ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2013年08月24日(土) 土曜日の楽しみ

毎週楽しみにしている土曜日。
お昼に孫の綾菜を保育園にお迎えに行く予定だったけれど
昨夜から熱が出ているとのことで急きょ朝からお守りをすることになった。

夫と一緒に小児科へ連れて行く。どうやらまた風邪をひいたらしい。
それにしてもよく熱を出すこと、もう何度目なのか数えきれないほどだった。
お医者さんはすごくそっけなくてなんだか心もとないような気がしてならない。
けれども悪い病気ならきっと見つけてくれるだろう。そう信じるしかなかった。

幸いなことに午前中は機嫌も良くて元気によく遊んでくれる。
お昼ご飯もたくさん食べてとても熱があるようには思えなかった。

それがお昼寝から起きるなり、一気に不機嫌になりぐずって泣き出してしまう。
抱っこすると身体が燃えているように熱い。熱を測ると40℃近くあった。
6時間おきの坐薬はまだ使えなくて、はらはらしながらずっと抱っこしていた。
ぐったりとしていてなんとも可哀そうでならない。ただただ抱きしめるばかり。
夫とかわりばんこに抱っこしていたら今度は夫の胸に嘔吐してしまった。
高熱のせいだろうか。それともお昼ご飯を食べさせ過ぎたのかもしれない。

ジージもバーバも子育てをしてきたというのに、はらはらおろおろするばかりだった。

幼心にそんなジジババを安心させてあげようと思ったのかもしれない
嘔吐してから気分が良くなったのか、胸にしがみつくようにして眠り始める。
すやすやと穏やかな寝息。ちいさな身体が波打っている。大丈夫よって言うように。


夕方、坐薬を使ってから娘のところに送り届けた。
そうしたら晩御飯もたくさん食べて熱も少し下がったと知らせがある。
食欲があれば大丈夫。ほっと胸を撫で下ろしたジジババであった。

どんな時もあるけれど、孫と過ごせる時間ほどありがたいものはない。

「綾ちゃん、ありがとうね」ジージもバーバもまた次の土曜日を楽しみにしているよ。



2013年08月23日(金) ありがとうの記念日

晴れのちくもり。雨が近いのか湿気をおびた南風が強くなる。
その風がとても気持ち良くて土手で鳥のように手を広げてみた。

あんずの様子を見ながら大橋のたもとの休憩所まで歩いてみる。
よっこらしょ、どっこいしょとよろよろしながらも一生懸命に歩いてくれた。

その三時間ほど前に休憩所の東屋で横になっているお遍路さんを見かけていた。
もしかしたらまだ居るような気がして、なんとなく足を向けてしまったのだった。

私と同じくらいの歳に見えるお遍路さん。日焼けして真っ黒になっている。
暑さにすっかり参ってしまって休憩しているうちに眠ってしまったのだそうだ。

今夜はそのまま東屋で野宿をすると言うので、お節介かなと思ったのだけれど
お大師堂で泊まれることをおしえてあげた。でもそれは知っていたそうだ。
人それぞれでやはり自分の気に入った場所でくつろぐのが一番なのだろう。

やっぱり私はお節介だなって心の中で苦笑いをしそうになったその時、
そのお遍路さんがにっこりと微笑みながら「ありがとうございました」って
言ってくれてすごくすごく嬉しくなった。心の中がすぅっと気持ちよくなった。

よけいなお世話だなって思ってもそんなふうにちゃんと言えるってすごいなって思う。
「いや、ここが良いんですよ」って突き放されていたらすごく悲しかったと思うのだ。

ほんとうにささやかな出会いだったけれど、すごく大切なことを教わった気がする。

行きはよいよい帰りもよいよいで南風に背中を押されるように家に帰った。
「母さん、今日はめっちゃしんどいわん」あんずはふらふらになっていたけれど

「あんちゃん、今日はありがとうの記念日よ」なんて頭をなでる母であった。




2013年08月21日(水) みんなみんな生きている

夕暮れ時になると一斉に秋の虫たちが歌い始めて
コオロギかしら鈴虫かしらと耳を傾けている。

昼間の暑さがすぅ〜っと暮れなずむ空に吸い込まれていく。
そうしてまん丸のきれいなお月様がにっこりと微笑んでくれるのだ。



姑さんのリハビリの日。先週はお盆でお休みだったので二週間ぶり。
優しい先生に励まされながら今日も歩行練習を頑張った。
きっと歩けるようになるとみんなが信じているのだけれど
ふっと心細くなる時もあって、それは決して口にしてはいけないこと。
焦らずゆっくりと見守ってあげなくてはいけないとつくづく思ったりした。

リハビリを終えての帰り道は、いつもスーパーに寄って買い物をする。
たまには気分転換にクルマ椅子で一緒に行こうよと誘うのだけれど
姑さんはどうしても「うん」と言わない。どうやら人混みが苦手のようだ。
無理やり連れていくわけにもいかず、私一人で大急ぎで買い物を済ます。
それでも食べたいものをちゃんと言ってくれるので、とても助かっている。



午後、なんだかむしょうに眠くってお昼寝。
それからよっこらしょとやっと起きてお大師堂にお参りに行く。

日向の暑さが嘘のように涼しかった。川風がとても心地よい。
お供えしてあったお菓子をちょっといただくことにして
川面を眺めながら風に吹かれながらぽりぽりとご馳走になった。

なんだかここだけ時間が止まっているように感じる。
川は流れているけれど、時間はほっとひとやすみをしているようだった。

「ありがとうございました」もう一度手を合わせて家路に着く。

今日も穏やかな一日。ああ生きているんだなってすごくすごく感じられた。



2013年08月20日(火) おはようさんとありがとさん

日中はまだまだ残暑が厳しいけれど
朝晩はほんの少し涼しくなって過ごしやすくなった。

朝の山道がとても心地よい。風と仲良しになってクルマを走らす。
山里に着くと稲刈りが終わった田んぼからほんのりと藁の匂いがする。
その匂いがとても好きだなと思う。なんだか懐かしく感じるのが不思議だった。

「おはよう」「おはようさん」母と声をかけあって一日が始まる。

今日はどんな一日になるのかしら。以前はとても不安になる時もあったけれど
最近はあまり気にならなくなった。なるようになるさってそんな感じ。

笑顔でいられるのがいちばん。そうしたらみんなが笑顔でいてくれるから。


「ありがとう」「ありがとさん」また母と声をかけあって家路に着く。

帰り道の買い物も楽しみ。晩御飯は何にしようかしらと考えるのが好きだ。
自分の好きなもの、夫の好きなもの。結局ふたりとも好きなものを買う。


帰宅して洗濯物を取り入れてからお大師堂にお参りに行く。
いつものことだけれど、いつものことがちゃんと出来るのがありがたいなと思う。

夕食後はあんずとお散歩。ほんのちょっぴりしか歩けなくなったけれど
「行くよ」って元気な顔をしてくれるのがとても嬉しい。
これもいつものことだけれど、もしそれが出来なくなってしまったらと
ふっと考えてしまう時があって、そう思っただけで寂しさが込み上げてくる。

よかった。よかった。今日もちゃんと行けたからほんとうによかったね。


夕暮れが少しずつ早くなっておひさまが燃え尽きたように沈んでいく。

ありがとうございました。おひさまに手を合わすとこころいっぱいの茜色。



2013年08月17日(土) とくべつなしあわせ

猛暑も峠を超えたのかお盆が終わるとほんの少し暑さがやわらぐ。

日中はつくつくぼうしが鳴きはじめ、夜になるとコウロギが鳴く。
そんなちょっとしたことに秋が近いことを感じているこの頃である。


慌ただしくも楽しかったお盆が終わり、また日常がかえってきた。
姑さんのお世話や孫の綾菜のお守りなどもありそんな忙しさも楽しみになる。

平穏な日常こそが幸せなのだなとつくづく思いながら
ふっとそれがいきなり壊れてしまうのではないかと不安になったりする。

それは私の悪い癖なのかもしれない。
いや誰だってそう感じる時があるのかもしれないけれど。

どれほど感謝をしてもどれほど手を合わせていても
いつ何が起きるのか予測もつかない世の中であった。

そう思うと奇跡のような日々ばかりが続いている。
決して当たり前ではないことばかり。どうやってそれに報えば良いのか。



夕方、「ばいばい」と手を振って孫の綾菜が帰って行く。

この人はこんなに笑顔の似合う人だったのかと思うほどのジージ。

しあわせってきっとこんなこと。すごくすごく特別なしあわせ。



2013年08月12日(月) 立ち向かっていくだけ

連日猛暑が続いているけれど、今日はついに国内最高の41℃を記録する。
これはもう笑うしかないとなんだか両手をあげて万歳をしたい気分である。

暑さへの抵抗力も出来たのだろうか。特に辛いとも思わないのが不思議だった。
なんだかんだ言いながらこの夏を元気に乗り越えていけそうに思う。



昨日は市内に住む友人と久しぶりに会ってランチをしながらいろんなことを話した。
「このままでは終われない」とか。「何かを始めなくては」とか。

自分よりもずっと意欲的で活動的な彼女に大いに刺激をもらった。
諦めてしまったらもうそこでおしまいなのだ。
私にも何かを始めることが出来るのかもしれないとふっと思う。

ついつい日々のことに流されてばかりの毎日。
焦らずゆっくりと新しい何かを見つけたいものだと漠然とそう思った。

頑張ることは何もないのかもしれない。ただ立ち向かっていく勇気が必要。





今夜はこうして日記を書くことが出来ているけれど
新しいパソコンになってまだひと月半足らずだと言うのに
今朝は突然フリーズしてしまって目の前が真っ暗になってしまった。
快適なネット環境は夢だったとでも言うのだろうか。
今もメモリ不足の警告が出ていておそるおそるこれを記している。
パソコンメーカーがお盆休みのため、すぐに対処できず困っている。

何事も順調にはいかないのだと思い知らされたような出来事であった。

めげるなよ。大丈夫さ。明日はあしたの風が吹くさと元気を出している夜である。




2013年08月09日(金) ただそこに夏がある

茜色の空に蝉しぐれがふっている。
連日の猛暑には参ってしまうけれどこんな夕暮れが好きだなと思う。

今日は我が町の山間部で日本一の猛暑を記録したそうだ。
市町村合併をするまでは「西土佐村」と呼ばれていた山村。
何を隠そう、私はその村で生まれてその村で育ったのだった。

夏が大好きだった幼少時代。四万十川で水遊びをした思い出。
近所の人たちと河原でリクレーションをした時のスイカ割り。
そうして母が毎日のように焼いてくれたウナギのかば焼き。
十円玉一個でアイスキャンデーが二個も買えた時代だった。

とてもとても遠い日の夏のことを最近よく思い出す。
それだけ年をとってしまった証拠なのかもしれないけれど
もう帰れない夏に思いを馳せるとこの上ない郷愁が込み上げてくる。

あの頃もすごくすごく暑かったのだろうけれど、記憶にはない。
ただそこに夏がある。まぶしい太陽と同じくらいのまぶしい思い出がある。






今日は姑さんがデイサービスに行く日だったのだけれど、
帰宅するまでに部屋のエアコンのスイッチを入れるのをすっかり忘れていた。
気付いた時にはもう遅く、ひたすら謝るしかなくて気分がすごく落ち込んだ。
何事も完璧にはいかないものだ。わかっているけれどついつい自分を責める。

どんな時もあってよし。それくらいの気持ちでいないと長続きできない。
「気にするなよ」と励ましてくれる夫がとてもありがたかった。


この日記を書いている間にすっかりあたりが暗くなっていた。
蝉しぐれもどこへやら。鳴いているのは秋の虫たちではないだろうか。




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