| 2008年09月04日(木) |
なんだかもう怖いものがなくなった。 |
裏の空地の柿の木に青い実が成る。
その木にいるのかツクツクボウシ。
日暮れ間近の西窓に薄く紅さす頃。
南の窓から空を仰げばそこは三日月。
穏やかさを抱きしめているようなひと時だった。 ありがたいことだ。このようにほっとしていられるなんて。
そうしてだんだん夜になる。なんだかもう怖いものがなくなった。 気がする。うん何事も気の持ちようだと思う。この気を愛しもう。
いつものようにサチコの帰りを待っている。 昨夜はポニョの歌に合わせて創作ダンスを見せてあげた。 そうしたら思いのほかウケてくれて。お腹を抱えて笑ってくれた。 今夜も同じダンスじゃ駄目かな。う〜んどんな踊りがいいかなあ。
明日は三度目の病院。今度こそ大丈夫って言ってもらえそうな気がする。 病院はとても空気が重くって。ふたりともひどくぐったりとしてしまう。 「お母さん大丈夫?」っていっつも気遣ってくれるサチコ。ありがとう。
明日もふたりで頑張ろう。お母さんも余裕で耐えてみせるけんね。
母さんね。サチコに謝らなくてはいけないことがある。 サチコのことついつい日記に書いてしまったりするから・・・。 今回のことなんか特にそう。あるサイトで身近な人にまで公開してしまった。 みんな気遣ってくれて母さん有頂天になっていたのかもしれない。
でも嫌だね。母さんがサチコなら絶対に嫌だと・・後になって気づいたよ。 ありのままを書くって。どこまでもありのままじゃいけない時もあるんだ。
前に・・母さんがお世話になっていた病院の先生が言ってくれたこと思い出した。
「時にはベールを被りなさい」って。母さんそのことをすっかり忘れていたよ。
母さんね。でも書くことをどうしても止められない・・・。
だからね。自分にだけはベールを被せたくないっていま思っているよ。
サチコのこと守って。お兄ちゃんのことも守って。お父さんも守るから。
母さんにもしものことがあった時。約束どおり母さんのHPを覗いてください。
そうして。ああ母さんって。こんなに精一杯生きていたんだなあって。褒めて下さいね。
ああ・・もうすぐサチコが帰る時間だ。今夜の創作ダンスは。出たとこ勝負やね(笑)
| 2008年09月03日(水) |
わたしは空を見ていた。 |
もしかしたら晴れるかもしれない空を 願望とかいうのじゃなくて眺めていると。
ふしぎとこころがひろくなったような気がする朝だった。
いつまでもちまちま悩んでいるのじゃないよ。 些細なことに拘っている場合かよ。ばーかめ。
そのひろーいこころの私が。呆れ顔で笑ってくれる。
そうだなって素直に思う。もうそんな私のことをゆるしてあげよう。
なんだかながいトンネルの中をとぼとぼと歩いていた。 それはかつて確かに通った憶えのある道だった。もう二度と。 こんな道に迷い込むことはしないと。心に誓ったはずだった。
それなのに気がつけばまたそこにいる。なんて情けないことだろう。 悔しくてならない。苦しくてならない。自分の頬をぶってやりたい。
そうして一気に信念に似たものが崩れていく。その音を確かに聴いた。 拾い集めることなんてとうてい出来ない。そのことがとても悲しかった。
いま悲観したな。いまおまえは諦めたな。この愚か者め。ばかやろう!
怒鳴って抱きしめる。抱きしめては突き放す。泣きたければ勝手に泣け!
ああ泣くわ。泣けばいいんでしょ。そう言うおまえのことが大嫌いなんだ。
わたしは空を見ていた。この空にいったい何を求めようというのだろう。
重たい雲が流れてきたって。嘆くこともせずにその胸を差し出すことをする。
我慢しているのでもなく。苦労しているのでもない。ただそこに在る空。
消えることもしない。逃げることもしない。そこが空のあるべき場所だった。
| 2008年09月02日(火) |
白い星屑さん こんにちは |
その木に花は咲かず。されどその木が花になる。
そんな純白の花を見つける。蔦のように絡まり。
ひとつの木にしがみつくようにして咲いている。
春ならば野ばら。秋ならば何と名付ければよいのか。
その花の名をわたしは知らなかった。白い星屑さん。
なんだかそれがいい。そう呼ぼうと決めたのだった。
しがみつく絡みつく。どうしようもなく離れられない。
けれどもその木は嬉しそうだ。迷惑だなんてそんなこと。
勝手に決め付けてはいけない。誰にその木の心が解ろう。
白い星屑さん。なにも怖がらなくていいよ。大丈夫だよ。
生きて伸びて。やっとその木に絡まることが出来たのだもの。
だから自分を責めないで。もっともっと堂々としていていいよ。
みんな不安なんだ。みんな精一杯なんだ。みんな求めているんだよ。
| 2008年09月01日(月) |
この道を信じて歩んでいこう |
きょうから9月。空は相変わらずぐずついているのだけれど。 ときたま思い出したように。ふふふっと笑顔を見せてくれる。
そんな空に私も似ているのかもしれない。
ひどくこだわっているらしいことがあり。 自問自答や。叱咤激励が良い方向に迎えなくて。 ついついくよくよと思い詰めていたりしていた。
結局。こころから自分を愛してあげられない。 頼りなく不確かな自尊心に苦しむことになる。
けれども。そんな自分を見捨てるわけにはいかない。 語り合ってしかと見つめ合って。抱きしめてあげたい。
そんなふうにいまは思う。ずいぶんと歩いた。まだそこに道がある。
日常は。仮面のようでありながら。ささやかな喜びや楽しみに恵まれる。 ひどく追い詰められている心にも。救いのような言葉が届く時もあった。
このままじゃいけないのではなく。このままでいいのだと思えること。 ものすごく気になっていた人から。「元気です」と便りがとどくこと。
そうしてともに暮す家族のあたたかさ。笑顔ほどありがたいものはない。
あしたの空を思い煩うことなかれ。どんな日の空もそれがありのまま。
泣いたっていい。怒ったっていい。そんな空のしたの道を歩んでいこう。
雨のち曇り。その灰色の雲の隙間から沈む太陽を垣間見た。
そうしてぼんやりとむかえる夜。 なんだか。あたまとかこころとかするりっとさらりっとしていて。 はりつめていたものが。ぽろりっところげおちてしまったようだ。
ひとは少なからずみな。自問自答を繰り返しながら生きるのだと思う。 そこには試練のように。理不尽なことだって待ち構えていたりしては。
悔しかったり情けなくなったり。憤りや怒りだって付き纏うものなのだろう。
そうして闘う。だってそれが行く手を阻むのだから。そうするしかない。
たとえばとても大切に思っているものが。そこでないがしろにされていれば。 なんとかして救ってあげたいと思う。生かせてあげたいと心からそう願う。
でも。現実は厳しいね。思い通りにいかないってほんとに苦しいことだね。
みとめたくてもみとめられない。
ゆるしたくてもゆるせない。
守りたくてもまもってやれない。
いいさ。それで。それがありのままのじぶんだもの。
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※はちがつにじゅうくにち くもりのちあめ
三週間ぶりにバドをした。すかっと楽しかった。
※はちがつさんじゅうにち あめのちくもりのちこさめ
小雨決行で夜空に花火がいっぱいあがった。 泣き虫の空を。励ますようなその光が眩しかった。 ありがとう夏。またきっとあおうね夏。
※はちがつさんじゅういちにち くもりのちはれたらいいな
どうかひとひらの希望を どうか見つけられますように。
| 2008年08月27日(水) |
どこまでも流れていこう |
今にも雨になりそうな曇り日。とても涼しい風が吹く。
国道沿いのお寺の庭に夏水仙の花を見つける。 それは鮮やかなピンク色で。彼岸花の姿に似ている。
もう花の盛りは過ぎているのかもしれなかった。 今まで気づかずにいてごめんねと遠くから声をかける。
最近いけないな。草花と語り合うことを疎かにしているようだ。 植物はほんとうにさりげなく在り。求めることをしないもの。 だからこそ気づいてあげないといけないなとあらためて思う。
そうしてやっと我にかえったような。新鮮さを感じることが出来た。 穏やかに生きよう。何も思い煩うことなく心をひろくして生きよう。
時というものはありがたいものだ。流れているから身を任せられる。 逆らえば苦しい。もがけば溺れる。求めれば渦に呑み込まれるだけだ。
さあ心機一転。きもちよく流れていこう。すいっとすいっといこう。
そうそう昨夜とても素敵で不思議な夢を見たのだった。 時が流れてしまったら忘れてしまいそうなので。書き記しておきたい。
暗い夜道を一緒に歩いているひとがいて。暗いね・・って片寄せあって。 そうしたら突然夜空に花火が上がったのだ。それは真っ白な花火だった。 どうしてだか音は聴こえず。でもその白い花火のなんと綺麗だったこと。 いくつもいくつも上がって。ぱあっと花開いたかと思えば一瞬にして零れる。 その滴のようなものが。まるで雪のように空から舞い降りてくるのだった。
そのひとは子供みたいにはしゃいでいた。その横顔をはっきりとこの目で見た。
そこでフラッシュ。今度は川沿いの夜道をてくてくとふたり黙って歩いていた。 そうしたら突然そのひとが大きな声をあげて「逃げろ!はやく」と背中を押した。 私は何がなんだかわからないまま駆け出してしまう。私だけが行かねばならない。
何処へ行けばいいのだろう。気がつけば無我夢中で暗い夜道を走っていた。
やっと振り向いた時。そこはただ静寂と闇ばかり。そのひとはもういなかった・・・。
まあそんな時もある。そのようにして季節は流れていくものなのだろう。
今度そのひとに会えたら話してあげよう。きっと大笑いしてくれるだろうな。
あたりはもうすっかり夜になりにけり。
あぶらぜみ生きていたのかもっと鳴け。
いま窓のそとはとても素晴らしく夏だった。
サチコと一緒に市民病院へ行く。 半日がかりでいろんな検査をしたが。 これといった異常が見つからずに終わる。 でも大丈夫でしょうとは言ってもらえず。 また日を代えて他の検査をするのだそうだ。
いまはすっかり元気になっているものだから。 正直なところ母娘は。もう良いかな・・の気持ち。 でもとことん調べましょうって言ってもらえるのは。 ありがたいことだと思う。来週また行くことにしよう。
ふたりすっかり気疲れしてしまい。おまけに空腹だった。 病院の近くにオムライスの美味しいお店があるから行こうと。 サチコに連れて行ってもらった。母さんの大好物であります。 5百円なのにすごいおっきなオムライスだった。感激でした。 付け合せの野菜サラダも残さす食べて。お腹が一杯になった。 美味しいものを食べると。とても幸せな気持ちになれるものだ。
帰宅して。ばたんきゅうとだらしなく茶の間で横になる。 少し眠ろうと思うのだけれど。思うようにはいかなくて。 また例のごとくでいろんなことをあれこれと考えてしまう。
たくさん波が押し寄せて来ている。大波小波どんとこいと。
勇気を出して漕ぎ出してみたい。それが無理なら魚になってみせよう。
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