| 2008年08月11日(月) |
ふっとここでつぶやこう |
かたのちからぬいて ふっとここでつぶやこう
とりとめのないこと どうでもいいようなこと
ふっとほっとしながらほらちゃんといるよって
たいせつなことじゃなくていいそんなささいな
そんざいをあいしてあげたいぎゅっとしてあげたい
もしかしたらおなじようにふっとほっとするひとが
いてくれるようなきがする それがわたしのねがい

今朝起きたら頭がとても重くて。なんだかやる気ゼロの感じだった。 自業自得なのだから仕方ないなっていつだって反省をしている。でも。 またすぐに同じあやまちを繰り返す。それが私の愛嬌かもしれなかった。
黒酢ドリンク2杯飲んで仕事に行く。あー今日は何が待っているのだろうと。 ついつい身構える悪い癖も。愛嬌だと呼べないこともなかった。うん愛嬌。
そうしてまた漫才のように仕事を始める。同僚を笑わすのがついに日課になった。 実は二日酔なんだと打ち明けると「またばぶれて飲んだな!」って言ってくれる。
「ばぶれる」って土佐弁かな。拗ねるとかヘソを曲げるって意味らしいけれど。
いったい何に拗ねていたのだろう。私のオヘソは夜になったら曲がるのだろうか。 それよりも「無茶苦茶」が似合うのかもしれない。そう私はたぶんそんな人。
そうして人目を盗んで昨夜の友人に便りを書く。あの頃は子供だったね。 会うことは叶わなくても。ほんとうにたくさんおしゃべりをし合ったね。 彼女は海の見えない町に住み。私はいつだって波の音を聴いていたあの頃。
ちょっと郵便局に行くからと。跳ぶようにして走る。ポストにぽとんと落とす。 メールの返事が来なくて心配しているだろうな。ごめんよね。待っていてね。
お昼休み。洗車場のあたりに心地よく夏風が吹くのを楽しみにクルマにこもる。 再読中の小説はまだ終わらない。終わらせたくないのかもしれないくらいに。 とてもゆっくりと読んでいる。主人公が好きだ。たまらなく好きだなと思う。
恋というのじゃなくてなんて言えばいいのだろう。ただそばにいて欲しい。
こんなひとのそばにいたら。たぶんわたしは今以上に無茶苦茶になるだろう。
滅茶苦茶にだってなりうる。それくらいそのひとが好きでならない。
| 2008年08月10日(日) |
ねむくなれ。はやくねむくなれ。 |
朝は雨になるのかなって思っていたけれど。午後からまた夏空に会えた。 なんだかそんな空を見ているとほっとする。夏が好きになれたのかもしれない。
午前中はお墓参りに行く。枯葉と夏草がいっぱいだった。 小高い山の上の墓地。あちらこちらからひとの声が聴こえる。
「帰っておいでね」って手を合わせて帰る。
蝉時雨がこだまするように響く。お寺の庭にはミニトマトがよく熟れていた。
午後。読みかけの本を少しだけ読み。また寝る。ほんとうによく寝る。 以前はよく怖い夢を見たけれど最近は見なくなった。お昼寝ばんざい。
晩御飯。3日連続でカレーだった。もういいんじゃないのとサチコが言う。 カツカレーにしようと作ったカツがけっこう残った。明日はカツ丼になるかな。
毎週欠かさず見ている『篤姫』今日も泣けた。 やっと微かに心が通じ合ったような二人の一人が死んでしまった・・。
そうして少しも眠くならない。ので例のごとく独り酒をしている。 いいかげんにしないとなあっていつも思う。でもいつも許してしまう。
さっき。小学生の時からの友達から久しぶりにメールが届いた。 友達だけど一度も会ったことがなかった。奈良へ行きたいなあって思う。
その嬉しいメールに。いつもならすぐに返信をするのだけれど。 今日はしないことにした。待っているかもしれないなあって気にしながら。
明日手紙を書こうと思う。だって私達はずっとペンフレンドだったから。
少女の頃がとても懐かしい。泣いたり笑ったり。傷ついたり嬉しかったり。
それはおとなになっても変わらないけれど。どこかがちょっと違うのだ。 それだけいっぱい歩んできたのかなって思う。歩めるって素敵なことだね。
はぁ・・それにしても今夜はちっとも酔わない。
ねむくなれ。はやくねむくなれ。ふぅ・・もういやになっちゃった。
| 2008年08月09日(土) |
だいじょうぶ。みんなここにいるよ。 |
ここ数日不安定だった空が。また微笑んでくれたようないちにち。 南風が吹く。そうして微かに海の匂いがするのを心地よく感じた。
いつもなら日がな一日気だるく過ごしている休日だったけれど。 なんとなく動き出してみたくなり。そう思うと居ても立っても。 いられなくなり。今日しかないような気持ちでクルマを走らす。
お隣の町の『道の駅』の近くに向日葵がたくさん咲いているという。 そういう一面のそういう見渡す限りの風景が。私はとても好きでならない。 わぁっと声をあげて感動する。そうしてたくさんの精気を感じとる一瞬を。
けれどもほんの少し残念だった。おそらく先日の大雨に打たれたのだろう。 大きく咲いた向日葵ほどとても哀しそうな顔をしていた。首をがくんとしては。 なんだか今にも泣き出しそうな顔。その頭には燦々と夏の光が降り注いでいる。
がんばれがんばれって太陽が声をかけているように見えた。 けれども頑張れはしない。地面に根をはりやっと立っているのが精一杯のよう。
その大きな向日葵たちを取り囲むように。まだ若い小さな向日葵たちがいる。 みんな空を見上げて微笑んでいた。まるで誰かを励ましたくてならないように。
だいじょうぶ。みんなここにいるよ。いつかはみんな終わってしまうけれど。 それって今じゃないから大丈夫だよ。そんな声があちらこちらから聴こえる。
そこは向日葵畑。おなじ土のうえ。みんな同じ空のした。ほら海だって近い。
| 2008年08月07日(木) |
私は微熱を保ち続けていたかった。 |
もう立秋なのだそうだ。この日を待っていたかのように大粒の雨が降る。 それは熱を冷ますように降ったけれど。私は微熱を保ち続けていたかった。
山里の雨はそぼ降る感じで。それなりに涼しくて過ごし易い一日。 このところ毎日聞いていたセミの声もせずに。どこからともなく。 不思議な声が聴こえる。シャアシャアって響くような音となって。 いったい誰が鳴いているのだろう?その声の主に会ってみたかった。
帰り道。途中からもの凄い雨になった。ワイパーを高速にしていても。 目の前が真っ白になるくらいの大雨で。とうとう臆病風が襲って来てしまう。
情けないことだけれど。ほんとうに駄目なのだ。怖くてハンドルが握れない。 すごい大げさだけれど。私という人はいとも簡単にパニックに陥るのだった。 心臓がパクパクし出して呼吸が苦しくなる。今にも死んでしまいそうになる。
もう限界とみて。しばし路肩にクルマを停め雨が小降りになるのを待っていた。 そこではっと気づけばガソリンがあと少ししかなかった。マジかよと焦る。 仕方なくエンジンを切りラジオも切り。とにかくそこでじっと耐えていた。
ふうふうと息を整えながらなんとか落ち着こうと努力する。ああ馬鹿みたい。 ってちょっとは自分を笑えるようになった。この弱虫、何やってるんだ!
そうしてふっと思い出したのは。10代の終り頃の嵐の夜のことだった。 あの頃は怖いもの知らずで。台風なんかもちょっと好きだなとも思えて。 上陸するかもしれなくても。その一部始終を見たくなり表に出たりしたのだ。
クルマの中で嵐を見ていた。もの凄い雨と風でクルマが横倒しになりそう。 それがスリル満点でなかなか面白かったりしたのだ。ああ若かったなあって。
きょう思い出した。ふふふっと懐かしかった。また会いたいなって思う自分。
そうして心がちょっとだけ旅に出ているあいだに。雨が少し静かになってくれる。
ようし!飛ばしまくってやるって決める。自動車道に入って一気にスピードを上げた。
ほんとにすかっといい気持ち。ついさっきまでの自分が嘘みたいに思えた。
| 2008年08月06日(水) |
レースのカーテンの陰に隠れてこっそりと待った。 |
仕事はやはり今日も暇だった。農家のお客さんが多いせいかなと思う。 オイル交換のお客さんひとり。後はタイヤの空気圧を多目にというお客さん。
軽トラックの荷台に。ずっしりと収穫したお米を積むのだそうだ。 そうして収穫が終わると。今度は空気を抜きにまた顔を見せてくれる。
今年は日照りが続き過ぎてあまり良いお米が出来なかったと言うこと。 やはり雨も必要なのだなと思う。でも台風に襲われなかったのが何よりだった。
そうして午後は。また気だるく流れていった。ふわぁっとそれも心地良く思える。
また忙しい日も来るだろう。いまはきっとこれが良いのかもしれない。 肩の力を抜いてのんびりとしながら。ゆったりとあれこれを想っていられる。
そういう時のわたしは。とてつもない妄想で満ちている。それも良しとしよう。
そんなひと時に。息子君からメールが届いた。 職場の近くの漁師さんから。牡蠣を買ったのだそうだ。 だから「今日は帰る 泊まる」って。なんだか愛人みたいで可笑しかった。
そうして帰宅。晩御飯の時間を遅らせて彼の帰りを待っていた。 窓から路地を覗いている。レースのカーテンの陰に隠れてこっそりと待った。
そうしたら堤防の方から足音が聴こえる。とても急いでいる駆け足が路地に響く。
「牡蠣が帰ったよ〜」って思わず声を上げるお茶目な母であった。
牡蠣はかつて見たこともないくらい巨大な牡蠣だった。 一個300円だったから4個買ったのだと得意げに彼は話してくれる。
焼くこともままならず。家でいちばん大きなお鍋で蒸し焼きにしてみた。 殻がなかなか開かなくて。男ふたりが台所で奮闘してくれてやっと食べられる。
記念写真を撮っておけと若い方の彼が言うので撮ってみた。 手づかみで食べているところを。顔は写すなよって言われたままに
味は。ミルキー過ぎて美味しいといえば美味しい。私にはちょっと濃い牡蠣だった。
男たちは「うまい!うまい!」と言いつつビールを美味しそうに飲んでいた。
| 2008年08月05日(火) |
そこにはたしかに 風が吹いている。 |
午後から少し曇ってきて。いくぶん涼しさを感じた。そこには。 たしかに風が吹いている。それを確かめるように表に出てみる。
同僚が工場の周りの草刈をしていた。いつのまにこんなにと思うほどの夏草。 手伝いもしないで軽口をたたいているのはわたし。なんて怠け者なのだろうか。
時に投げやり。時に不貞腐れて。ちっとも真面目ではなかった。 やる時はちゃんとやるのだけれど。やらなくなるととことんやらない。 そうしていつも時計ばかり見ている。一刻も早く家に帰りたいと思っている。
どうして誰も私を責めないのだろうと思う。だから自分で責めるしかない。
明日は忙しかったら良いな。私は目が回るほど忙しいのがとても好きなのだ。
帰宅すると。台所の流しが綺麗に片付けてあった。ああサチコ休みだったなって。 昨夜そう聞いていたのを思い出す。晩御飯手作り餃子にすれば良かったなあ。
晩御飯なのに焼きそば。ああほんとにこのところずっと手を抜き過ぎている。 それもサチコがやってくれたので。母はとても楽をさせてもらったのだった。
鰹のタタキは盛り付けるだけでそれも簡単。小夏の皮をみじん切りにして。 彩りにしてみる。ニンニクもだよってサチコが言うのでそれも付け加える。
三人でビールを飲みながら。たわいもないことをあれこれしゃべってみたり。 それもすぐに打ち止めになりお開き。さっさと後片付けをしてしまうのだった。
鰹がふた切れ残ったので。火を通して飼い犬のドックフードに混ぜてあげる。 だけど今夜も食べてくれなかった。「ほらほら鰹だよ!」って言っていたら。
「もうほうっておけ!」と彼が茶の間から叫んでいた。のでもう何も言えない。
昨夜は食べてくれたから大丈夫だろうと思う。母さんほんとに心配性だもんね。
そうしていちにちの家事を終えると。またすっかり脱力してしまうのだった。
疲れているとかそういう類のものではなくて。なんていうか腑抜けてしまって。
ふらふらっとゆらゆらっと。どこかわけのわからない所に行ってしまいそうになる。
| 2008年08月04日(月) |
もちろん上手くは飛べないけれど。 |
今朝のこと。トンボの大群に出会った。それはそれはたくさんいてびっくり。
赤とんぼみたいで。夏だからナツアカネって呼ぶのかもしれないけれど。 そういうのには詳しくなくて。とにかくそれはたくさんの赤いとんぼだった。
クルマのフロントガラスにぶつかって来そうではらはらしたけれど。 それがとても上手に身をかわすのだ。すいっとひゅいっとどんなもんだって。 とても得意気に見える。かっこいいなあって思わず惚れ惚れとしてしまった。
そうしてほっとしながらクルマを走らせて行った。なんだかすかっと気分良くなる。
月曜日なんだ。ああそうだけどまあいいかって思う。身構えていたけれど。 ぶつかりたくはないのだし。気を楽にしてすいっとひゅいっとしてみようかな。
もちろん上手くは飛べない。だってわたしはトンボではない。ただの人だから。
仕事はとても暇だった。良いのか悪いのかわからないけれど気が抜けてしまう。 同僚がメダカの水槽の中に『蛭』がいると大騒ぎし始めて。割り箸で捕まえた。
「どうしてヒルが?朝なのにどうして?」って何回も私がふざけて言うので。 「もう座布団没収や!」って同僚が呆れ顔で笑ってくれた。とても愉快だった。
もう20年一緒に働いている。最悪の労働条件だと言うのに彼は黙々と良く働く。 どんなにか我慢してどんなにか辛抱しているのかと思うと心苦しくなってしまう。
そのことを少し冗談ぽくほんとうは心からそう思って。彼に告げてみたところ。 「そう言ってくれるのは お姉ちゃんだけやよ」って照れくさそうに笑ってくれた。
20代だった彼がいつのまにか40代になった。ずっとずっと弟みたいに思って来た。
おとうとよ。明日もともに頑張ろうではないか。
暇だったら。また事務所で漫才でもやりましょうかね。
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