ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2012年06月18日(月) 嵐の前の静けさ

台風が不気味に近づいていて、明日は大荒れになりそうだった。
嵐の前の静けさと言うのだろうか今夜は嘘のように静かである。

なんだかはらはらと落ち着かない気分になり明日のことばかり考えている。
今ではない先のことを考えては不安になるのが私の悪い癖だった。

来るものは拒めず。明日は明日の風まかせなのだと自分に言い聞かす。

娘たちのところにも行けないかもしれない。
いちばんにそれを思った。なんだかとても拘っている自分に気づく。

どんな時もあってよし。どうしてすぐにそう思えないのだろうとおもう。




湿気が多くとても蒸し暑い一日だった。
それでも土手にあがれば南風が心地よく吹き抜けていた。

先日の雨で少し濁ってしまった川に観光船が行き交う。
投網の実演があり観光客が歓声をあげているのが聞こえた。
とても清流とは言えない川だと言うのにその声を嬉しく思った。

あちらこちらで道草を繰り返すあんず。
そのたびに立ち止まってはゆったりとした気分になる。

姫女苑の花がゆらりゆらりと風にゆれていた。
なんと平和な時間なのだろう。感謝の気持ちでいっぱいになった。



2012年06月17日(日) 手を合わせば

今日も雨だろうと覚悟していたけれど思いがけずに薄陽が射し始める。
大喜びで溜まっていた洗濯物を干す。やはりおひさまはありがたいものだ。

家政婦心が一気にふくらみ娘の家に駆けつけた。
ベランダで洗濯物を干すのがなんだか楽しくてならない。

綾菜はこのところ昼間は起きている時間が多くなり。
今日は少しご機嫌斜めで抱いていてもぐずってばかりだった。
可愛い孫とはいえ子守はほんとうに大変だなとつくづく思う。

娘も少し育児疲れが出ているようで心配だった。
お婿さんが夜中の仕事なので昼間は寝なくてはいけない。
そのせいもあり綾菜を泣かせてはいけないと私も気を遣っていた。

一日おきの家政婦。娘たちは頼りにしてくれていてありがたいことだ。
私も役に立てるのだと思うと張り合いがあって疲れも楽しみに変わる。



帰宅が少し遅くなり、あんずを連れてお大師堂まで散歩する。
昨日は犬小屋から出ようとしなかったあんずも今日は外で待っていた。
リードをぐんぐんと引っ張り先を急ごうとするあんすは。
とても15歳の老犬には思えず、その元気さを頼もしく思う。

お大師堂では相変わらず泣き叫んでいたけれど無事にお参りを済ます。
綾菜のこと。娘夫婦のこと。息子と夫のこと。山里の母のこと。
なんて欲張りな人だろうとお大師さんも呆れているかもしれなかった。

みんなの無事を願うこと。そうして今日に感謝すること。

手を合わすたびに浮かぶ顔は。かけがえのない大切な宝物だった。



2012年06月16日(土) 雨が降ります雨が降る

大雨洪水警報が出てしまってはらはらと空を仰ぐばかり。
決して嫌いではないはずの雨が怖くなる時もあった。


今日は家政婦もお休みして家に閉じこもっていようと思っていたけれど。
なんともそわそわと落ち着かない気分になって、結局娘の家に行ってしまった。

行けば行ったで歓迎してくれる。それがとてもありがたく思う。
いつものように家事を手伝い綾菜の顔を見ていられるだけで幸せだった。

ほんの二週間前。我が家を去る時は寂しさでいっぱいだったのが嘘のよう。
まさかこんなに足しげく通うようになるとは夢にも思っていなかった。

「おばあちゃん明日も来てね」娘が綾菜の手をとりバイバイをしてくれる。

帰る時はいつも名残惜しい。後ろ髪を引かれるように帰路に着いた。



夕方には雨も小降りになっていて、少しでも散歩をと思ったけれど。
あんずはいくら呼んでも犬小屋から出てこようとしなかった。
無理やり引っ張り出して連れて行くわけにもいかず今日の散歩は中止。

お遍路万歩計は思うように進まない。今日も2千歩ほどだった。
青龍寺を終え岩本寺に向っているけれど距離にして60キロもある。
クルマだと一時間で着くというのに歩くということは本当に大変な事だ。

この雨の中、歩き続けているお遍路さんもいることだろう。
頭が下がる思いでいっぱいになった。どんなにか厳しいことだろう。

どんな日もあるのだといちばん知っているのがお遍路さんかもしれない。



2012年06月15日(金) 人生お気楽に

週間天気予報はずっと雨ばかり。
いよいよ梅雨も本格的になってきたのだろう。

以前は憂鬱に思った梅雨時も今はそうでもなかった。
自由気ままな空でよし。雨ならば雨もよしと思えるようになった。

年を重ねるということはまんざらでもなくって。
何かを否定すると言う気持ちが年々薄れていくように思う。

ある意味、嫌いなものがなくなってしまう。
そうして腹が立つこともなくなってしまうのだった。

それだけ自分の角がとれてまあるくなったのかもしれない。

まだまだ人生お気楽にとはいかないけれど。
少しずつ近づいているような気がして前途が楽しみである。

今に突然誰かになぐられても微笑んでいられる。
落とし穴に落ちたとしても笑って這い上がれるようになるだろう。

なぐりたかったひとの心を思い遣れるようになる。
落とし穴に落ちた意味を深く考え反省することも出来る。


正直言って老いることは怖い。
ある日突然に命のろうそくがふっと風に消えてしまうかもしれない。

もう二度と灯せないあかり。それがいつなのか誰にもわからない。

だからこそ立ち向かっていく。そんな勇気こそが必要だと思う。



2012年06月14日(木) 守ってあげたい

雨も嫌いではないのだけれど梅雨の晴れ間はやはりありがたい。

娘の家で家政婦の日。洗濯物を干すのがとても楽しく思えた。
ベランダから見える紫陽花がたくさん咲いている小道。
すぐ下には畑がありスイカだろうか緑の蔓が伸びている。
そうしてすぐ近くの小学校からは子供達の元気な声が響いていた。

娘たちは引越しを考えているようだけれど。
ここが良いのになって思った。環境がとても良い。

例のごとく娘は買物に出掛け、お昼過ぎまで綾菜とふたりで過ごす。
今日は綾菜のご機嫌がとても良くて子守も楽チンだった。
お昼には寝てくれてゆっくりと昼食を食べることも出来る。

寝顔を見ながらふと綾菜の人生について考えてみた。
10年20年。はるか先のことのようにも思えるけれど。
この娘はどんな人生を歩むのだろうと漠然と思ったのだった。

辛いことがありませんように。悲しいことがありませんように。
笑顔のままでおとなになってくれたらどんなに良いだろうか。

なんとしても守ってあげたい。そんな思いが込み上げてくる。

大地震、津波、もし今それが襲って来たらと考える。
綾菜を抱いて避難している姿がまるで現実のように浮かんできた。

南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛  気がつけばそう唱えていた。

守ってあげたい強い思いをお大師さんは守ってくれるだろうか。




2012年06月13日(水) ささやかな出会いに

山里に向う途中の国道で、昨日お大師堂で出会ったお遍路さんを見つけた。
荷物がとても重たそうだったけれど元気な足取りにほっとする。

昨日は大急ぎでお参りに行ったものだから、ほんの挨拶程度で終ってしまい
ゆっくりと話すことが出来なくてとても残念に思っていた。

今朝もクルマを停めようと思えば出来たのにと後から後悔してしまう。
時々そんなふうにゆとりをなくしてしまう時がある。
たとえつかの間でもあっても丁寧に時間を使いたいものだ。


夕方お大師堂へ行き、もしやと思い備え付けのノートを開いてみた。
良かった。ちゃんと書き込んでくれている。それがとても嬉しかった。
雨を凌ぐことが出来てゆっくりと休めたこと。
「足摺に向って頑張ります!」と締めくくられていた。

松山からの29歳の青年であった。その若さがとても頼もしい。
きっとこれからも元気に旅を続けてくれることだろう。

ひとりひとりのお遍路さんに手を合わすこと。
私もそれだけは忘れずこれからも続けていきたいと思う。

そうして今回のように後悔をしないような接し方をしたかった。
一言でも良いから必ず声をかけるように心がけたいと思う。

これからも笑顔と笑顔がたくさん出会えますように。



2012年06月12日(火) 家政婦のミカ

いかにも梅雨らしいお天気。歌うように雨が降る。
リズミカルな雨音は決して嫌いではなかった。

朝から娘宅へ出勤。家政婦さんはけっこう忙しい。
チャイムを押して娘が顔を出すなり「家政婦のミカ」ですと言って大うけ。
(ミカは私の本名である)

今日最初の仕事はミシンかけだった。
先日お婿さんが買って来てくれたベビー服が長袖だったので。
半袖にしてすぐに着せられるようにしてあげたかったのだ。

「じゃあ家政婦さんあとを頼みますね」娘たちが出掛けて行く。

すぐに終るはずのミシンかけだったけれど、綾菜が泣き出してしまった。
お腹は空いていないはずなのに眠くなったのかな。
抱っこしてあやすこと小一時間。やっと眠り始めてお布団に寝かせばまた泣き出す。
これにはさすがの家政婦さんも困ってしまったけれど辛抱強く頑張る。
しまいには泣き声を聞きながらミシンかけをする始末。
「すぐに終るから待っていてね」終るなりまた抱っこをして子守唄を歌った。

けれども綾菜はぐっすりと眠ってくれない。
そろそろミルクかしら。いつの間にかそんな時間になっていた。
娘から電話があり、お昼は外で食べてくるからと言う。
家政婦さんもお腹が空いた。でも綾菜優先でミルクを飲ます。
忙しくてもそんな時間がとても愛しかった。
娘たちのおかげで孫三昧が出来るなんてとてもありがたい事だと思う。

昼下がり帰宅した娘がチキンラーメンを作ってくれる。
それがとても美味しかった。家政婦さんもやっと昼食にありつけたのだ。

それからお昼寝の時間。綾菜よりも先に娘がうたた寝を始めてしまった。
その姿を見ていると娘もどんなにか疲れていることだろうと思った。
綾菜を泣かせてはいけない。家政婦さんは必死になって綾菜を寝かしつける。

やっと眠ってくれて私も少しだけうたた寝をした。
添い寝はなんともいえず幸せな気分になる。綾菜の寝息がとても愛しい。

みんなの目が覚めたら今度は綾菜の沐浴。
半袖になった新しいベビー服を着せてみたらとても可愛かった。

午後四時。家政婦さんの今日の仕事は終った。
最後にトイレ掃除をしてから大急ぎで家路に着く。

その足でお大師堂に参り、帰宅してからあんずの散歩に行った。
その頃には降り続いていた雨もやんでくれていて助かる。

明日は山里の職場。明後日はまた家政婦のミカを頑張ろうと思う。


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