ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2015年12月08日(火) ひだまり

今日も12月とは思えないほどの暖かさ。

おひさまがとても優しい。まるで抱かれているように過ごす。


川仕事をしていたらバシャバシャと大きな水音。

水鳥が大きなボラを捕まえて空に舞い上がって行った。

「鳥さんも今日はおなかいっぱいになるね」とじいちゃんと微笑みあう。


海苔網を張る作業も残りわずか、予定通り明日は終われそうだ。

どうかどうか順調に生育してくれますようにと今日も祈る。


帰宅して早めに昼食を済ませお大師堂へ。

今日は座布団を新しくした。少しずつ新年を迎える準備。

お遍路さんが泊まっていたような形跡はなし。やはり寂しいものだ。

ひだまりでお供えのおせんべいをいただく。ポリポリといい音がする。



午後は買い物に行ってからじいちゃんとお昼寝をしていた。

おやもう三時。ずいぶんと寝たものだと笑い合った。


娘と孫たちが帰って来てまたどんちゃんとにぎやかな我が家。

お腹の空いた芽奈がイスからテーブルによじ登って

残り物のかまぼこをつまんでいたのにはびっくりぽんだった。


今日も楽しい我が家。穏やかさはまるでひだまりのようにあたたかい。

ありがとさんを何度でも言いたいくらい幸せな日々が続いている。


今夜もお風呂上がりの焼酎が美味し。またほろ酔ってこれを記す。



2015年12月07日(月) 夕陽とシルエット

今朝は少し暖かく感じた。風もなく穏やかな小春日和。


綾菜と保育園に向かっていたら久しぶりにお遍路さんを発見。

思わず歓声をあげるほど嬉しかった。

まだ20代かなと思われる若い青年だった。

綾菜がクルマの中から「おへんろさ〜ん」と大声で呼んだけれど

残念ながら聞こえなかったようだ。交通量の多い交差点付近だった。



保育園でタッチを何回もして綾菜を送り届ける。

月曜日で山里の職場も気になったけれど今日もお休み。

川仕事がもう少しで終わるのでじいちゃんと二人で頑張る。

母はどうしているだろうか。からだがふたつあればとつくづく思う。


今日の川仕事は少しハードでくたくたになって帰ってきた。

足が痛む。いつになったら治るのだろうかと情けない気持ち。



夕方、娘と孫たちが帰って来てからみんなで土手を散歩する。

「リハビリやね」と娘に笑われながら孫たちを追いかけて歩いた。

夕陽がまぶしくて孫たちのシルエットが花弁のように映る。

ああいい日だったなあって思った。この穏やかさは言葉にできないほど。


今日もありがとさん。こころからそう言える自分が好きだ。

さあ飲みましょう。今夜もまったりと焼酎を飲みつつこれを記す。



2015年12月06日(日) おひさまかくれんぼ

どんよりとした曇り日。今日はおひさまかくれんぼ。


今日も早朝より川仕事。ひんやりとした朝の川風が心地よい。

程よく疲れて帰宅。足が少しずきずきと痛む。


せっかく干していた洗濯物を諦めてコインランドリーへ。

乾かしている間に買物を済ます。夕食のメインはナポリタンにした。


ダイソーにも寄って綾菜と約束していたトランプを買う。

まだ三歳児には早すぎるかなと思ったのだけれど

興味を持っている時に教えるのも良いかなと思った。


思った通りすぐに覚える。ババ抜きを5回ほどつき合わされて

ばあちゃんはもうくたくた。「もういっかい、もういっかい」と綾菜。

ちょっとお昼寝しようかねと諦めさせて一緒にごろりんと横になる。

いつもはなかなか寝てくれない綾菜が今日はすぐに寝息を立て始めた。

可愛い寝顔。目に入れても痛くないとはよく言ったものだ。


そうして今日も穏やかなままに暮れて行く。

夕食後の流しいっぱいの食器を洗いながらこれも幸せと思う。

からだもこころも忙しいけれどそんな忙しさを楽しんでいる自分だった。


今日もありがとさんの焼酎が美味し。またまたほろ酔ってこれを記す。



追伸、今日もお遍路さんの姿を見つけられなかった。



2015年12月05日(土) 北風もひとやすみ

吹き荒れていた北風が静かになって穏やかによく晴れる。

早朝より川仕事。綾菜を保育園に送り届けてから大急ぎで行く。

海苔網を漁場に張る作業だけれど、今年はじいちゃんが大奮闘。

私の足を気遣ってくれてもう殆どの網を一人で張り終えてくれている。

あと少しで終わるので私も少しは手伝いたくて今日は頑張ってみた。


まだ少し足が痛むけれどやってやれないことはない。

リハビリだと思って少しずつ慣らして行こうと思っている。


海苔の生育は今のところ順調である。どうかどうかと祈りつつの作業だった。




お昼前、綾菜を迎えに行って「おへんろさんおらんね」って二人でさがす。

コンビニのベンチにもその姿はなかった。大橋のあたりにも見つからない。

やはりこの時期は極端に少ないのだろうと思う。昨日も見つけられなかった。



昼下がりぽかぽかと暖かい。まったりとまどろみながらお昼寝をする。

なんだかふにゃふにゃと崩れ落ちてしまいそうな感じが心地よい。


晩御飯はみんなで鍋を囲む。綾菜も芽奈もたくさん食べてくれて嬉しかった。


今日も穏やかな一日をありがとさん。焼酎美味しほろ酔ってこれを記す。



2015年12月04日(金) 私が生まれた日

強い北風が吹き荒れてなんとも寒い一日だった。

もう46年も昔の朝のことをふっと思い出す。

あの日もとても寒かったこと。そして途方に暮れていたこと。

もう忘れようと思いつつ今年も思い出してしまう自分が嫌い。



今朝は元気に保育園に向かった綾菜が

「おばあちゃん、あやちゃんのちょきんでケーキをこうちゃるけん」って。

その一言で昔の事を思い出していた自分がとても恥ずかしく思えた。


いまがある。ちゃんとある。それがどれほどありがたいことだろう。

お父ちゃんありがとう。お母ちゃんありがとう。

ふたりのおかげでさずかった命もここまで辿り着くことが出来た。

どうかどうか許される限り長生きをさせて下さいと祈った日。


寒い一日だったけれどこころにはほっこりとおひさまの光。

生きているってほんとに嬉しいことだなってあらためて思った日。



2015年12月03日(木) いただいた日

雨はあがり晴れたけれどものすごく風の強い一日だった。


いつものように綾菜と保育園に向かおうとしていたけれど

突然クルマの中で綾菜が嘔吐してしてしまって大変なことに。

数日前から風邪気味で咳がひどかったので急きょ病院へ連れて行くことに。

仕事の事も気になりつつ今日はお休みをさせてもらっていた。


病院で咳止めの薬を処方してもらって一日中家の中で元気に遊ぶ。

熱もないのでちびっ子パワーをもてあましていたような感じだった。


「おばあちゃんとお大師さんへ行こうか」と誘っても嫌だと言う。

仕方なく今日は諦める。そしてお遍路さんの姿も見つけられない一日だった。



どんな日もあってよしといつも思う。

今日もそうして「いただいた日」と感謝しながら過ごしていた。

明日はあしたの風が吹くだろう。どうか穏やかな風でありますように。


今夜もまったりと焼酎を飲みつつこれを記す。

隣室から孫たちのはしゃぎ声、それはまるで今日のご褒美のようだ。







2015年12月02日(水) 微笑みながら

今日も12月とは思えないほどの暖かさ。

夕方から雨が降り始めて今夜も雨の歌を聴いている。



今朝もお遍路さんの姿が見つけられない。

もうあきらめかけて山道から峠を越えて山里に差し掛かったところ

前方を歩くお遍路さんの後姿を発見。

思わず「おお!」と歓声をあげてしまった。

ゆっくりとその後姿に近づきクルマを停めて声をかけた。

なんと清々しい笑顔、身体中から精気がみなぎっているように見えた。

そうして関西弁がとても耳に心地よくひびく。

60歳代かなと見えるとても凛々しい男性だった。


うん、今日はいい感じ。とてもとても爽やかな朝だった。



仕事は少し忙しかったけれど母の様子も見ながらぼちぼちと頑張る。

しっかりしているかなと思えば時々おかしな言動もあったり。

体調は日に日に快復しているようでそれにはひたすら安堵だった。

とにかく無理をさせないこと。これからも見守っていきたい。



今日は娘が遅番だったので久しぶりに綾菜のお迎えに行く。

満面の笑顔で保育室から飛び出してくる姿はとても嬉しかった。

そうしてひっきりなしによくしゃべる。そんな会話がとても楽しい。


今日も穏やかな一日をありがとさん。

いつもいつもどんなに感謝してもしきれないほどのありがたさ。


今夜もまったりと焼酎を飲みつつ微笑みながらこれを記す。


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