今朝はぐんと冷え込む。また冬が戻って来たような朝だった。
午前八時半、「保育園には行かない」と綾菜がまたぐずる。
「ゆばーばとおじいちゃんと行こうか」と誘ってみると
急にご機嫌になって「行く〜」と言ってくれて嬉しかった。
初めての保育園はどきどき。おとなだって緊張するのだもの
まだ三日目の綾菜がぐずる気持ちがわかるような気がした。
下駄箱のところまで先生が迎えに来てくれて抱っこしてくれた。
なんだか赤ちゃんみたいな綾菜。それがとても嬉しかったようだ。
綾菜を無事に送り届けてから川仕事に向かう。
二時間ほどで収穫を終えてお昼過ぎまで作業場でがんばる。
お腹がぺこぺこになって帰宅したら娘がチャーハンを作ってくれていた。
なんとありがたいことだろう。夫とふたりでガツガツと食べる。
午後は大急ぎで買い物に行ったり、その間にコインランドリーへ。
帰宅するなりまた作業場へ行って海苔の箱詰め作業をしていた。
午後三時、やっと今日の仕事が終わる。なんだかくたくたに疲れていた。
それからお大師堂へ。お参り仲間のいとこと一緒になって少しおしゃべり。
すっかり散ってしまった葉桜の緑がとても鮮やかで新鮮に感じた。
帰宅して竹の子を湯がきながら洗濯物をたたむ。
そろそろ綾菜が帰って来る頃、なんだかあっという間の一日だった。
午後六時半、食後の後片付けを娘がしてくれる。
二階の自室の窓から暮れていく空をぼんやりと見ていた。
明日は晴れるかのかもしれない。ほんとに久しぶりに茜色の空を見た。
くたくたに疲れていてもほっとする瞬間があるのがとてもありがたい。
「ありがとうございました」今日も手を合わせてぐっすりと眠ろう。
ひんやりとした朝。日中も気温が上がらず肌寒い一日。
桜の花はほぼ散ってしまったけれど「花冷え」なのかもしれない。
川仕事には最適の気温で今日もひたすらこつこつと頑張る。
もう何日も天日干しが出来ないのでついに乾燥機を使うことにした。
春の陽射し、おひさまのありがたさをつくづく感じている。
午後四時を過ぎて綾菜が元気に帰って来る。
今朝は保育園に行きたがらずぐずっていたのがうそのようだった。
今日はおやつのイチゴをいっぱい食べたとのこと。
明日のおやつは何かしら。楽しみにしていようね。
午後六時、娘婿が大きな袋をかかえて帰って来る。
みんなで中を見てびっくり、大きな竹の子が二本も入っていた。
仕事が暇だったので会社の人達と竹の子を掘りに行っていたのだそうだ。
おもしろい会社だなと思う。なんだか微笑ましくて楽しそうな会社。
午後七時、綾菜はお父さんとお風呂に入るのだって。
お風呂場に向かっている途中でおしっこをお漏らししてしまう。
「おしっこ」ってちゃんと言えるの。でもその瞬間に出てしまうのだった。
お風呂場からきゃあきゃあとはしゃぎ声。いつ聞いても笑みがこぼれる。
ああなんて平和なのだろうと思う。いつまでも聞いていたい天使の声。
久しぶりの青空。それもつかの間のことだっただったけれど
ずっとぐずついたお天気が続いていたのでさすがに嬉しかった。
まるで梅雨の晴れ間のようでとても蒸し暑い一日だった。
とうとう半袖で過ごす。それでもうっすらと汗をかくほど。
綾菜と芽奈の保育園、いよいよ今日からスタート。
芽奈はまだしばらくお試し保育だそうで一時間ほどで終わったけれど
綾菜は四時まで。お昼ご飯もたくさん食べてお昼寝も出来たようだ。
帰宅した綾菜がいろんなことを話してくれる。それは嬉しそうに。
「あのね、サラダとお肉とおにぎり食べたよ」なんて。
これからも毎日の会話がとても楽しみだった。
なんでもおしゃべり出来る綾菜なのだけれどまだおしっこの失敗が多い。
いつも出てからおしえてくれる。そのたびに娘と大騒ぎしている。
失敗は成功のもとかな。焦らずゆっくりと見守ってあげたいと思う。
今はふたりの孫たちのお風呂騒動が終わってほっとくつろいでいるところ。
芋焼酎がうまし。今日の疲れも忘れてただただあとは眠るだけとなった。
雨のちくもり。薄陽が差し始めると一気に蒸し暑くなった。
雨合羽を着ての川仕事も汗だくになりながら今日も頑張る。
幸いなことに暖かくなってから海苔の生育が少し良くなってきた。
今月いっぱいが勝負だと思う。とにかくこつこつとやるしかない。
午後は除湿機をフル回転しながら箱詰め作業に追われる。
綾菜が「お手伝いしたい」と言ってくれたのだけれど
お留守番をさせてしまったものだから悲しそうな顔をしていた。
作業を終えて帰宅すると「あやちゃんはさびしかったが」って。
なんとも胸が熱くなるような一言に思わずぎゅっと抱きしめてしまった。
せっかくの日曜日、遊んであげられなくてごめんね。
夕方近くなり一緒にお大師堂へお参りに行く。
「なむだいしへんじょうこんごう」今日も上手に言えた。
お賽銭もふたつちゃんと入れてお参りが済んだらろうそくも消してくれる。
そうしていつものように並んで座っておせんべいを食べた。
桜の花びらがたくさん落ちていて桃色のじゅうたんのようだった。
「これはなあに?どうしていっぱいおちちょるが?」と綾菜。
「あのね、さくらさんがもうさよならねってちったがよ」っておしえる。
「さくらさんばいば〜い」可愛い声があたりにこだまするようにひびいていた。
曇り日、なんとも蒸し暑い一日だった。
桜の花びらが川面に浮かぶ。それも風情があって好きだなと思う。
海苔を収穫しながら花びらにそっとふれてみた。
流れて行くのだな海へ。それからいったいどこまで行ってしまうのだろう。
午後、今日はひとりでお大師堂へ。
ただただ手を合わすひと時。ささいな不安もそうして薄れていく。
通い始めてかれこれ七年だろうか。あっという間の歳月だった。
たくさんの出会い、たくさんのご縁をいただいて今に至る。
先日もお参り仲間のいとこと話していて
「90歳までいけるかも」と私が笑って言ったら
いとこが「いや、96歳までいけるやろう」って二人で笑い合ったことだった。
なにもなにも先のことはわからないけれど、今日という日は二度とない。
いただいている毎日に感謝しながら今日も眠りたいと思う。
とうとう桜が散り始めてしまった。
とても儚い花だけれどその潔さが好きだった。
あいにくの雨だったけれど孫たちの入園式が無事に終わる。
芽奈は「ももぐみ」さん。これはフルーツの桃。
綾菜も「ももぐみ」さん。こちらは桃色の桃のほう。
二人とも少人数のクラスでその割に担当の先生が多くて安心だった。
芽奈は入園式が終わるなり家庭訪問があって大忙し。
急いで帰宅して急いで掃除をしてなんとか間に合った。
芽奈の保育園は布おむつ保育だそうでちょっととまどう。
月曜日までに準備しなければいけない物がたくさんあってちょっと大変だ。
綾菜は入園式でマイクを向けられてちゃんと自分の名前が言えたとのこと。
近所のお友達もいて思ったよりも早く慣れてくれそうな気がしている。
あんずるよりうむがやすしで子供はそうして成長していくのだなと思った。
ふたりの孫の成長を楽しみにまたこれからも穏やかな日々を送りたいものだ。
| 2015年04月02日(木) |
おだいしさんだいすき |
どうやら「菜種梅雨」の季節に入ったようだ。
今日も午後から雨が降り始めてしばらくは雨の日が続くとのこと。
海苔の天日干しが出来なくてちょっと困っているけれど
やまない雨はないだろうと、ありのままの空をみあげている毎日。
早朝からの川仕事を終えて時計を見たらまだ午前10時だった。
夕方までたっぷりと時間があるなんてすごくありがたいことだった。
まずは美容院へ。髪をカットしてもらってさっぱりといい気持。
それからコインランドリー。洗濯物が乾くまでに買い物を済ます。
午後はまた綾菜とお大師堂へお参りに行っていた。
野の花も咲けばおしゃべりの花も咲きとても楽しいひと時であった。
「あやちゃんはおだいしさんがだいすき」って。お大師さんにも聞こえたかな。
そんな綾菜も明日は近くの保育園の入園式だった。
芽奈は市内の乳児保育園の入園式でふたりとも新しい生活が始まる。
「はじまる」ってとても素敵なことなのではないかしら。
きっときっといいことがたくさんあるような気がするの。
お大師さん、どうかこれからもふたりの孫を見守っていて下さいね。
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