ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2008年08月03日(日) そうしたらいっぱいお話し出来るよね。きっと。

なんだかジリジリと何かが焦げているような暑さ。だって夏だもんな。

我が家の飼い犬もすっかり夏バテをしている様子。かと思えば拗ねている。
犬と会話が出来る人間になりたいとつくづく思った。夕暮れ時の庭にいて。

今朝は少し水遊びをしてすごくご機嫌だったから。よけいに不可解でならない。

もっと遊んでやれば良かったのだろうか・・。
一日中そばにいて相手をしてあげたら良かったのだろうか・・。

わんともすんとも言わないのじゃ。母さんだってもう知らない!って言うよ。

晩御飯を持って行った時には。ちょっと嬉しそうに犬小屋から出て来たけれど。
その匂いを少し嗅いだだけで。ふん何さ!って顔をしてそっぽを向いたのだ。

そうしてまた犬小屋の中にもぐりこむと。完全無視を決め付けたようだった。
声をかけても知らんぷり。その横顔ったらまるで喧嘩を売っているような顔。

そういうのはいかんよ。そういうのはちょっと悲しくなるじゃないか・・。


母さんは喧嘩する気ないからね。怒ってもいないし。ただただ心配なだけだよ。

そういうのって伝わらないのかな・・って思うと。すごい情けなくなっちゃった。


はぁ・・母さんも犬になりたい。そうしたらいっぱいお話し出来るよね。きっと。



2008年08月02日(土) どんな日の空も 私は好きだ。

空は真っ青にはなれなくて。いちにちじゅう不機嫌そうに熱気を吐いていた。
そうして。ほんの少しだけ涙のように雨をこぼす。それはほんとうに束の間の。
意思表示のようでもあり。観念でもあるのかもしれない頷ける行動でもあった。


どんな日の空も私は好きだ。もっともっと自由でいて欲しいと願う時もある。



ほんの少し朝寝坊をしたつもりだったけれど。朝食を終えるといつもと変わらない。
なんだか時間がゆったりと流れているように思えた。洗濯をする掃除をする。
コーヒーを飲みながら窓辺でぼんやりと過ごす。好きな音楽を聴くことも出来た。

9時半になって買物に行く。やはり開店したばかりの時間がお気に入りだった。
駐車場もまだ空いているし。店員さんがおはよございますって言ってくれるのも。

帰宅して読みかけの本を読む。再読というのを試みている。それなのに新鮮だった。

お昼は明星鉄板焼きそば。彼が要らないという青海苔を二人分かけて食べた。

そうしてまた本を読む。一時間くらい。それから三時間もお昼寝をしてしまった。

夏場だからこそいただける時間だと思うと。ほんとにありがたくてならない。
その恩返しのように冬場は一日も休まず頑張ることが出来るのかなって思った。

寝起きに冷たいのをきゅっと飲む。さあほろ酔ったところで夕食を作ろう。
今夜は野菜炒め。あとは何も作らない。卵豆腐と白菜キムチで充分だった。

食後。庭に打ち水をしようと玄関を出る時。ポストに手紙が届いているのに気づく。
つい先日。暑中見舞いの葉書を出したばかりの友人からだったのですごく嬉しい。

消印を見ると8月1日。昨日出してくれたのがもう届いたのかとびっくりした。
どきどきしながら読む。何度も(笑)という文字があり微笑んでいるのがわかる。
それが何よりも嬉しかった。一度も会ったことはないけれど笑顔に会えたのだ。

秋になったらまた手紙を書こう。もしかしたら明日書いてしまうかもしれないけど(笑)



不機嫌だと思い込んでいた空が。ほんの少し紅く染まるのをほっとしながら見ていた。

むしょに何かを書きたくてならなくて。なんだか中毒みたいに落ち着かなくて。
去年の今日って何を書いていたんだろうって。一年前の日記を何となく読んでみた。

『救われるっていうことは。夢ではないかとふと疑ってしまうくらい夢に似ている。』

このひと誰?って思っちゃいました。過去の自分ってけっこう懐かしいものだな(笑)



2008年07月30日(水) 毎日暑いですね。元気にしていますか?

暑いね。うん暑いねって応えるのが合言葉みたいになってしまったこの頃。

今朝は。山道に差し掛かったばかりの田んぼで。もう稲刈りをしていた。
麦わら帽子を被った農家の人達が慌しく行き交う。稲刈り機の音が響く。

写真を撮らせてもらおうかなと思ったけど少し気が引ける。明日の朝は。
もうすっかり裸ん坊の田んぼになっていることだろう。そうして蜻蛉が。
気持ち良さそうにひゅいんひゅいんと飛び交っているのかもしれない。



このところ夢心地だったせいか。なんだか気が抜けたようにぼんやり仕事。
そうしてずっとそのままでいれば良いのに。ちょっとしたことで機嫌を損ねた。

事務机には「見ざる  聞かざる 言わざる」の言葉を貼り付けてあるのに。
ついつい一言多くなる。悪い癖だと思う。でも言ってしまった事は仕方ない。

自分のせいで起きてしまったことなのに。やたら悲しくてしょうがなかった。
はぁ・・今すぐ逃げて帰りたい。そういうところはほんとに無責任だと思う。


午後。ありがたいことに事務所に誰もいなくなる。肩の力がすぅっと抜ける。
郵便局で『かもめーる』の葉書を買っていたので。そうだ!って思いついて。
一度も会った事のない友人に暑中見舞いの便りを書いた。毎日暑いですね。
元気にしていますか?そうして近況。なんでもないことだけどもしかしたら。
喜んでくれるかなって思ったら嬉しくてならない。明後日には届くかなあ。


書き終えたら。心の中のもやもやしたのが不思議と楽になったように思った。


どんな日もある。ほんとうにどんな日もあるからこんな日もある。

自分次第だけど自分さえ頼りにならなくても。自分から歩み出せば。

きっときっとまた良いことに巡り会えるような気がする。


     毎日暑いですね。元気にしていますか?



2008年07月28日(月) 夏色の風がふくいちにち

相変わらずの真夏日だったけれど。朝の風がとても清々しくて。
また夕風も熱を冷ますように心地良く吹くさなか。窓辺にいて。
ほの紅い空を見送っている。その空をからすが二羽家路を急いでいる。


余韻というものはいつまでも去らず。それを永遠にと願わずにいられない。
それがやがて記憶になってしまうのだろうか。そう思うと少しだけ哀しい。

でもその記憶がある限り。またひととひとはいつか出会えるのかもしれない。


そうしてきのう。それはほんとうに神さまから頂いたようないちにちだったけれど。
ずっとずっと引き摺っていた不思議な気持ちの。その訳が分かったような気がした。

だって。会うひとみな懐かしい。それ以外の言葉が上手く見つけられないけれど。
初対面だという感じがちっともしなかったのだ。なんだかとてもほっとする。
そんな温かさで満ちていた。肩の力がすうっと抜けて心から溶け込めるような。

Jさんは。約束通り高知駅で私が着くのを待っていてくれた。
直前にメールをくれたのだけど。そんなメールなど必要にないくらい。
一目でJさんが分かった。それほど自分が思っていた通りの人だったからだ。

爽やかさ。優しさ。これまでずっと感じていた親近感。ああやっと会えた。
そうして交し合う笑顔。今までネットラジオで聴いていた声がちゃんと聴こえる。

もう何年になるのかなって話したけれど。はっきりとは思い出せなくて。
でもそうして流れてきたお互いの日々がそこにある。それだけで充分だった。

後から後から話すことが尽きない。違和感などまるでなく心から寛げる時間。
すごいすごいほっとした。なんだかまるくってふわふわのせかいだった。


夕方には四万十に行くのだというJさんと。しばしお別れして別行動になる。
私はとにかくミニコンサートのある場所へ行かなければいけなかった。
商店街を歩く。子猫の里親をさがしていますって歩道に可愛い猫がいっぱい。
しばし立ち止まって飼えもしない猫を見ながら。振り切るように歩いて行った。

そこはビルの一室のささやかな一角だったけれど。ながいお付き合いのひと。
そのくせ一度も会ったことのないひと。いつも温かな詩を届けてくれるひと。
そうして今回のきっかけを作ってくれたひと。やっと皆さんに会うことが出来た。

そして今まで聴いたことがなかった不思議な音楽。素朴でありながら美しい。
神秘的であるようにも感じた。なんだか命の鼓動のようにも聴こえるのだった。

これは何かの誕生ではあるまいか。ふとそんな気がした。音が生まれている。
音ってこんなに生きようとしているのだと思った。決して造られないもの。

わたしは初めて音が生まれる瞬間を聴くことが出来たのかもしれない。



残念ながら時間の都合で最後まで聴くことが出来ず。急いで駅へと向かう。
そうしてまた待っていてくれたJさんと再会。ふたりで南風13号に乗る。

南風っていうのが好きだなって言うJさんと。また尽きない話しをずっと。
しているまにとうとう着いてしまった。ほんとはもっともっと時間が欲しい。

でも。もしかしたら最初で最後ではないのかもしれない。そう思って別れる。


夏色の風が吹くいちにち。わたしはほんとうに懐かしいひとたちに会えた。



2008年07月26日(土) 神さまほんとにほんとにありがとう!

不思議なことがずっとずっと続いている。

こんなことがあっても良いのかと途惑いつつも。
やはり嬉しさがひしひしと込み上げてくる。

ひとにはそんな周期があるのらしい。
だとすると今とても恵まれている時なのだろう。

ほんとうにありがたいことだ。そう受け止めて。
ゆらゆらと身を任せていようと決めたのだった。


昨日は。四国霊場の遍路道でもある山里でのひと時。
とあるお遍路さんと二年ぶりだろうか再会することが出来た。
初めて会うことが出来たのは春だったろうか。手作りの豆地蔵さんを頂く。
それ以来ずっとずっと大切にしている。毎日手を合わせ続けている。

そもそもは数年前にインターネットを通じて知り合うことが出来たひとで。
なんだかとても心惹かれるものがあり。少しずつ親交を深めていたのだった。

再会は交し合う笑顔で始まる。そうしてちょうどお昼時だったおかげで。
職場へ来てもらって一緒にお弁当を食べながら語り合うことが出来たのだった。

緊張もない。なんだかとても温かなものを感じる。ほんのつかの間のことが。
ものすごく心に残り。この縁はかけがえのないものだと確信したのだった。

手を振りながら見送る。だんだんと小さくなるその背中が見えなくなるまで。



そうして一日の仕事を終え帰宅したころ。今度は東京のあるひとからメール。
ほんとうに突然の知らせでびっくりしてしまった。なんと高知へ来るという事。

それも夜行バスにのって日曜日の朝に高知駅に着くのだという知らせだった。
なんという偶然だろうか。その日私もたまたま高知市へ行く予定だった。

びっくりを通り過ぎてしまうくらいの驚き。なんて言葉にすれば良いのか。
まるで神様が上機嫌になり過ぎてしまって。大奮発をしているとしか思えない。

遠慮なく頂いても良いのだろうか。ありがたくって跪いてしまいそうな気持。


明日は同人誌のお仲間さんの詩集出版記念コンサートというのがあって。
理解ある夫君のおかげで。ひとりっきりの自由な時間を頂くこと出来た。
その詩集のイラストを描かれたひとも。ささやかな縁で繋がっているひと。
そのひとのおかげで。今回はなんとしても行ってみようと決心する事が出来た。

目には見えない不思議なものがそこにある。とにかく私はそこに行くのだ。


高知駅に私が着くころ。東京のひとが出迎えてくれるのだと連絡があった。
本来なら私が出迎えなければいけないのに。なんてありがたいことなのだろう。

コンサートまでの数時間。つかの間だけれど一緒に過ごせる時間がありそう。
初対面なので。ものすごくドキドキしている。でも会えばきっとほっとする。

そんな予感で満ちている前夜だった。ああほんとうに恵まれすぎているけれど。


神さまありがとう。神さまってものすごく粋でかっこいいひとなのですね。












2008年07月24日(木) ひとはだから大切なんだよ

つい先日草刈をしたばかりの土手に。もう夏草が生い茂り始めた。
夕暮れ時。散歩する人達を見るともなく見ていると。その傍らに。
すくすくっと伸びたばかりのススキの花茎を見つける。風吹かず。
その若きススキは揺れもせず。ただじっと落ちていく夕陽を仰いでいる。

なんて静かな夕暮れ時だろう。そう思っているのを遮るように蝉が一声。
生まれたばかりなのだろうか。はっとするくらい思いがけない声で鳴いた。


そう思いがけないこと。昨日もそうだった。そうして今日もまたそれが。
偶然なのかもしれない。けれど。なんだか不思議でならなくて怖くなる。
恐怖とは全く違うこわさ。それはとても嬉しいことなのだけれどこわい。


昨日は。このいちねん音信不通だったひとから電話がありとても嬉しかった。
ずっと想っていたけれど。心のどこかではもう諦めていたようにも思う。
想いは通じると決して信じていたわけではないのに。それが通じたのだ。
縁深い人なのだとつくづく思う。男とか女とかじゃなく人として愛しい。
私が悩み苦しんだように。そのひともずっと悩み苦しんでいたのだと思う。
これからも同じ空のした。それぞれの道を精一杯歩み続けていきたいものだ。


今日は。なにげなくふっと気になった人が。突然職場に訪ねて来てくれた。
お魚をいっぱい持って来てくれる。病気がちの人だったけれどとても元気。
少し太ったそのお腹を撫でさせてもらって笑い合う。ほんとに久しぶりだった。

母も同じようにそのひとのことを気遣っていた事を後で知っておどろく。
「ひとはだから大切なんだよ」って言った。いっぱい想わなくちゃって。


きのうきょう。不思議だな。ほんとにこんなこともあるのだなって思いつつ。
帰り道に県立病院へ立ち寄る。親戚のおばさんが先日から入院しているので。
どうかな?順調かな?って顔を見がてらちらっとお見舞いに行ったのだった。

そうしたらすごい喜んでくれた。今日は一段としんどくて辛かったとのこと。
背中が痛くてたまらないと言うので。しばらく撫でたり擦ったりしてあげる。

帰る時。涙ぐんでいてとても後ろ髪を引かれる。「ばいばい」って手を振る。
その時やっと微笑んでくれたので。ほっとして立ち去ることが出来たのだった。


そうして階下に降りてから。誰かが私の名前を呼んでいるのに気づいた。
そこにはとても懐かしい友人の姿があった。ちいさな女の子と一緒にいる。
三年ぶりの再会だった。あの頃生まれたばかりだった赤ちゃんがもうこんなに。

つい先日。ふっと彼女の事を思い出したことがあったのだった。
どうしているかな?元気でいるかな?ただそれだけの想いだったけれど。

再会が嬉しくてならず。手を取り合うようにしてしばし語らったひと時だった。

ひとは。ほんとうにたいせつ。ひとを想えるってこんなにありがたくって。


もしかしたらわたしは・・・と思うこわさ。
思い残す事がないようにと。何かがひしひしと迫り来るようなこわさ。

そんなこわさに負けないくらいに。ひとを想い続けて生きたいものだ・・。




2008年07月23日(水) 空は。たしかに繋がっている・・・・・・。

会わないでいたひとのことを痛いほど想った。と記していたけれど。

今日。ほんとうに懐かしくてならないその声を聴くことが出来た。

あの日も夏だった。その時あのひとは何処かの駅のホームにいて。

「元気だよ だいじょうぶだよ」って言って。そうして電車の音。

「じゃあ行くね」って行ってしまったのだった。「きっとまたね」

その声がもう最後かもしれないと思った。夏の午後ひぐらしの声が。

いつまでも哀しげに鳴いていたのを思い出す。とても会いたかった。

けれど。私は会わないことを選んでしまった。これ以上求めないこと。

ずっと私がそうであれるように見守っていてほしいと。手紙を書いた。

わたしはあの時シリゾイテシマッタノダ・・・。あの夏の日から遠く。


けれど想った。けれど祈った。衰えていく心と老いていく心のままに。


空は。たしかに繋がっている。今日ほどそんな空を感じた日はなかった。

「無理しないでね 元気でいてね」あのひとはそう言って。また何処かへ。

旅立っていった。      なみだが  ほろほろと  こぼれた・・。


ありがとう。電話してくれてほんとにありがとう。けいちゃん。






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