ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2015年08月21日(金) 夏の後姿

昨夜の雨の名残があったけれどすぐに晴れて残暑が厳しくなる。

台風も近づいていて来週には影響が出そうだと言うこと。

つかの間の青空かもしれない。ふと夏の後姿を垣間見る。


今週は仕事が忙しくてやっとやっとの金曜日だった。

夜になるとなんだかふにゃふにゃになって肩の力が抜けたよう。

孫たちのお風呂騒動が終わってほっと焼酎を飲み始める。


明日は綾菜の保育園のプール大会があるのだけれど

「おばあちゃんは来んでもええけん」と綾菜。

お父さんもお母さんも仕事が休めないので不憫であった。

綾菜に怒られてしまいそうだけれどおばあちゃんは行くけんね。


そんな明日を楽しみに今夜もぐっすりと眠りたいと思う。

今日も穏やかな一日だった。ありがとうございました。



2015年08月20日(木) ほっとする瞬間

雨の日が続いていたけれどやっと青空。

晴れたらまだ残暑が厳しいけれど残り少ない夏を楽しむ。

今日は旧暦の七夕とのこと。夜空を見上げる余裕もないのだけれど。

相変わらずの忙しさ。何かとても大切なことを忘れているような気がする。


それでも毎日をとんとんとんと過ごしながら

ほっとする瞬間もちゃんとあってそれなりに有意義なのかもしれない。



お大師堂にお参りに行くと、お堂の片隅にお遍路さんの荷物があった。

到着したばかりのようで晩御飯の買い出しに行っているようだった。

会えなくて残念だったけれど久しぶりのお遍路さんが嬉しかった。

お菓子をお供えしてろうそくも新しくして帰路に着く。

ささやかなことだけれど歓迎の気持ちを込めて。


帰宅するともう綾菜のお迎えの時間だった。

流れる汗に首にタオルを巻いて保育園へ向かう。

小麦色に日焼けした綾菜が飛び出してくるとぎゅっとしたくなる。

開口一番に「ばんごはんはなあに?」それも愉快なことだった。


今日もいつもと変わらない。どんなに忙しくても穏やかなままで

一日が暮れて行くとほんとにほっとするのだった。

「ありがとうございました」今夜も手を合わせてぐっすりと眠ろう。



2015年08月19日(水) さるすべり咲いて

雨のち晴れ。気温はそれほど高くないけれどとても蒸し暑かった。

百日紅の花が今が盛りと咲いている。毎朝保育園に向かう道にも。

「さるすべり」綾菜におしえたら毎朝「さるすべりやね」って。

「おサルさんがすべるがよ」って言うと「キリンさんは?」と問う。

そんな会話ににっこりと微笑みながら一日が始まるのだった。



今日も穏やかなまま時が流れる。ほんにありがたいことだ。

いつもと変わらないこと。平凡を絵に描いたような一日。

その絵にはぽっかりとふわふわの雲が空に浮かんでいる。

今はもうそんな雲にのりたいと思うこともなくなった。

ただ見ているだけでいい。そんな空が愛しくてならない。


私は今日も生きていました。そんな歌があったのを思い出している夜。



2015年08月18日(火) 娘が生まれた日

曇りのち雨。今はやんでいて秋の虫たちがにぎやかに鳴いている。


34年前のちょうど今頃だったと思う。

娘が生まれた日。ずいぶんと歳月が流れてしまったけれど

とても鮮やかな記憶になって今でも忘れることが出来ない。

生まれてすぐに産声をあげなかった。「泣いて、泣いて」と叫んだこと。

助産師さんが娘を逆さまにしてお尻をぱんぱん叩いてやっと元気な産声。

ほっとしたのと嬉しいのと感動で涙があふれ出た夜だった。


もう34年。ずっとずっと私の娘でいてくれてありがとう。

そうして可愛い二人の孫を授けてくれたことにほんとうに感謝している。


夏に生まれた娘はおひさまのにおいがする。

そうしてまるでひまわりのような笑顔に母さんはどんなに助けられたことか。


母さんも長生きをするからこれからもずっとそばにいてね。

「おばあちゃん」ってずっとずっと呼んで良いからね。



2015年08月17日(月) 焼酎タイムなう

曇り日、時おりぽつぽつと小粒の雨が降る。

猛暑は峠を越えたようだけれど蒸し暑い一日だった。



お盆明けの仕事の忙しいこと。そんな忙しさを楽しんでいた。

活気があるのはほんとにありがたいことだと思う。

ずっとずっとこんな日が続けば良いなと思った。

心配していた母の体調も少しずつ良くなっているようだ。

お盆のあいだに久しぶりにビールを飲んだと喜んでいた。



少し残業になりいつもよりも遅く帰路に着く。

大急ぎで買い物を済ませてその足で綾菜の保育園へ。

お大師堂には行けなかったけれど明日があるさと諦める。

最近の綾菜はすっかりお大師さんを忘れているようだ。

またある日突然に思い出してくれる日もあるだろう。



晩御飯の支度、食べ終れば後片付け、休む間もなくお風呂騒動。

いつもと変わらない忙しさを「ほいほい」と楽しんでいた。

そんな一日をかみしめるように今はほっこりと焼酎タイムなう。



2015年08月16日(日) せつない送り火

ぽつぽつと小雨の降るなか送り火を焚いてお盆が終わる。

ふっと寂しさが心をよぎる。送り火はなんてせつないのだろうか。



昨夜は姑さん宅に身内が集まりにぎやかに飲み明かす。

お酒の好きだった亡き舅もどんなにか嬉しかったことだろう。

お盆ならではのこと。亡き人が家族みんなを呼び寄せてくれるのだ。

息子たちや娘、そうして孫たちやひ孫までみんなの姿を見てくれただろうか。

どんなに歳月が流れても生きていてくれたらといつも思ってしまう。




雨が降ったりやんだりの一日だった。

そうして一雨ごとに秋の気配を感じるようになるのだろう。

今夜は秋の虫たちが鳴いていちだんと秋を感じている。

まったりと飲む焼酎が美味し。今夜もぐっすりと眠れそうだ。



2015年08月14日(金) お盆の風

最高気温は33℃だったけれどずいぶんと涼しく感じる。

吹き抜ける風の心地よいこと。今は夜風を楽しんでいるところ。



朝のうちに地区の初盆のお宅をまわってお供えを届ける。

今年は四軒で一軒は近所の伯母の家だった。

「おばちゃん、帰ってきちょるかね」声をかけて手を合わせる。

微笑む伯母の遺影を見ているとまだ死んだことが信じられなかった。


お大師堂に伯母が来ているような気がしてならない。

そこでも伯母に声をかけた。「おばちゃん一緒にお参りしょうね」

なんとなくいつもとは違う雰囲気のお大師堂。

きっと伯母が来ていたのだと信じて微笑みながら家に帰る。



午後はのんびりと過ごして洗濯物をたたんだり綾菜をお迎えに行ったり

そうして穏やかに暮れていく一日のなんとありがたいことだろう。

そうそう、芽奈は今日で生後11ヶ月になった。ほんとに早いものだ。


明日の夜は姑さんと義妹が晩御飯をご馳走してくれるとのこと。

家族みんなで押しかけることに。にぎやかで楽しいお盆の夜になりそうだ。


 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加