ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2010年06月16日(水) りふれっしゅ

梅雨の晴れ間。陽射しはもう真夏のようだった。
まぶしい青空。ツバメたちが嬉しそうに飛び交う。


午後からハローワークに出掛けてみた。
すると思いがけない求人がありこれだ!と目が輝く。
それはいつも買物をしているスーパーの鮮魚売場だった。

お店の雰囲気がとても好きなのだ。
店員さんともすっかり顔見知りになっているし。
ここで働けたらどんなに良いだろうかと思った。

さっそく紹介状を作ってもらったのだけれど。
今日は店長さんがお休みとの事で明日の連絡待ちとなった。
なんとか面接まではこぎつけられるだろうと思っているけれど。
採用になるかどうかはまったくわからなくて少し不安でもある。

ここはありのままの自分で立ち向かっていくしかない。
自信を持とう。不安は顔に出るからとにかく笑顔でいこう!


ハローワークの帰り道。ふと思い立って髪を切りに行く。
いつもの美容院ではなく。ずっと昔に通っていた所に行った。
かれこれ15年ぶりくらいだろうか。ちゃんと憶えていてくれて。
すっかり大きくなったお互いの子供たちのことなどを話した。

ぼさぼさと重たかった髪の毛がさっぱりと軽くなる。
すごくすごくリフレッシュしたような気持ちになった。


おもたいってかんじることがたくさんある。

かるくしたいのにどうしようもなくって。

なやんだりもがいたりしながら日々を生きてる。

そんなにもつを捨ててしまうのではなくて。

ほぐしたりもんだりしてやわらかくするのだ。

それはきっと綿みたいにかるくなるのにちがいない。




2010年06月15日(火) おとうとむすこ

ぴちぴちちゃぷちゃぷと雨音がここちよい。
なんだか空ぜんたいがお風呂のなかみたいだ。

洗っている。流している。さっぱりとしている。



夕方ひょっこり息子君が立ち寄ってくれた。
ちょうど晩ご飯の支度をしていたところで。
お魚のすり身でコロッケをたくさん作っていて。
食べて帰ろうかなと言ってくれてすごく嬉しかった。

ついでに父親の頭を洗うのを手伝ってもらった。
まだ眼を濡らしてはいけなくて洗髪もままならず。
退院してからずっとそれは私の役目だったのだ。

介護士の息子はさすがに手際もよくて上手だった。
何よりも喜んだのは父親でそれは嬉しそうにしていた。
まさか息子に髪を洗ってもらうなんて思ってもいなかっただろう。

三人で晩ご飯。大皿にてんこ盛りだったコロッケがあっという間。
すり身のコロッケはマヨネーズと醤油が合うぞって言うので。
私も真似してみたらすごく美味しかった。5個も食べちゃった。

「おとうが酒を飲めるようになったら全快祝いをしょーな」って。
俺が全部出すから外へ焼肉でも食べに行くか!なんて言ってくれる。

するとおとうが「もったいないからおうち焼肉にしょーぜ」と言う。
なんだ!俺がおごってやるからええじゃないかと息子が言ったり。

わたしはずっと笑っていた。おとうとむすこっていいなあって。

ほのぼのとしたひと時。これがしあわせでなくてなんだろう。






2010年06月14日(月) やまない雨はない

雨が降るのを待っていたかのように梅雨入り。
昨日は横なぐりの雨。今日は細かな雨が降る。

やまない雨はないのだからとそんな季節を受けとめる。


雨合羽を羽織ったお遍路さんがひとりふたり。
峠道で追い越しながら山里の職場へ向かった。

あれこれと思い煩うことなくもっと気楽にと思う。
とにかく出来るかぎりのことをしてあげたかった。

ほんの少しこころに余裕が出来たのかもしれない。
ふとした時にぽろりとこぼれるようにその話をした。
職探しをしていることをやっと打ち明けられたのだ。

母はちょっと怒るかなと思った。けれどもそれはなく。
むしろ覚悟していたような口ぶりで頷いてくれたのだ。

ほっとする。それがどんなに親不孝なことだとしても。
母がそう言ってくれたのがとても心強いことに思えた。

今週もハローワークに行こう。どんな仕事でもいいから。
積極的に立ち向かっていかなければとこころに決める。


情けない話しだけれど家計は日に日に苦しくなっている。
貧しいと言ってしまえばそれまで。負けるわけにはいかない。

せめてこころはたっぷりとゆたかに。微笑むことを忘れず。

くよくよと思い悩んだりせずにど〜んと乗り越えていこう!



2010年06月12日(土) 雑草

晴れのちくもり。午後に吹く風は雨を匂わす。

降りださないうちにと早目に散歩に出掛けた。
つい先日のこと除草作業を終えたばかりの土手に。
もう若い緑が目立ち始める。雑草ってすごいな。
どんなに刈られても機械で踏み荒らされたって。

へっちゃらだいって言っているようにとても元気。

そんなふうに生きられたらどんなにいいだろうか。
くじけずにめげないでちからづよくすくっと伸びて。


わたしのあたまのなかはいろんなことでいっぱい。
それがぐるぐるしたりざわざわしたりするばかり。

なんだか疲れちゃったなあってふとおもう時もある。
そういうのみんなぽいぽいっと放り投げてしまいたい。

痛いの痛いのとんでいけ〜って大声で叫ぶみたいに。

けれどもこれもあたえられた試練のようなものかも。
だとするとなんとしても乗り越えなければとおもう。



わたしは雑草。生まればかりの雑草。

生きてさえいれば。きっといいことがあるから。





2010年06月10日(木) おにいちゃんへ

すっかり夏。蒸し暑さに汗が流れる。

今日は息子くんの誕生日だった。
せめて晩ご飯でも一緒にと思って。
連絡してみたけれど来られないと言う。

誕生日なんてもういいよなんて言うから。
母はちょっとしょんぼりとさびしかった。

いくつになってもお祝いしてあげたいものだ。


すっかり古くなった母子手帳を出して見てみる。
午前2時57分に生まれている。3650グラムだ。

そうそう確か前夜に陣痛が始まって病院へ行ったっけ。
あの時の痛みをかすかに思い出す。そうして生まれた。
へその緒が身体に巻きついて真っ青になっていたから。
抱くことも出来ずすぐに保育器に入れられてしまった。

ちいさな命。いっしょうけんめい生きようとしている命。
不安と希望と。どうか助かりますようにと祈り続けていた。


あれからもう31年。ながいようであっという間に思える。
初めての育児は無我夢中で。育てるというより育ててもらった。
母親になったのではない。母親にしてもらったのだと思っている。


おにいちゃん。おたんじょうびおめでとう。

母ね。ほんとは今夜電話したかったのだけれど。

うっとうしいなあっておこられそうで我慢している。

心配性でおせっかいの母だけれど。これからも「おかあ」って。

呼んでね。ずっとずっと呼んでね。








2010年06月09日(水) ふぁいと!

六月になりはじめての山里だった。

稲の緑がずいぶんと伸びていておどろく。
あぜ道には紫陽花がそれは綺麗に咲いて。

のどかな風景に救われるようにほっとする。

私はこの山里のことがとても好きだった。
それが気の重さを少しでも楽にしてくれるのだ。


たまった仕事を片っ端からやっつけながら。
今日こそは母にちゃんと話そうと思っていた。
けれども言えない。今日もやはり駄目だった。

勘の鋭い母のこと。薄々は察しているかもしれず。
いっそ仕事が見つかってから話そうかともおもう。

肝心の仕事はまだ見つからず。昨日もハローワーク。
気が急いているせいか焦る気持ちばかりつのって来る。

この先いったいどうすればいいのだろう。
ほんとうになるようになってくれるのだろうか。


いやいや。そんな弱気ではいけないなといま思った。
もっとおおらかにゆったりとかまえていなければ。

うまくいくこともいかなくなってしまうかもしれない。


金曜日にまた来るね。そう言って山里の職場をあとにする。
「お疲れさん、ありがとうね」母の言葉が胸に沁みてくる。

わたしはあしたもうごく。やれるだけのことをしてみる。

けっかをかんがえていたらなにもできないのだもの。

いいことがきっとある。すすめすすめまえへすすめ。



2010年06月07日(月) ほっこりと

小粒の雨が降ったりやんだり。
そろそろ梅雨入りになるかもしれない。


始発列車に乗り彼を迎えに行く。
わずか数日の入院だったけれど。
やはり家が恋しくてならなかったようだ。
嬉しそうにしている彼はまるで子供のよう。

帰り道は高速道路を避けて海沿いの道をゆっくり。
私の運転はおぼつかなく結局彼に運転してもらう。

空を映した海は真っ青ではなかったけれど。
久しぶりの潮の匂いが胸に心地よく沁みた。



茶の間からテレビの音。彼の頭がちょこんと見える。
またいつもと変わらない日常がかえってきたのだと。
胸がほっこりとあたたかくなった夕暮れ時だった。


私はふと明日のことを考えている。
ひと山越えることが出来たのだから。
また歩き出さなくてはいけないなどと。

とにかく職探しを再開しなくてはならない。
その前に山里の職場に顔を出すべきだろうか。

あれこれ考えているとなんだか疲れてしまって。

あしたはあしたの風にまかせようとやっと思った。


ほっこりを消さないようにほっこりをあたためて。

あしたも笑顔のいちにちでありますように。


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