今日も穏やかな小春日和。洗濯物がよく乾く。
あちらこちらに水仙の花が咲き始めてほっこりと心が和む。
あんずの命日。早いものでもう二年が経った。
生きていれば芽奈がどんなにか喜んだろうと思う。
「わんわん」犬がとても好きな芽奈であった。
枯葉に埋もれそうになっていた小さなお墓を掃除。
花とお線香を供えて天国のあんずに声をかけた。
そのあとお大師堂へ。テントを片づけていたお遍路さんと少し話す。
ほんとに物静かなお遍路さんでひとことふたことだった。
ちょっとひと巡りしてくるそうで三ヶ月もかかるのだそうだ。
大きな荷物のせいもあるだろうけれどきっとゆっくりの旅なのだろう。
午後は綾菜と芽奈と一緒にお散歩。
高台の神社までふうふう言いながら歩いて行った。
暖かいせいか足の痛みも薄れていてずいぶんと楽に感じる。
神社の石段にしいの実がたくさん落ちていて綾菜が喜んで拾っていた。
そうして今日も穏やかな夕暮れ。
夕焼け空を見ていると「あした」が空から舞い込んで来そう。
今日もありがとさん。みんな笑顔の穏やかな一日だった。
嵐が去って今日はとても良い天気になった。
最高気温が24℃、ほんとうに12月なのだろうかと思う。
朝の山道を行けばあちらこちらに折れた木や石が落ちていた。
作業員の人達が総出で道路の片づけに追われていて
台風並みの風だったことをあらためて知ることに。
暖冬、異常気象、なんだかひしひしと不安が襲ってくるこの頃である。
四万十川の水もかなり増水しており濁流が流れていた。
海苔は大丈夫だろうか。なんとしても生き延びて欲しいとひたすら祈る。
じいちゃんに言わせれば「大丈夫ちや」ほんとに頼もしい我が夫である。
そうね、なんとかなるよねってここは気楽に考えたほうが良さそうだ。
仕事を定時に終え帰宅。お大師堂に行くとまたテントが張ってあった。
前回会った時もそうだったように昨日のお遍路さんに間違いない。
やはり連泊を気にしているようで申し訳ないような気持ちになる。
おそらく明日は旅立つのだろう。いったいどこに向かうのだろうか。
いろんな事情を抱えているお遍路さんがいるけれどみんな「お遍路さん」
わけ隔てなく接することがいちばんのお接待だと私は思う。
今日も穏やかな夕暮れ。孫たちの笑顔と一緒に微笑んでいられる。
ありがとさんの焼酎も美味し。今夜もほろ酔ってこれを記す。
今朝からまるで嵐のように雨と風が吹き荒れている。
気温も高くなんだか春の嵐のような錯覚を覚える。
久しぶりに山里の職場。母も元気そうでほっとひと安心。
朝の国道ではお遍路さんもひとり見つけて嬉しかった。
鮮やかな黄色の雨合羽。悪天候の中ほんとうに頭が下がる思い。
帰宅してあまりの雨にお大師堂へ行くのを少しためらったけれど
なんとなく気になって足を向ける。やはり思った通りだった。
二週間ほど前に泊まっていたお遍路さんと再会することが出来た。
伊予路に向かわなかったのは何かわけがあるのだろうと思う。
無口で物静かなお遍路さん、そっとそっとあいさつをして別れた。
今夜は夕方から娘が仕事になり出掛けて行った。
綾菜は下田のおばあちゃんちに遊びに行く。
芽奈とじいちゃんと三人で夕食。母親がいなくてもぐずることなく食欲旺盛。
ばあちゃんとお風呂に入ってじいちゃんがパジャマを着せてくれる。
ほれほれほれと忙しい。それも楽しいひと時だった。
今夜は焼酎も諦めていたけれど、八時前に芽奈が寝てくれて大助かり。
おかげでいつものようにこうして焼酎を飲みつつこれを記す。
今日も穏やかな一日をありがとうございました。
やはり暖冬なのだろうか。今日も暖か過ぎるほど。
予定通りに川仕事を終えほっとひと息。
順調に生育してくれたら来年の二月には収穫が始まる。
不安はあるけれどなんとしてもと欲も出る。
すべてが自然まかせ。こればかりは天にまかすかしかない。
それにしてもこころの忙しいこと。
いつもいつも悪い事ばかり考えてしまってどうしようもない。
なんとかなるさ。もっともっと気楽に生きたいものだ。
今日もお遍路さんの姿はひとりも見つけられず。
お昼にコンビニに行ったのでもしかしたと思ったけれど
やはり姿はなかった。あしたがあるさと思うことにしよう。
ぐるぐるぐるといろんなことを考えているけれど
今日も孫たちのおかげでずいぶんと癒されていた。
お風呂上がりのはだかん坊を追いかけるのも楽しいひと時。
今夜も隣室から孫たちのはしゃぎ声。
ばあちゃんはにこにこしながら焼酎を飲んでます。
今日も12月とは思えないほどの暖かさ。
おひさまがとても優しい。まるで抱かれているように過ごす。
川仕事をしていたらバシャバシャと大きな水音。
水鳥が大きなボラを捕まえて空に舞い上がって行った。
「鳥さんも今日はおなかいっぱいになるね」とじいちゃんと微笑みあう。
海苔網を張る作業も残りわずか、予定通り明日は終われそうだ。
どうかどうか順調に生育してくれますようにと今日も祈る。
帰宅して早めに昼食を済ませお大師堂へ。
今日は座布団を新しくした。少しずつ新年を迎える準備。
お遍路さんが泊まっていたような形跡はなし。やはり寂しいものだ。
ひだまりでお供えのおせんべいをいただく。ポリポリといい音がする。
午後は買い物に行ってからじいちゃんとお昼寝をしていた。
おやもう三時。ずいぶんと寝たものだと笑い合った。
娘と孫たちが帰って来てまたどんちゃんとにぎやかな我が家。
お腹の空いた芽奈がイスからテーブルによじ登って
残り物のかまぼこをつまんでいたのにはびっくりぽんだった。
今日も楽しい我が家。穏やかさはまるでひだまりのようにあたたかい。
ありがとさんを何度でも言いたいくらい幸せな日々が続いている。
今夜もお風呂上がりの焼酎が美味し。またほろ酔ってこれを記す。
今朝は少し暖かく感じた。風もなく穏やかな小春日和。
綾菜と保育園に向かっていたら久しぶりにお遍路さんを発見。
思わず歓声をあげるほど嬉しかった。
まだ20代かなと思われる若い青年だった。
綾菜がクルマの中から「おへんろさ〜ん」と大声で呼んだけれど
残念ながら聞こえなかったようだ。交通量の多い交差点付近だった。
保育園でタッチを何回もして綾菜を送り届ける。
月曜日で山里の職場も気になったけれど今日もお休み。
川仕事がもう少しで終わるのでじいちゃんと二人で頑張る。
母はどうしているだろうか。からだがふたつあればとつくづく思う。
今日の川仕事は少しハードでくたくたになって帰ってきた。
足が痛む。いつになったら治るのだろうかと情けない気持ち。
夕方、娘と孫たちが帰って来てからみんなで土手を散歩する。
「リハビリやね」と娘に笑われながら孫たちを追いかけて歩いた。
夕陽がまぶしくて孫たちのシルエットが花弁のように映る。
ああいい日だったなあって思った。この穏やかさは言葉にできないほど。
今日もありがとさん。こころからそう言える自分が好きだ。
さあ飲みましょう。今夜もまったりと焼酎を飲みつつこれを記す。
どんよりとした曇り日。今日はおひさまかくれんぼ。
今日も早朝より川仕事。ひんやりとした朝の川風が心地よい。
程よく疲れて帰宅。足が少しずきずきと痛む。
せっかく干していた洗濯物を諦めてコインランドリーへ。
乾かしている間に買物を済ます。夕食のメインはナポリタンにした。
ダイソーにも寄って綾菜と約束していたトランプを買う。
まだ三歳児には早すぎるかなと思ったのだけれど
興味を持っている時に教えるのも良いかなと思った。
思った通りすぐに覚える。ババ抜きを5回ほどつき合わされて
ばあちゃんはもうくたくた。「もういっかい、もういっかい」と綾菜。
ちょっとお昼寝しようかねと諦めさせて一緒にごろりんと横になる。
いつもはなかなか寝てくれない綾菜が今日はすぐに寝息を立て始めた。
可愛い寝顔。目に入れても痛くないとはよく言ったものだ。
そうして今日も穏やかなままに暮れて行く。
夕食後の流しいっぱいの食器を洗いながらこれも幸せと思う。
からだもこころも忙しいけれどそんな忙しさを楽しんでいる自分だった。
今日もありがとさんの焼酎が美味し。またまたほろ酔ってこれを記す。
追伸、今日もお遍路さんの姿を見つけられなかった。
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