ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2010年06月19日(土) おしえてください

梅雨空につかの間の青空が見える。
窓辺にいてそんな空を眺めていると。
心のなかにも陽射しが沁みてくるようだった。

そうしてまた梅雨空に変わっていく空。
ツバメ達が何事もなかったように横切っていく。



昨日のこと。母から思いがけない電話がある。
もう職探しをするのをやめなさいと言うのだ。
少し口論になった。あまりにも命令的であったし。
どうしてわかってくれないのだろうと悲しくも思った。

今まで通り山里の職場を手伝って欲しいと言うのだ。
ちゃんとお給料を払うから。絶対に約束するからと。

それがどんなに困難なことなのか私にはよくわかる。
それを言えばまた口論になりついつい言葉が荒くなる。


それが母の優しさだと素直に受け止めることが出来ない。
気楽に甘えて欲しいと母は言うけれど。それもできない。

いったい私はどうすればいいのだろうと昨日から悩んでいる。

無給で手伝ってこその親孝行だとずっと思っていたけれど。
母の願いを素直に聞き入れることも親孝行なのだろうか。

わからない。すぐにこたえなどでそうにない・・・。


とりあえず一昨日の面接先に辞退の連絡をする。
いまはそうするしかないだろうと彼と話し合った結果だった。
もしかしたら採用になったかもしれないけれど。
それでは母とのあいだにまた亀裂が生じてしまいそうだ。

それがよかったのかどうなのか今は何もわからなくて。
ただ母に逆らうことだけはいけないことのように思っている。


なにごともなかったように。今はそれがとてもむつかしい。

おしえてください。

月曜日から私はどんな顔をして山里の職場に行けばよいのですか?

母は微笑んでくれますか?わたしも一緒に微笑むことができますか?








2010年06月17日(木) まあこんなもんだろう

うす雲がひろがっていたけれどまずまずの晴天。
風がなかったせいでかなりの蒸し暑さだった。


午前中に連絡があり午後から面接に行く。
店長さんはとても朗らかな人で話しやすかった。
体力には自信がありますか?と訊かれる。
思わずお米30キロ位なら持てますと答えた。

鮮魚売り場はスーパーでいちばん忙しいらしく。
残業も覚悟していてほしいと言われたのだけれど。
朝早くからの仕事で残業はなかなか辛そうに思う。

詳しい話を聞くほど不安なことがいっぱいになった。
ハローワークの説明とは随分と違うところが多いのだ。

とりあえず一週間ほど待つようにと言われその場を後にする。
その間面接に来た人の中から2名を選ぶのだそうだ。

駄目ならその時。決まればやれるだけ頑張ってみようと思う。


いまさらながら職探しのムツカシサをつくづく感じている。
労働条件の良いところは従業員もかんたんに辞めないのだ。
今のご時勢。求人があるということはそういうことらしい。


帰宅して。ちょっとずるいことを考えてしまった。
先日買った宝くじ。確かめるのが怖くてそのままだったけれど。
それさえ当たっていれば仕事なんか探さなくて良いのだなんて。

おそるおそるそれを確かめる。かみさまほとけさまって願って。

あーあ・・・やっぱり駄目だった。まあこんなもんだろうと笑った。



2010年06月16日(水) りふれっしゅ

梅雨の晴れ間。陽射しはもう真夏のようだった。
まぶしい青空。ツバメたちが嬉しそうに飛び交う。


午後からハローワークに出掛けてみた。
すると思いがけない求人がありこれだ!と目が輝く。
それはいつも買物をしているスーパーの鮮魚売場だった。

お店の雰囲気がとても好きなのだ。
店員さんともすっかり顔見知りになっているし。
ここで働けたらどんなに良いだろうかと思った。

さっそく紹介状を作ってもらったのだけれど。
今日は店長さんがお休みとの事で明日の連絡待ちとなった。
なんとか面接まではこぎつけられるだろうと思っているけれど。
採用になるかどうかはまったくわからなくて少し不安でもある。

ここはありのままの自分で立ち向かっていくしかない。
自信を持とう。不安は顔に出るからとにかく笑顔でいこう!


ハローワークの帰り道。ふと思い立って髪を切りに行く。
いつもの美容院ではなく。ずっと昔に通っていた所に行った。
かれこれ15年ぶりくらいだろうか。ちゃんと憶えていてくれて。
すっかり大きくなったお互いの子供たちのことなどを話した。

ぼさぼさと重たかった髪の毛がさっぱりと軽くなる。
すごくすごくリフレッシュしたような気持ちになった。


おもたいってかんじることがたくさんある。

かるくしたいのにどうしようもなくって。

なやんだりもがいたりしながら日々を生きてる。

そんなにもつを捨ててしまうのではなくて。

ほぐしたりもんだりしてやわらかくするのだ。

それはきっと綿みたいにかるくなるのにちがいない。




2010年06月15日(火) おとうとむすこ

ぴちぴちちゃぷちゃぷと雨音がここちよい。
なんだか空ぜんたいがお風呂のなかみたいだ。

洗っている。流している。さっぱりとしている。



夕方ひょっこり息子君が立ち寄ってくれた。
ちょうど晩ご飯の支度をしていたところで。
お魚のすり身でコロッケをたくさん作っていて。
食べて帰ろうかなと言ってくれてすごく嬉しかった。

ついでに父親の頭を洗うのを手伝ってもらった。
まだ眼を濡らしてはいけなくて洗髪もままならず。
退院してからずっとそれは私の役目だったのだ。

介護士の息子はさすがに手際もよくて上手だった。
何よりも喜んだのは父親でそれは嬉しそうにしていた。
まさか息子に髪を洗ってもらうなんて思ってもいなかっただろう。

三人で晩ご飯。大皿にてんこ盛りだったコロッケがあっという間。
すり身のコロッケはマヨネーズと醤油が合うぞって言うので。
私も真似してみたらすごく美味しかった。5個も食べちゃった。

「おとうが酒を飲めるようになったら全快祝いをしょーな」って。
俺が全部出すから外へ焼肉でも食べに行くか!なんて言ってくれる。

するとおとうが「もったいないからおうち焼肉にしょーぜ」と言う。
なんだ!俺がおごってやるからええじゃないかと息子が言ったり。

わたしはずっと笑っていた。おとうとむすこっていいなあって。

ほのぼのとしたひと時。これがしあわせでなくてなんだろう。






2010年06月14日(月) やまない雨はない

雨が降るのを待っていたかのように梅雨入り。
昨日は横なぐりの雨。今日は細かな雨が降る。

やまない雨はないのだからとそんな季節を受けとめる。


雨合羽を羽織ったお遍路さんがひとりふたり。
峠道で追い越しながら山里の職場へ向かった。

あれこれと思い煩うことなくもっと気楽にと思う。
とにかく出来るかぎりのことをしてあげたかった。

ほんの少しこころに余裕が出来たのかもしれない。
ふとした時にぽろりとこぼれるようにその話をした。
職探しをしていることをやっと打ち明けられたのだ。

母はちょっと怒るかなと思った。けれどもそれはなく。
むしろ覚悟していたような口ぶりで頷いてくれたのだ。

ほっとする。それがどんなに親不孝なことだとしても。
母がそう言ってくれたのがとても心強いことに思えた。

今週もハローワークに行こう。どんな仕事でもいいから。
積極的に立ち向かっていかなければとこころに決める。


情けない話しだけれど家計は日に日に苦しくなっている。
貧しいと言ってしまえばそれまで。負けるわけにはいかない。

せめてこころはたっぷりとゆたかに。微笑むことを忘れず。

くよくよと思い悩んだりせずにど〜んと乗り越えていこう!



2010年06月12日(土) 雑草

晴れのちくもり。午後に吹く風は雨を匂わす。

降りださないうちにと早目に散歩に出掛けた。
つい先日のこと除草作業を終えたばかりの土手に。
もう若い緑が目立ち始める。雑草ってすごいな。
どんなに刈られても機械で踏み荒らされたって。

へっちゃらだいって言っているようにとても元気。

そんなふうに生きられたらどんなにいいだろうか。
くじけずにめげないでちからづよくすくっと伸びて。


わたしのあたまのなかはいろんなことでいっぱい。
それがぐるぐるしたりざわざわしたりするばかり。

なんだか疲れちゃったなあってふとおもう時もある。
そういうのみんなぽいぽいっと放り投げてしまいたい。

痛いの痛いのとんでいけ〜って大声で叫ぶみたいに。

けれどもこれもあたえられた試練のようなものかも。
だとするとなんとしても乗り越えなければとおもう。



わたしは雑草。生まればかりの雑草。

生きてさえいれば。きっといいことがあるから。





2010年06月10日(木) おにいちゃんへ

すっかり夏。蒸し暑さに汗が流れる。

今日は息子くんの誕生日だった。
せめて晩ご飯でも一緒にと思って。
連絡してみたけれど来られないと言う。

誕生日なんてもういいよなんて言うから。
母はちょっとしょんぼりとさびしかった。

いくつになってもお祝いしてあげたいものだ。


すっかり古くなった母子手帳を出して見てみる。
午前2時57分に生まれている。3650グラムだ。

そうそう確か前夜に陣痛が始まって病院へ行ったっけ。
あの時の痛みをかすかに思い出す。そうして生まれた。
へその緒が身体に巻きついて真っ青になっていたから。
抱くことも出来ずすぐに保育器に入れられてしまった。

ちいさな命。いっしょうけんめい生きようとしている命。
不安と希望と。どうか助かりますようにと祈り続けていた。


あれからもう31年。ながいようであっという間に思える。
初めての育児は無我夢中で。育てるというより育ててもらった。
母親になったのではない。母親にしてもらったのだと思っている。


おにいちゃん。おたんじょうびおめでとう。

母ね。ほんとは今夜電話したかったのだけれど。

うっとうしいなあっておこられそうで我慢している。

心配性でおせっかいの母だけれど。これからも「おかあ」って。

呼んでね。ずっとずっと呼んでね。







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