ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2006年05月03日(水) いまは皐月

川岸の土手を見上げると。ちっちゃくて黄色い野花が群れるように咲いている。
風が薫る。空が喜んでいる。水の匂い。低空飛行の燕さん。そしてぽつねんと。

わたしがいる。いまは皐月。

あのひとが私に会いに来ると言ったのだ。
だけど私は。「会わない」と言ったのだ。
会えないのじゃない。会いたくないはずはない。
会わないは。わたしの決心だから。揺るがない。


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息子君の衣類の整理。これは持って行くかな。これは置いとくのかな。
結婚はなんだか旅行に行くみたいな感じ。お引越しなのに不思議な気持ち。
忘れ物がいっぱいあったほうがいいかもって思う。あれは?って帰って来るから。


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大型連休だけど。とにかく毎日忙しい。
その忙しさが。むしろほどよく楽しい。
川仕事も最終。もうひとふん張り頑張ろうと思う。


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ワタシガアノヒトニアワナイリユウハ。
アノヒトガワタシノムスコクントオナジトシダカラダ・・。






2006年05月01日(月) もんちきたら

いっきに初夏となりにけり。汗ばむほどの陽気となった。
そうそう急ぐことはあるまいに。季節は行きつ戻りつで。

あたしも「いっちきちもんちきち」していたいのだから。

これは高知県西部の方言で「行ってきて戻ってくる」という意味。
我が町では使わないが。西へ40キロほど行けば使っている言葉。
なんだか早口言葉のようで。ちょっと耳に楽しく聞こえたりする。


今日も仕事にいっちきてもんちきた。過去形だとこうなる。

たとえばちょっと憂鬱でも。いっちきてもんちきたら。
まあまあこれでよしとなるのだから。おかしいものだ。

もんちきたらほっとする。

もんちきたらうれしくなる。

ようするに。いっちきたらもんちこれるものなんだなあ。



2006年04月29日(土) ちえさん


          ちえさんと家具を買いに行った。

          好みとかがよく似ているなあって。

              なんかふしぎ。

              なんかうれしい。

            お昼にオムライスを食べた。

           ちえさんもオムライス好きみたい。

              なんかふしぎ。
    
              なんかうれしい。


             
             もうひとりのこども。

             むすめがふえたんだ。


              すごいうれしい。

           
           



2006年04月28日(金) こども


         子供っていうのは。
     
       どんなにおっきくなっても

       すっかりおとなになっても

         わたしの子供なのだ。


   その子供が5月5日に婚姻届けを出すことになった。

  こどもがうごきだしている。こどもがきぜわしくざわざわと。

      いったいどこにいってしまうのだろう。



2006年04月27日(木) 晴れの日

花の名は十二単。紫の衣を重ねてひっそりと誰かを待つように。咲く。
花の名は小手毬。白き夢が散る前にそっと手のひらにのせてあげたい。

まいにちそうしてあいたくて。まいにちそうしてみつけては。
雨の日も晴れの日も風の日も。いまはこころいっぱいのはる。


仕事を終えて帰り道。ちいさな牧場のそばを通るのだけど。
今日はすごく嬉しかったんだよ。だって空一杯の鯉のぼり。
童心に返ってしまうのかな。見上げるとわくわくしちゃう。
空を泳ぐのって。きっとすごく気持ちいいのにちがいない。

すぅってする。はぁってする。風にのってひゅらりひゅらり。

そうたとえばね。あのこととか。ああなんだったかなあって。
すごい遠くなるんだよ。ちっぽけなことだったんだなあって。


泳げるかな?泳げるよ。へたっぴぃでもみんな泳げるんだよ。





2006年04月26日(水) 永遠に

ひとしずくふたしずくほどの雨だった。



職場での胃がきりきりと痛むような緊張と。
うらはらに。こころの奥深いところで安堵。
どうやら昨夜。私は救われたのに違いない。

音信不通。もはやそんな言葉のもつ意味を私は知らない。
二年だって三年だって。一生だって永遠だって構わない。

私は祈り続ける。これからもずっと祈り続ける。


ぼく苦しかったけど耐え抜いたよ。
すごい辛かったけど遣り遂げたよって。

その言葉をどんなにか待っていたことだろう。

もうやめなさい。もう諦めなさいって。
言えなくて。言ってあげられなくてごめんね。
それがいちばん辛くて。すごくすごく苦しかったよ。


朝に晩に手を合わせて。祈り語りかけた豆地蔵さん。

あなたが。あのひとのすべてでした。






2006年04月25日(火) ひかり

肌寒さを感じる朝と。ほっと暖かな光降り注ぐ真昼と。
私はわたしの温度を知らなくて。ふと途惑ってしまう。

のだけれど・・・。



今日もいつもの山道をいく。
峠にさしかかるまでの道で。春遍路さんに「おはよう」
スニーカーがてくてくと元気で。そんな颯爽が私の嬉しさ。

いいこととかわるいこととか。
きたいしたりふあんがったり。

そんなんじゃないんだ。てくてくいくってことがたいせつ。
だってどんないっぽも。すすむってことがいいことだもん。


もうすぐ峠。その時だった。新緑の陰の中で何かがきらっと光った。
すごくはっとして。思わずブレーキを踏む。確かめなくちゃって思った。

朝陽がそこだけ。まるでスポットライトのように照らしている。
いっぽんの木。零れ落ちそうなほどの花を咲かせた山つつじの木を見つける。
その感動といったら。竹取の翁が光る竹を見つけた時と似ているかもしれず。
わあ。つつじ姫だあって。これ以上の表現は拙い書き手には無理なのでして。

こんな朝でありましたとさと記しておきまする。



さてそして今宵。

このいちねん祈り続けたことが。ついに成就しました。
もうほんとうに思い残すことは。ないのだと思います。

わたしはあのひとのひかりになれたのかもしれません。





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