曇りのち雨。少し蒸し暑くまるで梅雨時のよう。
芽奈の熱が下がっていたので保育園で預かってもらって
予定通りに最後の川仕事に出掛けていたのだけれど
お昼前にまた発熱、保育園から電話があって大慌てだった。
なんとか川仕事が済むまで預かってもらうことにして
夫とふたり急ピッチで撤収作業を終わらせた。
ほっとする間もなく芽奈を保育園に迎えに行く。
なんと気忙しい日なのだろう。けれども結果はなんとかなった。
例年なら夫と二人で「終わったね」と寛いでいるのだけれど
孫三昧をさせてもらっている身にはそれも禁句のようなもの。
午後四時、今度は綾菜をお迎えに行く。
今日こそは「お大師さん」昨日からの約束をちゃんと果たす。
お大師堂には福岡からのお遍路さんが到着していて挨拶を交わす。
「こんにちは」綾菜もちゃんと挨拶が出来た。
そうして今日は「なむだいしへんじょうこんごう」もちゃんと言えた。
それからお目当てのおせんべい。お遍路さんにもおそすそわけ。
「ばいばい、がんばってね」お遍路さんもにこにこの笑顔で別れる。
幼い心に幼い瞳に「お遍路さん」がどんなふうに映っていることだろう。
ひとを思い遣れる優しい子に育って欲しいものだ。
今日も夏日となる。風薫る五月とは思えないほどの暑さ。
川仕事もいよいよ終盤となり汗だくになりながら頑張る。
午後四時、綾菜を保育園にお迎えに行って帰って来たら
娘も芽奈と帰って来ていたけれどまた熱が出ているとのこと。
大急ぎで先日お世話になった総合病院の小児科へ連れて行く。
今回は鼻風邪のようでしばらく様子見、元気で食欲もあるので大丈夫とのこと。
それにしてもよく熱が出る。綾菜が小さい頃もそうだったなと思い出す。
夕暮れ時までばたばたとしていて、綾菜と約束していたお大師堂へ行けず。
昨日のお遍路さんの事も気がかりだったけれど仕方なく諦める。
痛い足を引き摺りながら足摺岬に向かったのだろうか・・・。
ただただ旅の無事を祈る。どうかきっと結願出来ますように。
夕飯の支度も遅くなったけれど、娘が手伝ってくれて助かる。
おそうめん。鰹のタタキ。春巻も揚げた。みんなの美味しい顔が嬉しい。
明日は芽奈が熱があればお守りをしなければいけない。
川仕事も明日で終了の予定だったけれど、どんな日があってもよし。
我が家にはいつだって明日の風が吹いているのだもの。
爽やかな五月晴れ。気温が高くなり暑いくらいだった。
川仕事で心地よく汗を流す。撤収作業も今週中には終わりそう。
午後はぐったりとお昼寝。なんと二時間も眠り込んでしまった。
午後四時、綾菜を保育園にお迎えに行ってお大師堂へ。
沖縄から来たという若いお遍路さんと出会った。
少し頑張り過ぎたらしく足を痛めていて辛そう。
二三日休養すれば少しでも楽になるのではと思った。
けれどもあまり日にちに余裕がないとのこと
どうか無理をせずぼちぼちと歩き続けて欲しいものだ。
以前にも同じように足を痛めたお遍路さんと出会ったことがあるけれど
彼は無事に結願出来たことなどを話してただただ励ます。
同行二人。お大師さんがきっときっと見守ってくれることだろう。
「お遍路さんにもおせんべいあげる」綾菜がそう言って差し出す。
今日も恥ずかしくて「なむだいしへんじょうこんごう」言えなかったけれど
にっこりと微笑むお遍路さんの傍らにお大師さんが寄り添っているように見えた。
今日もご縁をありがとうございます。爽やかな川風を浴びながら綾菜と帰る。
| 2015年05月12日(火) |
ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらん |
土佐沖を台風六号が通過する。
けっこう雨が降ったけれど何事もなくてひと安心。
川仕事もお休みしていたのでゆっくりと骨休みが出来た。
綾菜の保育園を送り迎え。
レインコートに赤い傘、黄色い長靴で雨を楽しむ。
小さな子供は水たまりが好きだ。ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらん。
芽奈は保育園が終わってから娘と病院へ。
気管支炎はもうすっかり良くなっているようでほっとする。
ここ数日のあいだにほふく前進と言うのか、はいずるのが上手になった。
明後日にはもう生後八か月になる。ほんとに早いものだ。
悪天候のせいにしてお大師堂には行けなかった日。
日捲りの暦の事やお供えのお菓子の事など気になりながら
もしかしたらお遍路さんが来てくれているかもと思ったり。
行けない日があってもいつも心にはお大師さんがいてくれる。
穏やかな一日に感謝しながら、今夜も手を合わせて眠りたいと思う。
季節外れの台風が接近しているせいだろうか、風が強く少し肌寒かった。
今期最後の海苔の出荷日。やれるだけのことをやった達成感。
良い年もあればそうでない年もあるけれど欲を言えばきりがないもの。
出荷量が少なかったため夫が一人で大丈夫とのこと。
私は久しぶりに山里の職場へ行っていた。
朝の山道はもう新緑の季節、鮮やかな緑が目にまぶしい。
田んぼの稲もちろちろと風に揺れてなんとも可愛らしく見えた。
五時間の限られた時間に溜まっていた事務仕事をやっつける。
お昼休みはいつもないけれど持参のお弁当だけはしっかりと食べる。
「今日は夢に餅ね」なんて言って母がとても喜んでくれた。
私はすることがいっぱいあってあまり母とおしゃべり出来なかったけれど
事務所に私が居るだけでほっとして肩の力が抜けるのだそうだ。
昨日の「母の日」に何もしてあげられなかったことを詫びる。
そうして姑さんの事も話すと「それはいかんよ」と叱られた。
義理の仲だからこそ大切にしなければいけないことがあるのだ。
気を遣いすぎてもいけないけれど「無視」するのはもっといけない。
帰宅して夫や娘にそんな話をしていると
「七月がおばあちゃんの誕生日やね」と娘が提案してくれる。
今度こそ後悔しないように「気持ち」を伝えられそうな気がしてきた。
勇気を出して一歩踏み出してみようではないかと思う。
今日も綾菜とお大師堂へお参りに行っていて
忘れそうになっていた大切なことを思い出した。
私は姑の後継ぎとして毎日お大師さんに会いに来ていると言うこと。
早朝から川仕事、爽やかな朝の風が心地よい。
「母の日」なんだなってずっとずっと思っていた。
実は今年になってからほとんど姑さんの顔を見ていない。
すぐ近くに住んでいるというのになんて薄情な嫁なのだろう。
「母の日」が良いきっかけになることはわかっているのだけれど
何も出来なかった。いや、あえて何もしなかったと言うべきか。
自分が姑さんを避けていることを自覚している。
それがありのままの自分。どうしてなのだろう、自分でもよくわからない。
午後、お昼寝から目覚めた綾菜と芽奈と一緒に散歩しながらお大師堂へ。
ふたりの孫たちのおかげで私はとても幸せな「母の日」をさせてもらった。
夕方には娘婿がケーキとワインを買って来てくれる。
そうなんだ、「母の日」ってこんなに嬉しい日なんだって思った。
姑さんの気持ちを考えると複雑な気分になり心が晴れないまま夜になる。
私が一歩踏み出せばきっとまるく収まることなのだろうけれど。
いったいいつまで薄情な嫁のままで居続けるのだろうか・・・。
ごめんなさいおかあさん。どんなに後悔しても取り戻せない日。
雨の一日。夕方には陽が射し始めてほっとする。
お風呂上がり、窓から一番星が見えた。
今日は川で船外機がかからなくなるトラブル。
まだ買って半年にもならない新品なのにどうしたことか。
修理屋さんに来てもらってなんとか船着き場まで。
お昼には綾菜を保育園にお迎えに行かねばならず
今日の川仕事はほとんど出来ないまま帰宅した。
まあどんな日もあってよしかなと思うことにしよう。
綾菜とお昼ご飯。焼きそばを食べて食後に蜜柑の缶詰。
蜜柑の缶詰が大好物なのだ。甘い汁まで飲み干してご機嫌。
さあお昼寝と思ってもなかなか寝てくれなくて茶の間でテレビっ子。
最近はアンパンマンを卒業して「くまのプーさん」とかお気に入り。
同じ番組を何度も繰り返して見てやっと眠ってくれた。
雨が降っていたので綾菜が寝ている間にお大師堂へ。
今日は旧暦の3月21日。地区の「お大師さん」の行事があった。
殺風景だったお大師堂にも季節の花が活けられていてこころがなごむ。
お参りを済ませて外に出たらアマリリスの花も咲き始めていた。
明日は綾菜と来ようと思う。アマリリスをおしえてあげたい。
夕方には雨もやみ今日も茜色の夕空が嬉しかった。
穏やかに時が流れている。それがどんなにかありがたいことか。
「ありがとうございました」今夜も手を合わせて眠りたいと思う。
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