| 2015年11月28日(土) |
寒いからこそほっこりと |
曇りのち晴れの予報だったけれど
待てども待てども青空が見えなかった。
乾かなかった洗濯物を抱えてコインランドリーへ走る午後三時。
朝のうちにお大師堂へ行ったらテントを片づけているお遍路さんと会った。
なんと一昨日お大師堂で会ったお遍路さんだったのでびっくり。
連泊になるので気を遣ったのだろうと思われる。
一昨日は殆ど話せなかったけれど今日は少しだけ話せて嬉しかった。
「自分はまともな遍路じゃないですから」と気まずそうな顔。
訊けばすべての札所を巡らずにとばしとばしの遍路旅なのだそうだ。
どうしてそれがまともではないと言えるのだろうと思った。
こだわらないこと。たとえ一つの札所でも立派なお遍路さんだと私は思う。
川のせせらぎを耳に旅の無事を祈って笑顔で別れを告げることが出来た。
今日は娘がお休みだったので一緒に買物に行っていた。
西松屋で孫たちの冬用のパジャマを買ったり、ユニクロに行ったり。
そうしたら娘がちょっと早目の誕生日プレゼントだと言って
ダウンベストを買ってくれた。やわらかくてふかふかでとても暖かい。
なんだか足の痛みも忘れて飛び跳ねるように嬉しかった。
今日も穏やかな夕暮れ。ささ身カツとブリ大根で夕食。
綾菜は下田のおばあちゃんちに昨夜から遊びに行っていて今夜も帰らず。
家族みんなを独り占めしている芽奈の笑顔がいちばんのごちそう。
今夜もありがとさんの焼酎が美味し。まったりまったりとこれを記す。
今朝は時雨れて今にも雪に変わりそうな空模様。
いつもは薄着の綾菜も今朝ばかりはジャンバーを着て出掛ける。
山里に着いた頃にやっと青空。おひさまのなんとありがたいこと。
今朝は国道で女性のお遍路さん。
石材店の前に並んだ石仏を熱心に見ているところだった。
私も毎朝見ているけれどとても可愛い石仏があるのだった。
山道では1人も見かけなかったけれど帰り道の県道で2人。
肩を並べて歩いていたのでご夫婦だったのかもしれない。
女性の方が微笑みかけていた。どんな話をしながら歩いていたのだろう。
帰宅して今日も車からいっしょうけんめい歩いてお大師堂へ。
すると軒下にテントが張ってあってその上に遍路笠がのせてあった。
きっとお堂の中よりテントの方が落ち着くのだろう。
靴がそろえて置いてあったので声をかけてみようかと思ったけれど
あまりに静かなのでそっと立ち去ることにした。
お大師堂で久しぶりにおせんべいをいただく。
西日が射しこむお堂は今日の寒さを忘れるほどに暖かかった。
寒い一日だったけれどこんなに穏やかでいられるありがたさ。
今夜もほっこりほっこり焼酎を飲みつつこれを記す。
北風ぴゅうぴゅうの寒い一日。
明日はもっと冷え込むらしい。
高めの血圧が気になって寒いのがとても怖い。
そんな寒空の下、今日は6人のお遍路さん。
防寒着を着ている人もいれば白装束の人もいる。
野宿の人もいれば暖かい民宿泊まりの人もいるだろう。
みんなそれぞれの旅を楽しんでいるように見えた。
帰宅して4日ぶりにお大師堂へ行ってみた。
足の痛みもずいぶんと楽になったので今日こそはと思って。
そうして今日6人目のお遍路さんと出会った。
けれどもとても物静かなお遍路さんで殆どしゃべらず。
なんだかとても気まずい思いになってしまったけれど
電気ストーブの準備などしてそっと別れて来た。
夕食は湯豆腐などなど、孫たちには好物のメンチカツを揚げる。
今夜は珍しく綾菜がご飯をおかわりしてくれて嬉しかった。
芽奈は言うまでもなくすごい食欲。今夜もガツガツとよく食べてくれる。
お風呂上がり、寝室にお布団を敷いて今日買って来た新しい毛布。
ふかふかで柔らくてとても寝心地が良さそうだった。
ずっと古い毛布で我慢していたから、ちょっぴり贅沢をしてしまった。
ぐっすりと眠って明日の事はまたあした。
あれこれと考えるのも明日にしようと思っている。
焼酎のお湯割り美味し。今夜もまったりとこれを記す。
やはり思っていた通り一気に冬がやって来た。
曇りのち雨、ぽつぽつの雨でもとても肌寒い。
今日は朝の国道で逆打ちのお遍路さんを1人だけ見つける。
それから山道へ入っても帰り道でもお遍路さんの姿はなかった。
寂しいけれどやはり冬のお遍路さんは少ないのかもしれない。
師走も近くなり何かと気忙しい季節になってしまった。
仕事を終えてコインランドリーと買い物。
思うように歩けなくてちょっと難儀だった。
カートにすがりつくようにして買い物をする。
娘の働いているお店があるショッピングセンターだったので
ちらっと偵察。気づいてくれるかなとうろうろしていたけれど
娘はとても忙しそうに接客をしていた。がんばれ、がんばれ。
お大師堂のお参りをお休みして今日で三日目。
とてもとても気になるけれどもう少し足の様子を見ることに。
お参り仲間のいとこが気にかけてくれていろんな話をしてくれる。
日捲りの暦もきっとお仲間さんがめくってくれていることだろう。
午後四時、綾菜を保育園にお迎えに行く。
先週の土曜日以来だった。駐車場所からいっしょうけんめいに歩く。
「あっ!おばあちゃんや」満面の笑顔で飛び出して来る綾菜が愛しい。
今日もそうして穏やかに暮れて行く。晩御飯はエビフライ。
みんなの美味しい顔を見ていると足の痛みも忘れるほどだった。
毎日がありがとさん。今夜もまったりと焼酎を飲みつつこれを記す。
夜のうちに雨もあがり穏やかな晴天となる。
暖かいのがありがたい。昨日は二十四節気の「小雪」だったというのに。
今年は暖冬なのだろうか。それとも突然に冬がやって来るのか。
今朝は保育園まで行ったもののまともに歩けず
綾菜が「ひとりでもだいじょうぶで」と気遣ってくれて
荷物をちゃんと持って保育園の門から一人で歩いて行ってくれた。
まだ三歳とはいえずいぶんと成長したものだなと頼もしく思う。
私の不注意で幼い心にまで心配をかけていることが申し訳ない。
仕事帰りに病院へ行っていたのだけれど
靭帯が少し傷ついているとのこと、全治10日程の診断を受ける。
足を固定するサポーターを付けてもらってずいぶんと楽になった。
こればかりは焦ってもしょうがなく、ぼちぼちと治して行こうと思う。
今日のお遍路さんは4人。少なかったけれど今日も元気をいただく。
野宿なのだろうか、とても大きな荷物を手押し車に載せて歩くお遍路さん。
歩くだけでも大変なのにほんとうに頭が下がる思いであった。
明日はまた雨の予報。みんなのお遍路さんの無事を祈っている。
隣室から孫たちのはしゃぎ声、ばあちゃんは笑顔で焼酎を飲んでいます。
| 2015年11月23日(月) |
ちょっとしたアクシデント |
伯母の三回忌がありじいちゃんと出掛ける。
車には大量の洗濯物を積んであって
ちょっと抜け出してコインランドリーに行ったり。
急いでいたのがいけなかったのだろうか。
わずかな段差を踏み外してしまって左足を捻挫してしまった。
帰宅してすぐに湿布をして安静にしていたのだけれど
夕方から痛みがひどくなり歩くこともままならない。
晩御飯の支度や後片付けは娘がしてくれてとても助かる。
芽奈が甘えて来るけれど抱っこできない。なんとも情けないばあちゃん。
今夜は様子を見て明日は病院へ行って来ようと思う。
どんな日もあってよしだ。これも試練とありがたく受け止めている。
アクシデントはあっても家族みんなが平穏無事。それが何よりの幸せ。
曇り日、夕方から雨がぽつぽつ降り始める。
静かな雨だ。耳を澄ましながら雨音を聴いている夜。
今日は特に予定もなくてふにゃふにゃと怠惰に過ごしていた。
疲れが溜まっているような自覚症状はないのだけれど
午後はいつのまにか寝てしまって二時間ものお昼寝。
家族がみなそろっていたので今夜は鍋にする。
鶏団子、お豆腐、エノキダケやしめじをガツガツと食べる芽奈。
綾菜は熱いのが苦手で冷ましているうちにとうとう一口も食べず。
ご飯に冷めたお味噌汁をかけて食べるのがもう定番になっている。
にぎやかな夕食が終わるとまたにぎやかなお風呂上がり。
はだかん坊の孫たちを追い掛け回してやっとパジャマを着せる。
ばあちゃんはとてもとても忙しいけれどこれも幸せのひとこまだった。
今日は大橋を渡るお遍路さんを1人だけ見かけただけだったけれど
プチ連休でもありもっとたくさんのお遍路さんが歩いていたことだろう。
自分が動かないとその姿も見つけられないのだなとつくづくと思った。
怠惰な一日だったけれど今日もなんて穏やかな一日だったことだろう。
それが決して当たり前の事ではないのだといつもいつも思う。
ありがとさんの焼酎をまたまた今夜も飲みつつこれを記す。
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