ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2011年01月11日(火) 5年後

朝はやはりとても寒い。
それでも年末年始の積雪をおもえばマシなのだろうと思う。

通い慣れた朝の山道もすっかり冬枯れてしまった。
お遍路さんの歩く姿も見かけなくなって少しさびしい。


三日ぶりの職場だった。
気掛かりだった母の体調もだいぶ良くなったようでほっとする。
私も少しふらつきがあるものの昨日よりは楽になったようだった。

みんなが健康でありますように。そう祈った初詣。
この先どんなことが待ち受けているやらと不安もあるけれど。
ひとつひとつ乗り越えていけるようないちねんでありたいものだ。


午後から自動車免許の講習があり早引きをする。
そうしてゴールドの新しい免許証をもらった。
また5年後にみなさんそろって会いましょうと係の人に言われ。
ふっと5年後を思い浮かべると自分の年におどろいてしまった。
もう写真なんか撮りたくもないだろうなって可笑しくもなった。

そんな5年があっという間に来てしまうのだとしたら。
なんだかあまりにもあっけなくてとまどってしまいそうだった。

先のことなんて考えないのがいちばん。
母は口癖のように言うけれど。
私にはいつも先があって明日のことが気掛かりでならない。

いまを生きる。そうわりきれたらどんなにいいだろうか。

いちにちいちにちを大切に。愛しみながらたのしみながら生きたい。

そうおもっているけれどおもうほどにはうまくいかないものだ。



2011年01月10日(月) ひと山越えて

今日も晴天。冬の太陽ほどありがたいものはない。

だというのに一日中ごろごろと寝てばかりいた。
今に始まったことではないがほんにだらしない有様である。

昨日は予定通り隣町のお寺まで初詣に行ってきた。
毎年裏山のミニ八十八ヶ所巡りをするのが習いなのだけれど。
今年はどうしたことかずいぶんと疲れてしまって動悸息切れ。
一年でこんなにも体力がなくなってしまったのかと情けなく思う。

それでも最後の仏像に手を合わした時の清々しいきもち。
無理だと途中で諦めずに歩き続けて良かったのだなと思った。

たかがひと山越えるだけでこの疲れ。
四国霊場を巡るお遍路さんの苦労をしみじみと感じたことだった。

帰り道は少し弱気になってしまって。来年は無理かもしれないと思う。
けれども一日経って今日になれば来年もきっと行こうと思えるようになった。


その疲れもあったのだろう今日は少し体調悪し。
めまいふらつきなどそれももう慣れてしまってもいい頃である。
だましだまし付き合っていくしかないのかもしれない。



気だるさを吹っ切るようにいつもの散歩。

「さあ、かあさん行くよ!」あんずの声がきこえるようだった。



2011年01月08日(土) 日向ぼっこ

冬の陽射しがありがたく穏やかな晴天となる。

新聞のかたすみに『日向ぼっこ』という記事を見つけた。
炬燵や暖房に頼らずに冬の陽射しをもっとたのしもうと書いてある。
そうだなって私も思った。今日は絶好の日向ぼっこ日和だもの。

散歩道で冬の陽射しをいっぱいに浴びる。
土手の石段にしばし腰をおろして川面を眺めた。
観光船がゆったりとゆっくりと横切っていく。
傾き始めた太陽の光が川面をきらきらと染める。

どんなに寒くてもこんないちにちもある。
とてもほっとするおだやかなひと時だった。



仕事は今日から三連休をいただいていたけれど。
母のことが気掛かりになり電話をしてみた。
そうしたら病院にいて点滴をしているとのこと。
風邪の具合があまりよくないようだった。
私は三日も休まなくていいから今から行こうかと言うと。
だいじょうぶ。来なくても良いからと言ってきかない。
母が無理をしているようで気になって仕方なかったけれど。
はらはらとしながら私だけお休みをもらってしまったのだった。


明日は遅くなってしまったけれど初詣に行って来ようと思う。
毎年行っている隣町の四国霊場のお寺なのだけれど。
やはりそこから始めないと一年が始まらないような気がしてならない。

みなが健康で無事にいちねんを過ごせますように。

そうしてなによりも生きて新しい年を迎えられた事に感謝したいと思う。



2011年01月06日(木) 寒の入り

二十四節気の一つ「小寒」寒の入りとなり寒さも本番となる。

あいにくの曇り空で冬の陽射しを恋しく思う。
どんなに寒くても太陽というものはとてもありがたいものだった。


ひとり年賀状を出せなかった友人がいて。
元気にしているかしら?そればかりをおもって。
寒中見舞いの葉書をしたためポストに投函する。

ことん。その時ちいさな音がした。
ことん。なんだか声のような音だった。

どうかちゃんと届きますようにと手を合わす。

喜んでくれたらいいなってすごくすごく思った。




仕事。今日もさほど忙しくもなく母とふたりのんびりと過ごす。
急いでやらなければいけないことは何もないのだからと。
母に言うと。そうね・・明日でもいいねとうなずいてくれた。
心配していた神経痛は薬でなんとか治まっているようだったが。
そのうえに風邪をひいてしまったようでふんだりけったりだった。

すっかり丸くなった背中。ひとまわり小さくなったような母。
ふと心細くなる。なんだかとても老いてしまったことを感じる。

明日も無理をしないようにしようねお母さん。

私もね。ぼちぼちだよ。ぜんぜん頑張ってなんかいないからね。









2011年01月05日(水) 仕事始め

霜の朝。ちょうど朝陽が射し始めた土手がきらきらと眩しい。
きりりっとした朝の空気。その寒さで身が引き締まるようだった。


一週間ぶりだろうか通い慣れた山道を行く。
見慣れた風景もなぜか新鮮に思えるのは。
新しい年を迎えたせいなのかもしれない。

母も同僚もまだ出勤しておらずしんと静かな職場。
事務所には母が準備したのだろう鏡餅がそなえてあった。
タイムカードの棚には小さな注連縄までつるしてあって。
母らしいなとふっと笑みがこぼれる。


暮から神経痛で苦しんでいた母。
痛み止めの薬が効いたのもつかのま。
元旦にもまた痛みがおそってきたらしい。
それなのに大晦日も仕事をしていたと言う。
ゆっくりと休んだのは元旦だけだったようだ。

今日も薬が効いているからと安静になどしない。
いつもとかわらず元気そうな素振りを見せるばかり。
何を言っても無駄でただはらはらと見守るしかなかった。

かわれるものならかわってあげたいとどんなに思ったことだろう。
ずっと寝正月をしていた自分をとても心苦しく思ったことだった。

さいわいなことに仕事はそれほど忙しくもなく。
穏やかに時がながれいちにちが過ぎていった。

早目に仕事を終え少しでも安静にするようにと母に言い聞かせ。
自分は母よりもずっと早い時間にタイムカードを押す。

今夜はどうか痛みませんように。そればかり祈っている。



2011年01月04日(火) 意欲

年末年始の寒さがうそのように穏やかな晴天。

お正月気分もすっかりと遠のき。
そろそろ動き出す時が来たことを感じる。

午前中にまずは食料品の買出しなど。
スーパーに行けば人の少なさにはっとする。
今日が仕事始めの人も多いことだろう。
もう平日の朝なのだと思い知ったことだった。

私も明日が仕事始め。
行かなければと思うと憂鬱になってしまうから。
気分を入れ替えるように「行こう」と思っている。

仕事ばかりではない。最近は何事につけて。
やらなければしなければがあまりにも多すぎる気がする。
そのたびに億劫になり憂鬱になってしまうのだった。

やろう!という意欲。いったいどこにいってしまったのだろうか。

年のせいかなと思うけれど。世間には意欲的な老人もたくさんいて。
私なんかまだまだ若いじゃないかと笑い飛ばしてくれる人もいてくれる。

何事も気の持ちようなのだろう。わかってはいるけれど。
思うようにいかないきもち。思うように湧かない意欲だった。

やってやれないことはない。やろう!ともっと思えるようになりたい。

無理だとあきらめずに少しずつ頑張っていきたいものだ。


そうでなければいつしか自分を見失ってしまいそうでこわい。



2011年01月03日(月) おしゃべりの花

明けて三日。寒さも和らぎほっと一息つく。

例年ならば初詣などに出掛けてみるのだけれど。
今年はどうにも動き出せないままもう三日になってしまった。

元旦には子供達も帰って来てくれてにぎやかに過ごした。
その後は火が消えたように静かになってずっと寝正月をしている。

だらだらとしたきぶんにも我ながら嫌気がさしてきて。
今日は彼が喫茶店に行くというので一緒に連れて行ってもらった。

いとこが経営している喫茶店。彼は常連さんだけれど。
私は開店以来ほとんど行った事がなかった。

「まあめずらしいこと!」と歓迎してもらって笑顔になる。
すると他のいとこ達もぞろぞろとやって来てそれはにぎやか。
まるで親戚の新年会のようになっておしゃべりの花が咲いた。

気がつくと私はわたしではないかのように声がはずんでいる。
あまりにもよくしゃべるので彼も不思議がっているようだった。

そろそろ帰ろうかと促された時もわたしはしゃべり続けていた。
自分でも首をかしげたくなるほどの可笑しなひと時を過ごす。

ひと恋しかったとでもいうべきだろうか。

ときどきはこんな時があってもいいだろうとおもったことだった。



そうして帰宅するとあたりまえのように花がしぼんだようになる。

枯らしてしまうにはあまりにもさびしく。

またきっと咲けるようにと水をやり続けようとおもう。




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