ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2008年07月10日(木) 明日の色が笑顔に染まりますように。

今朝は少し涼しいなって思っていたら。山沿いで雨が降っていたようだ。

いつもの山道がしっとりと濡れていて。木々たちがシャワーを浴びたように。
ぷるぷるっと背伸びをしているように見えた。爽やかな風がほんに良い気持。

山間の田んぼにはもう稲穂が見え始め。ほんの少しそれが色づいてきていた。
昨日とはわずかに違って見える風景。そこにはいつだって明日の色がある。


「おはよう」と微笑むことが出来て。そうしていちにちが始まっていく。

昨日。職場にとっては朗報のような出来事があり。ひと山越えたような。
安堵がそこにあった。つかの間でもまた平穏が戻って来たようでほっと。
仕事に取り掛かることが出来るありがたさ。なんだか野原にいるみたい。


けれどお昼前。事務所の冷房のことでオババが激しくぶつかってきてしまう。
例のごとくで上手くかわすことが出来なくて。喧嘩というのじゃないけど。
私はすぐにでも逃げ帰りたくなった。言い返す気力もなくて悲しさばかり。

「そんなに寒ければいっぱい着込めばいい!」と怒鳴るので。辛くなった。
持病の膀胱炎が急に起こる。何度もトイレに行く度に。ほとほと嫌になる。

お昼休みを待ちかねて外に出た。お弁当を持ってなんだか遠足みたいだった。
工場の周りの田んぼも。そよそよと気持ち良さそうに稲穂が揺れている。

ああいい風だって。いっぱい深呼吸をした。心呼吸と私は名付けている。


だけど。午後からは一言も口をきかなかった。我ながらどうしようもなくて。
こんなんじゃいけないってすごい思うんだけど。気を取り直せないまま。

さっさと帰る。「お疲れさん」って彼女の声を後姿で聞きながら帰った。


悪かったな・・って今は思っている。なんとしても明日は笑顔で会いたい。

明日の色が笑顔に染まりますように。そしてきもちよく流れていけますように。



2008年07月07日(月) もうすでに星屑のように

天気情報に星空指数というのがあるのを。ついさっきまで知らずにいた。
高知は80。ちなみに大阪は30だそうだ。とにかく夜を待ってみようと思う。

それでどうなるわけでもないけれど。特別な日だなんて思ってもみないけれど。

なんだか感情が崩れていく。自分でコツコツと小突いているようないま。
もうすでに星屑のようになっているのかもしれない。流れちゃえって思う。


ドリカムの『7月7日、晴れ』という歌がすごい好きだったけれど。
今朝職場に向かう道で。ラジオからそれが思いがけずに流れてきた。
山道で声を出して一緒に歌った。なんか涙が出そうになったその時。
ぷっつんとなってCMに変わる。何もかもぶち壊しだと哀しかった。

そいうものだ。それがいちばん良いのだと後で思う。もういいやって。


ときどきはこんなふう。暴露するほどのことでもない戯言なのだろう。

それなのにどうして夜を待っているのだろう・・・。


織姫さん。彦星さん。安心して天の川を渡ってください。

私はもうすでに星屑になって。ふたりの川を流れています。




追記:書いているうちに夜になり。ついさっきサチコが帰って来た。
   
「きょうは七夕さんだよ」って言うと。すっかり忘れていたらしく。

「お母さん、困った〜彦星からメールが来んよ〜」って大騒ぎした。

 たった一日くらいなんですか!お母さんには永久に来ません・・。

     
   




2008年07月05日(土) その時がくれば。きっと動く。

平年よりずいぶんと早い梅雨明けらしく。今日も真夏日となった。

朝目覚めた時には雨が降っていて。その音がとてもか細く頼りなく。
やがてその灰色の空を拭うように。太陽が誇らしく顔を見せてくれた。

彼が海苔網を洗うのだと言って。今日は手伝ってくれよって頼まれた。
けれど。なんとなく身体がだるくて。ああしんどいなあって少し憂鬱。
そうしたらなんと網を洗う機械が壊れてしまう。喜んではいけないけれど。
ちょっとだけほっとした。おかげというのも悪いけれど気が抜けてしまい。
一気にのんびりモードになる。私は根っからの怠け者なのかもしれない。


いただいた時間を愛しむように。ゆっくりと手紙を書いた。
字が下手でだんだん乱れてくるけれど。こころはどんどんと熱くなる。
メールならば一瞬にして届けられることを。心を込めて綴っていると。
なんだかそこには使者がいてくれて。その手紙を胸に旅立ってくれる。
そんな姿が見えるような気がしてならなかった。行ってらっしゃいと。
最後に書く。七夕様の日にそれが届いてくれたらいいなあって思った。


お昼にはお好み焼きを作る。やっぱビールだよなって彼が言うので。
もちろん賛成して500缶を半分こしながら。うはうはしながら食べる。
そうして一気に眠くなる。和室の畳に大の字になってお昼寝時間となった。

夢うつつで息子くんの声を聴き。なんだか久しぶりに顔を見る事が出来た。
休日出勤の帰りに寄ってくれたらしい。腹減ったあって台所で騒いでいる。
お好み焼きを作ってあげようかと言ったけど。卵かけご飯を食べて帰った。
それはそれはあっけなく。ろくに話しもせずに急いで帰って行ってしまう。

また眠った。とろとろと眠った。身体が重くてどうしようもない感じで。
我ながらほんとうにだらしないなあって思うのだけれど。睡魔に勝てない。


梅雨が明けたら。海へ行こうってずっと思っていた。
もちろん泳げはしないけれど。波打ち際を歩いてみたいなあって思ったり。
真っ青な海を見ながら心が旅立つ。その後姿をこの目で確かめてみたかった。

いまは静止している。もしかしたらずっとこのまま動けないのかもしれない。

けれどなんとなくいまがいい。その時がくればきっと動く。そんな予感がしている。



2008年07月03日(木) 会えるってほんとうに素晴らしいことだ

曇りのち晴れ。日中は気温が上昇し真夏日になった。とにかく暑い。


朝の道で『ねむの木』の花を見つける。薄紅色のちいさな孔雀たち。
まわりの緑にいちだんと映えて。ふわりふわりと佇ずむように咲く。

職場のねむの木がいつかの嵐で無残な姿になってから。よけいに恋しくて。
こうして朝の道で出会える事がありがたくてならない。好きだなって思う。
その気持ちが一気に込み上げてきたりするのだった。とても会いたかったよ。

会えるってほんとうに素晴らしいことだと思う。ひとと人。ひとと自然。


山道をくねくね行けば。短冊を結び付けてみたくなるような笹の葉に会う。
もう七月の道なのだ。もうこの一年の半分を生きたのだなあって思ったり。
そうして。ふっと『願いごと』を考えてみる。けれどもどうした事だろう。

ただひとつで良いのに。そのひとつが上手く見つけられない自分がいた。
あまりにも欲張りさんだから罰が当たったのかもしれない。参ったなあ。

ひとつってむつかしい。ひとつだから迷うのだろう。願えば願うほどに。
それが困難に思えてくる。まだまだ夢をみたがっても良いのかもしれない。


職場に着けば白い芙蓉の花が待っていてくれる。朝に咲き夕方には萎れる。
けれどもその空に向かった枝先には。たくさんの蕾をつけていてくれるのだ。

ひとつひとつが明日咲く。その明日の向こうにはまた明日があるのが嬉しい。

昼間の眩し過ぎるほどの光の中で。きょうの花は青空に恋するように咲き。
つかのまの命を惜しみもせずに。いつだって『いま』を生きようとしている。



2008年06月30日(月) 鬼の目にも嬉し涙かな

もしや梅雨明けではないかしらと思うほど。からりっと良く晴れた一日。
暑かったけれど。なんだかすくっとする気持ち。息をするのが嬉しくて。

だけど月末の月曜日のせいか。どこからか吹き矢みたいなのが飛んで来る。
上手く身をかわそうとしても。思うようにいかなくてちょっとだけ痛くて。

そういう時って。自分も無意識のうちに何かを飛ばしているのかもしれない。

無駄な抵抗はおよしって自分に言ってみる。ばかみたいって笑ってみると。
空のこと風のこと。夏草のことや。あっトンボが飛んでるって見つけたり。
そういうのでいっぱいになってちょっとほっとする。ここ好きだなって思う。






きのう。バドの大会があって。以前からいろいろあった青年と一緒に行った。
ぶつかり合うことが度重なり。ちょうど去年の今頃すごい喧嘩みたいになった。

他の誰も言わないことを私が告げてしまった挙句のことだったけれど。
そのせいでどんなにか彼を傷つけてしまったことだろう・・・。

こころを鬼にするのは決して容易いことではなかった。
鬼はいつだって泣きながらそうするしかないのだと思う。

「もしもし 日曜日大会に出ようよ」
「誰と組むんですか?僕に相手なんかいませんよ」

私がいるではないですか。そう応えるとびっくりしたような歓声が届く。


そうして遠足みたいにふたりで行った。
やっと見つかった仕事の話し。初めて貰ったお給料がとても嬉しかった事。
職場にはまったく歩けない人もいて。言葉ひとつ話せないひともいること。
そのなかで自分は出来ることがいっぱいあって。毎日を頑張っていること。

バドもいっぱい頑張った。前は全部取るんだと言って気合いっぱいの奮闘。
私も後ろは全部取るからと気合だけは充分。でもかなりくたばってしまう。
せめて一勝はさせてあげたい。そう思ったかいがありなんとか一勝出来た。

そうしていつの間にやら決勝戦らしかった。実は二人ともその事を知らず。
予選では勝っていた相手に接戦の末。今度は惜しくも負けてしまったのだった。

はははっと笑ってごまかすふたり。その後でそれが決勝戦だったと気づく。
そうして思いがけずに準優勝の賞品まで貰って。やっと実感が湧いて来た。

でもほら。予選では勝ったのだから。自分たち優勝かもねって笑い合った。
彼はとにかく嬉しくてならない。だってほんとに初めての入賞だったから。

家に帰ったらいっぱい自慢しようねって話す。もちろんあのことは秘密よ。
たった三組しか出ていなかったなんて。絶対言っちゃいけないよって笑う。


彼を家まで送り届け。なんだろうこの清々しさは。この言葉に出来ないような。
嬉しさと安堵。なんだか長いトンネルからたった今抜け出たような気持ち。


彼の左腕がずいぶんと逞しくなった。それがこの一年の彼の成長に思えた。



2008年06月28日(土) 無題という日があってもいいかな

どんよりとした空も気にならず。なんだかまあるくふわりっとしたいちにち。

土曜日も職場は休みではないのだけれど。私だけ休ませてもらっている。
心苦しさがはんぶん。開放感がはんぶん。ごめんなさいとありがとうの気持。


午前中に買物に行って来る。開店したばかりの大型スーパーっていうのが。
なんか好きだ。駐車場も空いているし、人もまばらでのんびりと買物が出来る。
またまたカレーの材料。明日のカツカレーの豚肉も。週末はこれが楽ちんだ。

帰宅して。せっせと掃除をするわけでもなく。また茶の間でごろごろ過ごす。
彼がスカパーで洋画を観ていた。何気なく一緒に観ているうちにすっかり
夢中になってしまう。『ノストラダムス』という映画でなかなか良かった。


午後は。また例のごとくお昼寝。ほんとうは本を読むつもりだったけれど。
文庫本を胸の上に置いたまま。今日は悪夢も見ずにぐっすりと眠っていた。
目が覚めたらなんともう四時になっていた。四時間近くも昼寝なんてすごい。

めざましにビール。冷えたのが胃と頭にすかっと心地良くてたまらない。
さあ活動しなくちゃってちょっと気合が入る。とにかくカレーを作ろう。

彼とふたりで夕食。サチコは結婚式のお呼ばれで今夜は遅くなるということ。
サチコの彼のお姉さんの結婚式で。親族の一人として招かれたようだった。
お行儀よくしているだろうか。いつもの調子で大酒飲んでいないかちと心配。


そとは小雨。それなりに夕暮れの気配がする頃。飼い犬に餌をあげにいく。
このところ夕方の散歩を行きたがらなくなって。運動不足気味みたいだが。
食欲はしっかりとある。餌を持っていくと必ずペロペロと私の顔を舐める。


お隣の庭に。凌霄花(のうぜんかずら)が見事に咲いているのを見ていた。
ハイビスカスみたいに鮮やかな夏の色をしている。オレンジ色ってなんだか。
元気な色だなあって思う。こんな雨の日であっても夕焼けみたいな明日の色。

凌は「しのぐ」。霄は 「そら」の意味らしい。
つるが木にまといつき天空を凌ぐほど高く登るところから名がついたらしい。

平安時代に中国から渡来した花だと知り。いにしえのひとたちのことを想う。
もちろん写真などなかった頃。どんな言葉でこの花のことを描いたのだろう。

まいにち雨が降り続いていたかもしれない。けれどその時代にも花が咲き。
日々の暮らしのなかで。植物を愛しみ生気を授かり明日への命につなげて。


雨やあめ空をしのげば登りゆく花のこころに我も生かされ

とか詠んだのかもしれないなあ・・・なんて思った。






2008年06月26日(木) あのね。今日「梅ちゃん」に会ったよ。

晴れのち雨。ときにはそんな雨に濡れてみるのも良いなと思ったりした。


仕事を終えて帰り道。国道沿いの『花の良心市』へ寄ってみる。
先日アガパンサスを買ったばかりだったけれど。職場へ持って行ったのだ。
母がとても喜んでくれて。今日も微笑みながらそれを見ていてくれた。

そういうのが私は嬉しくてならない。職場は月末近くなってあれこれ。
難儀なことがいっぱいあるけれど。また成るようになるのかもしれない。

わからないけれど。以前のように不安な気持ちになることが少なくなった。


でっ今日も買いました。一束百円のアガパンサス。薄紫と白の花束が嬉しい。

その花束を抱くようにして。少し雨に濡れながら道路を横断してクルマへ。
その時『梅ちゃん』の会社のクルマがびゅーんと通り過ぎるのを見つけた。

あっ・・梅ちゃんかもって思ったら。やはり運転している横顔がそうだった。
飛ばしていたけど一瞬目が合ったような気がした。だから後姿に手を振る。
そうしたら50メートルくらい行き過ぎたところで。クラクションが鳴った。

ぷっぷっぷって三回も鳴って。ああ梅ちゃん気づいてくれたんだなあって。
なんか一瞬恋した乙女みたいに心がパクパクして。すごい嬉しくてならない。


梅ちゃんは。今は母の友達なのだけど。実は昔は私の上司でもあった。
数年前に再会した時にはほんとうにびっくりしてしまった。だって。
なんでお母さんの友達なの?ってすごい不思議でならなかったのだ。
母も。なんで梅ちゃんを知っているの?って一緒にびっくりしていた。

よほど縁のあるひとなのだろう。私達ふたりにとって『梅ちゃん』って。


数日前に。母が梅ちゃんのことを心配していたのを思い出す。
最近見えないけど元気にしているだろうか。仕事は順調だろうかって。


元気なのにちがいない。ぶんぶん飛ばして仕事も頑張っているみたいだ。

明日は「おはよう」の後すぐに梅ちゃんのことを話してあげよう。

まあ、そう、それは良かったって。きっと喜んでくれるだろうなあ。


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