ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2015年09月04日(金) 風は秋

また真夏日がかえってくる。青空がまぶしくて心地よい。

風は秋。なんとも爽やかで暑さを忘れていた。



今日もぼちぼちの仕事。程よい忙しさを楽しむ。

「お姉ちゃんがいてくれないと」と母がぽつんとつぶやく。

自分を必要とされることはやはり嬉しいことだった。


「ありがとうね」ってタイムカードを押して帰る。

複雑な気持ちの日もあったけれど金曜日の清々しさ。

そんな清々しさを忘れてはいけないのだなと思った。




晩御飯。ゴーヤチャンプル、塩鮭、肉じゃが、そしてナポリタン。

今夜は綾菜がいっぱい食べてくれてすごい嬉しかった。

芽奈も鮭ご飯にして肉じゃがも食べてくれる。

もう手づかみで自分で食べたがるようになった。


わいわいとにぎやかな夕食。みんなの笑顔がいちばんのごちそうだ。

今日も穏やかな一日に手を合わせてぐっすりと眠りたい。



2015年09月03日(木) とにかく笑顔

ひと雨ごとに秋の気配。ずいぶんと涼しい一日だった。

「あしたははれやって」我が家のお天気お姉さんの声が嬉しい。



ぼちぼちの仕事。今日はちょっと忙しかったけれど。

憂鬱がっている場合ではないかなと思ったり。

とにかく笑顔。そうすればきっときっと「いい日」になる。

何事も気の持ちよう。わかっているけれどうまくいかない時もある。



仕事を終えて今日もコインランドリーと買い物。

ふかふかの洗濯物をたたむのが楽しい。

「これは綾の、これはメイの」と独り言を言いながら。



クルマの時計とにらめっこしながら大急ぎでお大師堂へ。

お参りを済ませてからお供えの最中を一個ごちそうになる。

なんか懐かしいような甘さ。「お大師さんごちそうさま」


それから綾菜をお迎えに行っていた。

今日はいちばん大好き先生に叱られたとのこと。

「こんなに怒ったのは初めてながよ」と先生。

「もっとどんどん叱ってください」とお願いして帰る。

してはいけないことをしっかり身に着けて欲しい。

いつもは優しい先生も怒る時は怒る。おばあちゃんと一緒やね。

でもおばあちゃんは我慢している。そのうち爆発しそうやね。



秋の虫たちが一斉に鳴き出して今夜もそろそろ歯磨きの時間。

おばあちゃんの焼酎タイムも終了。みんなでぐっすり寝ようかね。








2015年09月02日(水) 秋刀魚記念日

つかの間の青空。空には秋のうろこ雲。

そんな空を綾菜と二人で仰いだ朝だった。


今日は午後から夫が一人で川仕事に行くと言う。

漁場に杭を打つ作業。一人ではとても大変な事を知っている。

一緒に行きたいなと思った。無性に身体を動かしたい気分。

それと山里の職場に行きたくない気持ちが交差する。

急きょ母にメールをして休ませてもらうことに。

「ごめんね母さん」「あらまあ」と母の声が聞こえた気がした。


午前中はゆっくりと買い物をしたりお大師堂へお参りに行ったり。

なんとも穏やかなひと時を過ごす。ふっと思ったのだけれど

毎日こんなふうに過ごせたらどんなに良いだろうかと。

川仕事はあってもそれはまったく苦にならず

ストレスを感じずに過ごせる日々にただただ憧れているのだった。

「逃げるのか」ともう一人の自分が責める。

私はいったいいつまで「いい子」でい続けるのだろうか。



川仕事を終えてひと休みしてから綾菜をお迎えに行っていた。

「あやちゃんきょうはサンマやけんね」

良かったぁ。今夜はその秋刀魚を一匹ぺろりと平らげてくれる。

それでも足らなくてお母さんのもちょっとだけ貰った。

今日は「秋刀魚記念日ね」みんなで笑って楽しい夕食だった。



2015年09月01日(火) オムライス

今日も雨が降ったりやんだり。そろそろ青空が恋しくなった。

百日紅の花が散り始める。花びらに雨もまたよしと思ったり。



仕事はぼちぼち。ほんの少しの憂鬱も雨に流れる。

とにかく笑顔でいなければと思う。笑う門には福きたる。



仕事を終えてコインランドリーと買い物。

ふかふかに乾いた洗濯物を畳んでカゴに入れて帰る。

その足でお大師堂へ。雨のせいにしてお休みに出来ない。

よほどのことがない限り毎日お参りに行こうと思う。


綾菜のお迎えにはちゃんと長靴を履いて行った。

「きょうのばんごはんはなあに?」

「あやちゃんの好きなオムライスよ」って応えると

気分屋さんの彼女らしく「すきじゃないもん」なんて言う。

あんのじょう三口ほど食べて殆ど残す。

すごくすごく叱りたい気持ちをぐっと我慢していた。

食べるものを粗末にしてはいけないと叱りたかった。

娘は叱らない。「おばあちゃんにあやまりなさい」って言って。

「おばあちゃんごめんなさい」って綾菜の可愛らしい声。


今と昔では子育てもしつけもずいぶんと変わったのだなと思う。

決して口を挟まないこと。ましてや手を出すなどもってのほかだった。

ばあちゃんは綾菜の残したオムライスにラップをして明日の朝食べるけん。

赤いご飯も、卵さんもケチャップさんもきっときっと喜んでくれるよ。



2015年08月31日(月) さらば夏よ

今朝はどしゃ降りの雨。一日中降ったりやんだりだった。

そうしてとうとう八月も最後の日。夏よさらばの気持ち。



仕事のストレスが半端じゃない。月末は特にそれがひどい。

親孝行の気持ちもどこへやら。今日は本気で辞めたいと思った。

と、ぶちまけてみる。私だってたまにはそんな時がある。


けれどもなんとかかんとか月末のやり繰りを乗り越えてみると

まあ良かったじゃないかと思えるゲンキンさもそなえている。

苦労をぜんぶ母に押し付けるわけにはいかない。

ふっと弱音をはく母のそばにいてあげるだけでも良いのかもしれない。



家に帰るとどっと肩の力が抜けて今にも崩れ落ちそうだった。

夫が愚痴を聞いてくれる。「そうか、そうか」となんとも癒される。

綾菜を保育園にお迎えに行ったら「おばあちゃんのながぐつは?」

そうだった。今朝の大雨に私が長靴を履いていないのを気にしていた。

「お迎えの時はちゃんと履いてくるね」って約束していたのだった。

忘れん坊のおばあちゃんと長靴をはいた綾ちゃんが手をつないで帰る。


娘と芽奈が帰って来ると我が家はまるで「ひまわり畑」のよう。

今日は芽奈が「わんわん」って初めて言った。

私が犬の真似をしてじゃれると「わんわん、わんわん」って。

そうして大はしゃぎて「きゃっきゃっ」と声を出して笑ってくれる。


どんな日があっても何があっても、そうして癒されていく日々。


今日もありがとうございました。私はこんなに幸せです。









2015年08月30日(日) 避難訓練

雨のち曇り。朝方は雷を伴い激しく降る。

そんな悪天候のなか今日は津波の避難訓練があった。

午前9時、サイレンが鳴り響き避難を開始する。

訓練だとわかっていてもなんとも不安なものだ。

もしも現実ならばちゃんと逃げられるだろうかと思った。

それは今夜かもしれない明日かもしれないのだもの。

家族がみんな一緒に居るとは限らない。

いろんな不安が押し寄せて来てとても怖かった。



だからこそ平穏無事がどんなにありがたいことか。

今日は特にそう思った。身に沁みるような穏やかさ。

もっともっと日々を愛しみ大切に過ごしていきたいと心に誓う。


ありがとうございました。手を合わせば家族みんなの笑顔が浮かぶ。





2015年08月29日(土) 白い花火

曇りのち雨。ずいぶんと涼しい。

今夜は花火大会だったけれどこの雨では無理だろうか。

延期の情報も入らないまま夜になってしまった。

雨音を聴きながら、もしかしたらと花火の音を待っている。


花火か、もう何年も見ていない気がする。

白い花火がすごい好きだった。雪のように散る花火だ。

まだ私にも「せつない」と言う気持ちが残っていた頃。

若かったのだと思う。あのせつなさが今では懐かしい。



昨夜はなぜか眠れなくて怖い夢ばかり見ていた。

こころはこんなに穏やかなのにいったいどうしたことだろう。

今夜はぐっすり眠りたい。ふかくふかく沈みこむように。


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