただく。

かりかりぽりぽりとひっそりとしたお堂に楽しい音が響く。


今日も穏やかな一日をありがとうございました。

久しぶりにお風呂に入った芽奈のはだかん坊が嬉しい。

綾菜のパンツはちょっと小さくなったかな。

孫たちの笑顔をぎゅっと抱きしめるように今夜も眠りたいと思う。


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