今日は二十四節気のひとつ「大雪」 日に日に寒さが増しているけれどもっともっと寒くなるのだろう。 寒さなければ花は咲かず。その言葉を思い出しながら耐えている。 そうは言っても北国の寒さにくらべればひよっこの冬だった。 何度も言うけれど自分がどれほど恵まれているかを忘れてはいけない。
ひよっこの冬とはいえやはり寒さは身に堪え 今日は仕事帰りに綿入り半纏を買って来た。 昔と違って今の半纏のなんと可愛らしいこと。 キャラクター物はあんまりかなと赤いチェックの柄にした。 お風呂上りにさっそく羽織ってみるとずいぶんんと暖かい。 暖房も不要なほどでこの冬の省エネルックになりそうだ。
夕方、食事の支度をしていたら東北で地震のニュースが飛び込んできた。 あの日以来何度も余震があったけれど、まだ続くのかとショックでならない。 それはほんとうに他人事ではなかった。いつだって明日は我が身だと思う。
平穏な我が身がありがたくもあり心苦しくもある。 あの大惨事のあと友人が伝えてくれた言葉を思い出していた。
「普通に暮らしていけば良いんですよ」
その平凡な日常が今もこうしてそっと寄り添ってくれている。
私信:盛岡のY子さん、大丈夫だったでしょうか? 大震災を思い出すような大きな揺れだったと思います。 どんなにか怖かったことでしょう。心配でなりません。 どうか怪我などしていませんようにと願っています。
北風が強くとても寒い一日だった。 北国ではまた爆弾低気圧が大暴れしているとのこと。 先日もあったばかりだというのに停電のニュースが流れる。 この寒空に電気の使えない生活を強いられるなんてなんとも気の毒である。
私たちはあたりまえのように暮らしているけれど そんなニュースを聞くたびに恵まれていることを思い知るのだった。
あってあたりまえのことなんて何ひとつないのだと思う。 だからこそ日々に感謝しながら過ごしていかなければいけない。
四万十も明日の朝は氷点下の予報だった。 寒さに負けてはいけないと思いつつもこの頃ひどく寒さが身に堪える。 これも歳のせいだろうか。子供の頃には大好きな冬だったと言うのに。
防寒着のフードをすっぽりと被って散歩道を歩く。 川面は風にあおられて白波が立っていた。 そんな川が好き。何かを叫んでいるように川は流れていく。
私もちゃんと流れているかしら。風にたずねるように顔をあげてみた。
いちめんの霜の朝。しんしんと底冷えするような寒さだった。 空はどんよりと曇っていておひさまがとても恋しく思う。
昨夜遅くに神戸より帰宅。不思議と疲れが残っていなかった。 日帰りのハードなスケジュールに耐えられたらしい。
神戸までほぼ6時間の道のり、やはり不安でならなかったけれど 幸いなことにバスの席はいちばん前の窓際に座らせてもらった。 おかげで一気に緊張がほぐれすっかりドライブ気分になれた。 ゆっくりと夜が明けていく。車窓から見える風景に心が安らいだ。
出発してからすぐに添乗員さんの自己紹介があり。 なんとかつて歩き遍路を二回結願したというお遍路さんだった。 それにはほんとうにびっくりした。そしてなんともいえない嬉しさ。 これもお大師様からいただいたご縁だとつくづく思ったことだった。
バスは瀬戸内海を目指す。鳴戸の海、明石の海が最高に綺麗だった。 強風のためバスは揺れていたけれど瀬戸内海の真っ青な海に心を奪われる。
お昼過ぎに神戸に到着。高層マンションの多さにおどろく。 見上げるほど高いところに洗濯物が揺れているのがなんかほっとした。 田舎町から出た事のない私には何もかもが新鮮な風景だった。
神戸では有名だと言う中華料理店で昼食。美味しい料理でお腹いっぱい。 そうしてそこから歩いてみんなでぞろぞろと異人館巡りに行った。 地図はもらったものの方向音痴の私は迷子になってしまいそうだった。 そうしたら途中のSAで何度かおしゃべりしていた女性が誘ってくれる。 「一緒に行きましょう」と言ってくれてすごくすごく嬉しかった。
異人館はたくさんあったけれど時間の都合で全部は行けなかった。 けれども異国情緒あふれる建物や家具などがとても綺麗でたくさん歓声をあげた。
また来たいなって思った。時間を気にせずゆっくりと散策してみたいものだ。
一緒に歩いてくれた女性といろんな話しをしているうちに そのひとが私の長年の友人の従姉妹だということがわかってびっくり。 どうりで気が合うはずだった。これもほんとうにありがたい出会いである。 おかげでとてもとても楽しい時間を過ごすことが出来た。
夕暮れていく神戸をあとにする。その時見た夕陽は一生忘れないだろう。
一時は臆病風に吹かれてこの旅を諦めようかと迷っていたけれど。 来てほんとうに良かったとこころから思える一日になった。
ありがとう神戸。私はここでまたひとつ歳を重ねて歩み出して行きます。
| 2012年12月02日(日) |
髪を切ってすっきりと |
曇りのち雨。降りだした雨のなんと冷たいことだろう。 おひさまのありがたさをしみじみ感じた一日だった。
午前中は娘と買物。西松屋で綾菜の冬物の衣類など買う。 「これいいね」って言えば「買ってあげようか」となる。 可愛い孫のためとなればついつい財布のひもがゆるんでしまうものだ。
お昼にはお婿さんが宅配ピザをごちそうしてくれた。 ちょっと早目の誕生日だよと言ってくれてとても嬉しかった。 優しいお婿さん。毎年私の誕生日を憶えていてくれてありがたいことだ。
午後からは美容院へ行った。髪を切ると身も心もすっきりとする。 ほんの2センチの憂鬱があっという間に消え去っていったようだ。
とても溌剌とした気分になってその足で公民館に向った。 アマチュア写真家の友人が所属しているクラブの写真展を見に行く。 ちょうど友人もその場に来ていて久しぶりに会えて嬉しかった。
この友人にはいつもありがたい刺激をもらっている。 行動力がとてもあってカメラを提げていろんな場所に出かけている。 写真も県展に入選するほどの腕前でとても素晴らしかった。 今年は花の写真が多かったけれど生命力があふれているのを感じた。
「うらやましい」という言葉が私は嫌いだった。 だからどんな時にもその一言だけは言わないように心がけている。
人それぞれ優っていることもあれば劣っていることもあってあたりまえ。 自分にないものを持っているひとがいれば心から尊敬するようにしている。
そうしてそのひとにないものを自分が持っているのだとしたら誇りに思う。 決して自慢するのではなくて。これが自分なのだなと認めてあげるのだ。
私はきっとこのままでいい。最近すごくそう思うことが多い。
カレンダーをめくると真っ白な雪景色だった。 そういえば去年も12月に初雪が降ったっけ。 南国土佐にも冬将軍がやってくる。 ほらもうすぐそこにいてちょっぴり笑っているようだ。
晴れてはいたけれど風がとても冷たい一日だった。 娘が友達とイベントに出かけるのだと言って 朝から夕方まで綾菜を預かっていた。 一日中綾菜と過ごせるのはとても嬉しいけれど お守りはほんとうに大変でバーバはくたくたになってしまった。
人見知りが始まった綾菜はジージの顔を見ても泣いてしまう。 これにはさすがのジージも参ってしまったようだった。 抱っこすることも出来なくておろおろとするばかり。
お昼前に少しだけ眠ってくれてご機嫌になったところで離乳食。 ごっくんするのがずいぶんと上手になってぺろりと平らげた。
それからが大変。お昼寝の時間になって大泣きになった。 それは今に始まったことではないのだけれど 抱っこしてあやすのにもとにかく重いのだった。 昔の子育てならおんぶをすればすぐに眠ってくれたのだけれど 今の子育てはあまりにも昔と違っていることに戸惑うことが多い。
一時間ほど泣きじゃくる綾菜をあやしていたけれどもう限界。 ジージの提案でドライブに出かけてみることにした。 そうしたら10分も走らないうちにすやすやと眠り始める。 クルマの揺れがちょうど良かったのだろう。これは大成功だった。
帰宅してやっとバーバもひと休みが出来るとほっとしたのもつかの間。 30分もしないうちに目を覚ましてまたジージの顔を見て泣き出してしまった。
お散歩に行ってみようか。外に出てみたけれど寒くてほんの少しだけ。 風のあたらない陽だまりを見つけて娘の帰りをずっと待っていた。
午後四時、やっと娘が帰って来る。 その顔を見るなりほっとしたのか綾菜はおいおいと泣きながらすがりついた。
「えらかったね、ほんとにえらかったね」っていっぱい抱きしめる娘。 幼い子供にとってどんなにか母親が必要なのかつくづくと感じた一瞬だった。
「綾ちゃん頑張ったよ、すごくおりこうさんだったよ」って微笑むバーバであった。
11月もとうとう最後の日。 明日からは駆け足のような師走が始まってしまうけれど ゆったりとした気持ち、大らかな気持ちを大切にしたいものだ。
さて昨夜まで迷っていた神戸旅行であったが、 今日がキャンセルの締切日でもあった。 けれども今朝にはもう行ってみようと決めている自分がいて 勇気が足りないのならもっともっと勇気を出そうと思い始めていた。
諦めてしまったらもうどこにも出かけられないような気がした。 臆病風に吹かれて閉じこもってばかりの人生になってしまいそう。 それではあまりにもつまらないではないか。動けない人になってしまう。
動けばきっと良いことがある。動いてみなければ何も始まらない。
だからとにかく「行く」そう決めると不思議と気も楽になってきた。
些細なことをくよくよと思い詰める悪い癖。 いいかげんにしなさいよと天から声が聞こえてきたような気がした。
気を楽にすること。ながいながいあいだの私の課題のようなものでもあった。 不安と緊張はいつも身近にあってもがいたり苦しんだりしていたけれど。
それに打ち勝ってこそ人生が明るく広がっていくような気がする。
一度きりの人生だもの。もっともっと楽しまなくてはいけないよ。
今夜は雨の予報なのだけれどいまだ雨音は聞こえず 窓の外は静まりかえっていてふいに夜空が落ちてきそうだった。
うまく受けとめられるだろうか。どうしてこんなに不安なのだろう。 落ちてくるわけないでしょともうひとりの自分の笑い声がきこえる。
楽しみにしていた神戸旅行があと5日後にせまってきて 何しろ初めてのバスツァーでおまけに日帰りなものだから あれこれと考えていたらだんだん不安になってきてしまった。 当選した時は舞い上がるほど嬉しくてたまらなかったのに いったいどうしたことだろう。すごく緊張している自分を感じる。
夫に相談したら笑いとばされてしまった。 もう二度とないかもしれないぞ。行って来れば良いじゃないか。
行きたい気持ちが半分。行きたくない気持ちが半分。 行ってみればきっと楽しいかもしれないのだけれど。 半分の不安が邪魔をしてすごくすごく迷い始めてしまった。
空飛ぶじゅうたんに乗ってすいすいっと神戸に行けたら良いな。
ああ来て良かったってきっと思うことだろう。
いまこそ勇気を出さなくちゃ。けれどもちょっぴり勇気が足りない。
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