ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2015年09月11日(金) いただいたいちにち

ひんやりとした朝。日に日に秋が深まっているようだ。

彼岸花が咲き始める。もうそんな季節になった。

「ひがんばな」綾菜におしえる。保育園の庭にも咲いていた。



今日も川仕事、順調にはかどりくたくたになって帰って来る。

どんなに疲れてもそれが心地よい。肉体労働が好きだなと思う。


山里の職場では母がパニック状態になっている様子。

電話の声でそれを感じる。ごめんね母さん、そればかりの私。



午後は買い物に行ってから少しうたた寝をしていた。

「まどろむ」という表現がぴったりの感じ。

とろりんとろりんと時が流れていった。



洗濯物をたたんでから綾菜をお迎えに行く。

運動会も近くなって今日もかけっこの練習をがんばったとのこと。

いろんなおしゃべりがほんとに楽しい。


娘が遅番だったので晩御飯のしたくが忙しかったけれど

みんなの「おいしい顔」が見られてほんとに幸せだなと思う。

特に芽奈はいちばんの食いしん坊、手づかみでもぐもぐ食べる。

食べている時がいちばんご機嫌だねとみんなで笑った。


そうして今日も平穏無事に暮れていく。

あたえられた一日を全うすること、ちょぴり大げさだけれど

ふっとそう思った。今日も「いただいた日」なのだなって。







2015年09月10日(木) 申し訳ないような晴天

関東では記録的な豪雨で大変な被害がでているようだ。

とても他人事ではなく心を痛めている。

明日は我が身だといつも思う。

そうして自分がどれほど恵まれているか思い知る。



高知は申し訳ないような晴天。爽やかな秋の空。

今日は順調に川仕事がはかどる。

白鷺が二羽水辺に居てほっとこころが和んだ。


午後は急ぎの仕事があり山里の職場へ駆けつける。

そんな掛け持ちも以前は少しも苦にならなかったけれど

やはり年のせいだろうか。今日はとてもしんどかった。


くたくたになって帰宅。洗濯物をたたんで綾菜をお迎えに。

すぐに芽奈も帰って来てふたりの孫に癒されつつ日が暮れていった。


今日も平穏無事、ほんとにありがたいことだ。

それが決して当たり前のことではないのだとあらためて思った日。



2015年09月09日(水) 秋の風

爽やかな秋の風。ずいぶんと涼しい一日。


綾菜を保育園に送り届けてから川仕事へ。

さあ頑張ろうと作業を始めた途端に杭を打つ機械が故障する。

機械が動かないと何ともならず仕方なく中止して帰った。

すぐに修理屋さんへ行ってお昼には直ったのだけれど

もう明日からのことにして今日はのんびりと過ごしていた。


録画してあった「ローカル線途中下車の旅」を見る。

東国原さんとイマルちゃんが「土佐くろしお鉄道」に乗っていた。

すぐ身近な場所を散策する二人を微笑みながら見ていた。

延光寺もしばらく行っていなくてなんだか懐かしい風景。

居酒屋「なかひら」天然うなぎがめっちゃ美味しそうだった。



綾菜のお迎えの時間までずっとテレビばかりだったけれど

こんなにゆっくりテレビを見るのも久しぶりで寛いだ午後。


夕方になるとまたてんてこ舞いをしていたけれどそれも楽しい。

今夜は娘が飲み会だと言うので一人で家事を頑張っていた。


朝イチからアクシデントはあったけれど今日も平穏無事。

穏やかな一日に感謝しながらぐっすりと眠りたいと思う。



2015年09月08日(火) ありのままが難しい

晴れたり曇ったり。夕焼けがとても綺麗だった。

夕暮れ時はいちばん忙しい時間だけれど

夕焼け空を見るとほんとうにほっとする。

そんなつかの間の「ゆとり」を大切にしたいものだ。



もしかしたらある人を傷つけてしまったのかもしれない。

今日はそんな日。メールって難しい、うまく伝えられなくて。

すごく複雑な気分になった。たぶん私は思いやりのないひと。



なんだか日々の暮らしにいっぱいいっぱいなのだった。

そのいっぱいのところにまた何かが増えると耐えられなくなる。

お願いだから勘弁してよとついつい本音が出てしまうのだった。

正直者と言ってしまえばそれまで。ただただありのままの自分を通す。


そのありのままが難しい。自分を許すのにも限度があるように思う。

だからと言って自分を責めても何も解決しないのだけれど。


まあどんな時もあってよし。そう思うのがいちばんなのかもしれない。

好きなように流れて行く。たぶん明日もあさっても。



「ありがとうございました」手を合わすとまた穏やかな自分がいる。



2015年09月07日(月) そんなに急いでどこに行く

思いがけない青空。すぐに曇ってしまったけれど。

また台風が近づいているようだ。進路が気になっている。



月曜日の仕事はちょっと忙しかった。

急ぎの仕事もあったけれど、なんとも落ち着いている母。

気が付けば苛々している自分。嫌な性格だなと我ながら思う。

かと言って母のペースに合わせていたら仕事にならないのだけれど。

ふっと母を労わる気持ちが薄れていることに気づく。

これではいけないなと反省しつつ帰路に着いたことだった。



今日もコインランドリー、買い物と時間ばかりが気になる。

買物が済んでも洗濯物の乾燥がまだ終わっていなかった。

なんとも気忙しい。もっともっとゆとりが欲しいと思うばかり。


やっとお大師堂へ。大きく深呼吸をしてから手を合わす。

「そんなに急いでどこに行く」お大師さんが笑っているようだった。



綾菜を保育園にお迎えに行ってから近所のお友達と堤防で遊ぶ。

綾菜はそのボーイフレンドと「けっこん」するのだそうだ。

「おばあちゃんはだれとけっこんするが?」と問うので大笑い。

「おばあちゃんはおじいちゃんとけっこんしたがよ」ってこたえた。

「ふ〜ん」と綾菜。「むかいおさむ」って言った方が良かったのかな。



2015年09月06日(日) ミルクな日曜日

昼間はどしゃ降りの雨になる。

まさにバケツをひっくり返したような雨だった。



芽奈がまた発熱。食欲もあり元気なのだけれど

娘たちが芽奈を残して出掛けて行ったのでお守りをしていた。

まだ二三歩なのだけれど歩けるようになってずいぶんと成長した。

自我も芽生えて来て好き嫌いもはっきりしてきたように思う。

熱があると水分補給が気になって度々麦茶を飲ますのだけれど

その麦茶を嫌がる。おしっこもあまり出なくて心配になった。

もうすぐ一歳なので哺乳瓶でのミルクを卒業しなければと娘が言う。

でも芽奈はミルクが大好きで飲みたくなると私にせがむのだった。

「まんまぁ、まんまぁ」と言って私にすがりついてくる。

もうミルクの缶もからっぽ。仕方なく牛乳を飲ましても嫌がる。

娘に連絡したら「特別よ」と言ってミルクを買って帰って来てくれた。

そのミルクを美味しそうにぐびぐび飲む芽奈を見ていると

一歳になってももう少しだけミルクを飲ませてあげたいと思った。


子育ては型どおりにはいかない。「特別」はいつだって許されるもの。

そんな事を言ったら娘と喧嘩になってしまいそうだけれど

ばあちゃんはばあちゃんなりの「孫育て」をしたいなと願っている。


さあそろそろミルクの時間。たっぷり飲んでお熱が下がりますように。



2015年09月05日(土) 佳き日

今日は海辺のホテルで結婚式があった。

従姉妹の娘さん、とても可愛い花嫁さんだった。

結婚式に出席するなんてほんとに久しぶりのこと。

夫が「おまえが行ってもええぞ」って言ってくれたから。

わくわくと嬉しくてとても楽しみにしていたのだった。


なんとも感動的な結婚式で涙がとまらない場面も。

特に花嫁さんからご両親への手紙、みんながもらい泣きしていた。


うちは息子も娘も結婚式を挙げていないのだけれど

もし挙げていたらどんな手紙を届けてくれたのだろうと

ふっと思ったりした。やっぱり泣いてしまうのだろうな。

息子の晴れ姿、娘の花嫁姿、やはり見たかったなって思った。


今日も「いい日」心に残る佳き日となる。

海を眺めながら帰る。胸もおなかもいっぱいだった。


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