ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2015年08月17日(月) 焼酎タイムなう

曇り日、時おりぽつぽつと小粒の雨が降る。

猛暑は峠を越えたようだけれど蒸し暑い一日だった。



お盆明けの仕事の忙しいこと。そんな忙しさを楽しんでいた。

活気があるのはほんとにありがたいことだと思う。

ずっとずっとこんな日が続けば良いなと思った。

心配していた母の体調も少しずつ良くなっているようだ。

お盆のあいだに久しぶりにビールを飲んだと喜んでいた。



少し残業になりいつもよりも遅く帰路に着く。

大急ぎで買い物を済ませてその足で綾菜の保育園へ。

お大師堂には行けなかったけれど明日があるさと諦める。

最近の綾菜はすっかりお大師さんを忘れているようだ。

またある日突然に思い出してくれる日もあるだろう。



晩御飯の支度、食べ終れば後片付け、休む間もなくお風呂騒動。

いつもと変わらない忙しさを「ほいほい」と楽しんでいた。

そんな一日をかみしめるように今はほっこりと焼酎タイムなう。



2015年08月16日(日) せつない送り火

ぽつぽつと小雨の降るなか送り火を焚いてお盆が終わる。

ふっと寂しさが心をよぎる。送り火はなんてせつないのだろうか。



昨夜は姑さん宅に身内が集まりにぎやかに飲み明かす。

お酒の好きだった亡き舅もどんなにか嬉しかったことだろう。

お盆ならではのこと。亡き人が家族みんなを呼び寄せてくれるのだ。

息子たちや娘、そうして孫たちやひ孫までみんなの姿を見てくれただろうか。

どんなに歳月が流れても生きていてくれたらといつも思ってしまう。




雨が降ったりやんだりの一日だった。

そうして一雨ごとに秋の気配を感じるようになるのだろう。

今夜は秋の虫たちが鳴いていちだんと秋を感じている。

まったりと飲む焼酎が美味し。今夜もぐっすりと眠れそうだ。



2015年08月14日(金) お盆の風

最高気温は33℃だったけれどずいぶんと涼しく感じる。

吹き抜ける風の心地よいこと。今は夜風を楽しんでいるところ。



朝のうちに地区の初盆のお宅をまわってお供えを届ける。

今年は四軒で一軒は近所の伯母の家だった。

「おばちゃん、帰ってきちょるかね」声をかけて手を合わせる。

微笑む伯母の遺影を見ているとまだ死んだことが信じられなかった。


お大師堂に伯母が来ているような気がしてならない。

そこでも伯母に声をかけた。「おばちゃん一緒にお参りしょうね」

なんとなくいつもとは違う雰囲気のお大師堂。

きっと伯母が来ていたのだと信じて微笑みながら家に帰る。



午後はのんびりと過ごして洗濯物をたたんだり綾菜をお迎えに行ったり

そうして穏やかに暮れていく一日のなんとありがたいことだろう。

そうそう、芽奈は今日で生後11ヶ月になった。ほんとに早いものだ。


明日の夜は姑さんと義妹が晩御飯をご馳走してくれるとのこと。

家族みんなで押しかけることに。にぎやかで楽しいお盆の夜になりそうだ。



2015年08月13日(木) 迎え火

昨日の雨のせいかほんの少し猛暑が和らぐ。

今日からお盆休み、つかの間の夏休みを楽しみたいと思う。



昨夜は娘が同窓会で出掛けていたので芽奈のお守りを任される。

9時になっても娘が帰らずじいちゃんと二人がかりで

自分たちの寝室に芽奈を寝かしつけたりして忙しかった。

夜中には足元に芽奈が転がっていたりで愉快なり。



今日は夕方、みんなで迎え火を焚いた。

「ひいじいちゃんかえってきてね」綾菜も小さな手を合わす。

ああ、お盆なのだなとあらためて思った。とても清々しい気持ち。

亡き父を想う。亡き祖父母を想う。みんなみんな帰って来て欲しい。


迎え火の炎が消えるまでずっとずっと見ていた。

「お空から帰って来るがよ」って綾菜におしえる。



2015年08月11日(火) おつかれさんとありがとさん

日中の最高気温が37℃。素晴らしいほどの猛暑であった。

けれどもそよ吹く風が心地よくほんの少し秋を感じる。



山里の母、また少し体調が悪し。顔色も悪く心配だった。

睡眠不足と食欲不振がずっと続いているようで

おまけにこの猛暑、心臓に負担がかかっているのかもしれない。

明後日からお盆休みだけれどゆっくり休んで欲しいと願うばかり。

「無理をしたらいかんよ」と言えば「無理してないよ」と応える母。



そんな母を事務所に残して定時で帰路に着く。

あまりの暑さにお大師堂のお参りをおさぼりしてしまった。

どんな日もあって良しと、とても身勝手なのだけれど。


汗をかきかき洗濯物をたたんで綾菜をお迎えに行く。

毎日プール遊びをしているので日に日に小麦色になる綾菜。

今日も元気、だからばあちゃんも元気になれる気がする。


おつかれさんとありがとさん。今日も穏やかに暮れて行った。



2015年08月10日(月) 平凡こそが幸せなり

ほんの少し夕暮れも早くなってツクツクボウシの初音を聴く。

相変わらずの忙しい時間だったけれど、なんだかほっとその声を聴いた。



月曜日の仕事も忙しかった。13日からお盆休みの予定だけれど

修理工場は故障車でいっぱいで社長も同僚もてんてこ舞いしている。

エアコンの効いた事務所で母とおしゃべりするのも心苦しいことだった。


工場が気になりながらも定時で帰路に着く。

今日は娘がお休みなので時間を気にせずゆっくりと買い物。

帰宅したら娘が洗濯物をたたんでくれていたのでとても助かった。


保育園のお迎えも娘が行ってくれて綾菜と芽奈が元気に帰って来る。

そうして茶の間でどんちゃん騒ぎが始まるのだけれどそれも楽しい。

「きょうのばんごはんはなあに?」それはもう綾菜の口癖。


みんなでわいわいと晩御飯を食べて今日も穏やかに暮れて行く。

変わり映えのしない平凡な一日だけれどこうして綴るのが私の日課であった。


ありがとうございました。今夜も手を合わせてぐっすりと眠ろう。



2015年08月09日(日) 焼酎グラスを傾けながら

ほんの少し夜明けが遅くなったような。

まだまだ残暑は厳しいけれど少しずつ秋が近づいているようだ。



お盆も近くなり今日はお墓の掃除とお参りに行って来た。

夏草が生い茂り草引きも大変だったけれど

綺麗になったお墓を見るととても気持ちの良いものだ。

「お盆には帰って来てね」と手を合わす。

もう33年目の夏なのか、ずいぶんと歳月が流れたものだ。

後はお盆を待つばかり、きっときっと帰って来てくれることだろう。




娘たちは一家で川遊びに行っていた。

綾菜が川にもぐって蛙のように泳いだとのこと、びっくりだった。

芽奈も生まれて初めての川遊びに夢中になっていたそうだ。

ばあちゃんも見たかったなと思う。楽しさが目に浮かぶようだった。


そうして今日も穏やかなまま暮れて行く。

綾菜と芽奈のお風呂騒動も賑やかでふうふう言っているばあちゃんも

それを楽しみにかえて微笑んでいられるのだった。


焼酎グラスを傾けながら明日を待っているしあわせな夜だ。


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