ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2008年05月05日(月) 雨のち晴れの窓辺にて

朝の雨がゆっくりとやんでいき。夕方には晴れた空にあえる。

雨のち晴れが好きだ。なみだをさらりっとするほどの風が吹く。

じぶんってなさけないなってすこしおもいつめていたけれども。

夕陽の川辺をてくてくすれば。棘ある野バラも微笑んでくれる。

手折れないものがそこに咲く。このままでいいのだよっていう。

その白さがまぶしい。そんなふうに生きたい。凛々と息をして。





早朝から川仕事の予定が。雨のためお休みとなった。
もう急くことはないのだからと彼が言う。うんそうだねと休日。

窓辺の机にずっといて。時々は外を眺めつつ漢字ナンクロに励む。
雨の中ツバメが横切っていく空。生生流転。行雲流水。明明白白。
空白の升目を埋めていくのが楽しい。時雨心地。横恋慕。心意気。

コーヒーを三杯ほど飲み。もうお昼時。明星鉄板焼きそばを食べる。
そうして出掛けたくはないけど。ちょっとだけ買物に行きすぐ帰る。

ゆうがた少し散歩。雨上がりの川風ってほんとうに爽やかで心地良い。


『こどもの日』なので。よそにいるコドモを呼んで晩御飯は焼き肉。
四人で大人の話をしながら盛り上がる。仕事は決して楽ではないとか。
愚痴ではなく弱音。コドモは精一杯頑張っている。サチコもおんなじ。


風がすこし強くなり夜。いまも窓辺でこれを書きながら夜空を見ている。

明日はコドモが川仕事を手伝ってくれるそうだ。なんてありがたいこと。




2008年05月03日(土) 川辺の野ばらにあいにいけばよかった。

すっかりの真夏日。汗ばんだのを早目にお風呂にはいって。
夕陽の川辺に涼みに行こうと。思うだけ思っているうちに。

もう暮れていく。ものぐさの風が吹く。まあいいかと思う。

けれどなにかが欠落している。とても大切なことなのだろう。
だけどそれを封じ込めようとしてもがいている。すこし混乱。

だからなのだ。川辺の野ばらに会いに行けばよかった。
夕陽を背にどんなにか白く純に。微笑んでくれたろうに。






サチコが。高校の同窓会なのだといって出掛けて行った。
懐かしい友達に会えるのかな。なんだかとてもはしゃいでいた。
若いってほんとにいいなって。うっとりしながら見送った母だった。


もうずいぶんと遠い日。だけど鮮やか過ぎるほどの記憶で満ちている。
いったいどれほど歩いて来たのだろうって。その道のりだけがぼやける。

いつだって一瞬に還ることができる。この記憶を誇り続けていたいものだ。


すみえ。かよ。りつこ。みーこ。しゅう。はぜやん。にしざわくん。

          わたしずっとここにいるよ。




2008年05月01日(木) かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ

小ぬか雨。やわらかく緑を潤して五月。

つばめが。卵を抱き始めたのにほっと。

生まれるんだな。そして巣立つんだな。


ふといつかの春をおもう。あの朝の声を。
苦しかった日々から歩み出すようにして。
あのひとが羽ばたいた日。「行ってきます」

その朝初めて空を飛んだ子つばめがいたこと。






早朝から川仕事。今日でやっと海苔の収穫が終わった。
雨交じりの潮風に吹かれながら。なんとも清々しい気持ちになる。
わずか三ヶ月ほどのことだけれど。この達成感が心地良いものだ。
明日からは漁場の後片付けになる。それさえ済めば万歳の気持ち。

午後。昨日買った花を植える。白いゼラニウム。赤と黄の鶏頭の花。
るんるん口笛を吹きたくなるほど。心がぴょこぴょこして嬉しくなった。

それからクルマの中に閉じこもって。シートを倒してしばし本を読んだ。
ずっと読みかけのままだったので。ああ久しぶりだなってこれも嬉しい。

でもちょっといいのかなって思う。ぜいたくしているような後ろめたさ。
うんいいのだよって。もうひとりの自分が言ってくれるのがありがたい。



かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこあわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ。

今夜はカエルさんが大合唱をしているなあ。




2008年04月28日(月) じゃあ行けば。うん行くよ。

うちのワンコがハーブを食べる。むしゃむしゃ食べる。

目撃したけど怒れない。青々と萌えてたレモンバーム。

虫食いさんみたいになってしまったけど。怒れないよ。

この香りが好きなのかなって。頭を撫でてあげたいよ。

癒し効果もあるらしく。なんだか無駄吠えもひと休み。

まつげも白くなりました。散歩もちょっとそこらへん。

くたくたのんびり寝てばかり。我が家のおばあちゃん。






今日も良いお天気。午前中ゆっくりの時間があって。庭で花いじり。
紫陽花の花芽も見えてきた。大好きなキャットテールの蕾も嬉しい。

猫の額ほどのコンクリートの庭。寄せ植えの鉢を置けるだけおいて。
何かに急かされるでもなく。のんびりと花を愛でていられるのが幸せ。

ふとこのまま老いていくのもいいなと思う。うんこれがいいなと思う。


そして動きだす午後。川仕事も終盤になりずいぶん楽になってきた。
ちょっと腑抜けてしまう。ついつい気が抜けたようになってしまう。

彼も同じ気持ちなのか。世間は連休だもん一日だけ休もうかと言う。
どこか近場へ遊びに行くか?と問うけど。そんな気になれず断わる。

ひといっぱいなの苦手だし。この先いっぱい日曜日があるもんねって。


鹿児島じゃなくてもいい。近くの『癒しの湯』でいいから行きたいな。

温泉苦手の彼が言う。「じゃあ行けば」「うん、行くよ」って私は笑う。



2008年04月27日(日) どこへいこう。どこまでいこう。

朝方は少しひんやり。日中は初夏の陽気が続いているこの頃。

昨日から近くの河川敷で『ラジコンフェスティバル』が行われていた。
ヘリコプターの遊覧飛行もあって。ひっきりなしにその音が空に響く。

にぎやかだなあってぼやきつつ。何度も空を見上げる。どんなふうに。
見えるのだろうここが。手も振ってみる。まあこんなのもたまには良い。

昨日の朝は。オープニングで『パラグライダー』で空を飛ぶ人を見た。
最初は何か変な音がするから。不思議に思って窓をあけてみたのだけど。

すぐ近くの上空にそれが飛んでいて。びっくりしたのなんのって。人が。
とても気持ち良さそうに空を飛んでいる。色とりどりの大きな鳥のよう。


静寂ではなかった二日間だったけれど。こんなに空を見上げられた事が。
ちょっと嬉しくもなる週末だった。そうして空がオレンジカルピス色に。

暮れていく。静けさが沁みていく。どんどんと深くなりそうな心のまま。

ドコヘイコウ。ドコマデイコウ。ミヲマカセルノガムツカシイヨルダ。




サチコのリクエストで『カツ丼』を作る。少し卵を煮すぎてしまった。
でも美味しいよって言ってくれたから。これで上等って楽しく食べる。
四人分のトンカツが一人分残った。明日の朝食はカツサンドを作ろう。

日曜日だな。今夜はこれから『篤姫』を見よう。先週もすごい良かった。
それから『行列の出来る法律相談所』を見よう。またいっぱい笑うんだ。


サチコ〜早くお風呂に入りなさいよ〜今夜はラベンダーのお風呂だよ〜!








2008年04月25日(金) なんかいい感じかもしれない

河原の土手に白い綿毛の花が咲く。風が好きで風が恋しく。

ゆらりんゆらりんしているのが。たまらなく好きだ。光る。

きらきらと光る。ふと一緒になりたくなり。跪き頬よせて。

そばにいさせて欲しいと懇願する。わたしは風になりたい。

ゆるしてはくれまいか。みとめてはくれまいか。この痛み。

どうして理由がいるのだろう。どうして離れていくのだろう。






昨日すこうし。思いつめることがあり。意を決して手紙を出した。
今日はもう届いているかもしれない。どうか嘆かずにいてと願う。

きもちがそればかり。そこから動き出せない時。誰にだってあるのかな。
愚かなのかなって思うと。苛立ちが始まる。そうしてくよくよ考えたり。


いかんいかんって首をふる。どんまいどんまいどんまいの『羞恥心』歌う。
じんせい〜じんせい〜って手を大きく振って。なんだか愉快に元気になる。


おっし!といつものバドミントン。なんかいい感じかもしれないと思って。
一生懸命がんばってみた。そしたらいつもは取れないシャトルも取れるし。
我ながらすごいなって自分ほめつつ。いい汗をいっぱいかく。きもちいい。


満たされたこころが。ゆらりんゆらりんなびいている。風じゃなくても。

いい。花じゃなくてもいい。もっともっとじぶんらしくなりたいなあ。






2008年04月21日(月) ときどきはせつない。そしてときどきは会う。

いつのまにか。つくしがスギナになっている。若草のおか。

名も知らぬ小さな黄色の花も咲く。空はもう初夏の眩しさ。

すっかり潮の引いた汽水域を観光船がいく。ささやかな水。

満たしてあげたくてならないもどかしさ。ひとはいつかまた。

訪ねてくれるのだろうか。忘れないでいてくれるのだろうか。





日曜日。遊びに来ていた息子君がお泊りをして。今朝かえる。
3日目のカレーを平らげ。お味噌汁とトマトを食べて仕事に行った。

おばあちゃんが。「家に帰らせてあげたらいいのに」と嘆くけれど。
本人も。私達もその事にはふれないでいる。このままがいい。きっと。
これで良かったと思える日が来る。そう信じて見守っていきたいものだ。

ときどきはせつない。だけど寂しいのではない。そしてときどきは会う。


今朝。洗濯をしていたら。ちゃんと息子君のパンツがあったので。

母はちょっと嬉しかった。今日も青空だなあって空を見上げてにっこりした。

                     


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