ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2015年06月01日(月) おやすみなさい

六月が始まる。朝から強い陽射し、今日も真夏日となった。



保育園に綾菜をお迎えに行ったら

「おだいしさんのところへいきたい」と言ってくれる。

ほんとに久しぶり、ちゃんと覚えていてくれたのが嬉しい。

「なむだいしへんじょうこんごう」忘れずにちゃんと唱える。

小さな手のひらを合わせる姿はとてもとても微笑ましい。

また明日ねと約束はしない。だって彼女は気分屋さんだから。


お大師堂から帰ると妹の芽奈も帰って来ていて抱っこしてみたり

「めいちゃ〜ん」と言って頬ずりしたりする。すごい仲良しの姉妹。


今夜もふたり仲良くおりこうさんでねんねしてね。








2015年05月31日(日) 吾輩は怠け者である

曇り日。たくさんの洗濯物を干して空の機嫌をうかがう。

結局洗濯物は生乾きのままでコインランドリーへ乾燥に。

百円玉ひとつでほっかほっかに乾くありがたさ。


特に予定もなくだらだらの日曜日だったけれど

午前中は娘たちと買い物に行ったりして半日が終わる。

昼下がりにお大師堂へ。今日はお賽銭の回収日でもあった。

百円玉もちらほら、今月分をまとめて地区長さんのところに届ける。


午後はまるでトドのようになってひたすらごろごろ寝てばかり。

その気になればすることはあるのかもしれないけれどすっかり怠け者。

それも良いのかもしれない。怠け者ばんざいの気持ちになってみる。



夜になり孫たちのお風呂騒動がやっと終わった頃、古い友人から着信あり。

元気に仕事を頑張っているものと思っていたけれど解雇になったとのこと。

精一杯の励ましの言葉、「やる気さえあればきっと大丈夫」

それで良かったのだろうか。どんなにか気落ちしていることだろうに。

「会いたいね」と友が言う。「会いに行くね」と約束して電話を切った。


忘れそうになっても決して忘れてはいけないことがある。

いろんなことを疎かにしている最近の自分にそっと喝を入れた出来事だった。



2015年05月30日(土) しゃぼん玉

晴れのち雨。とても蒸し暑い一日。

お昼下がり、息子が圭人を連れて遊びに来てくれる。

綾菜の提案でみんなでシャボン玉を作って遊んだ。

圭人には生まれて初めてのシャボン玉だったようでとても喜ぶ。


ふわりふわりとまるで夢のように風にとんでいく。

それはすぐにこわれて消えてしまうけれど

おおきいのちいさいのといくつも生まれていくのだった。


ばあちゃんもふっと童心にかえり微笑ましいひと時を過ごす。

そうして心のシャッターを押した。いつまでも残しておきたい光景。


孫三昧のありがたい一日もそうして暮れていく。

シャボン玉はたしかに儚い夢のようなものだけれど

なんどでもなんどでも生まれることのできる夢なのかもしれない。



2015年05月29日(金) たそがれ時に

雨が近いせいか少し蒸し暑い一日だった。

職場の近くの田んぼでは稲がずいぶんと育ってきた。

見渡す限り一面の緑は見ているだけで清々しくなる。


金曜日の仕事を終えて帰宅。ほっと肩の荷が下りるようだ。

土曜日はいつも休ませてもらっている。母や同僚には申し訳ないけれど。

今日も母と話していて私も還暦が近くなり普通なら定年退職。

けれども母がまだ現役で頑張っているのだからそれはないねと笑い合った。

まるで難破船のような職場、いつかきっと穏やかな海に辿り着けるのだろうか。


午後四時、今日も綾菜をお迎えに行く。

「まだ帰りたくない」と駄々をこねる。泣きながら家に帰ったことだった。

今日はチョコも要らない。とにかく保育園に戻りたいと言って泣きじゃくる。

それも成長のあかしだろうか。保育園が大好きになってくれたのだから。


五時前、娘と芽奈が帰って来る。芽奈の笑顔にはほんとに癒される。

じいちゃんがすぐに抱っこする。芽奈はすっかりおじいちゃんっ子。

綾菜のご機嫌もやっと良くなって家族みんなで楽しい夕食となる。


食後、二階の窓から茜色の空を眺めていた。

夕陽が落ちていく。数年前まではそれがとてもせつなかったけれど

私はどんなふうに変わってしまったのだろうとふと思ったりした。



2015年05月28日(木) 笑顔は宝物

薄曇りで涼しくて過ごしやすい一日。

紫陽花の花が色づき始めて心を和ませている。

そろそろ梅雨の季節も近いのかもしれない。

紫陽花には雨が似合う。そんな梅雨もまた楽しみ。



仕事を終えて帰宅、今日も夫が洗濯物を取り入れてくれていた。

ありがたいことだ。にこにこしながらそれをたたむ。


午後四時、綾菜を保育園にお迎えに行く。

今日はチョコを買いに行くのだと言ってきかない。

お散歩しながら近くのお店まで行く。

白くて可愛いお花は「ひめじおん」すぐにおぼえてつぶやいていた。

チョコを買ってご機嫌の帰り道、「おしっこ」とおしえてくれる。

家まではもちそうにないのでそのまま土手でおしっこをした。

ここ数日のあいだにおしっこの失敗がほとんどなくなった。

それも成長のあかし、えらいえらいあやちゃんである。


そうして今日も平穏に暮れて行く。家族みんなの笑顔は宝物だ。

「ありがとうございました」今夜も手を合わせて眠ろう。





2015年05月27日(水) 母の後姿

今日も30℃を越え真夏日となる。またまた心地よい暑さ。

青空がまぶしい。鳥になりたいなとふと思う。たとえばトンビ。



仕事は今日もぼちぼち。程よく忙しくそれが楽しい。

母と一緒に集金に行っていた。

私の運転で母をとあるお宅の前で降ろしたのだけれど

細い坂道を母がのぼって行く後姿を見ていてなんともせつなくなった。

それは亡くなった祖母の後姿によく似ていて

母がそれだけ老いてしまったことをつくづくと感じた瞬間でもあった。


いくら仕事が好きだと言ってもこれ以上はもう無理なのでは

そう口に出してしまえば母の機嫌が悪くなってしまうのだけれど

本気で辞めさせてあげたいと思った。あまりにもせつなすぎる。


毎日が親孝行、ただただ見守ることしかできない一日が終わる。



2015年05月26日(火) 茜色の空

からりと良く晴れて心地よい暑さ。

最高気温は30℃を越え真夏日となる。



芽奈が昨夜からまた発熱。今朝も熱があり保育園はお休み。

娘が仕事を休めないのでまたまたお守りを引き受けたじじばばであった。

朝のうちに先日からお世話になっている総合病院の小児科へ。

やはり気管支炎の名残とのこと。思った以上に長引くものらしい。

不思議なのは病院から戻るなり熱が下がってくれたこと。

機嫌よく元気に遊び、よく食べてよく寝てくれてほっとする。


午後は私も一緒にお昼寝。なんと二時間も寝入ってしまっていた。

開け放した窓からの風が心地よい。横になっただけで眠くなる。


綾菜は仕事を終えた娘がお迎えに行ってくれた。

お母さん大好きだからご機嫌で帰宅する。

家族みんなで夕食、綾菜も芽奈もよく食べてくれて嬉しかった。


食後、茜色の空を窓からながめていた。明日も晴れそうだ。

どうかどうか平穏無事に。いつもそう願って手を合わす。




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