ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2013年01月10日(木) 日向ぼっこしたいな

ひだまりであんずがとろりんとろりんとしていた。
なんとも微笑ましい光景にこころがほんわかとあたたまる。

日向ぼっこっていいな。わたしも一緒にしたいなって思った。


さて、いただいたお休みをどうやって過ごせば良いものか。
特にあてもなく結局だらだらと怠惰に過ごしてしまった。
けれどもその気楽さが癖になる。のんびりを絵に描いたような時間。

それはまあるい絵で好きなように落書きをしてあるような絵。

これわたしが描いたのよってみんなに見せてあげたいような絵。

世間はそんなに甘くないよ。もっともっと厳しいものだよって。
叱られてしまうかもしれない。けれどもほんの少しでも良いから。
肩の力を抜いてみることも必要なのかもしれないって伝えたかった。



午後三時。あんずがきゅいんと呼んで散歩をせがむようになる。
それは元気になった証拠でもありとても嬉しいことだった。

土手にあがると北風が思いのほか冷たくて首をすくめる私に
母さん頑張れと言っているようにぐんぐんと先を歩くあんず。

ありがとうね。母さんはいっぱいいっぱい元気をもらっているよ。

お大師さんに今日もお菓子をもらって大喜びのあんずだった。
母さんも「いただきます」ってもらったよ。

美味しいねえ、美味しいねえってふたりでポリポリお菓子を食べた。



2013年01月09日(水) ひとは死ぬのよ

おひさまと北風小僧が仲良くふれあっているようないちにち。
決して競い合っているのではないのだなと思った。
冬のおひさまは優しくてまるで北風小僧の母親のようだった。


昨日から少し風邪気味。私はめったに風邪をひかないのだけれど。
昨夜は熱が出てしまって早々と布団にもぐりこんでしまった。
なんだかとても悔しかった。風邪なんかに負けないぞって思った。

幸いなことに今朝は熱も下がっていて山里の職場に行く事が出来る。
そうして同僚のお父さんが昨夜遅くに亡くなったことを知った。
病気で入院していることは同僚から聞いていたけれど
こんなにあっけなく亡くなってしまうなんてなんとも残念でならない。

覚悟はしていたかもしれないけれど同僚もどんなにか気落ちしていることだろう。
すぐにでも駆けつけてお悔やみの言葉を届けたくてならなかった。

母と一緒に行こうと思っていた。けれども母はすぐに行くとは言わなかった。
私は苛立つ。こんな時にも平然としている母が信じられない気持ちになった。

「ひとは死ぬのよ」「いつか必ず死ぬのだから」口にこそ出さないけれど
母はそう言っているように思った。それはどうしようもないことなのだと。

結局お昼前になり、とうとう私ひとりで同僚の家にお悔やみに行った。
同僚は「ありがとう」って言ってくれた。私は母が来ないことを詫びる。

そうして職場には戻らずそのまま帰路についてしまった。

風邪のせいにして今週はもう仕事を休ませてもらうことにする。

どんな時にも優先すべきことがある。それは人としてとても大切なこと。


そんなことを思いながら、母の涙を垣間見たようにも思った。



2013年01月07日(月) 空に伝言

朝の寒さは相変わらずだけれど
日中は思いがけないほど暖かくなりとてもほっとする。

北風小僧さんも今日はひとやすみをしているようだ。
そうそうたまには休まなくてはねと空に伝言をたのんでおいた。



仕事から帰宅するとポストに年賀状が届いていた。
毎年の事だけれど元旦から数日はそれが楽しみでもあった。
もちろん一方通行もある。けれども私はそれでも良いと思う。
届けられるものがひとつでもあるということがありがたいことだった。

今日のいちまいは、古きよき友から。
寒さ厳しい福井に住んでいて雪にすっぽりとうもれているようだ。
今日の暖かさを少しでも届けてあげられたらどんなに良いだろうか。


私たちの合言葉は「のんびりと元気でいよう」
急がなくていい。ゆっくりで良いから前を向いて歩いていこう。

たくさんの苦労と苦悩を乗り越えてきた友を想う。
「死」があまりにも身近だったけれど、一生懸命生きてきた友。

私の苦労などほんの些細なことだけれど、私たちは同志なのかもしれない。

そして親友。かけがえのない縁をこれからも育んでいきたいものだ。



2013年01月06日(日) 出初式を見に行く

氷点下の朝。昨夜降ったみぞれが凍っていていちだんと寒かった。

夫は消防団の出初式があり出掛ける。
私は綾菜恋しく娘の家に駆けつけていた。

一昨日から娘が職場に復帰して
綾菜も託児所デビューとなっていた。
大丈夫かしら、すごくすごく心配していたけれど
一昨日も昨日もとてもおりこうさんだったと聞きほっとした。
朝、預ける時にはまったく泣かないのだけれど
夕方迎えに行ったらわんわんと泣き出すのだそうだ。
幼心にもぐっと我慢をしているのだろうと思う。
そうして母親の顔を見るとほっとして甘え泣きするのかもしれない。
昨夕はそんな綾菜を抱きしめながら娘も泣いてしまったそうだ。

綾菜にとっても娘にとっても大きな試練なのかもしれない。
どうか順調に、どうか平穏無事にと祈り続けるバーバであった。


娘婿も消防団に入っているので「お父さん、見に行こうか」と
三人で出初式を見に行くことにした。それはたくさんの消防車。
見物人も多く綾菜もちょっと興奮気味だった。
やがて一斉放水が始まる。なんとも目を瞠るような光景だった。
「すごいね、すごいね」の連発。とても感動のひと時であった。



娘の家に帰宅してバーバは家政婦に変身。
お婿さんの大好きな「鶏ごぼう」を作ってあげた。
仕事に復帰してから家事に苦労している娘をおもう母心。
ほんの些細なことだけれど少しでも助けてあげたい気持ちでいっぱいだった。

また今度の日曜日にね。そう約束して娘の家をあとにする。

玄関で見送ってくれる綾菜と娘。バーバはとっても幸せな気分だった。



2013年01月05日(土) 寒の入り

おひさまがかくれんぼしてしまってなんとも寒い一日。
こんな日は炬燵のおもり。ほぼ一日中もぐりこんでいた。

あんずも昨夜はなんとか家の中に入ってくれてほっとする。
アマゾンで犬用の服を注文する。嫌がらずに着てくれたら良いな。
すっかり元気になったとはいえ寒さ対策はまだ必要だと思う。


午前中に息子が来てくれてテレビにブルーレイを取り付けてくれた。
我が家には贅沢品だとずっと我慢していたけれど、
「お年玉だよ」と言ってなんともありがたいことである。
これからは私も茶の間で過ごす時間がうんと増えそうだった。

子供達にお年玉をあげなくなってずいぶんと経ったけれど
いつのまにかこうして息子からお年玉をもらう年になった。
なんだか信じられないようなこれも大きな「恵み」である。



散歩の時間になり、あまりの寒さにとまどってしまったけれど
元気なあんずに励まされるようにいつもの散歩道を歩く。
風こそないけれど底冷えするような寒さだった。
まるで湖のように静かな川面。岸辺の栴檀の木の実が可愛い。

冬ごもりしたい気持ちとうらはらに楽しんでみる景色に感謝。



2013年01月04日(金) 笑顔の朝

お正月休みも終わり今日が仕事始めだった。

なんだかちょっぴり緊張していた。
いつも通りで良いのになって思っているのだけれど
どうしたわけか肩にチカラが入ってしまっている。

身を引き締める。そんな感じだったのかもしれない。
それはもしかしたら良いこと。そう思うことにした。


山里の職場に着くと事務所には鏡餅とお酒が供えられていて
母が大晦日まで仕事をしていたことがすぐに感じられた。

タイムレコーダーにも小さな注連縄が添えられてあり心が和む。
そうして自分の机に座ってびっくり、PCのキーボードの上に
そっとさりげなく可愛いお正月飾りが載せられていたのだった。

母らしいな。なんとも微笑ましくてにっこり笑顔の朝になった。
ほんの些細な事なのかもしれないけれど、とても大切なこと。
そんな心遣いが出来るように自分もなりたいものだとつくづく思う。

一番のりの私の後に同僚が出勤してくる。
「良いお年をおとりになりましたかね?」なんて二人で笑いあう。

そうして少し遅れて母が出勤して来る。
「あけましておめでとう」言いそびれてしまった。
「ありがとうね」それも言いそびれてしまった。

「おはようさん」母の声につられて私も笑顔で「おはようさん」

そうしていつもと変わらない一日が始まっていくのだった。


今年も山越え谷越えなのかもしれない。

けれども笑顔で乗り越えていける。そんな気がしてならない仕事始めだった。



2013年01月03日(木) あんず復活の巻

早いもので明けてもう三日。
のんびりモードとはうらはらに時ばかりが先を急いでいる気がする。

北風つよく寒い一日だった。
年が明けてから一気に元気が出てきたあんず。
今日も自分から散歩に行きたがるくらいで頼もしいかぎり。

おそるおそるではあったけれどお大師堂まで連れて行く。
途中で歩けなくなるのではと心配していたけれど
足取りも良く元気に辿り着くことが出来た。

お大師さんにご褒美のお菓子をいただいた。
それは嬉しそうに飛びつくようにして食べていた。
食欲もだいぶ出てきたようでほっと一安心というところである。

散歩から帰るとオムツをして家の玄関で過ごしていたのだけれど、
今日はどうしたことか家の中に入るのを嫌がって困らせてばかり。
夫と二人がかりで無理やり家の中に入れたものの大きな声で泣き出した。

「もう大丈夫なのかもしれないぞ」夫と相談して
以前のように犬小屋へ連れて行くとほっとしたように潜り込んでしまった。

今夜はかなり冷えこんでおり心配でならないけれど
あんずの好きなようにしてあげるのがいちばんなのかもしれない。

それだけ元気になったということ。一生懸命頑張ったあんずだった。

今年は16歳になる老犬だけれど、その生命力におどろかせられる。

負けないぞ、負けないぞって精一杯生きようとしているのだった。


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