ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2012年05月18日(金) ちいさな手

風薫る五月。その名の通り爽やかで清々しい風が吹く。
自然の涼風ほどありがたいものはなく心地よく一日を過ごせた。


昨夜は娘婿が来てくれて四人でにぎやかに夕食。
深夜ドライバーの彼は木曜日だけしか休みがなくて可哀相。
普段は我慢しているビールを思う存分に飲んでくれた。
父親になった嬉しさもあるのだろう酔うほどに陽気になる。
我が子を抱く手はまだぎこちないけれどとても微笑ましい姿だった。

今朝は初めてのオムツ替えに挑戦していた。
これから家族三人の暮らしが始まる。父がいて母がいて娘がいる日々。
きっと助け合いながらあたたかな家庭を築いてくれるだろうと思う。

綾菜も生後二週間を過ぎた。生まれた時には小さかったけれど。
ほんの少しほっぺのあたりがふっくらとしてきたように思う。
お乳を飲む時も元気いっぱい。ごくごくと喉を鳴らして飲むようになった。

爪も伸びてきて顔を引っかくので、今日は初めての爪切り。
もみじのように小さな手。なんてやわらかな手なのだろう。

いつもの沐浴の時間にはぐっすりと眠っていて、先に散歩を済ませる。
そろそろ起きるかもしれないと思うとついつい急ぎ足になってしまった。
帰宅するとあんのじょう目を覚ましてぐずっているところだった。

さあ大好きなお風呂。ぷっかぷっかもしてゆうらゆうらもしてご機嫌。
小さな手もきれいに洗う。そうしたらぎゅっとつかむ。あくしゅだね。

お湯から出るとおもいっきり泣いてお母さんのお乳をすがるようにして飲んだ。



2012年05月16日(水) あっという間のいちにち

久しぶりの真夏日。家中の窓を開けて風を楽しむ。
そうしてたくさんの洗濯物はおひさまの友達みたいで嬉しそう。

娘の部屋で綾菜と過ごす時間が増えて一日がとても早く感じる。
その合間に買物に行ったり家事をしたりとちょっと忙しいけれど。
なんか言葉には出来ないような張り合いがあって楽しいなと思う。

昼下がりに少し添い寝をした。小さな寝息が耳に心地よい。
寝顔を見ているうちについついバーバも眠ってしまったようだ。

午後は沐浴。娘の手つきもずいぶんと上手になり慣れてきたようだ。
髪を洗うのはバーバの役目。綾菜は気持ち良さそうにうっとりとしている。
どんなにぐずっていてもお湯に浸かるとぴたっとご機嫌になる。
お風呂好きの子供になりそう。そのうちバーバと温泉に行こうかな。

すっかり孫中心の生活になってしまったけれど。
日課の散歩だけは毎日欠かさずに行っている。
お大師堂で手を合わすときもいちばんに綾菜のことを報告する。
そうして今まで以上に感謝の気持ちでいっぱいになるのだった。

あんずはそわそわしながら待っている。やっと自分の番だと言うように、
勢いをつけて「よういどん」をするのは今も変わらなかった。
寂しい思いをしないよにとなるべく話しかけるようにしている。

綾菜がすくすくと大きくなって「ワンワン」って呼んでくれるようになるかな。



2012年05月14日(月) 母と娘

午後から静かに雨が降り始める。ひんやりとした空気。
綾菜が生まれてから初めての雨。これが雨だよっておしえてあげたくなる。


早朝より川仕事。予定通り今日で撤去作業が終った。
体調の悪い日もあったけれど精一杯頑張ったのだなと思う。
なんともいえない達成感。おかげで少しも疲れを感じなかった。

明日からは娘と孫のための時間をたくさん作ろうと思う。
一緒に過ごせるのも今月いっぱいだと思うと毎日がとても愛しい。

アパートに帰ってからも毎日来て欲しいよと娘が言ってくれる。
頼りにしてくれているのがとても嬉しかった。
そのうち厚かましくなるかしら。もう大丈夫だからと言うかしら。
それも寂しいけれど、今は娘の言葉に甘えていたいなって思っている。


私はどうやって子供たちを育ててきたのかしら。
最近すごくすごく昔のことを思い出すことが多くなった。
不安だらけだった初めての育児。
どうすれば良いのだろうとわからないことばかりだったように思う。

けれども我が子が歩き始める。いつの間にかそうして成長していく。

気がつけば母親になっていた。我が子のおかげで父になり母になれるのだ。

慣れない育児に奮闘している娘にエールを送り続ける毎日。
だいじょうぶよ。抱っこしてお乳を飲ませている姿はとても微笑ましい母と娘。



2012年05月13日(日) いろんな顔

曇り日。このところずっと肌寒い日が続いているけれど。
散歩道の土手には夏を知らせるチガヤの若穂が見え始めた。
最初はねずみ色。それがやがて白い穂に変わるのが楽しみだった。

早朝より川仕事。もう収穫は終わり漁場の撤去作業をしている。
それも明日で終りそうでやっと今期の川仕事が打ち上げになる。
長かったようであっという間だったような数ヶ月だった。

お疲れさまとご苦労さま。誰よりも彼を労ってあげたいと思う。


お昼下がりに少しうたた寝。以前のようにぐっすりと寝入ることはなくなった。
孫の事ばかり考えているせいだろうか。そろそろお乳の時間だななんて。

そういうのがなんか好き。ずっとこんな暮らしが続けば良いなあって思った。

綾菜は今日もちょっと泣いた。日に日に泣き声が元気になっているようだ。
涙を流して泣く時もあって、さすがに可哀相になり抱っこしてしまうバーバ。

沐浴を済ますと母乳を飲んで気持ち良さそうに眠る。
その寝顔がなんともいえない。すごくやすらかでほっとするような寝顔だった。

時々寝ながら笑っている時もある。夢をみているのかしら。どんな夢なのだろう。



2012年05月12日(土) ミルクの匂い

よく晴れていたけれど、気温は低目で少し肌寒さを感じる。
爽やかな風とやわらかな陽射し。散歩にはちょうど良い日になった。

このところあんずの様子が少し変だなと思っていたら。
どうやら我が家が孫一色に染まっているのがわかるらしい。

そわそわと落ち着かず、やたら私の匂いを嗅ぎたがるのは。
ほんのりとミルクの匂いがしているのかもしれなかった。

わたしのことなんてどうでもいいのね。って言っているみたい。
なんだか妹が生まれてとまどっているお姉ちゃんみたいだった。

ごめんね。おかあさんはいま精一杯。近いうちに毛づくろいをしてあげるね。



孫の綾菜は少しずつ起きている時間が長くなった。
眠くなるとぐずったりふぎゃあふぎゃあと泣く時もある。
そんな時に沐浴をさせると良いようでお湯に浸かるとご機嫌になる。
とても気持ち良さそうな顔をしてぷっかぷっかと浮かんでいる姿が可愛い。

孫は目の中に入れても痛くないというけれどほんとにそうだなと思う。
抱っこをしたり頬ずりをしたり手をにぎったり頭を撫でたりのバーバであった。






2012年05月11日(金) お遍路さん(その13)

少し肌寒い朝。急ぎの仕事が入り久しぶりに山里の職場へ向う。
国道から山道に入ったところで老婦人らしきお遍路さんに会った。
いつものように会釈をしいったんは通り過ぎてしまったのだけれど。
ルームミラーで様子を見るとなんだかとても辛そうな足取りであった。

はっと思い立ってクルマをバックさせる。
駆け寄って声をかけてみてほんとうに良かったと思う。
足は丈夫なのだけれど体力がなく休み休み歩いていたのだそうだ。

クルマのお接待を申し出ると快く頷いてくれて一緒に山里へ向った。
車中で年齢を聞いてびっくり。なんと80歳のお遍路さんであった。
二度目の歩き遍路で、新緑の四国をどうしても歩きたかったのだと言う。

車窓から見える山々の緑を歓声をあげながら喜んでくれた。
ほんとはゆっくりと歩きたかったのかもしれないなって思ったけれど。
私も少しは楽をしたいのですよと心から喜んでくれている様子にほっとする。

歩くと半日はかかる道のりもクルマだとすぐに着いてしまう。
なんとも名残惜しいお別れだった。もっともっと話したかったなと思う。

そうして何よりも授かったものの大きさに気づいた。
80歳になってもその気にさえなれば歩き遍路が実現するということ。
ゆっくりと少しずつでも良いのだ。私もいつかきっと夢を叶えられる。

ほんとうにありがたい出会いであった。旅の無事を心から手を合わす。




「お母さん、孫が出来ると若返るらしいよ」と娘の一言。
そう言えば綾菜が生まれてからずっと毎日体調が良かった。
忙しいのが良いのかもしれない。少しでも手伝ってあげようと気も張っている。

娘と一緒に子育てに奮闘しながら、バーバは元気をもらっているようだ。

明日は早朝から川仕事。午後は綾菜の沐浴。忙しいのが大好きな私になった。



2012年05月09日(水) みんな家族

午前中に娘と孫を迎えに行き、なんだかばたばたと忙しい一日。
今日から環境が変わったのがわかるのか、孫は起きている時間が多い。
お腹が空くと少しぐずるけれどほとんど泣くことはなかった。

午後、添い寝をしている娘と一緒に私も少し寝てしまった。
ちいさな寝息がすぐそばに聞こえる。鼓動までも聞こえてきそう。

三時間おきの授乳にも付き合う。
母乳をずいぶんと飲むようになったけれどミルクも足す。
そのミルクを飲ますのがおばあちゃんの役目だった。
飲み終わったらゲップを出さすのもおばあちゃんである。

背中をとんとんしていてもなかなか出ない時もある。
肩に伝わってくるやわらかであたたかい孫のぬくもりが愛しい。


夕方には息子も帰って来てくれて、姪っ子と初対面となった。
赤ちゃんを抱くのは初めての息子。ぎこちなく抱きながらの笑顔だった。

四人で夕食なんていつ以来だろう。ずいぶんと久しぶりのことだった。
おじいちゃんの声がいつもより大きい。きっと嬉しくてたまらないのだろう。

家族の声がこだまするような夕暮れ時だった。

あやちゃんにも聞こえているかしら。みんなみんな一緒にいるんだよ。


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