ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2011年12月28日(水) ふつうに暮らしてきて

山里はいちめんの霜の朝だった。
先日の雪がまだ残っている場所もある。

一番のりした職場で暖房を入れ皆が揃うのを待つ。
「おはよう」と笑顔で迎えるのが自分の役目のように思った。

仕事は今日も多忙。なんとか30日には仕事納めが出来そう。
今年もいろんなことがあったけれど無事にここまで辿り着く。
難破船のような職場だというのに誰ひとり諦める事がなかった。


職場の庭に今年も千両が紅い実をたくさんつけていた。
好きなだけ切って持って帰りなさいと母が言ってくれる。
仕事帰りにピンクの菊の花を買いさっそく床の間に活ける。
後は榊と鏡餅をそなえれば我が家にもお正月がやって来る。

リセットするにはあまりにも大きな震災のあったこの一年。
そのことを決して忘れず希望を持って一歩踏み出したいものだ。

これまで当たり前のように思っていたことがとても尊い。
日々の暮らしの中で自分がどんなに恵まれているかを思い知った。

それが私の今年のすべてであると言っても良い。

心苦しく思うこともたくさんあったけれど。

ふつうに暮らすことがいちばんなのだよとおしえてくれた友もいた。

その言葉にどんなにか救われたことだろう。


そのふつうをこれからも守りたい。それはとてもありがたいことだもの。



2011年12月27日(火) 一番星を見つけた

寒波も峠を越えたのか日中は少し暖かくなる。
やわらかな冬の陽射し。陽だまりのような心になりたい。


仕事は昨日の今日で朝から緊張していたけれど。
荒波がたつこともなく無事にいちにちを終えた。
このまま平穏に仕事納めが出来たら良いなと思う。

ひとのこころはそれぞれだけれど。
ちょっとした一言で機嫌を損ねてしまったり。
誤解を招くようなこともあるのかもしれなかった。

むつかしいね。ひとって。つくづくとそう思う。


家に帰ればいつも穏やかなひとが迎えてくれる。
それがどんなにかありがたいことだろうか。
土曜日に作ったおでんがまだ残っていて。
お昼に食べてしまえば良かったのにと言うと。
残しておけばおまえが楽だろうと笑いながら応える。


どんぐりころころのお散歩。お大師堂のお参り。
いつもと変わらない平穏な時間が過ぎ今日も暮れる。

あたりが薄暗くなった頃。一番星を見つけた。

そのすぐそばには細くて折れてしまいそうな月が見えた。



2011年12月26日(月) どんな日もあるよね

今朝はこの冬いちばんの冷え込みだったようだ。

道路凍結を心配しながらおそるおそる山里へと向かう。
やはり山道には雪がかなり残っていてはらはらとする。

無事に山里へ着いたもののいちめんの雪景色におどろく。
10センチ程の積雪。平野部よりもずっと雪が多かったようだ。



年末に向けて少し慌しい職場。なんだか落ち着かない。
ちょっとしたトラブルもあり声を荒げ怒鳴る人もいる。
それがとても悲しかった。どうして赦してあげないのだろう。
穏やかな心を掻き回されたような気分になってしまう。

気にしないでいようねと母が精一杯微笑んでくれた。
私も気を取り直し母のように微笑んでみる。

どんな日もあるものだ。明日はみんなが笑顔だと良いな。



帰宅するなり散歩に出掛ける。
今日もどんぐりころころだった。

昨夜ネットで調べてみたら、やはりどんぐりころころどんぶりこだった。
おまけに作者不詳の三番の歌詞もあることがわかった。

どんぐりころころ泣いてたら

仲良しこりすがとんできて

落ち葉にくるんでおんぶして

急いでお山につれてった


今日はちゃんと三番まで歌いながら歩く。

どんぐりころころにこりすのお友達がいて良かったなあって思った。





2011年12月25日(日) 初雪

目覚めると雪が降っていた。なんとも冷たい朝。
みるみるまにあたりがうっすらと雪化粧をする。

寒さには弱いけれど雪を見ているのが好きだった。
はらはらと舞いおりる純白の天使達のように思える。

たくさん積もれば良いな。そう思ったのもつかの間。
すぐに子供たちのことが心配になり首を横に振っていた。

雪道の怖さ。サチコは無事に仕事に行けるだろうか。
夜勤明けの息子はもう帰り着いているかしらなどと。

大丈夫さ。すぐにやむよ。父親はいつも平然としている。

そんな彼の言葉通り雪はすぐに降り止み青空が見え始めた。
そうして陽射しがあっという間に雪をとかしてくれていた。

やはり冬の陽射しはありがたいもの。そのやわらかさにほっとする。



いつもの散歩。今日もどんぐりころころを歌いながら歩く。
どんぐりころころどんぐりこではなくって。
どんぐりころころどんぶりこではなかったかしら。
お池にはまる時はやっぱりどんぶりこかもしれない。


お大師堂では約束通り昨日のお遍路さんと会うことが出来た。
良き休養日となったそうで体調も少し楽になってきたという事。
明日からまた歩き始めるそうだ。どうか元気で旅を続けて欲しい。

一期一会。今年もたくさんのお遍路さんとご縁をいただいた。

ささやかな縁であっても私にとってはすべてが宝物のように思える。



2011年12月24日(土) どんぐりころころ

きりりっと身が引き締まるような寒さ。
おひさまがゆっくりとあたりを和らげてくれる。


クリスマスイブ。と言っても特別な日には思えず。
子供たちが小さかった頃を少しだけ思い出したりする。
なんだかすごく昔のことのように思えて懐かしかった。



冷たい風のなか散歩をしながらふと歌い始めていた。
どんぐりころころどんぐりこお池にはまってさあ大変。

すると不思議と足が軽くなっていつもよりたくさん歩けた。
なんとも楽しい気分。歌にはパワーのようなものがあるみたい。

どじょうが出てきてこんにちは。あんちゃん一緒に遊びましょ。

あんずは聴いているのかしら。楽しいなあって思ってくれたらいいな。



お大師堂では先月始めに出会ったお遍路さんと再会する。
ちょうど50日くらいだろうか。また巡って来てくれたのだ。
やはり寒さが身に堪えるのだろう風邪気味だと言うことである。
とにかく休養をとすすめると喜んで頷いてくれてほっとした。
明日も会う約束をして別れる。少しでも元気になってくれたらと願っている。

夏の猛暑。冬の寒波。これまでどれほど乗り越えてきたことだろう。

終りのない旅なのかもしれなかった。それがとても尊いことに思えてならない。




2011年12月23日(金) 幸せなこと

やはり寒波がやって来た。
雪こそ降らないけれどなんとも寒い一日。

三連休のうちに大掃除の真似事をと思っていたけれど。
水仕事も嫌になりほとんど手をつけられず怠けてしまう。
毎年のことだけれど手抜きが多い。それでも新年はやって来る。



夕方になり息子がまた帰って来てくれた。
今日は先日よりもずっと元気でとてもほっとする。
食欲旺盛なのが何より。大盛りご飯を二杯も食べてくれる。
笑顔でいてくれるのがとても嬉しい母であった。

明日は夜勤。大晦日も夜勤になっているようだ。
イブも正月も関係ないからなと言っていたけれど。
元旦には夜勤明けでまた顔を見せてくれそうだった。

以前のようにはいかないけれどなんとか家族が揃いそう。
どうかみんなが笑顔で新年を迎えられますようにと祈るばかり。

この一年。多少の苦労はあったけれど家族皆が無事でいてくれて良かった。

それが何よりも幸せなことなのだとつくづく思っている。



2011年12月22日(木) 銀杏の葉

この冬いちばんの寒波が南下して来ているらしい。
寒い週末になりそうだ。もしかしたら雪が降るかもしれない。


今日は冬至。山里の職場で柚子をもらった。
冬至ならではの柚子湯。なんとも身体が温まる。
これで風邪も引かず元気に冬を乗り越えられそうだ。

そうでなくても最近はとても体調が良い。
健康でいられることはほんとうにありがたいことだ。


帰宅するとすぐに散歩に出掛ける毎日である。
以前に比べるとずいぶんとその距離も長くなった。
もう歩けないと諦めるのではなくもっと歩けると。
信じるような気持ちで散歩を楽しめるようになった。

今日は久しぶりにあんずを連れてお大師堂まで歩く。
嫌がって泣き叫ぶだろうと覚悟はしていたけれど。
思いがけずにご機嫌でおとなしく待っていてくれた。

銀杏の葉がたくさん落ちていてそこに繋がれているあんず。
それがなんだか絵のように見えてとても微笑ましかった。

待たせたお詫びに銀杏の葉をかき集めて頭にかけてあげた。
「なにするの!お母さん」最初は少し途惑っていたけれど。
すぐにそれが遊びだとわかったのか、喜んではしゃぎ始めた。

ほうれ、ほうれと私も愉快になってきて一緒にはしゃぐひと時。
なんとも楽しい。こんなに喜んでいるあんずを見たことがない。

もしかしたらずっと寂しい思いをさせてきたのかもしれない。

今からでも遅くはないだろうか。これからはもっと一緒に遊ぼうね。


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