ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2013年09月06日(金) 今日はお遊山

例年ならまだまだ残暑が厳しい頃だけれど
9月の声をきくなり一気に秋めいてきたように思う。

つくつくぼうしの声もか細い。逝く夏を惜しむように鳴いている。
空は澄み渡りどこまでも高く鰯雲が魚そのものに空を泳いでいる。


今日も川仕事の予定だったけれど、朝の一時間ほど山里の職場に行く。
母がのんびりと出勤してくるなり私が帰るというものだから
なんだか職場を掻き回したような感じになって悪かったなと思う。
ばたばたとした気忙しさ。急ぎの仕事を済ますと飛ぶようにして帰って来た。

帰宅するなり大急ぎで川仕事に向かったのだけれど
一時間もしないうちに杭を打つ機械が故障してしまった。
なんてことだ。夫とふたりで修理屋さんに駆けつけて直してもらう。

すぐに直って良かったね。また川に戻り作業を始めたら5分もしないうちに
また機械が動かなくなってしまったのだった。もうお手上げ状態である。

今日は休みなさいって言うことかもしれないね。
ちょっと早いけどお昼にしようよ。お楽しみのお弁当をゆっくりと味わう。

なんだか今日はお遊山みたいね。二人で顔を見合わせながら笑いあった。

とんとん拍子とか、そうはうまくいかないのが世の中。
どんな時もあるものだなあと思うとなんだか可笑しくなってしまった。

結果的にくたびれもうけの一日になってしまったけれど、それもよしと思える。

だってなんだか楽しかった。どんなことがあってもありがたい一日だもんね。



2013年09月05日(木) 笑いの種

昨日の夕焼けが約束してくれた通り、久しぶりの青空になった。
それはもう秋の空。猛暑の頃が嘘のように優しいおひさまが微笑んでいる。

今日は夫と二人で川仕事。そろそろ漁場の準備を始める頃になった。
撤収したのがついこの前のように思うのに、もうそんな頃かと思う。

爽やかな川風のおかげでさほど汗もかかずに仕事がはかどる。
お昼には川でおにぎりを食べた。それが最高に美味しかった。


川仕事をしながら突如思い出し笑いをしてしまって涙が出るほど可笑しい。
それは今朝のこと、夫のトイレ姿を目撃してしまったことだった。
二人きりの暮らしのものだからトイレの鍵をかけることも疎かになって
夫がトイレタイムをしているのをちゃんと知っていたはずだったのに
自分も行きたくなってしまっていきなりドアを開けてしまったのだった。

そこに夫がいた。ぽかんと口をあけてすごいびっくりしていた。
便器にちょこんと腰をおろしてなんともひょうきんな姿をしていたのだった。

「ごめんよ〜」と謝りながら笑いがとまらなくなる。
連れ添ってもう35年が近いけれど、そんな夫の姿を初めて見た気がする。

ある意味新鮮。そんなことを言ったら夫に叱られてしまいそうだけれど
私は不謹慎にも、また見てみたいなあなんて思ったりしている。

そんな出来事が今日の笑いの種になって、一日中楽しくてたまらなかった。

「俺ってセクシーだよな」恥ずかしかった事も忘れて夫もいっぱい笑ってくれた。



2013年09月04日(水) ゆびきりげんまん

昨夜からかなりの量の雨が降って川が一気に増水する。
轟々と渦巻くように流れている濁流を見ていると恐ろしいの一言に尽きる。

自然の猛威にひとは逆らえず、竜巻の被害の大きさにも心を痛めている。
とても他人事には思えず、明日は我が身であると思いつつ不安ばかりが募る。

同時にこうして無事でいる我が身があまりにも恵まれていると思わずにはいられない。


早朝から悪天候ではあったが、姑さんのリハビリの日。
出掛ける頃にちょうど雨が小降りになって無事に病院へ行く事が出来た。
今日は歩行器を使っての歩行練習があり、補助なしで歩くことが出来る。
ほんとうに少しずつだけれど確実に進歩している証拠でもあった。
リハビリに行くたびに嬉しくなる。姑さんもきっと同じ気持ちだろうと思う。

帰り道のスーパーで姑さんの好きな「ぼた餅」を買った。
頑張ったご褒美ねなんて言って笑顔でいっぱいになる。




毎日の日課であるお大師堂参り、濁流がすぐ真下まで迫って来ていた。
轟音にどきどきしながら心を落ち着かせるように手を合わせた。

どんな時も平常心を保つことはとても大切なことに思える。
それは思うようにはいかなくて時には取り乱してしまうこともあるのだけれど。


午後六時過ぎ、西の空が茜色に染まった。
久しぶりに見る夕焼け空に心がとてもほっと癒される思いがした。

あした天気になあれ。と願い事をしなくても空はゆびきりげんまんをしてくれた。



2013年09月03日(火) ポテトサラダ

今夜は義妹が遅番で帰りが遅くなるので
夕方から姑さんのお世話に行っていた。

オムツ交換もすっかり慣れて苦にはならないのだけれど
少しでも歩くことが出来ればトイレに行けるのにと思うと不憫でならない。

晩御飯はヘルパーさんがお寿司を買って来てくれていて助かる。
本来なら私が晩御飯の支度をしてあげるのがいちばんなのだけれど。
姑さんは気を遣っているのだろうか、ヘルパーさんに買物を頼んでいたようだ。

そのことを私は知らなくて、姑さんの好きなポテトサラダをたくさん作った。
義妹にも食べさせてあげようとお皿にてんこ盛りにして持って行く。

そうしたらお寿司があって、それだけで良いよって言われたらどうしよう。
でも小皿に盛ってお寿司と一緒に出してあげたら、姑さんがおや?って顔をした。

「これは買ってきたがかい?」って問うので「私が作ったがよ」って。

姑さんが一口食べてくれる。「お店のよりずっと美味しいね」って言ってくれた。

いつもスーパーのお惣菜でごまかしている。今更ながらちょっと反省した。
やっぱり手作りがいちばん。何よりも美味しいって言ってもらえてすごく嬉しかった。

出来る時に出来ることを。これからもそんな自分でありたいものだ。

毎日が記念日だとすると今日は「ポテトサラダ記念日」だね。



2013年09月02日(月) ただいま帰りました

真夜中から明け方にかけて激しい雷雨。
とてもぐっすりとは眠れなくて気だるい朝を迎えた。

さあ月曜日と思うよりもああ月曜日と思ってしまう。
ぐずぐずとしているうちに雷雨もやんでやっと静かになった。
げんきんなもので空が明るくなると、気分も明るくなるものだ。

山里の職場に着くなりちょっとしたトラブルがあった。
もう慣れてはいるけれど、やはり気分が落ち込んでしまう。
荒波のなかにぽんと放り出されたような気持ちになる。

その波がゆったりと穏やかになるまで待っていた。
大丈夫、きっとおさまる。そう信じて自分に出来ることをするしかない。

どんな日もどんな時もあるもの。ひとつひとつ乗り越えていかなければ。
立ち向かう勇気さえあれば何事もまるくおさまるような気がするのだった。



午後は何事もなかったように穏やかに時が流れてくれる。
ありがたいことだなとしみじみと安堵の気持ちが込み上げてきた。

「帰るよ」って母に告げると「もうそんな時間?」とはっとした様子。
ありがとうのキャッチボールをし合って笑顔で家路に着くことができた。

家に帰り着くとほんとに心からほっとする。
いつもと同じ時刻だと言うのに「今日は早いな」って夫が言った。

そんなちょっとしたことが嬉しい。なんか待っていてくれたみたいで。



2013年09月01日(日) いつものように

とうとう九月。猛暑続きだった八月もあっけなく去っていく。
けれども夏は何度も振り返りながら足跡を残していくことだろう。

防災の日。今日は津波避難訓練が予定されていたのだけれど
朝から激しい雷雨となりそれも中止になってしまった。

防災意識を高めなければと思いつつ、私には恐怖心のほうが大きかった。
訓練が中止になってしまってその思いがよけいに強まったようにおもう。

近い将来かならず襲ってくると言われている南海トラフ大地震。
それは今日かもしれないし、明日なのかもしれなかった。
雷雨であろうがどんな悪天候であってもそれは容赦なく襲ってくる。
中止になどなるはずのないことに大きな恐怖心がわいてくるのだった。


そんな不安にかられながら今日という日も平穏に暮れていく。
毎日が奇跡なのだと思う。ほんとうに恵まれている日々なのだと思う。


いつものようにお大師堂へお参りに行く。
いつものようにあんずを連れて土手をゆっくりと歩く。

いつものように晩御飯を食べてお風呂に入る。
いつものようにこうしてささやかな日々を綴る。

いつものことがどんなにありがたいことかしみじみと感じている今宵である。



2013年08月29日(木) つくつくぼうしの鳴く頃に

台風が近づいているせいだろうか、とても蒸し暑い一日だった。
それでも朝晩はずいぶんと涼しくなって秋の気配を感じているこの頃である。

寝冷えをしてしまったのか昨日から微熱あり。
今朝は夫も喉の痛みをうったえてふたりして風邪気味さんとなった。
もしかしたら綾菜の風邪をもらってしまったのかもしれないねと話す。
それで綾菜が元気になってくれたのなら言うことなしだねなんて言って。


熱の割に元気で予定通りに山里の職場へ向かった。
親孝行のつもりでいても休んでばかりいて申し訳ないなと思っている。
けれども母はいつもケロリとしていて「おはよう」の声がとても心地よい。

出来る日に出来ることを。これからも精一杯の自分でありたいものだ。



帰宅してすぐにお大師堂へお参りに行く。
昨日のことお供えのお菓子がひとつ残らず無くなっていたのが気がかりだった。
そうしたら他にも気になった人がいてくれたのかおせんべいをお供えしてくれていた。
それがとても嬉しくてほっとした。みんながお大師さんのことを思っているんだなって。
私も持参したお菓子をお供えする。「たくさん食べてくださいね」って言って。

ろうそくの炎がゆらゆら揺れて。つくつくぼうしがせつなげに鳴いていた。


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