ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2012年07月08日(日) 風にまかせてみる

梅雨明けを思わすような爽やかな青空がひろがる。
気温もさほど高くならず過ごしやすい一日だった。

洗濯物を干してから娘の家に行き。
またそこでも洗濯物を干す家政婦であった。
そんなちょっとした忙しさが今は嬉しくてならない。
何もしなくても良いと言われたら涙が出てしまいそうだ。

綾菜をあやしながら過ごす時間。
にっこりと笑ってくれるとほんとに嬉しい。
泣きながら生まれた子が笑うことをおぼえる。
当たり前のことなのかもしれないけれど。
そんな成長に感動せずにはいられなかった。



帰宅すればあんずがきゅいんと泣いて散歩をせがむ。
彼女は年を重ねるごとに子犬のように甘えるようになった。
去年の今頃は足の手術をして大変だったことを思い出す。
このまま弱ってしまうのではないかしらと心配していたけれど。
それまで以上に元気になって今では老犬である事も忘れてしまうほど。

今日もグイグイとリードを引っ張って私よりも先に歩いて行く。
苦手なはずのお大師堂だというのに目指すように進んで行くのが不思議。
そうしてそこで繋がれているあいだまるで山羊のように泣くのが日課だった。

それが嫌で連れてこない日が続いていたけれど、最近は気にならなくなった。
泣きたいだけ泣けばいいと思ってみたり、仕方ないと諦めてみたり。

土手を吹き抜ける心地よい南風に吹かれながら家路につく。

明日はどんな風が吹くのかしら。風にまかせてみるのもよいかなと思う。



2012年07月07日(土) 七夕の夜に

茜色に染まる空を久しぶりに見たような気がする。
夕風が心地よい。窓からは土手を散歩する人が見えている。

昨夜は真夜中から激しい雷雨になり今朝まで続いた。
稲妻とどしゃ降りの雨にはらはらしながら過ごしていたけれど。
雷雲が通り過ぎた後は嘘のように静かになりお昼前には青空が見えた。


例のごとく娘の家で過ごす一日。
あやすと綾菜が笑うようになりとても嬉しかった。
いないいないばあはまだ少し早そうだけれど。
名前を呼んでいろんな仕草をして見せるとにっこりと笑ってくれる。
まるで天使の微笑み。愛しさがこみ上げてきて目頭が熱くなるほど。

どうかこの子がこれからも健やかに育ってくれますように。
七夕にひとつだけ願いごとをというなら他には考えられなかった。

その反面、昨年の七夕に被災地の子供が書いた短冊のことを思い出す。

「お母さんがはやく見つかりますように」

今年はその後の報道が全くと言っていいほどなかった。
それで良いのか。そんなふうに忘れてしまっていいのかと心を痛める。

その子供は今年も同じことを願ったのかもしれない。

私たちはいちばん身近なことにばかり気をかけてしまう。
それはどうしようもなくて、それが決していけないことではないのだけれど。

「願う」という気持ち。もっともっと手をあわさなければいけない。




2012年07月06日(金) 夏の思い出

連日真夏日が続いていて今日の暑さもハンパではなかった。
そろそろ梅雨もあけるのかもしれない。そうして夏本番がやってくる。

数年前まではとても苦手だった夏だけれど。
今では夏も良いものだなと思えるようになった。

燃えているような太陽。青空に入道雲。
たくさんのエネルギーが空から降り注いでいるように思う。

そんな夏を受けとめなくちゃ。元気をださなくちゃって思っている。



汗を流しながらの散歩道。ご近所の庭にほうずきを見つける。
ふっくらとオレンジ色の宝石みたい。なんとも可愛らしいものだ。
そうしてとても懐かしい。子供の頃に遊んだことを思い出した。

子供の頃の思い出はすべてが夏のことのようにも思える。
夏が大好きだったのだ。真っ黒に日焼けして遊びまわっていたっけ。

いろんなことを思い出してはにっこりと微笑んでいる。

そんな微笑をこの夏にも残したいものだ。



2012年07月05日(木) 些細なこと

今日も真夏日。風が殆どなくてとても蒸し暑い一日だった。
まだまだこれからが夏本番だというのに早くも夏バテ気味になる。

散歩の距離もついつい短くなってしまって万歩計もほんのわずか。
どんな日もあるからと自分に言い聞かしているけれど少し情けない気持ち。
目標の岩本寺までまだ24キロもあってあと一週間はかかりそうだ。

それともうひとつ情けないのは、このひと月ほどで2キロも太ってしまった。
食べ過ぎと運動不足が原因だと思うけれど、その2キロがとても重く感じる。

もちろん身体も重い。颯爽と歩くことが出来なくてすっかり悪循環だった。
このままではいけないなと強く思っているけれどさてどうなることやら。


いろんなことを受けとめながら、なんとかなるさと考えている自分もいる。
些細なことを気にせずに好きなように流れていくのが良いのかもしれない。

ちょっと昔の私はそうではなかった。些細なことがとても気になる。
「受けとめる」ということがうまく出来なかったのかもしれない。

向ってくるものはキャッチする。避けたり逃げたりせずに受けとめる。
そうしてそれが現実なのだと頷けるようになると心はとても楽になるものだ。

そんなことを思うと私も少しは成長したのかもしれない。

年を重ねるということはきっとそういうことなのだろうなって思う。



2012年07月04日(水) 初蝉が鳴いて

ほんの少しの青空だったけれど気温が高くなり真夏日となる。

山里へと向う道。はっとしたのはもう稲の穂が見え始めていたこと。
田んぼの緑は目に沁みるように青々としていてとても清々しい風景だ。

仕事中に蝉の声を聴く。初蝉やどこからともなく夏の声。

わずか七日の命だという蝉の声はまだか弱くて少しせつなかった。



帰宅していつものようにお大師堂まで散歩する。
会うのはこれで何度目になるのだろう。
すっかり顔なじみになった長髪青年遍路さんと再会した。
前回会ったのは5月の始めで、少しお説教をしてしまったのを覚えている。
ウザイおばさんだなと思ったことだろうに、今日は私を待っていてくれた。

そうして目をキラキラさせながら旅の話をきかせてくれたのだった。
今回が9巡目。目標の10巡までもう少しになったと嬉しそう。
家を出てから一年と三ヶ月にもなったのだそうだ。
髪の毛もずいぶんと伸びた。それが彼の日々を物語っているのだと思う。

なんとしても目標を達成するのだと言う強い意志。
彼をここまで動かしてくれたものはいったい何だろうか。

長髪青年遍路さん。いまだ私は彼の本当の名を知らずにいる。
次に会えるのは9月だろうか。今度こそ最後のお遍路になることだろう。

ねえ、ボクは何て言う名前なの?最後にはきっと訊ねようと決めた。



2012年07月03日(火) 生後2ヶ月

曇り日。湿気を含んだ南風が強く吹く。
九州では大雨で甚大な被害が出たとの事。
とても他人事には思えず明日は我が身かもしれなかった。

幸いなことに平穏な一日。とても恵まれているのだと思う。
決して当たり前のことではないのだと事あるごとに感じている。



二日ぶりに娘の家に行く。
そろそろ週末だけにしようかと考えていたけれど。
まだまだ手助けが必要なようだった。

今日で綾菜も生後2ヶ月になった。
ほんとうにあっという間に日々が流れてしまったように思う。

夜と昼の区別がもう出来るようになり、夜中の授乳もなくなったようだ。
昼間は殆ど起きていてぐずって泣く時もあるけれど、一人遊びも出来るようになる。

日に日に成長しているのがわかり会うたびにはっとすることが多い。
もう少ししたらあやすと笑うようになるかしら。とても楽しみだった。

綾菜と一緒に近くの公園まで散歩に行った。
二歳くらいの男の子とおばあちゃんらしき人が遊んでいて微笑ましい光景。
綾菜も大きくなったらすべり台が好きになるかなって思った。

午後は娘が出掛けてしまって三時間ほど帰ってこなかった。
ミルクを飲ませたり抱っこしてお昼寝をさせようとしたりけっこう忙しい。
けれども孫三昧ほどありがたいことはなくとても充実した時間だった。

なによりもここまで順調に育ってくれたことが嬉しくてならない。

どうかこれからも見守っていて下さい。
帰宅するなりお大師堂に行き手を合わせたことだった。




2012年07月02日(月) ネムの木の花が咲く頃

うす曇でとても蒸し暑い一日だった。

七月の声を聞くなりネムの木の花が目にとびこんでくる。
もうとっくに咲いていたのかもしれないけれど。
雨の日が多く気づかずに通り過ぎてしまっていたのだろう。

ちいさな孔雀が薄桃色の羽根をひろげたような花だった。
今にも飛んで行ってしまいそうな花がひらひらと風に揺れている。



昨夜は年に一度の「先祖まつり」があり従兄弟の家へ行っていた。
本家さんを始め分家が7軒、親族がみな集まって賑やかな夜になる。
一族のルーツにはとても興味がある。江戸時代にはどうしていたのか。
一番古いお墓は明治時代の物らしく、百太郎さんと言う人らしい。
たくさんの子孫を残してくれたご先祖さんに感謝せずにはいられなかった。


先祖まつりの手伝いがあったため、午前中にお大師堂に行っていたけれど。
会う約束をしていた例のお遍路さんの姿が見えなかった。
一晩で体調が良くなったとは思えず、無理をして出発したのかもしれない。

なんだか涙がぽろぽろとこぼれた。どうして?どうして?って思った。

今までたくさんのお遍路さんと出会うことが出来たけれど。
こんなにこころが疼いたことはなかったように思う。

どうかご無事で。お大師さんに手を合わせ空に手を合わせた。


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