予報通り今朝はこの秋いちばんの冷え込みとなる。
ずっと半袖で頑張ってきた孫たちも今朝はついに長袖を着る。
タンスにお気に入りの長袖Tシャツを見つけた綾菜が
「おにさんがもどしてくれたがや」と大喜びしていた。
そんな綾菜を保育園に送り届けて山里の職場に向かう。
今朝は国道で7人のお遍路さん。
三人組のお遍路さんは女性一人を含む外国人だった。
最近外国人のお遍路さんが多くなってとても嬉しく思う。
山道の県道では2人のお遍路さん。1人は若い女性だった。
そのお遍路さんをお昼前に山里の道で見かけた。
車だと10分足らずの道を歩くとほんとうに大変な距離なのだ。
今日もぼちぼちと仕事に励む。忙しいのにはもう慣れてしまった。
お昼に母に電話。肺炎はずいぶんと落ち着いて来たようだが
入院前から続いていた下痢がまたひどくなっているようだ。
相変わらず元々の病名は判明していなくてなんとももどかしい。
母も焦っている様子でとにかく気長に辛抱するように伝える。
母の事を気遣いながらも今日も平穏に暮れていった。
ふたりの孫のおかげで笑顔でいられてほんとうにありがたいことだ。
不安がるよりも希望をといつも祈るように思っている。
なにごとも「なるようになる」母の言葉を思い出しながら。
日中は今日も暑いくらいの陽気だったけれど
明日の朝はこの秋いちばんの冷え込みになりそうな予報。
10月も残りわずか、そうしてすぐに木枯らしの季節がやって来る。
今日はじいちゃんと娘婿が消防団の演習があり留守だった。
娘たちと買い物に行ったりまたまた孫三昧の一日を過ごす。
いつも芽奈のめんどうを見てくれるじいちゃんがいないと
なんて忙しいのだろう。じいちゃんのありがたみがわかったような。
午後は芽奈がお昼寝をしてくれたので録画してあったドラマを見た。
「下町ロケット」と「コウノドリ」どちらもとてもおもしろい。
「コウノドリ」は特にこの秋いちばんのおすすめである。
今日も泣いた。こんなに感動するドラマは久しぶりだった。
夕方、じいちゃんと娘婿が帰って来たけれど
じいちゃんは消防団の飲み会があってまたすぐに出掛けて行く。
娘婿がピザを注文してくれて美味しいのをたくさんごちそうになる。
娘はシチューを作ってくれた。さつま芋の入ったシチューが美味しい。
そうして今日も平穏無事に暮れて行く。なんとありがたいことだろう。
お風呂上がりの焼酎も二杯目、ほろ酔いつつこれを記す。
今日も汗ばむほどの陽気になって半袖Tシャツで過ごす。
予報では週明けから少し寒くなりそうだった。
深まる秋を心地よく楽しもうと思う。
今日は仕事が休みだったので遍路道の通勤はなかったけれど
四万十大橋を渡るお遍路さんを一人だけ見つけた。
近くのコンビニにも姿はなくなんだか寂しい。
午前中に買い物に行ったり、久しぶりに洗車をしたり
すぐに綾菜のお迎えの時間になってしまっていた。
お約束のさつま芋を大急ぎで蒸したりする。
午後、お大師堂の蛍光灯を新しく取り換える。
お参り仲間のいとこが手伝ってくれてとても助かった。
地区長さんに相談に行っていたら、予算は気にしなくても良いとのこと
ついでに入口の網戸も張り替えてもらえることになった。
これまで泊まってくれたお遍路さんに不都合をかけていたから
ほっとひと安心、これからは少しでも快適に寝泊りしてもらえそうだ。
娘が遅番だったので帰りを待ちわびる綾菜とちょっとお散歩。
土手へ這い上がったりすごい元気。「せいたかあわだちそう」
花の名前を覚えるととても得意そうに連呼するのも微笑ましい。
さあ晩御飯の準備が出来ました。娘と食いしん坊のめいちゃん帰宅。
今夜もわしわしとよく食べる芽奈にみんなが圧倒されていた。
笑顔のままで暮れていく。それがどれほど幸せなことだろう。
今日もありがとさんの焼酎を飲みつつこれを記す。
やっとこさ金曜日の夜。ほどよい疲れを楽しんでいる。
今日は二時間の残業だった。忙しいのはとても好き。
娘がお休みだったので保育園の心配もなくとても助かる。
今朝は国道ではお遍路さんを一人も見つけられなくて
なんだかしょんぼりとしながら山道の県道へ入る。
こんな日もあるのだなあと諦めかけたその時
前方にとても背の高いお遍路さんが歩いているのを発見。
車のスピードを落として窓から会釈をしてびっくり
ちょっとお髭を伸ばした外国人のお遍路さんだった。
よかったぁやっと会えたと笑顔で職場に向かう朝。
仕事はとても忙しかったけれどお昼に母に電話する。
実は昨日から急性肺炎になっていてとても心配していた。
声は弱々しいけれど少し冗談も言ったりしてほっとする。
弟が毎日来てくれるのをとても楽しみにしているようだ。
体調を崩した元々の病名はまだ判明していない。
大きな病院でもそんな事があるのかとなんだか不可解な事だけれど。
帰宅が遅くなり朝来た山道経由で帰路につく。
もうこの時間では無理だろうと思っていた通りお遍路さんの姿はなかった。
ひっそりと寂しい山道につわぶきの花がたくさん微笑んでくれる。
今日も穏やかな一日だった。なんだか駆け抜けたような一週間。
すごく活き活きとしている自分を感じながらほっと息をしている夜だ。
朝の山道を行けば「つわぶきの花」があちらこちらに。
小さなひまわりのようでとても可愛い花だ。
綾菜に見せてあげたいなってすごくすごく思った。
今日の遍路道、国道で8人のお遍路さん。1人は逆打ちだった。
山里に向かう山道で3人のお遍路さん。2人は外国人のご夫婦のよう。
帰り道の県道で2人のお遍路さん。合計13人のお遍路さんだった。
そして今日は思いがけない再会もあってとても嬉しかった。
綾菜と芽奈が保育園から帰って土手で一緒に遊んでいたところ
以前から何度かお大師堂で会っていた札幌の青年がまた来てくれたのだ。
春に会った時に札幌に帰ると聞いていたのでもう会えないかもと思っていた。
夏の間にアルバイトを頑張ったとのこと、そしてまたお遍路に来てくれたのだ。
札幌から四国までの長旅、途中でヒッチハイクもしたとのこと
四国に着いた時には「ああ、帰って来たな」って思ったらしい。
うちの息子と同年代の青年をなんだか母親のような気持ちで迎える。
私のことを「おかあさん」って呼んでくれるのもとても嬉しかった。
そんなご縁をありがたく今日もとても清々しい気持ちで暮れて行った。
日々いろんなことがあるけれど、毎日を宝物のように思って過ごしていきたい。
ありがとうございました。今夜も焼酎が美味しゅうございます。
今朝は金木犀の木が見つかった。すごい大きな木だった。
「きんもくせいやね」一生懸命おぼえようとしている綾菜が愛しい。
そんな綾菜を保育園に送り届けてから山里の職場に向かう朝。
四万十大橋を渡るお遍路さんが2人。
それから国道で4人のお遍路さん。
1人は自転車を押しながら歩いていた。
パンクだろうか故障だろうかとすごく気になったけれど
交通量が多くクルマを停めることが出来なかった。
後ろ髪を引かれるような思いで山道の県道へと入る。
山里では9人のお遍路さん。今日は合計15人となった。
帰り道に見かけた二人連れのお遍路さんの一人はお坊さんのような姿。
つい先日お大師堂に泊まっていたお遍路さんに違いないと思う。
ほんとに一瞬だったけれど会えて良かったなあと嬉しかった。
おかげで今日もとても清々しい気分で家に帰り着く。
お大師堂でまたお賽銭の回収、カレンダーに丸印を忘れずに。
お賽銭にはお参り仲間さん達の心が込められているのだなとつくづく思う。
大急ぎで洗濯物をたたんでから綾菜をお迎えに行っていた。
「きんもくせいみる」と言ってまたいい匂いを浴びて家に帰る。
いつもと変わらないにぎやかな夕暮れ時だった。
今夜もみんなの笑顔と「おいしい顔」が見られてばあちゃんは幸せです。
最高気温が28℃、とても10月とは思えない陽気だった。
そろそろ散り始めた金木犀がほのかに匂う朝。
「おばあちゃん、なんかいいにおいがするよ」と綾菜。
「きんもくせいよ」と教えたけれどその木が見つからない。
遍路道、今日は4人のお遍路さんでぐんと少なかった。
朝の国道を歩くのは38番の金剛福寺へ向かうお遍路さん。
山里(三原村)の県道を歩くのは39番の延光寺へ向かうお遍路さんだ。
最後に見つけたお遍路さんは少し高齢に見える女性だった。
しっかりとした足取り、すごいなあとひたすら感心する。
自分もいつかきっとと思う。私にとってはとても大きな夢だけれど。
仕事は今日も大忙しで嬉しい悲鳴をあげていた。
母から電話があってやっと熱が下がったとのこと。
ちょうど来客中でゆっくり話せなかったけれどまずはひと安心だった。
ほぼ一週間近く続いた熱の原因はいまだわかっていないのだけれど。
帰宅してすぐにお大師堂へ。母の事をいちばんに報告する。
きっときっと見守ってくれているのだろうと信じてやまない。
信仰心などまるでないじいちゃんには笑い飛ばされてしまったのだけれど
原因不明の熱が下がったのはお大師さんのおかげだと思うのだった。
夕暮れて今日もわいわいとにぎやかな我が家。
何かが足らないなどと思うことなど決してなかった。
すごくすごく満たされている。なんてありがたいことだろうか。
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